先週から始まった本校のオンライン授業。
各教科で工夫を凝らした授業が展開され、生徒たちも新鮮な気持ちでしっかりと取り組んでいるようです!
そこで本日からは「オンライン授業最前線!!! 授業例編」を定期的に更新していきます。

【日本史特講】
本日紹介するのは,「日本史特講」の授業です!
本校の「日本史特講」は,特別進学(S)クラスの選択科目の一つで,難易度の非常に高い問題や論述問題などを出題する難関私立大学を志望する生徒が主に受講する授業です。
そのため「日本史特講」では問題演習が授業の中心。つまり,生徒の進み具合や解答内容などを確認して進めていかなくてはならず,双方向のやり取りが必要不可欠です。
果たしてこのような授業がオンライン授業で可能なのでしょうか…。

ここからは,実際の「日本史特講」の授業の様子をお伝えします。

 

➀日本史特講の授業は問題演習が中心。そのため先生はまず問題を提示しました。
提示された問題には論述問題や史料問題など,難易度の高い問題ばかり。生徒は一度動画を止めて、問題に取り組みます。
このように,自分の理解や進度に合わせて動画を一時停止したり再生したりできるのはオンライン授業ならでは!
わからないところがあれば何度でも見返せます。

 

➁自分で問題を解き終わった生徒は,再び動画を再生します。
すると,問題に関する先生の解説が始まります。その解説は,生徒が取り組んでいる問題用紙と同じものにマーカーを引いたりメモを書き加えたりしてくれるので非常にわかりやすいものに。しかも,教科書や図説を投影しながら解説をしているものもありました。

 

➂授業の後には,課題として取り組んだ解答を先生に送ります。
下の写真は,実際に生徒から提出された解答です。真剣に取り組んでいる様子が伝わってきますね。
そして,よく見てみると右下にピンクの付箋のようなものが…。これは,授業担当の先生による解答の添削内容。
先生は提出された解答を確認し,生徒に伝えていました。つまり,生徒は自分の回答をフィードバックできるのです。

 

このようにオンライン授業であっても,十分双方向の授業が実現されています!

 

「日本史特講」の授業,いかがだったでしょうか。
これからも様々な教科の授業の様子をお伝えしていきますので,是非ご覧下さい!

国の非常事態宣言および休校要請に伴い,本校では3月より休校措置をとっております。しかしそのような事態であっても,生徒たちから教育を受ける権利を奪ってはならない!と,本校の先生方が奮起・協力し,今週の5月11日(月)より早くもオンライン授業を開始することができました!本校のオンライン授業の開始についてはこちらの記事でも紹介しておりますのでぜひご覧ください!
今回,迅速にオンライン授業開始へこぎつけられたのは,本校が掲げる次世代を見通した教育である櫻イノベーションのひとつ「ICT教育」の存在が大きいことを意味しています。本校では,生徒が1人1台セルラーモデルのiPadを持ち,いつでもどこでも(各ご家庭に無線LAN環境がない場合でも)インターネット通信が行える環境を以前より構築していました。さらに,Classiやロイロノート,スタディサプリ等のサービスの利用をはじめとした運用を進め,ノウハウを培ってきたからこそ,生徒は各家庭にいながら有意義な学習環境を維持することができています。

オンライン授業が始まり約1週間がたった本日より,「オンライン授業最前線!!!」と題して各先生方が実施している工夫を凝らしたオンライン授業を定期的に紹介していきます!

 

【本校オンライン授業のシステム】
本日は第一弾ということもあり,本校のオンライン授業のシステムの紹介です!

こちらはオンライン授業の時間割です。例として2年生文系クラスをお示ししました。月曜日から金曜日まで1日最大5時間受講します。通常授業より時間数が少ない理由は,生徒の負担軽減のためです。オンライン授業では,生徒の学力の定着のため,各授業の視聴後は,各科目の指示に従い課題に取り組みます。板書ノートや指定された演習問題を解き,そのノートを写真に撮り提出することで知識の定着を図り,先生方もそれを確認します。その演習時間や提出作業を考慮した結果このような時間割を組むことになりました。

 

次に動画の視聴方法です。
動画の視聴方法は2種類準備しました。理由は,昨今の情勢より多くの学校でオンラインサービスの利用が増加し,アクセスしづらい状況が発生していることを鑑みて,片方のサービスがアクセスしづらい状況となっても,もう片方で対処できるようにするためです。また,後述しますがiPadを2画面に分割して学習をする際,システム上同じアプリケーションを2つ起動することが不可能であるためです。

①ロイロノートを利用した視聴方法

画像はロイロノートの画面の一部です。ロイロノートの共有フォルダ内に,コース別,日別で各先生方が授業日前日までに自作動画を保存します。生徒は授業日当日この共有フォルダ内へアクセスし,時間割にしたがって授業を視聴します。科目名をタップすると動画が再生されます。

