明星学園小学校では、南オーストラリア州アデレード郊外にある姉妹校のWoodend Primary Schoolと相互受け入れを行なっています。
今年も5・6年生合計14名が、明星学園での短期留学ホームステイプログラムにやってきました。今日から12日間の予定で学校生活を共に過ごしていきます。
初日の詳細は、こちらをご覧ください。
(学園広報 堀内)
明星学園小学校では、南オーストラリア州アデレード郊外にある姉妹校のWoodend Primary Schoolと相互受け入れを行なっています。
今年も5・6年生合計14名が、明星学園での短期留学ホームステイプログラムにやってきました。今日から12日間の予定で学校生活を共に過ごしていきます。
初日の詳細は、こちらをご覧ください。
(学園広報 堀内)
8月30日(金)、武蔵野公会堂において『明星学園創立100周年記念シンポジウム』が開催されました。
当日は朝から大雨が降り続き、公共交通機関の運行状況を見ながらの準備となりました。
思い返せば、1924年(大13)5月15日の開校式当日、2024年5月7日の創立100周年記念式典もまた荒天でした。
そのような中、大勢の人に集まっていただきました。
第1部は、白栁弘幸氏(現、玉川大学学術研究所特別研究員)による講演『赤井米吉と小原國芳―両雄並び立つ―』
赤井米吉は取りも直さず明星学園の創立者。小原國芳は玉川学園の創立者、ともに澤柳政太郎が創立した成城小学校の教員でした。その二人が成城小学校を飛び出し、それぞれが理想に燃えて新しい学校を創ったわけです。白柳氏からは二人の考え方の違いと同時に、これまであまり取り上げられることのなかった不思議なほどの共通点、成城を離れたその後における二人の深い交流が語られました。新教育への熱い思い、明星学園100年後のこれからへ向け、どのように継承していくかが我々に与えられた使命です。
第2部は、大正自由教育、児童中心主義の流れを汲む7校の代表者による座談会。成城小学校からは明星学園・玉川学園だけではなく、和光学園・清明学園が誕生しています。成城小学校創設の直後に創立したのがキリスト教を土台に「真の自由人」を育てることを目指した自由学園でした。明星学園から40年前に分かれて創立されたのが自由の森学園です。
初めに、各校がどのように創立理念を現在に至るまで継承し、具体化しているかをプレゼンしていただきました。当然のことではありますが共通点が多く、具体的な実践の部分では大きな刺激を受けました。
その後の意見交換では、以下のようなことを話題にしました。
①「一人一人の子どもを大切にする」ということは、子どもという存在がいかなるものかという目をしっかり持っていなければならないこと。その上で、要求度の高い「厳しさ」が必要なこと。そのためには子ども同士、教員と子どもの関係が信頼関係に基づいたものでなければならないこと。
②各校に共通する「科学的研究に基づいた教育」とはいかなるものか。各校は具体的にどのような取り組みを行っているのか。具体的調査と検証。自主教材と公開研究会。どう教えるかだけではなく、何を教えるかの大切さ。理由・根拠を常に考える授業。教員自身が学び続けることの大切さを感じました。
③この7校の特徴として、学校教育をその中だけにとどまるものではなく、理想とする社会を目指すためにあると謳っていることが挙げられます。だからこそ、その実践は授業だけだけではなく、学校生活全般にわたっているのでしょう。各校が目指す社会を語っていただきました。創立理念・教育方針が単なるお題目ではなく、教育活動の指針となっていることが分かります。
④新学習指導要領には、大正自由教育で語られてきた言葉が文面上、謳われています。<「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善>。これをいかにとらえるか。
目の前の生徒一人一人と向き合い、現場の教員自ら必要と感じる実践を積み上げてきた教育は一朝一夕でできるものではありません。今後、さらに我々の独自性が問われていくことになるでしょう。
短い時間ではありましたが、大正自由教育の流れを汲む7校が一堂に会したことは大きな意味があったように思います。赤井と小原がそうであったように、この7校が互いを意識し、刺激し合いながら、それぞれの歴史を刻んでいくことの大切さを感じました。
