3学期は新しい年度の準備期間、そしてクラブ活動も代交代の時期。

昨日行われたギター部のコンサートでも今回から高校1年生のバンドが加わり、高校2年生にとってはこれが最後のステージとなりました。

新旧が入れ替わるちょっと特別なこの日のステージでは、恐らく過去最多の18バンドが合計30曲を約3時間にわたって演奏。

バラードからビジュアル系のロックまでバラエティーに富んだ曲目を同学年の高校生ばかりか、中学生や小学生までもが熱心に聴いていました。

ビートの効いた曲の時には汗をかくほど腕を振り、じっくり聴かせる曲にはペンライトを左右にゆっくりと振りながら演奏者と一緒になってコンサートを楽しんでいた彼らも、流石に休みなしで3時間の演奏とあって、後半は少々疲れた様子で曲の合間は一休み。

でも再びステージに演奏者たちが現れるとステージ前に詰めかけてリズムに合わせて声援を送っていました。

最後の数曲は高校2年生のベテランバンド。

丁度一年前にステージデビューした彼らですが、その貫禄ある演奏にホールにいた全員で大いに盛り上がってコンサートは幕を閉じました。

「目に見えないものを撮る!」

夕食の後、来学期行われるフォトコンテストについてのアナウンスがありました。

「ロンドンのCasioさんから3台の高速シャッターカメラをお借りしました。

君たちのアイデアを生かして良い写真をたくさん撮って欲しい。

今学期はお試し期間なので、いろいろなアイデアを出しながらこの素晴らしいカメラを試してみて下さい。

テニス、バスケットボール、バレーボールなどのスポーツでフォームの研究、理科の実験で使ったり、日常生活の見慣れた風景の中で見過ごしている見えない一瞬を捉えたり、可能性は無限大です。

来学期が本番、学期末にフォトコンテストを開きますので奮って参加をして下さい。

上位3名にはカシオロンドンより、特別賞が授与される予定です。」

 

そもそもこの話は本校の卒業生でカシオロンドン支店に勤める中野さんが提案してくれたもの。

同僚の英人の方と何回か学校を訪れて打ち合わせをし実現した企画です。

折しも昨年から校内ではフォトコンテストが何回か開かれており、生徒たちの写真への興味も少しずつ湧いてきたところ。

秒間40コマもの撮影を可能にしたこの3台のカメラと若い柔軟なアイデアがどんな作品を生み出すのか、今からとっても楽しみです。

このフォトコンテストへの応募作品はホームページに掲載するとともに、11月第1週に行われる本校のオープンデイでも特別コーナーを設けて展示する予定です。

 

日常生活の喜怒哀楽、大きな行事から小さな出来事まで、生徒達が書いた生の文章で立教生活を生き生きと綴るコーナーです。

 

 

「バスケの試合を終えて」

先日、立教女子バスケットボール部は、近所にある学校と対外試合を行いました。

長期休暇が明けて間もない時に、一生懸命練習を重ね、努力をした成果が出たようで、私たちチームはみごと勝利を修めることができました。

自分たちのチームが勝てたという事や、それに対して友達から「おめでとう」とか「おつかれさま」と言ってもらえた事が本当にうれしかったです。

 

 でも今回のこの試合は、自分にとっては過去最低の出来ばえとなってしまいました。

アップの時点で何度もミスをしてしまい、その勢いで試合でも全くチームの役に立てず、パスはもらえない、シュートは入らない、あげくの果てには、体力もすぐになくなってしまい、一生懸命走る事さえできなかった気がします。

一番良くなかったのは、これまで練習してきた事を、本番で全然思い出せなくて、みんなを困らせるばかりだった事です。

試合が終わった時、点数は私たちチームが勝っていましたが、私は心からは喜べませんでした。

これまで一生懸命指導して下さった顧問の先生や、一緒に苦しい練習に耐えてきたチームメイトに、本当に申し訳ない気持ちになったし、何より、忙しい中でも手を抜かず必死に練習してきた自分を裏切ったようで、すごく悔しく、情けない気持ちになりました。

 

 試合が終わって数日経った今、自分はあの時どうして満足いくプレーが出来なかったかは未だに理解できませんが、この結果なんかにめげず、今まで以上に一生懸命練習をして、活躍できるプレーヤーになりたいと思いました。

