子どもたちの1日は、全てが探究の時間と言っても過言ではないと思います。

明星学園小学校に通う子どもたちは、正門を入ると「歩いてたらヤモリ見つけたよ!」とか「ツマグロヒョウモンの幼虫みいつけた!」など、口々に自然のみいつけたを話し始めます。

休み時間は、1,2年生の教室の前にあるビオトープで羽化したトンボを見つけて「羽がくちゃっとしてる」「体も柔らかそう」「羽化したばっかりなのかな?」と、トンボ談議に花を咲かせています。

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面白そうなことを見つける目は、授業の中でも発揮されます。

2年生が「力太郎」を読み深めている中で、ばさまのセリフをどんなふうに読んだらいいのか考えていました。コンビ(垢)で作った人形が、まんまを食べるということは人間になったってこと。ばさまとじさまは、子どもがほしかったんだから、すごく嬉しかったんじゃないかな。だから、嬉しい気持ちで読んだらいいんじゃない。などと言いながら、嬉しい気持ちが伝わるように音読していました。

子どもたちは生きることが学ぶこと。

そんな一日を過ごすことができる場所が明星学園です。

日々の子どもたちの様子をブログで紹介しています。もしよろしければ、ご覧ください。

休み時間の素敵なエピソード(1) – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

小学校 副校長 伊野

明星学園小学校は、5年生で伊豆大島に社会科見学旅行に行っています。

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本校は、教科書を使わず自主カリキュラムで授業をしています。

5年生の1学期に「私たちが住んでいる地球」を学びます。主に、①地震や火山が日本に多いことを知る。②日本は4つのプレートの上にあり、近くには海溝があることを知る。③伊豆大島に行き三原山の火口を周ったり地層切断面を見学したり、カルデラ地形を体感する。という3つのことについて学び、伊豆大島に見学に行き火山について体感してきます。

本物に出会って豊かな学びを目指す大事な取り組みです。

3日間の様子が本校のHPで紹介されていますので、どうぞご覧ください。

2023年度 5年 伊豆大島見学旅行 1日目 – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

2023年度 5年 伊豆大島見学旅行 2日目 – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

2023年度 5年 伊豆大島見学旅行 3日目 – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

(小学校 副校長 伊野)

 

私立学校に通う子どもたちは、色々な地域から通ってきます。だからこそ、同じ地域から通っている1年生から6年生までの子どもたちが、顔を合わせ、知り合うことが大事です。5,6年生は自覚的に行動できるように、色々な場面で鍛えられます。

先日「方面別集団下校」を行いました。5,6年生はグループのリーダーとして、会を進め、通学路の歩き方やバス・電車のマナーなど、1年生にも分かるように伝えることができました。このような積み重ねが、高学年の子どもたちを育てていくのだと思います。下学年の子どもたちも、その様子を見て学んでいきます。

詳細は本校HPをご覧ください!

方面別集団下校! – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

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(小学校 副校長 伊野)

明星学園は5月15日で99歳になりました。

人間で言うと白寿(はくじゅ)。

来年は100歳。百寿(ももじゅ)、紀寿(きじゅ)と言われます。

100年に思いを馳せながら、これからの100年の希望を描いていきたいと考えています。

「創立記念日に寄せて」を、どうぞお読み下さい。

創立記念日に寄せて – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

5月21日(日)には、第2回学校説明会があります。

本校ホームページより、お申込みができますので、合わせてご覧ください。

(小学校副校長 伊野)

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「これから、避難訓練をはじめます。メトロノームが鳴っている間は地面が大きく揺れているものと思って、行動してください。」

「緊急地震速報、今から20秒後に地震がきます。先生の指示にしたがって落ち着いて行動してください。」

第1回目ということもあり、教室で地震が起きた時の避難の仕方を訓練しました。

訓練が初めての1年生も担任の指示をしっかり聞いて行動することができました。小さな体に防災頭巾をしっかり被った1年生が、「おはしも」を合言葉に行動することができました。

訓練が終わって教室に戻ると…グラリ!翌日の朝もグラグラ!

