明星学園ホームページ内の創立100周年記念コーナーに、「明星学園創立100周年記念 リレーエッセイ」を開設いたしました。

2024年5月15日まで、様々な分野で活躍されている明星学園にゆかりのある卒業生・保護者・学園関係者や講演依頼者のみなさまに、社会や教育のこと、未来の明星学園に期待することなど自由に書いていただき、リレーで繋いでいこうという企画です。
トップバッターは教育評論家の尾木直樹氏。

テーマは『教育の「今」を考える』です。

こちらから、ご覧下さい。

(副校長 堀内)

昨日23日(木)朝日小学生新聞の紙面に安田理氏(安田教育研究所)との対談記事が掲載されました。明星学園はどのような学校かというテーマでお話しさせていただきました。

ご存じのとおり安田氏は私立中学入試はもちろん、幅広く教育に関する調査・分析を行い、講演・執筆・情報発信・セミナーの開催・コンサルタントなど幅広く活躍されています。

氏の発言は大きな影響力があり、昨年書いてくださった「奇跡の学校~受験率100%、手続き率100%~明星学園中学校」というブログ記事はSNSで大きな話題となりました。入試データの分析から本校に注目し評価していただいたことは大変ありがたいことでした。

対談記事はこちらからご覧いただけます。

(中学校副校長 堀内)

してみる1

9年生(中3)は、夏休みを前に「卒業研究」の中間報告を兼ねた「してみる計画相談会」を実施しました。自分で考えたテーマ(問い)に対して自分なりの考えをまとめていくわけですが、より説得力のあるレポートを書くために、主に夏休みを利用し調査・聞き取り・観察・実験等を行います。これを称して「してみる計画」と呼んでいます。

してみる2

9年生全員が10の教室に分かれ、13~14人のグループごとに進捗状況と今困っていることについて発表しました。学年を中心とした教員に加え23名の保護者ボランティアの方も2~3名ずつ教室に入ってもらい、ご専門の立場から貴重なアドバイスをしていただきました。夏休み中にどんな「してみる計画」で自分の研究を深めていくか、勇気をもらえた生徒も多かったのではないかと思います。

してみる4
生徒の研究テーマをいくつか紹介します。

サソリモドキの生態について/飛行機のエンジンの改良~そして新たな飛行機の形について/印象に残るロゴデザインの特徴とは/バイリンガルの頭の中はどうなっているのか/人が化粧をする理由/中国における表現の自由について/モテるにはどうすればいいか/思春期が人の精神に及ぼす影響/オオカミの再導入は必要か/尼崎における忍たま乱太郎から見る、キャラクターで町おこしをするメリットとは/なぜウイグル問題が起きているのか/言霊は本当にあるのか/ブロイラー問題~鶏肉が安く買える理由とその背景……

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(副校長 堀内)

8月28日(火)に実施予定の第2回体験入学(木工・工芸・美術・音楽)の申し込み受付が6/20(月)9時より開始されます。
実技教科の体験入学は定員枠が少ないこともあり、昨年は受付と同時に定員に達してしまうコースもありました。
そこで今年度は若干名ですが定員枠を増やしました。
また、できるだけ多くの方に体験していただきたく、第2回体験入学に申し込まれた方は第3回の実技体験入学(木工・工芸・体育)に申し込むことはできません。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

不安定な天候が続いていますが、どうぞ皆さまご自愛ください。
お会いできるのを楽しみにしています。

体験入学ページ

(副校長 堀内)

<高校陸上部>

6月10日~12日に大阪ヤンマースタジアムで行われた第38回「U20日本陸上競技選手権大会」兼「2022U20世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会」において本校生徒が全国での優勝を成し遂げました。

U20女子棒高跳び 高3小林さん 優勝

U20女子走高跳び 高2森崎さん 3位

 

<高校サッカー部>

高校サッカー部は「東京都高等学校総合体育大会東京都2次トーナメントまで勝ち進み、明星学園高校初の東京都BEST12という成績を残しました。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

『哲学対話』の授業動画をアップしました。
よく、『哲学対話』って何をするんですかと質問されます。
言葉で説明してもなかなかお伝えしづらいので動画を撮ってもらいました。

クラスを3つのグループに分け、それぞれ輪になって対話します。
今回は雨がやみ、晴れ間が見えてきたので屋上で対話することにしました。
正解を見つけることが目的ではありません。相手を論破することが目的でもありません。
話の流れがあちこちに飛躍したりもします。
その点、ご理解いただければと思います。

なお、名前は日常の関係性と切り離すため、毎回哲学者のネームプレートを用います。
マキャベリ・ルソー・ヒポクラテス・和辻・フッサール・プラトン・キルケゴール・空海・デカルト・ソクラテス・九鬼・カント・・・
40枚のネームプレートが毎回の授業で生徒に無作為に渡されます。

動画はこちらからご覧ください。

 

(副校長 堀内)

