Feb_5_2017
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関東大会に出場した写真部3年生窪田有希くんが優秀賞を受賞しました!

昨年(2016年)1年間に関東各県高等学校文化連盟写真専門部と東京都高等学校写真連盟に出品された全作品の中から選ばれた各都県優秀作品20作品(神奈川県は15作品)が一斉に展示される「第23回関東地区高等学校写真展千葉大会」が1月31日(火)から本日まで、千葉県立美術館で開催されました。

昨日2月4日(土)には、JR千葉みなと駅前の「ホテルポートプラザちば」において、出品者全員が参列する「表彰式・作品講評会」が開催され、本校から窪田くんも出席しました。

※ちなみに、関東地区高等学校写真展で表彰される賞は「優秀賞」のみです。

今回の関東大会に関東8都県から出品された代表作品は155点。表彰式では、その中から特に優秀な24作品に与えられた「優秀賞」の表彰が行われました。山梨県からは甲府工業高校の阿部純平くん(3年生)・同霜村正博くん(2年生)と本校の窪田有希くんが選ばれました。優秀賞はこの写真展の生徒実行委員長である千葉県立長生高校の横尾綸さんから発表されました。そして、賞状は大人の実行委員長。千葉県立館山総合高校長の安田健治先生から授与されました。表彰は関東地区の北の方から行われ、窪田くんは被表彰者24名のトリとなりました。

表彰式の後、賞の審査に当たった日本大学芸術学部写真学科田中里実准教授、穴吹有希専任講師から講評がありました。審査には同じく日本大学芸術学部写真学科の秋元貴美子教授にも当たっていただいたのですが、昨日は横浜で開催されている「全国高校生写真サミット」の審査の関係で関東写真展には欠席のため、講評はいただけませんでした。

講評会では受賞作品すべてと惜しくも入賞を逃した作品などがプロジェクターで大スクリーンに映し出されました。講評の中で、窪田くんの作品「新緑を駈ける」はブレの技法を使った作品の講評の中で、その使い方が優れているという点から評価されました。

千葉県立美術館での写真展では、受賞作品には「優秀賞」のリボンがつけられていました。窪田くんの作品はちょうど展示されている部屋の入口すぐ横の目に付きやすい場所に展示されており、たくさんの人たちが足を止めて見入っていました。

会場を後にして、窪田くんは美術館のすぐ近くにあるモニュメント「千葉ポートタワー」に向かいました。途中、ネコちゃんに遭遇しましたが、展示作品の中にもネコを題材にしているものがいくつかあり、講評でただカワイイから撮りました、みたいな作品ではなく、視点を下からにしたりその写真からまわりの状況がわかるような写真にしたほうがいい、というアドバイスを思い出しながら、早速撮影(笑)。上の写真は編集部が撮りましたが、周りの状況は伝わっていますでしょうか。このネコちゃんは、ミャーミャーなきながら歩いていて、こちらに気づいても怯む様子もなく、カメラを向けたらこのポーズ(笑)。食べ物はもってないよ、と言ってその場を離れたら、不満そうな声を何度もあげてノシノシ歩いて生きました。これが撮影時の状況です(笑)。

さて、すぐにポートタワーに到着。エレベーターで展望台に上り、360度の景観を楽しみました。西日が強く差し込んでやや暑いほど。穏やかな港の風景で少しのんびりできました。

窪田くんは昨年に続き2度目の関東大会出場ですが、優秀賞は今回が初めて。3年生でもうすぐ迎える卒業を前にいい経験となったと思います。窪田くんはこの後、大学に進んで専門的に写真の勉強をするとか。将来が楽しみであるとともに、写真部の後輩の部員たちに良い刺激になるといいと思いました。

さて、以下に窪田くんからいただいた感想を掲載します。


今回の関東高等学校写真展が私にとって最後の大会になりますが、最後にしっかりと結果を残せた事は良かったと思います。写真部は一応これで引退ですが、二年連続で関東大会に行くことが出来、寂れた状態だった写真部をある程度良く出来たので、3年間振り返って見ると個人的には良かったと思っています。強いて言うなら全国大会に行けなかったことだけが残念でしたが、そこに関しては後輩たちに頑張ってもらって是非全国に行ってもらいたい所です。部活としてはもう終わりですが、私は大学で写真の勉強をするので、これからも良い写真を撮れるように努力していきたいと思います。

3年 窪田 有希


■参考リンク■ 山梨県高校芸術文化祭

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