 それ以上に、バスケに関わらずどんなにつらい事があっても、絶対にめげないで、それをのり越えるまで戦い続けて、どんな状況にあっても、全力の自分を貫き通せるような、強い精神力を養っていきたいと思いました。

 

(高等部2年生 女子)

  

 

3学期が始まり、女子バスケットボール部の最初の試合が1月25日(日)に行われた。

相手チームはMichael Hall。

今回はAWAY(遠征)の試合である。

Michael Hallは本校から車で約1時間行ったところ。

体育館が木の造りでとても落ち着いている。

 

女子バスケットボール部は部員11名。

試合前の練習ではほぼ全員が揃い、放課後の短い時間を使って毎日練習に励んでいた。

目指すは全勝!今回も絶対負けられない試合である。

 

いざ出陣!

前半終了時点で、19-15で立教が負けていた。

やはりイギリス人は背が高い。

しかし、高さで勝てずともスピードでは負けない。

後半戦では途中同点まで追いつき、もう一度部長の掛け声で気持ちを切りかえた。

「最後まで戦おう!」

 

そして、試合終了のブザーが鳴った。

25-29で立教の逆転勝利!

AWAYで勝てた!

部員にとってとても大きな収穫となった。

 

1月22日・23日、2010年度第3回実用英語技能検定(英検)が行われました。

今回は準1級から3級まで総勢41名が受験し、日頃の学習の成果を発揮すべく果敢に試験に取り組みました。

 

準1級を受験した6名の生徒達は、土曜日に朝からロンドンのインペリアルカレッジに出かけて本会場で受験。

ヨーロッパで英検が受験できるのはイギリスのロンドン本会場だけとあって、近隣諸国から泊りがけで来た受験生たちの姿も見受けられました。

 

翌日曜日、2級以下を受験する本校の生徒たちは準会場に指定されている本校で試験を受けました。

日本で大学受験をしている高校3年生が不在であるにもかかわらず、35名もの生徒が受験したので、今回は大教室を使用しての実施となりました。

中には準1級と2級、2級と準2級などダブル受験をする生徒もでてくるなど、英語に対する意識の高まりが感じられるようになってきました。

 

大学受験や就職等の機会に日本で幅広く受け入れられている英検ですが、ここ数年それをひとつの努力目標として自主的に英語学習に取り組む生徒たちが増えてきたことは喜ばしいことです。

2011年度学校説明会日程

 

各会場では説明会の後、本校教員が個別にご相談にのることも出来ます。

 

2011年3月27日(日)中高進学相談会「よみうりGENKIフェスタ春」

 

 ‣時間:10時~15時30分

 ‣会場:東京ドームシティ プリズムホール(文京区後楽1-3-61)

 ‣読売新聞主催、中学/高校受験を考える小中学生とその親を対象にした相談会。約1万人の参加者を想定。学校個別相談ブース、教育関連トークショーや講演会など。入場無料

  
  

 

日曜日の夜、立教英国学院の剣道場には静かな熱気が満ちていました。

この日行われたのは新春かるた大会。全校生徒が7~8人ずつ組になり、百人一首のかるたとりを競い合います。

車座になって取り札を見つめるその顔は、真剣そのもの。

教員が札を読み上げるたび、板の間をたたく小気味よい音がいっせいに響きます。

 

 今回のかるた大会に向けて、生徒たちは熱心に準備をかさねてきました。

はじめは国語科やクラスの先生にうながされて百人一首にふれ始めた生徒たちでしたが、おぼえた数を友人と競い合ったり、お気に入りの和歌を見つけたりするうちに、いつしかかるたのとりこに。

中には自分で作った決まり字一覧を持ち歩く者や、放課後にかるた一式を借り出して練習する者まで登場しました。

 

 そして迎えた本番当日、彼らは日ごろの練習の成果を思う存分に発揮したようです。

英国の冬は厳しく、外はこごえるような寒さでしたが、全校生徒の気迫がみなぎる会場は、汗ばむほどの熱気でした。

個人成績の結果は、1位が高校1年生、2位が高校2年生と中学2年生の2名、3位が高校2年生、1年生と中学3年生の3名と、入り乱れたものになりました。

どの学年も精いっぱいに健闘したことがよくわかります。

何か行事があるごとに全校が夢中になって取り組むことは、本校のほこる大きな特色でもあります。

次の行事では、生徒たちはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

彼らの成長が楽しみです。

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