昨日6月8日(水)、7年(中1)生は5校時のロングホームルームの時間を利用し、現在学年を担当してくれている3人の教育実習の先生のお話を聞きました。

吉澤1

山内

北海道の酪農学園大学4年生の古澤さんからは、広大な大学キャンパスについての話や野生動物の観察や解剖、そんな授業の話を聞きながら生徒からは「いいなあ!」という声があちこちから。数年後の進路を考える視野が大きく広がったのではないでしょうか。
国語を担当している山内さんは、力を注いだ能楽を通して出会った先生からの言葉と突然の別れ。そこから得た思いを中学生にメッセージとして熱く語ってくれました。スライドで山内さんが演じた舞台の写真が紹介されると、「敦盛だ!」「平家物語!」「授業でやった!」
美術を担当する河口さんは明星学園で12年間過ごした後、東京造形大に進学。一年間休学しイギリスに留学。社会人になった後、現在教職を目指して武蔵野美術大学の日本画科へ。生徒からは留学についてや海外での生活についてのたくさんの質問が。いろんな経験をする中でいつも役に立ったのは、明星時代に学んだ「なぜ?」と考え、考察しようとする姿勢だったと語ってくれました。

(中学校副校長 堀内)

 

本日6月8日(水)、中学2年生は第二東京弁護士会の弁護士さんをお招きし、いじめ予防のための特別授業を受講しました。いちょうのホールを会場に、2クラスずつ2回に分けての授業となりました。
「いじめられる側も悪い」という考えについてどう思いますか?「悪いことをしたらいじめてもよい?」そんな問いかけから授業は始まりました。

いじめ2

 

 

 

 

 

 

いじめというのは、ちょっとしたことから始まること。一気に盛り上がってしまうこと。そこには「自分が責められることのない安心した立場にいるときに、ちょっとした失敗をした他者を正義の立場からみんなで責めることを気持ちがいいと感じてしまう人間心理」、「みんなと一緒に合わせておかないと自分がターゲットにされてしまうのではないかと感じてしまう同調圧力」の問題が語られました。

人が集まれば様々な問題が起こることは避けられません。でも、それが大きな心の傷にならないうちに、きちんと歯止めがかかる場でなければなりません。そのためには何が必要か、それぞれが考えるきっかけとなったのではないでしょうか。ご家庭でもじっくり話し合える時間をとってもらえたらいいなと思います。
中学1年生対象には今月22日に実施されます。

(中学校副校長 堀内)

 

アート1アート24月20日~24日に行われた『明星学園アート展』、三鷹市芸術文化センター美術創作・展示室の広いスペースに創作活動を続ける31名の卒業生の作品が展示されました。様々なジャンルのアーティストによる協演、自由な発想と豊かな感性で生まれた素晴らしい作品展となりました。

 

アクリル絵画  /  油彩画  /  キャンパス画  /  油絵  /  紙版画  /  金属彫刻  /  キルト  /  オリジナルアクセサリー  /  オリジナルバッグ  / 写真  / イラスト  /  彫金アクセサリー  /  キャンドル /絵葉書 / 写真/ 万華鏡・・・

 

 

アート3アート4奥の部屋では『万華鏡制作』『キャンドルアート』『絵手紙』などのワークショップが開かれていました。

 

私は最終日の24日(日)に訪れましたが、世代を超えた大勢の卒業生・元保護者が集い、旧交を温めることができました。彼らの話を聞きながら、「明星すごいアーティスト情報」が次々と入ってきます。第2回のアート展が実現するだろうことを確信しました。その際は、是非皆さん足をお運びください。

アート5アート6

(中学校副校長 堀内)

現在、総合探究の中2授業『探究実践』では、「私のコミュニケーションを考える」というテーマで、体験学習を行っています。体験学習は、グループで課題を達成するとき、それぞれの人たちやグループの中で起こる影響関係に注目し、自分のコミュニケーションのあり方を考えるという課題達成の活動です。学習者は、「今ここで起こっていること」に目を向けることで自己理解・他者理解を深め、話し方や聞き方を工夫することで人との関係に変化が生まれることを体験します。

 

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA6〜7人のチームになった生徒たちには一人一枚ずつ情報カードが渡されます。そのカードにはゼッケンをつけているランナーの絵が描かれており、『前から◯番目を走っている人のゼッケン番号を当てよ』という指示が出ます。
早速ホワイトボードとペンをもって情報を書き出していくチーム、一人ひとり順番を決めて情報を伝えるチーム、みんなが一斉にあれこれ報告するチーム、課題達成の手段はまちまちです。情報の伝え方も、「右」や「左下」というように具体的に言語化する人、ジェスチャーをする人、イラストを描く人と個性が出ます。
活動開始からほんの数分で生徒やチームに違いが現れるわけですが、この体験で最も重要なのは「今ここで起こっていること」に目を向けることです。“課題を達成しようとするあまりに誰かの気持ちを、存在を置き去りにしていないか”この視点が非常に重要となってきます。

 

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また、体験学習で重点を置くのは「振り返り」の活動です。時間をかけて、自分のコミュニケーションのあり方と向き合います。その後、書いた内容をチームで共有します。チームが前に進むきっかっけになった誰かの言葉、メンバーのよかった行動について“分かち合う”時間です。生徒同士の他者評価では、「私の質問に優しく答えてくれた」「分かりやすく情報を伝えてくれた」「正直に分からないと言ってくれた」「みんなの意見をまとめてくれた」など互いの良さを伝え合いました。最後に記入した、学んだことへのコメントがまた素晴らしい↓↓

 

 

 

 

 

 

◯ 自分の意見を言うことは大事。それと同時に他人の意見を聞いて尊重することも大事。
◯ しきりすぎなくてもみんなで進めることができる。一人でやるのでなく皆でやる。
◯ 広い視野をもち、多様な想像力を働かせることが大切だと思った。

色とりどりの好奇心を携えて生徒たちとともに探究の道を歩き始めました。

(総合探究科担当 新坂彩子)

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