3学期は、なわとびが流行っています。体育の授業でなわとびが上手になった子が多く、休み時間にも中庭で跳んでます。「見て、見て!」と、練習の成果を披露してくれる子もいます。
先週、3年以上の全クラスで、授業の一環として大なわとび大会をしました。体育の時間に練習してきたおかげで、短い練習期間にもかかわらず、どの学級も上達していました。なわとびが苦手な子は、はじめは練習にも気が乗らなかったようですが、友達からの誘いが功を奏して少しずつ跳べるようになり、本番では元気に参加していました。
1.2年生が、移動動物園に来校していただいて動物ふれあい体験をしました。触れ合ったのは、モルモット、ウサギ、ヒヨコ、コーンスネイク、イグアナでした。子どもたちはウサギやモルモットを触って、「かわいい!」「こんなにあったかいんだ。」と温かさや毛の手触りに気付き、かわいらしさに笑顔がこぼれました。
また、生後10日のヒヨコが手から飛び降りるにビックリしたり、大きなイグアナが近づいてくると後ずさりしたりしている子もいましたが、スタッフの方に生き物の性質を教えてもらって少しずつ上手に触れるようになっていました。アレルギーのある子は触れる動物が限られましたが、間近から動物の様子に見入っていました。
都会の環境では生き物に触れられる機会が少ないので、今回は子どもにとって貴重な体験になったようです。
先週の手作りは、子どものリクエストで柏組はパラシュートを作りました。以前作ったことのあるパラシュートを風のある日に飛ばしたら楽しそう!という声があり作ることになりました。今回は、前回よりも大きなポリ袋で作ることにしました。
「この大きな袋でパラシュートを作ったら、どうなるかな?」と問いかけると、「(前より)遠くまで飛ぶと思う!」「風で上に上がっていく!」と前に作ったパラシュートよりも距離も高さも飛ぶのではないかという予想が立ちました。それでは作ってためして見ようと、子どもたちはニコニコと作り始めました。
50リットルのポリ袋は切り開くと、約1mの大きさになります。教室の机の上ではのりきらず、床に床において作る子もいました。前に作った経験が生きていて、予想していたよりもずっと早く出来上がりました。子どもたちはできあがったパラシュートをもって中庭を走り回ったり、高い所から落としていました。2階の窓から教師が落とすとパラシュートはふわふわと落ち、子どもたちの歓声が上がりました。「ぼくのもやって!」「私のも落として!」と声が上がり、子どもたちのパラシュートを落とすと、中庭を通る北風にのって中庭を舞い上がるものもありました。子どもたちは「予想が当たった!」「パラシュート名人になった!」と大喜び。楽しい1時間でした。
2月もわずかになり、1年生も楽しみにしているさんぽの時間も少なくなりました。
先日のさんぽでは、まだ行ったことのない道に行ってみようと雪が谷大塚駅の東側の住宅街を歩きました。細い路地を歩いていくと、白梅の大きな木がありました。「いいにおい!」とマスクを取ってかおりをかいでいる子もいました。
先へ進むと小さな階段があり、「行き止まりかと思ったら階段がある!」とビックリ!そのわきには乾いた水路があり「これなんだろう?」「川だ!でも水がないよ。」「水なし川だ!」と驚いていました。
路地から公道へ出ると、急に視界が開けていろいろなものが見えてきました。ここにも「白梅がある!」「ここの道に出るんだ!」と再び驚きの声が上がりました。さんぽの面白さの一つは、世界が広がる楽しさです。
最後は学校近くの公園に着き、しばらく遊びました。公園のしだれ梅が子どもたちを見下ろすように咲いていました。
立春を過ぎて暖かい日が増えてきました。さんぽの時間は季節の移り変わりがよくわかる時間です。今回は春を探して歩きました。
黄色い蠟梅(ろうばい)は香りがほぼ消えていましたが、その先の陽だまりに紅梅やスイセンが咲いていました。みゆき公園ではハクモクレンのつぼみが膨らみ始め、ボケの花も咲いていました。しばらく春の日差しを楽しみながら公園で遊んで帰りました。
帰り道で、子どもたちが「いいにおいがする!」と、目ではなく香りで梅の花に気が付きました。
春はゆっくり近づいています。
さまざまな行事が再開する中、今日は初等部で和太鼓演奏を鑑賞する会を催しました。出演してくださったのは、和太鼓グループ彩‐sai-です。
オープニングから迫力のある大きな和太鼓の音が響き、子どもたちはびっくり!低学園の子も舞台発表会で5年生が叩いているのを見ていますが、プロの和太鼓の迫力に驚いていました。それでも音の大きさに慣れてくると、手拍子をしながら全身で和太鼓の響きを楽しみました。途中では5年生の担任の先生が演奏に加わって、子どもたちは驚いたり、感心したり。最後に全員の迫力満点の演奏を聞いて和太鼓鑑賞教室が終わりました。
教室に戻る前に、1年生の男の子が「今日の音楽、サイコーだったよー。」と感謝すると、彩のみなさんは「ありがとー!」と笑顔を返しくれました。彩の皆さんのメッセージが子どもたちの心に届いたようでした。
今年は1月6日が寒の入りでした。今が一番寒い時期です。
そんな中でも1年生はさんぽの時間がありました。子どもたちはさんぽの時間を楽しみにしているので、寒さをこらえて散歩に出発しました。
今回の目的地はピノキオ公園です。お気に入りのティラノサウルスに子どもたちが殺到していました。2学期に上れなかった子が恐竜に上れるようになったり、恐竜の頭にまたがることができるようになったりして、子ども自身が驚いていました。他の子は10人ほどの集団になって鬼ごっこをしたり、遊具遊びを楽しんだりしていました。自分たちで自然に大きな集団を作って遊べるようになるのは、学童期の2年生の特徴です。短い冬休みの間に、子どもたちはまた少し、2年生に近づき、お兄さん、お姉さんになっていました。
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