「こういう会を1回だけで終わらせず、次に続けましょう!」
そんな声で、シンポジウムは幕を閉じました。
(学園広報 堀内)
『明星学園創立100周年記念~明星誕生祭』で紹介された短編動画『明星学園100年のあゆみ』(3:18)が、学園公式ホームページ内、創立100周年記念ページに掲載されました。
四人の創立同人が武蔵野の麦畑のある一地点に、担いで来た1本の標木を打ち立てる。「明星学園建設地」。高校生作成のアニメーションに、学園キャンパスや通学路(吉祥寺~井の頭・牟礼キャンパス)の今昔の写真をちりばめながら、感動的に仕上がっています。
どうぞ、こちらよりご視聴ください。
(学園広報 堀内)
夏休み期間の8月6日、小学校教務部主催の教員ワークショップが開催されました。講師は劇作家で演出家の平田オリザ氏。演劇の手法を取り入れた教育プログラムの開発にも力を注がれ、その手法は多様化する現代社会においてますます注目されています。
今年度の『小中公開研究会』の全体講師を快諾していただき、それに先立っての教員対象ワークショップとなりました。
私自身、平田氏の著作『わかりあえないことから―コミュニケーション能力とは何か』(講談社現代新書)、『22世紀を見る君たちへ―これからを生きるための「練習問題」』(講談社現代新書)など、これまでどれだけ参考にさせていただいたか知れません。
今回のワークショップには小学校の教員に加え、中学校・高等学校の有志の教員も参加し、ともに和気あいあいと楽しく時間を共有しました。
演劇教育と哲学教育は欧米においては教育の柱となっているものです。特に日本の学校において演劇を始めたのは、大正自由教育の学校やキリスト教系の学校と言われています。その伝統は明星学園小学校においても色濃く残っています。
クラス開きのゲームをしながら、問いの意味、質問の順番に隠れた配慮があることを解説してくれます。一方で、楽しく夢中になることへの危険性、教員が無意識に加害者になってしまう可能性についての指摘など、一人一人の子どもへの柔らかなまなざしを感じました。
「この世の中、いたるところでツモリのズレが起きている」「どんなツモリでその言葉を使ったのか それを探ることがコミュニケーションの原点」「イメージの共有」「いろいろなことを試してみる勇気と、それを認め合う雰囲気づくりの大切さ」「バラバラな人間がバラバラなまま、まとまることができる方法」それらがゲームを体験しながら具体的に説明されていきます。
「学校とは何か」「生徒とどう向き合えばよいか」「集団作りとはどうあるべきか」「わかりあうことの難しさと面白さ」。様々なことを感じるワークショップとなりました。次は、公開研での講演会。今から楽しみにしています。
(学園広報 堀内)
6月11日 3年生の教室より
総合「歯」の学習
T:みんな、歯って抜けたことある?
C:あるある!」
T:その歯、どんな形や特徴だったか、覚えている人?」
C:小さかった!
C:下がギザギザだった!
C:上がとがっていた!
C:下からまるかった!
C:ガタガタ!
C:小さいあながある。
T:なるほど…同じ歯でも、形が違うんだね!どうして違うんだろう?」
C:何か役目があるんじゃない?」
T:では、その“役目”を、今日は…このおせんべいを食べて調べてみよう!!!!
C:いえーーい!!👏
その後の授業の様子は、こちらからご覧ください。
(学園広報 堀内)
6月5日 3年生の教室より
教室にりんごジュースを持って行きました。ジュースの缶を子供達に見せると・・・
「いえええええええええええい!!!」
「やったー 飲んでもいいの?!!」
大興奮です。
3年生の子どもたちは1,2年生のときにもジュースの缶を使って授業をしてきました。
今年もジュースの授業だ!と思ったのかもしれません。
1年生の総合「磁石をつかって学校の中の鉄をさがそう」
教室の中や、校庭の色々な物に磁石をくっつけて、鉄さがしをしました。
鉄は磁石にくっつくことを学びましたね。
2年生の総合 「豆電球と電池を使って金属を探そう」
豆電球と電池を使って、金属かどうか調べていきました。
金属は電気を通して豆電球を光らせることを学びました。
さて、3年生の総合では・・・?
