中山さん昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第14弾は、言語学者で現東京外国語大学副学長(元保護者)の中山俊秀さんです。

中山さんは、お二人のお嬢さんを明星学園に小学校から通わせてくださいました。現在、9年(中3)の卒業研究では多くの卒研保護者ボランティアの皆さんにサポートしていただきながら実践を続けていますが、中山さんは当初からの重要なメンバーとして、お子さんが卒業した現在もなおご協力いただいています。
卒研を始めるにあたってのオリエンテーション、「してみる計画」で東京外語大の研究室を訪れた9年生は何人もいるでしょう。

「中学生が研究するとはどういうことか?」「これからの教育にとって大切なことは何なのか?」
我々教員も、広い視野からの提言をいただき、多くのことを学ばせていただいています。

そんな中山さんが、『機械が考えられる!?時代に』というテーマで寄稿してくださいました。
AI技術の進化によって、世の中はどのように変わるのか? その中で学校教育はどのように存続していけるのか?
chatGPTの登場という時代の変化をリアルに体感するまさに今、明星学園に大きなエールを贈ってくださいました。
それを学園はどのように受け止め、100周年を迎えるか、学園としての真価が問われます。

中山さんのエッセイはこちらからご一読ください。テーマは『機械が考えられる!?時代に』

*これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます。
*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

(学園広報部長 堀内)

明石1明石市立文化博物館で夏休みに開かれる特別展示をご案内します。
夏季特別展・『安野先生のふしぎな学校』
2023年7月22日〜8月27日

『ふしぎなえ』『さかさま』などの絵本でも著名な画家 安野光雅さんは、1962年〜1968年まで、明星学園小学校で美術科の先生でもありました。
明星学園の教師たちが中心になってつくった『にっぽんご もじのほん』『わかるさんすう』などの教科書の表紙が安野さんの絵で飾られているのは、そのような縁があったからなのです。
さらに、この博物館の館長・武井二葉さんは、なんと明星学園の卒業生(66回生)です!

 

 

明石2また、この展覧会に合わせて、安野光雅さんが明星学園で工作を教えていた時代に初等部に通った松居和さん(本校卒業生・40回生、元保護者、尺八奏者でもあり、ドキュメンタリー映画製作等、幅広く活躍されている)とそのお父様の松居直さん(福音館書店、安野さんに絵本を描くことを勧めた)、そして少年和くんと安野先生が出会った明星学園も紹介していただくことになりました。
『松居直と松居和 そして その学校』

学園資料室も協力して、何点かの興味深い資料を探し出してくれました。それらの資料も展示されます。
創立100周年を前に、さまざまな卒業生のうれしい情報が舞い込んできています。

(学園広報部長 堀内)

明石さん昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第13弾は、レーシングチーム「H43TeamNOBBY」マネージメントディレクターをされている明石哲郎さん(卒業生56回生)です。

明石さんは現在、スペインで国内選手権・欧州選手権に挑むレーシングチーム「H43Team NOBBY」と、日本で行われる鈴鹿8時間耐久ロードレース(通称:鈴鹿8耐)に参戦するレーシングチーム「TEAM FRONTIER」を元WGPライダーの上田昇氏と共に日本と欧州を行き来しながら運営しています。

そんな明石さんが、どんな経緯で明星学園に入学し、本人曰く、生徒としてはけして褒められた生活態度とは言えないながらもオートバイに憧れ、好きなことをやって過ごし、レーシングライダーを目指していったのか。偏見や誤解されることの多い世間から大きな世界へと飛び出し、自分の道を切り拓いていかれます。その根底に、明石さんがおっしゃるように「学園で学んだ個々の生きる原動力・未知への恐怖に打ち勝つ力」があると思っていただけるなら、こんなに嬉しいことはありません。

明石さんの『インタビュー記事』はこちらからご一読ください。テーマは『“Failure teaches success.”~失敗は成功の母~』

*これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます。

*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

(学園広報部長 堀内)

100th_rogo_4C6月29日に発刊された朝日新聞出版AERAMOOK「偏差値だけに頼らない中高一貫校選び」に明星学園の取り組みが紹介されていることを先日お伝えしましたが、今回WEBサイト「AERA dot.」にもサイトがオープン、「本物の先進教育 首都圏共学実力校編」のページでお読みいただくことができるようになりました。
中高一貫教育(小中高12年一貫教育)における小学校を卒業した後の中学校の教育について知っていただければと思います。
是非、こちらより、お読みください。

(学園広報部長 堀内)

明星学園小学校教育シンポジウムの夏がやって参りました!