いつ大きな地震があるか分かりません。

備えあれば憂えなし。訓練の大事さを実感します。

訓練の様子は、本校HPよりご覧ください。

小・中合同防災訓練実施! – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

(小学校 副校長 伊野)

IMG_29744月28日(金)に新入生歓迎会と二学年行事を行いました。

新入生歓迎会は、1年生を学校全体で歓迎する会です。

2年生から6年生までが、学年で趣向を凝らした出し物を発表したり、プレゼントを渡しました。

1年生も詩の朗読と手遊び歌を披露しました。

1年生の保護者の方も参観してくださり、温かい雰囲気の中で幸せな時間を過ごすことができました。

その後、1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生の2学年で交流しました。

学園ホームページより、ブログをご覧いただけたら嬉しいです。

新入生歓迎会☆ようこそ!明星学園へ😊 – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

2学年行事を楽しみました! – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

 

4月23日(日)に第1回学校説明会を開催しました。

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コロナ禍では、お子さんと一緒に来校していただくことを控えさせていただきましたが、今年度はコロナ禍前に近づけて実施しよう、ということで、お子さんも一緒に説明会に来ていただくようにいたしました。

「明星学園に行きたい!」「楽しそう!」「優しそうな先生だな」「面白そうな先生」など、お子さんが本校に興味をもつことが大事だと考えています。

学校説明会の様子は、本校ホームページから動画でも見られます。

これから、次のような日程で説明会や授業を参観していただく会が予定されています。

第2回学校説明会:5月21日(日)

第3回学校説明会:9月17日(日)

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第1回参観説明会:6月15日(木)

第2回参観説明会:10月13日(金)

毎月、年長さんや年中さんを対象に「体験ひろば」も開催しています。

どうぞ、明星学園に足を運んでいただき、私たち教師や子どもたちに出会っていただけたら幸いです。

お待ちしております。

本校ホームページより、第1回学校説明会のブログをご覧いただけます。

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第1回学校説明会を開催しました! – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

(副校長 伊野)

4w9bo3zg低学年の教室のある前庭に、大きなクスノキがあります。その枝を使って3年生の子ども達が、クスノキ鉛筆を作りました。

クスノキの枝を切り、さらに短く鉛筆サイズにカット!クスノキは枝の中心部分(髄)が柔らかいので、そこに穴を開け、鉛筆の芯を入れます。芯を入れた枝を小刀で削ると、鉛筆の出来上がり!

まず、先生が使い方や削り方を示します。
実物投影機(手元を投影するカメラ)を机上に置き先生の手元の様子をテレビモニターに映して、小刀の鞘の開け方から復習しました。
「勢いよく開けるとあぶないよ。親指でやさしくゆっくり押し出すようにしてあけましょう。」
私が小刀の鞘を開ける様子を、じっくりと見つめる子どもたち。

キラリーンと刃が見えると、さらにまた、ちょっと緊張した面持ちの子どもたち。
「小刀って、ちょっとこわいよね。でもとっても便利な『道具』でもあるよね。正しい使い方をすれば、便利で人間の生活にとても役立つ道具だけれど、間違った使い方をすれば、大変危険な物。だから絶対にまちがった使い方をしてはいけない。これは世の中にある物のほとんどがそう言えるよね。たとえば、車。車っていろんな所に行けて便利だけど、危険な物でもあるよね。携帯電話(スマホ)だってそう。便利だけど、危険なこともある。便利と危険は裏表の関係ですね。だから正しい使い方をすることが大事。ぜったいに間違った危険な使い方をしてはいけないよ」
と話しました。子どもたちは真剣に聞いてくれました。
小刀の握り方、クスノキの枝の支え方、枝を持つ手(右利きの場合は左手)そのときの手の位置、指の位置。小刀の刃の部分、触って良いところ、だめなところ、押し出し方、スピード、刃のむき、刃の角度などなど、一つ一つ確認していきました。
 
