今日は夏休みも押し迫った8月28日に行われた写真部の校外撮影会についてのご紹介です。
写真部は学校の長期休暇にいつも校外撮影会を実施し、審査会に出す作品作りの1つの機会にしています。夏休みの撮影会は秋の審査会に向けての撮影です。去年は高尾山、一昨年は多摩動物公園で撮影会を実施し、このエデュログでも紹介してきました。
今年は部員たちの発案で東京スカイツリー周辺。スカイツリー自体を撮影したり、ツリーの下にある「すみだ水族館」で撮影、そして、隅田川を渡って浅草寺まで向かいました。浅草には昨年の春休みの撮影会で来ていますが、もう部員が代替わりしたので、その時にきた生徒はいませんでした。新鮮な気持ちで浅草も楽しんで撮影できたと思います。
朝の集合時には、スカイツリーの上の方は雲に隠れていました。そういうわけで、ツリーに上らずに、地上からの撮影となりました。ツリーのすぐ下だとツリー全体を入れて撮るのは至難の業ですが、みんな工夫をしながら撮影を試みていました。それから「すみだ水族館」で魚を撮影…と思ったのですが、ひとつひとつの魚やクラゲ、大人気のニシキアナゴやペンギンに目を奪われてとりあえず撮影が終わったときは昼をかなり過ぎていました(笑)。魚たちは水槽の中に入っているので、電灯が水槽に写り込んでしまうので撮影はなかなか難しいんですよ。
水族館から出た頃には天気がよくなっていましたが、そこからは30分ほど歩いて浅草に向かいました。途中の下町を撮影して…と計画していましたが、ツリーができて開発されてしまったのか、これと行った町並みはなかなか撮影できませんでした。
隅田川を渡って、浅草寺(せんそうじ)に着くとそこはもうものすごい人。外国から来た人たちもたくさんいました。人が多いところは人を写真の中に入れて構図を考えることになります。どんな写真が撮れたのか、そこは一人ひとりの個性となります。出品作品として出てくるのが楽しみですね。
浅草寺で撮影が終わったのは17時。丸1日の撮影会となりました。
写真部は10月に秋季審査会を迎えます。今年2月の冬季審査会、6月の春季審査会、そして10月の秋季審査会の上位入賞作品と、各校新しい6作品が出そろった11月の芸術文化祭で、関東大会・全国大会の代表が決定されます。いよいよ大詰めです。