今年は、8月27日(日)10時~12時30分、明星学園小学校のイチョウホールで開催します。

本校入学希望の保護者の方、在校生の保護者の方、幼・保・小学校の教育に携わっている方に、ご参加いただけたら有り難いです。

今年は、昨年末に吉祥寺に移転してこられた「クレヨンハウス」を主宰されている落合恵子氏に「絵本の魅力(仮)」というテーマで、特別講演をしていただくことになりました。

その後、絵本で学ぶ国語の授業についてシンポジウムを行います。

報告は、本校校長照井と本校教諭根岸が行います。国語の共同研究者として毎月アドバイスをいただいている、上西信夫氏(文芸教育協議会)にも加わっていただきます。

詳細は、こちらからご覧ください。

参加申し込みは、すでに始まっており、8月26日まで、本校のホームページから申し込んでいただけます。

暑い最中ではありますが、足を運んでいただけると幸いです。

(小学校 副校長 伊野)

100th_rogo_4C本日より、明星学園小学校校舎見学会(8月20日実施)の受付を始めました。こちらよりご確認ください。

それに合わせて、学校紹介動画「明星学園小学校 施設探検」をご紹介します。是非、ご覧いただければと思います。こちらからどうぞ!!

(学園広報部長 堀内)

 

79221e0d4a698bbf48251e4941c121a9-199x300昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第12弾は、歌舞伎俳優としての活躍はもちろんのこと、近年では話題の映画に多数出演し、俳優としても輝かしい実績を残しておられる中村獅童さん(卒業生57回生)です。

久しぶりに学校を訪れてくれた獅童さん。
懐かしそうに学校中を回られた後、「伝統を守りつつ革新を追求していく」歌舞伎の世界のお話から、明星での学校生活、お友達のお話、未来のお話などなど、2時間にわたってインタビューに答えてくれました。
真摯に歌舞伎のこれまでと未来について語っている姿に感動しつつも、明星時代の話しになると、子どもの頃に戻ったように明るく茶目っ気たっぷりにお話してくれた獅童さん。
そんな獅童さんの「子どもの頃、現在、未来」がつまったお話をお届けします。

獅童さんの『インタビュー記事』はこちらからご一読ください。(これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます)

*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

(学園広報部長 堀内)

100th_rogo_4C下記の日程で、明星学園小学校学校校舎見学会を実施します。

本校の魅力は、実際に学校に来ていただき、その空気を感じることで初めて理解していただけるように思います。

暑い時期ではありますが、是非お子様と一緒にお出かけください。

 

☆詳細・申し込み方法は、こちらよりご覧ください。

 

◆8月20日(日)

① 9:30~    ② 10:30~  ③ 11:30~  ④ 12:30~  ⑤ 13:30~  ⑥ 14:30~

*当日の受付時間は開始時間の15分前から実施しております。

 

◆申込期間

7月14日(金)から8月8日(火)

 

◆対象

園児(年長児のみ)と保護者

 

◆場所

明星学園小学校

 

◆校舎見学会について

当日は、受付後スタンプラリー形式で、掲示にてご案内させていただく順路にしたがって校内を各自回っていただきます。主に低学年が生活する教室や施設をご覧いただくことになります。終了後、心ばかりのプレゼントをご用意しています。お楽しみに!

