小学校での生活が始まって二週間。学校で見せてくれる表情にも柔らかさが出てきました。先週の金曜日には初等部の避難訓練がありました。一年生にとっては小学生としての初めての避難訓練です。子どもたちは「避難訓練は幼稚園のときにやったことあるよ。」「防災頭巾をかぶるんだよ。」と知っていることを教えてくれました。「おさない かけない しゃべらない もどらない」の約束を確認する中で、今回の訓練では「しゃべらない」を全員が守ることを決めました。実際の訓練もとてもりっぱな態度で初めての訓練に臨むことができました。教室に戻ってくると「先生、しゃべらないがみんなちゃんとできたよ。」「おさないとかけないも守れたよ。」と目標が達成できたことを喜んでいました。災害に備えた訓練は、これから何度も行う予定です。これからも真剣に取り組んでいってもらいたいと思っています。(1年学年通信「ひだまり」より)

 

今月の月間目標は「1年生を温かく迎えましょう」です。上級生が1年生に声をかけている姿もよく目にします。

昨日の1年生は、毎朝教室に来てくれる5年生と一緒に遊ぶ時間がありました。着替えを手伝ってもらったり、掃除をしてもらったり、本を読んでもらったりとお世話をしてもらっていますが、ペアと一緒に遊ぶのは初めてでした。遊具で遊んだり、ボールで遊んだり、鬼ごっこをしたり。初めは「どきどきするー」と言っていた子どもたちも、一緒に遊ぶと笑顔がこぼれました。汗いっぱいにかいて遊んだあとは「たのしかったー」と大喜びでした。信頼できる人が増えると、安心して生活できます。

5年生も1年生とかかわりが深まるにつれて、親しみがわいてきているようです。たてわりは、1年生だけでなく5年生にとっても大事な学びの機会です。

今週ようやく天候が安定し、外に出られるようになりました。1年生は体操着での生活が始まり、のびのびと遊ぶことができるようになりました。昨日は2年生のペアを決めました。決める前は、ペアにあげる名刺を描きながら「どきどきする。」「たのしみ~!」とつぶやいていました。2年生とのペアが決まると、名刺交換をして早速校庭で一緒に遊びました。

兄弟の少ない子が多いこともあり、たてわり活動の意味は年々増しているように感じます。1年生もペアと1年間の活動を通していろいろなことを学んでほしいと願っています。

入学式以来降り続いていた雨がようやく止んで、外遊びができるようになりました。校庭はぬかるみがあって使えないので、1年生も中庭で遊ぶことにしました。上級生のいない時間を見はからって中庭に出ると、子どもたちの顔が輝きました。遊び方の約束を先生から教えてもらって、早速遊びました。走り回る子、友達のようすを眺める子、日向ぼっこする子とそれぞれ、初めての外遊びを楽しみました。教室に戻ってくると「楽しかった!」と、みな晴れ晴れとした表情でした。

遊んでいるときの子どもの表情は、本当にすてきです。

 

今日は入学4日目でした。入学式以来、1年生の生活を5年生が応援してくれています。登校すると5年生がランドセルを片付ける手伝いをしたり、教師の本を読んでくれたり、お話をしてくれたりしています。1年生になったからといって、すぐにすらすらと本を読める子ばかりではありません。読んでもらったり一緒に読んだり見たりした方が、本の世界を楽しめる子が多いのがこの時期の1年生です。また、自分の選んだ本を5年生が読んでくれるので、5年生との心のつながりも生まれます。時間になって5年生が教室に戻るときには「また明日も読んでねー。」とかわいいお願いの声が聞こえました。5年生も笑顔で手を振っていました。

今年もいいたてわり活動ができそうです。

今日は入学後初めて、講堂での朝礼がありました。1年生が講堂に入っていくと、両側に並んだ上級生から大きな拍手をもらいました。嬉しそうな顔、びっくりした顔、恥ずかしそうな顔と表情はそれぞれでしたが、その後の整列の仕方や話の聞き方などは立派な小学生でした。学校生活への意気込みが感じられました。

 終わった後、子どもたちに感想を聞くと、「みんないい姿勢で聞いてた。」「目標をしっかりお話ししていたのがすごかった。」と、気付いたことを教えてくれました。学校生活のいろいろな場面で1年生の学びが始まっています。

5日(日)入学式が行われ、新しい1年生が入学してきました。あいにくのお天気でしたが、元気いっぱいの1年生の姿を見て、これからの生活が楽しみです。

入学式の壇上では「おめでとうございます」のお祝いの言葉に、元気な声で「ありがとうございます!」と返事ができました。上級生からの“歌のプレゼント”には、みんな楽しそうに耳を傾けていました。楽しい生活が続いてくれるといいですね。

今日(3日)は新学期の準備のために、新5年生が登校しました。つい2週間ほど前までは5年生がしてくれていたことを、今度は自分たちがすることになり、みんな張り切っていました。明後日に迫った入学式の準備をしながら「1年生が入学してくるのが楽しみだね」とお話ししている子もいました。5年生も、これから始まる新しい最上級生としての生活を心待ちにしているようです。

昨日(19日)初等部全員が学園講堂に集まり、「あすなろの集い」を行いました。各学年の修了を祝うとともに、5年生の初等部修了、中等部への進級を祝う会です。台本を読んだり歌を歌ったりしながら、それぞれの学年の思い出を振り返りました。式の終了後には、5年生が一人ずつ、舞台の上から在校生にお別れの言葉を伝えました。5年生のことばが続いているとき、1年生の席から泣き声が聞こえ始めました。担任がわけを聞きに行くと、「5年生とのお別れが悲しい」と泣いていたのでした。1年間、毎朝交替で面倒を見てくれたり、遊んだりしてくれた5年生ですから、1年生も別れがつらかったようです。5年生ご苦労さま。1年生も4月から2年生としてがんばります。

14日に第62回清明学園中学校卒業式が行われました。初等学校から入学した子は9年間、清明幼稚園からの子は12年間の学園生活を終えました。幼稚園入園のころはなかなか泣き止まずに抱っこされていた子が、学園生活の中でたくましく育ち、高等学校への夢を語っていました。15年間の人生の大半を過ごした学園生活を思い出し、男女を問わず、涙をこぼす卒業生も少なくありませんでした。みな大きな夢を抱いて、それぞれの進学先へと羽ばたいていきました。

がんばれ!62回生!!

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