少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園です。

 

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一昨日から、むさしの学園の規模(1クラス24人・全校200人あまり)に

ついて考えています。

※一昨日の記事「むさしの学園って、少人数なの?」は、こちら

 

昨日は、「24人では多すぎると思われる方へ」と題して、記事を

書かせていただきました。(こちら

 

今日は、それを受けて、

 

「24人では少なすぎると思われる方へ」

 

と題して、書かせていただこうと思っています。

 

少なすぎる、とお感じになる方の声をうかがっていると、

多くの場合、

 

「小さな集団では、社会性が見につかないのではないか」

 

というお考えに集約されるように感じます。

 

これは、これで、もっともなお話です。

やはり、社会性は、座学よりも実学、経験あるのみだと私も

感じます。

 

とはいえ、この少子化時代、一昨日の記事でも考えてみたように、

そもそも、かつてのような大人数集団というのが成立しにくい社会

情勢です。

 

もちろん、その中でも、大人数集団を形成している学校もあります。

大人数には大人数でしか味わえない、経験できないダイナミックさが

あると思います。

 

それを認めた上で、むさしの学園は、大正の創立以来、一人一人の

子どもを大切にし、個性をいかに伸ばすか、ということを理念の根本に

おいています。

 

すると、必然的にその学校規模・学級規模は小さくなり、教師が

子どもたちをきめ細やかに見ていく環境を目指していくことになります。

今回の校舎建替え・学級定員のほぼ半減は、その精神にのっとった

ものです。

 

その一方で、子どものうちに、多様な集団生活・社会経験をすることの

価値もよくわかっています。

 

具体的には、体育の時間は、必ず2学級合同でおこないますし、

学級担任間で調整し、2学級合同の活動をおこなうこともあります。

 

しかし、それでも、せいぜい40人弱なのです。

繰り返しとなりますが、全校でも200人あまりなのです。

ですから、どう逆立ちしても、「実数」としての大人数集団の社会

経験はできない学校です。

 

ですが、もし、よろしかったら、少し視点をずらしていただくことは

できますでしょうか?

 

その200人規模ということのメリットとして、教師たちが全校児童を

覚えているのは当然で、子ども同士がお互いをよくわかっています。

 

ですから、登下校の際に、上級生が下級生に声をかけるということは

日常的で、むしろ教師よりも、細かなことを知っていたりもします。

 

休み時間は、伝統的に全校混じって遊んでいますし、けんかも

しています。上級生が仲裁してくれることもあります。

 

話ががらりと変わりますが、下の写真は、近々おこなわれる90周年

記念式典を同窓会でも催すことになり、その打ち合わせをしている

ところです。

 

 

 

 

 

出席者は、学徒出陣も経験した12回卒業の会長以下、西久保時代、

武蔵境時代、多磨時代、それぞれから出ていました。

 

この90年での卒業生総数は約3000名。

やはり、「小さい学校」です。

 

小さいならではの

 

「深いつながり」

 

で、濃く、太く、いろいろな関係を

築けることも、数と同じぐらい重要で、価値がある

とお考えいただければ幸いです。

 

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