それぞれのチェックポイントには本校教員がお待ちしています。お気軽にお声掛けください。

 

◆個別相談について

個別相談を希望される方は、当日受付時にお申し込みください。校長照井、副校長伊野を含む本校教員が対応いたします。また、小学校卒業後の中高の様子につきましては学園広報部長(元中学校副校長)堀内がお話しさせていただきます。

 

明星学園小学校教員一同、皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

 

(小学校広報部長 冨田)

菊池2明星学園中学校・高等学校の卒業生の菊池魁人さんの研究論文が、学術雑誌『サイエンス』誌に掲載されました!菊池さんは2016年からカリフォルニア大学サンディエゴ校の博士課程に進学し、枯草菌(納豆菌の仲間)が作る芽胞という仮死状態の細胞が、どのように起きて通常の細胞に戻るタイミングを考えているのかを研究していました。

今回発表された論文では、芽胞が溜め込んだイオンを放出することで電気的な情報処理を行い、栄養状態のいい頃合いを見計らって目覚めることを報告しています。ほぼ死んだような細胞が賢く思考する仕組みを発見したという点が反響を呼んだ研究です。

 

菊池3<菊池さんからのメッセージ>
明星中学の頃、理科と世界史と木工が一番好きな授業だったと記憶しています。いや、もう忘れてしまっただけで、もっとあったかもしれません。別に勉強が得意だったわけではないですし、いまでもコツコツやるのは苦手なままですが、自分が面白いと思うことを大事にしていろいろなひとに助けてもらった結果、アメリカの大学院で研究をすすめて、卒業後も好きな仕事をやれています。
自分が面白いと思ったことを一番大事にしてくれる環境は、きっとその真ん中にいるときは当たり前に思っても、離れてみるとなかなか珍しいものと気づくと思います。高校、大学、そしてその後の人生に進むにつれ、点数が取れる科目を中心に進路を構築したり、たいして興味もないけど日々の生活を支えるためのバイトや仕事をしたり、そういう面白さから離れた「マシなもの」を選ばさせられることもあるでしょう。それでも、視野と関心をひとよりすこし広く保ち、それこそ明星の中学生のような精神を忘れないことで、周りには見えない面白い選択肢が現れると、僕は確信しています。自分だけの面白い人生、明星生なら作れます。一緒に頑張りましょう!

 

菊池【菊池魁人さん プロフィール】
現職:Reveal Biosciences社Image Analysis Scientist
学歴:国際基督教大学教養学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、University of California San Diego QBio PhD Program修了。
専門:定量生物学、微生物学、画像解析、機械学習
専門分野:枯草菌芽胞発芽機構の研究、がん病理画像解析AIの構築
博士課程では枯草菌バイオフィルムと芽胞発芽の定量微生物学的な研究を行い、イオン流動が高度な意思決定に関与していることを発見した。現職ではがん診断を効率化するための病理画像解析AIの構築に取り組む。趣味は陶芸と料理。

 

 

 

 

5月21日(日)におこなわれた井の頭公園・駅前商店会の睦会発足70周年記念感謝祭に、和太鼓部中学生&OGOBチームが参加し、演奏をしてきました。中学生部員の中には小学校「日本の芸能クラブ」出身の子どもたちがたくさんいます。

和太鼓1和太鼓2和太鼓3

大学1年~3年生の代のOGOBが何人も集まってくれ、久しぶりの演奏を全身で楽しんでいました。一緒に演奏した中学生の現役部員たちもOBの大太鼓を叩く姿などを見て、「大太鼓、かっこよかった~!」といい刺激を受ける機会ともなりました。

明星学園の最寄駅として、子どもたちが長い間利用してきた京王井の頭線井の頭公園駅前で演奏できることはとても喜ばしいことでした。
たくさんの方が足を止めて、声援と拍手を送ってくださいました。聞きに来てくださった皆様、声をかけていただいた睦会の皆様、ありがとうございました。

☆毎年、3月に三鷹市公会堂で開催される「明星学園和太鼓部定期演奏会」には、全国大会常連の高校生と一緒に、「日本の芸能クラブ」の小学生部員も同じ舞台に立ちます。

(全園広報部長 堀内)

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