年によっては天候不順のために中止になったり、実施されても曇り空により観測時間が短かったりと不安定(?)なこの行事ですが、今年の中学1年生は日頃の行いがよかったのか、晴天の中、無事観測会を実施することができました。
観測のメインは「木星」でしたが、星座早見板を片手に夏の大三角や冬の大三角など、小学校で学んだ星座を肉眼で確認することに歓喜の声をあげていました。
木星についても、特徴的なたて模様やガリレオの発見した衛星がはっきりと見られました。
ガリレオといえば、担当の理科教員が所有している「ガリレオ望遠鏡(レプリカ)」にも触れることができました。
生徒たちはこのあと、朝食をとり帰路につきます。きっと思い出深い観測会となったことでしょう。
中学理科室で観測する天体や望遠鏡の使い方について講義があります。
そのあと、観測場所となる南館屋上にて日没を見ることに。
学校からこんなに美しい富士山を見ることができます!
望遠鏡の説明風景。組み立ても生徒たちがグループごとに行いました。
いよいよ観測開始です。北極星、カシオペア座、木星とだれもが見たことのある星や星座。
ぎょしゃ座やおうし座、すばるなどあらためて星座表に照らし合わせながら確認できた星や星座。
冬の冴え渡った晴天の空だからこそ出会えた星々に生徒たちの興味津々。あちらこちらで感嘆の声が聞こえました。
昨日から気温がぐっと下がり、足元からじんじんと冷えてくる寒空の中、
友人たちと星を観測しながらおしゃべりを楽しむ生徒たちの表情はとても暖かなものでした。