Oct_27_2017
Oct_10_2017

もう2週間近く経ってしまいましたが、写真部のニュースです! 1年生の濵田依里さんが10月15日(日)に都留高校で行われた山梨県高等学校文化連盟写真専門部秋季審査会において、県内の写真部員275名が出品した1569作品の中から銅賞に選ばれました!作品のタイトルは「曖昧なもの」。銅賞は全作品の中のベスト5〜10位に相当する賞になります。また、佳作として2年生の渡邊理央さんの「ずっと元気でいてね」、工藤塁さんの「虹のシャワー」、清野美乃莉さんの「私の幸せ」がそれぞれ佳作に入賞しました。総合ポイントで争う団体の部では甲府工業、北杜、韮崎工業、都留、甲府商業に続く第6位となり、表彰されました。

■入賞作品紹介■

Oct_30_2017
銅賞 1年1組 濵田依里さん「曖昧なもの」

Oct_30_2017
佳作 2年1組 渡邉理央さん「ずっと元気でいてね」

Oct_30_2017
佳作 2年3組 工藤塁さん「虹のシャワー」

Oct_30_2017
佳作 2年8組 清野美乃莉さん「私の幸せ」

審査員は斎藤巧一郎先生。日本大学芸術学部写真学科卒で広告写真を中心に雑誌や新聞などで撮影をされている先生です。審査の講評ではとても分かりやすい言葉で説明をしていただきました。

会場となった都留高校の鶴聲文化ホールは県内の写真部員で熱気ムンムン。3年生が受験のため参加していない学校が多く、前回の春季審査会から作品数は減りましたが、それでも例年の3年生が参加する審査会より多くの作品が出品されました。1次審査は斎藤先生がひとりひとりと会話を交わしながらその生徒の作品の中から1番いいものを1つずつ選び出す審査です。全員の審査が終るまでに1時間半くらいかかるので、自分の番でない生徒たちは単語帳を出したり教科書を読んでいたりしている生徒がちらほらいました。本校はテスト最終日翌日であったものの、勉強道具を持ってきていた生徒もいました。素晴らしい!

全員の作品が1枚ずつ一斉に机の上に並べられて、2次審査が始まりました。生徒たちが見守る前で1枚ずつ優秀作品を指さす斎藤審査員。アシスタントをする都留高校の写真部員がそれを取り上げて大きく掲げ、みんなに見えるように紹介します。これが何回も繰り返されました。

2次審査で選び出された作品は別室で3次審査にかけられます。この段階は顧問のみが見守る中での審査となります。

今回は比較的短時間で入賞作品が決定されました。出品数の多いレベルの高い審査会となりましたが、そのなかでも濵田さんの作品は上位に位置づけられました。閉会式で行われた入賞作品の講評で、ピントは必ずしも合っていなくてもいいんだ、と濵田さんの作品を評価。作品作りに企画力が必要なことも力説していた斎藤先生の目には、濵田さんの作品が魅力的に写ったのだと思います。

斎藤先生はまた、「プリントされた」写真を近くで見て、その作品の中に入っていけるのがいい作品だということも話していました。自分の思いが写真の中に宿っているということでしょうか。そんな風に思えました。

写真部の審査会は2月の冬季審査会、6月の春季、10月の秋季の3回行われ、それぞれの審査会上位20作品が11月に行われる山梨県高等学校芸術文化祭(芸文祭)に出品されます。芸文祭にはこの他に各校から厳選されたたった5作品が出品され、その中から来年2月に行われる関東地区高等学校写真展と夏に行われる全国高等学校総合文化祭の代表作品が決定されます。今回の審査会は言わば、関東大会・全国大会の予選の位置づけとなります。今年2月の冬季審査会で当時1年生だった清野美乃莉さんの作品が入選となり、来月行われる芸文祭に出品されることがすでに決まっていますが、今回、新たに濵田さんの作品も芸文祭出品が決定したのです。この2人は、今年の夏に日本大学芸術学部で行われた「高校生のためのワークショップ」に参加した2人です。

さて、いよいよ来月には芸文祭があります。昨年は3年生の窪田くんが優秀賞で関東大会出品を決めました。今年も昨年に続けますでしょうか。楽しみです。

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