日曜日に本校で行われるオープンデイ。
先週の土曜日から授業がなくなり本格的な準備期間が始まりました。
既に折り返し地点をすぎて準備も大詰めです。
各教室ではロッカーや大きなつい立を使って通路を作り、そこに裏紙を何枚も貼り合せて作ったきれいな背景画を配置します。
大きな模造紙に英語と日本語両方で書かれた原稿をその背景画に貼ったり、針金や粘土で作った模型を配置していきます。
体育館ではペンキ塗り作業。
A4ほどの裏紙を何枚も貼り合わせて作った、壁一面を覆いつくすような大きな紙にペンキで絵を描いたり、企画紹介の看板に凝ったイラストを描いたり、大きな張りぼての模型に色を塗ったりといった作業が一日中続いています。
黙々と作業を続ける生徒たち。
いつもは賑やかな女子生徒や元気いっぱいの男子生徒も今は文字通り「黙々と」作業を続けています。
オープンデイではメインとなる各クラス企画の他にも、有志が集まって毎週日曜日にこつこつと準備を進めてきたフリープロジェクトや日ごろの練習の成果を披露するクラシックコンサートなどが催されます。
いくつもの企画を掛け持ちする生徒たちはそれぞれのタイムテーブルをチェックしながら次から次へと練習や準備をこなしていきます。
「準備期間より授業がある普段の生活のほうがずっと楽ですね。」とつぶやきながらも次の活動場所へ向かう生徒の後姿がとても印象的でした。
昨日から就寝延長が始まり、有志たちは寝る時間も惜しんで夜中まで作業を続けます。
昨年は金曜日の就寝が午前1時。
食事とシャワー時間以外すべてこのオープンデイのための準備!という「スペシャルな」準備期間です。