授業の様子は、こちらからご覧ください。
(学園広報 堀内)
スペシャルゲストが来てくれました!明星学園高校の卒業生、そして2020東京オリンピック女子バスケットボール日本代表のオコエ桃仁花(モニカ)選手がみんなに会いにきてくれました!銀メダリストです(^^)/
昨シーズンは、日本人初のオーストラリアリーグに挑戦し活躍していました。今回、日本代表候補合宿で帰国をしていて、忙しい中でしたが、母校に帰って小学生に会いに来てくれました。
子どもたちは本人の登場に大興奮でした!
つづきは、こちらからお読みください。
(学園広報 堀内)
教室にアイのタネを持ってきました。
T:今回持ってきたのは…じゃん!」
C:小さいー!”
C:小石1?”
C:あ!種だ!”
C:アサガオじゃない!?”
T:今日は種を観察するよ!ルーペを使ってよく見て見よう!」
その後の授業の詳細、子どもたちの気づきは、こちらからご覧ください。
(学園広報 堀内)
2年生の教室より
~ さんすう ~
3ケタのたし算がどんどん進んでいます!
繰り上がりのないたし算、一の位から十の位への繰り上がり。1年生の既習事項だったので、問題なく進んでいきました。ただ、一つ位が増えるだけで子どもにとってみれば全く別物になってしまいます。タイル操作→タイル図→筆算と段階を追って学習していきます。
今回の問題は…
いのっちは アイスクリームを 193こ かいました。
てるちゃんも アイスクリームを 235こ かいました。
2人あわせて いくつ かったでしょうか。
“あ!たし算だ!”
“もう式までわかったー!”
“先生!わたし、「式」言えるよー!”
素晴らしい~!お話問題をよく読んで、式化まですぐにできていました(^_^)
(式)
193こ + 235こ =
式までできたら、黒板にいのっちとてるちゃんの数をタイルで置いてもらいました!
授業の様子は、こちらからご覧ください。
(全園広報 堀内)
一昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第25弾は、映画の世界で持道具・小道具という仕事をしつつ、NPO法人「映画業界で働く女性を守る会」(swfi)の代表としても活躍されているSAORIさん(卒業生69回生)です。
テーマは、『難しくも無限大な自由によって繋がった道』
SAORIさんは、先日、武蔵野の森スポーツプラザメインアリーナで開催された「明星学園創立100周年記念式典~明星学園誕生祭」に卒業生代表として登場してくれた土屋アンナさん、小林紗羅さん(ソプラノ歌手)、沙央くらまさん(元宝塚、女優)と同級生、学園の現保護者でもあります。
中学校から明星学園に入学したものの、高校で中退。「甘ったれ」「幼さゆえの考えの浅さ」「自由の履き違え」と自ら当時を語るSAORIさんですが、中退してもなお明星学園とつながり、自分の世界を広げていきます。明星学園は卒業してから本当のすごさを知れるというのは、よく聞く話ですが、まさにSAORIさんの人生を知るにつけ、そう感じさせてくれます。でも、それを引き寄せているのは、「これが好き」「これをやりたい」という自分に正直な、強い思いが彼女の中にあるからに違いありません。
とても考えさせられる、そして元気をもらえる文章です。
SAORIさんのエッセイは、こちらからお読みください。
また、エッセイの中でも紹介されていた、SAORIさんによる7年生対象の特別授業(2022年秋に実施)もこちら「中学校ニュース」より、お読みいただけます。
(学園広報 堀内)
*これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます。
*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。
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