「たくさん、いっきに削ろうとすると、堅くてけずれないよ。ごはんつぶぐらいでいいから、小さく、こまかく、ゆっくり、ちょっとずつ削ってごらん。そうすると・・・?ほら、クルンとカタツムリみたいに削りかすが丸くなるでしょ。これをいっぱい作っていこう。それから刃を立てるとなかなか削れないよ。刃を寝かせて薄くけずってごらん」などなど、説明を続けました。

子どもたちはモニターに映る、手元の映像を見て「カタツムリが出来てる」「黒い芯がみえてきた」など少しずつ緊張がほぐれてきて、気持ちもだんだん「こわそう」から「やってみたい」に変わっていきました。

子どもたちに小刀とクスノキの枝を配りました。
すると、子どもたちは集中して削り始め、1人3本~5本のクスノキ鉛筆をつくりました!

世界にたった一つ、自分だけの鉛筆。大切にね。学校説明会用に「ちょっとちょうだい」と話すとたくさん寄付してくれました。ありがとう!

4月23日の説明会では、3年生の子どもたちの削ったクスノキ鉛筆を、どうぞお楽しみに♪

説明会のお申し込みは、こちらからお願いします。

説明会詳細2023 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

明星学園は創立99年目を迎えます。

1924年設立当時から、子どもたちの成長は「輝く日光、新鮮なる空気、滋養に富む食物、是等三つのものはすべての成長の大要件です。」と考え、子どもたちを自然の中で育てようと井の頭公園に近い麦畑の地に学校を建設しました。

設立同人の思いを受け継ぎ、小学校では1年生から3年生まで「総合科」という教科があり「自然のみいつけた」を大事にしています。

今回は、2年生の「春をみつけに!」の様子をご紹介します。

「セイヨウタンポポ」「カントウタンポポ」「ハルジオン」「カラスノエンドウ」「ナズナ」…!

子どもたちは、野草の写真が載ったプリントを指差しながら、「1年生の時にみつけた!」と嬉しそうに話してくれました。
出発する前に、ワクワクの子どもたち。

学校から玉川上水に向かって歩く道すがら、「あっ!ヒメオドリコソウ!」「洋服にくっつくはっぱ!」と大喜びです。

野草公園では…。
「キュウリグサどこかな?」
「え~!こんなに小さいお花だったっけ?」
「キュウリグサって、キュウリの匂いがするんだよ。」
「ほんとだ!キュウリの匂いと甘い匂いが混じってる!」

友達のみいつけたに耳を澄まし、自分のみいつけたを生き生きと語る子どもたち。
いたるところに、そういう様子が見られました。
     

玉川上水を歩きながら…。
「ヤエザクラの花びらがいっぱい!」
「タチツボスミレないかな?」
「ハハコグサは?」
野草博士のような子どもたちでした。

学校に戻ると、アオムシのお出迎え!
早速、子どもたちはミカンの葉っぱに乗せて…。「教室で育てよう!」「ぼく、アゲハチョウになるまで育てたことあるよ!」と話していました。
自然と共にいる子どもたち。素敵です!

もしかしたら、HNK朝ドラの主人公牧野富太郎さんのような植物学を志す子どもたちも出てくるかもしれません。最近、さまざまなメディアに登場されているひ孫の牧野かずおきさん(牧野記念庭園記念館学芸員)は本校の卒業生(31回生)です。

「おはよう!よく来たね。」と声を掛けると「一人で〇〇線に乗って、●●で乗り換えて来た!」と興奮気味に話す1年生。
通学するということも、1年生には大事な学びです。
3月までは、おうちや園の方々に見守られながら幼稚園や保育園に通っていたのですから。
学校に到着して、ほっとする1年生の表情は何とも言えません。

さて、どんな授業が行われたのでしょうか?

続きは、こちらから!

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ピカピカの1年生☆授業スタート! – トピックス(小学校)|明星学園 小学校 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

前庭

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