 

②Googleドライブを利用した視聴方法

画像のように,ロイロノートと同様,コース別,日別で動画が保存されているので,Googleドライブを介して動画を視聴できます。強靭なGoogleのサービスであるため,アクセス数増加による遅延の発生の心配がなく,安定して視聴できます。

 

③iPadの2画面表示について

動画の保存先を上述のように2種類用意することで,安定して動画視聴できるだけでなく,画像のように2画面表示を駆使して受講できる方法もあります。ロイロノートの利点としては,データ上に直接書き込みができる点が挙げられます。各先生方よりデータで配布された授業プリントを自身のロイロノート内に取り込み,動画を見ながら直接書き込みをすることができます。しかし書き込みの最中はロイロノート上では動画再生がシステム上できないため,Googleドライブと2画面表示することで,動画を見ながら書き込みもできるようにしました。画像の左側の画面はロイロノートで授業プリントへ書き込み,右側はGoogleドライブを利用して動画を再生しています。

 

次に課題の提出方法です。

画像のように,ロイロノートの提出箱のシステムを利用しています。書き込んだ授業プリントの提出(ロイロノート上で書き込んだ場合はそのデータを,授業プリントを各自印刷し紙に記入した場合はそれを写真に撮り提出など)や,演習問題を解いたノートの写真を提出で対応することで,”授業に出席した”とみなします。学校に登校しているときは,生徒たちそれぞれの学習進度に合わせて直接対応できますが,オンラインであるとそれが不可能です。この方法により,学習に遅れがちな生徒を教員が把握しやすくなり,フォロー・アドバイスすることが可能となっています。

 

最後は質問対応についてです。

学校で授業を受ける場合は授業後や放課後など直接先生へ疑問点の質問をしに行けますが,オンライン授業ではそれができません。本校ではそのフォローのため画像でお示ししたように,ロイロノートを利用して授業担当の先生に直接質問を送ることで対応しています(画像は教員が生徒より受け取った質問カードの一例です)。また,文字でのやりとりでは伝わりにくい等ある場合は,オンライン2者面談でも使用しているGoogle Meet(オンライン会議アプリ)で直接先生とやりとりすることができるため,学校での授業と同等レベルの学習環境を提供しています。

 

以上のような流れで生徒はオンラインで授業を受講します。少しでもよりよい授業動画を作成し,学校と同等の教育環境を提供するために,オンライン授業が始まって1週間がたった本日(5月16日),生徒たちにオンライン授業のアンケートの回答をお願いしています。後日その結果もお知らせいたします!
本日の更新は以上です。次回は日本史の授業の実際について更新いたしますので,ぜひまた本校ホームページへアクセスいただき,ご覧になってください!

今週の月曜日から,本校ではipadを活用したオンライン授業が始まりました。
開始から数日…生徒はオンライン授業に対してどのように感じているでしょうか。
以下,生徒の反応をお伝えします。

・自分のペースで停止,再生ができるから理解が深まった!
・何回も見直せるのが良い!
・新鮮で楽しい!
・授業が始まり勉強をする状況ができて集中できるようになった!

このように生徒からはとても好評で,授業が始まったことへの嬉しさや安堵を感じている生徒がたくさんいました。
普段とは違った状況ではありますが,本校生徒はそれぞれ自分ができることに一生懸命取り組んでいます!

 

今週より本校ではオンライン授業が開始となりました。それに伴いオンライン面談も行われました。
学習面や,今後の学校生活などに不安を抱えている生徒や,オンライン授業に関する質問など,担任と生徒がビデオ通話を通じて面談を行いました。面談では,顔見て話すことで先の見えない不安を抱えている生徒も表情が和らいでいました。
また,授業に関しての質問なども各授業担当者とビデオ電話でやり取りができるようになっており,細やかな指導も行うことが可能です。
今後もICT機器での面談,質疑応答で生徒の学習をサポートしていきます。

本日から,オンライン授業が始まりました!
本校では以前からICT教育を推進しており,生徒全員がipadやスタディサプリのアカウントを所持しています。
それらを利用すれば,コロナウイルスの影響で休校が続いている状況でも,生徒は自宅で学習活動を進めることが出来ます!

本校教員はICT機器を駆使して,先生方が独自に作成した動画やスタディサプリの動画を生徒へ配信しました。
また生徒から質問がある場合は,アプリ上のカードやオンライン会議アプリなどを利用して双方向のやりとりが可能です!

不安な毎日が続いている状況ではありますが,生徒一人ひとりが有意義な毎日を過ごせるようこれからもサポートしていきます!


学校では,電子黒板を利用して配信する授業動画を準備している先生が!
普段通りの授業をipadで撮影しています。


自宅で授業動画を撮影する先生も!
ipadの画面録画の機能を使えば,授業プリントを投影して動画を作成する事も可能です。


最初の授業の前にはガイダンス用の動画も。
初めてのオンライン授業でも生徒が混乱しないようにという先生方の工夫が見られます!

本校HPは《こちら》

5月7日(木)より,本校の校舎内外の設備を360°パノラマビューにて見学できるようになりました!
ご自宅にいながらまるでキャンパスツアーを行なっているように本校を見学いただけます。
本校HPのトップページのリンクより確認いただけます。こちら
また,本校HP「施設紹介」からも各施設を見学いただけます。ぜひご覧ください!

コロナウイルスの影響で本校でも休校が続いていますが、各学年では生徒の皆さんへのお知らせなどを伝えるため、定期的に学年通信を発行しています。以下、これまでの学年通信でどのようなことが生徒に伝えられているのか、ご紹介します!

 

【1年生】
5月7日から始まるオンライン面談や、5月11日から始まるオンライン授業についての情報が学年通信を通じて伝えられました。
休校中でも、ICTを活用した対応で充実した学習活動を進めてもらいたいという先生方の気持ちが伝わってきます!

【2年生】
学年の先生方の一覧をはじめ、新しい学年を迎える上での心構えや休校中の過ごし方について伝えられました。
また、2年生は学習のレベルが一段と上がるので休業中の課題も豊富!生徒が混乱しないよう、課題の一覧も記載されています。

【3年生】
3年生の学年通信では、学年に所属する先生方一人ひとりの自己紹介文が並びました。先生方の趣味や好きなもの、また生徒へのメッセージなど、各先生の個性が詰まった学年通信になりました!

 

現在もClassiにて学年通信を発行しています。
在校生の保護者の皆さまも、お時間ありましたら是非ご覧下さい!

本校は今年で創立70周年を迎えます。
そこでこれを記念して,令和3年度新入生より制服のリニューアルを予定!
これまでの本校制服のイメージはそのままに,機能性・外観美・イージーケア性を向上させた新制服へと生まれ変わります。
詳細はこちらをご覧ください。

※在校生の購入等につきましては現在検討中です。詳細が決まりましたらお知らせいたします。

新型コロナウイルスの影響で本校でも休校が続いています。そのため,なかなか本校の今の様子をお伝えすることができません。
しかしそんな今だからこそ,本校では普段どのような教育活動を行っているのか定期的にお伝えしていきます。少しでも本校の魅力が伝われば幸いです!

では今回は,「体験型高大連携教育」についてお伝えしていきましょう。
本校は,東京都にある日本大学付属高校の中で唯一,大学の学部(日本大学文理学部)に隣接しています。そのため生徒は,本校の施設だけでなく,文理学部の施設も利用でき,高校生でありながら大学の雰囲気や様子を肌で感じながら高校生活を送ることができます!
以下に,大学に隣接している本校ならではの取り組みを紹介します。

① 高校2年生からは,大学の講義の受講が可能!
隣接する文理学部だけでなく,法学部・経済学部において実際の大学の講義を受講できます。もしここで単位が取得できれば,それぞれの学部に進学した場合,条件を満たせば卒業単位としても認定されます。

 

②日本大学文理学部生による放課後チューター制!
日本大学部文理学部に在籍している教職志望の学生に,本校生徒の希望者に向けて放課後チューターをお願いしています。定期考査前などには,文理学部で教職を目指す大学生からも学習のサポートを受けられるのです。

ラーニングコモンズ①

③学部訪問の実施!
7月中旬に、1年生を対象として日本大学の学部を訪問します。説明だけではわからない大学の雰囲気を肌で感じ、自身の進路について考えるきっかけとしています。

 

④大学の先生方による出張講義の開催!
生徒が大学に行くだけではなく,大学の先生方を本校にお招きして講義をしていただくこともあります。これまでには,法学部長・経済学部長の先生方をお招きし,生徒たちは大変貴重なお話を聞くことができました。

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⑤文理学部諸施設の利用が可能!
図書館・カフェテリア・ラーニングコモンズ・体育館etc…。本校の生徒であれば,文理学部諸施設が自由に利用可能です。学習の場として,部活動の場として,また語らいの場として,本校には有意義な高校生活を送る環境がフルに備わっています。

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英語4技能とコミュニケーション能力を高め英語運用力を磨くため、

本校では英語教育に力を入れています。

ネイティブ教員による少人数の実践的な英語の授業を行うなど、

今後急速に変化する社会を生き抜く力を養成し、

グローバルな視点で考え、発言できることを目的としています。

本校ではその他にも以下のような取り組みを行っています。

 

グローバル教育

 

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