ごきげんよう。
今日は高校受験生向けに学校説明会を開催いたしました。
まずは校長から学校の理念や歴史について説明があり、続いて副校長より本学園の教育内容について説明がありました。
瀧野川女子学園は創立時から「学校は楽しい場所であるべき」という考えを持っています。自分の好きなこと、やりたいことに思いっきり挑戦して、将来自分のやりたいことと世の中に貢献することを両立できる、仕事や人生を手に入れられるような教育を目標としています。
2020年度の大学入試について昨日のニュースでは英語の民間試験導入が延期となりましたが、社会の流れはその方向で動いています。英検やTOEICなどで高いスコアが採れる人、つまり「使える英語」が身についている人に有利な傾向がでているのです。本学園では9年前から「使える英語」の教育を行なっています。
また、今の受験生が社会人になる頃には、約半数の人が今はまだ存在していない仕事に就く可能性があると言われています。本学園の大きな特徴の一つ、創造性教育は、そんな世の中で思いっきり好きなことに取り組めるような、創造性と起業家精神を身につけられる教育内容になっています。次年度から学習指導要領の改定により必修となる「総合的な探求」という授業では、本学園がこれまで行なってきた創造性教育が当てはまり、2016年度から先行して実施してきた内容に加え、新たに高校3年次に「大学以降のキャリアを探求する」というテーマのもと、学んでいきます。
全体の説明の後に、高校2年生によるハワイ諸島修学旅行について紹介がありました。
–−−チャリティーバザーはどうでしたか?
「事前に英語で商品を説明する言い方を勉強して行き、当日は歩きながら宣伝やチラシ配布を行いました。購入したものを身につけて見せにきてくれた人がいたのは嬉しかったです。自分たちで作った商品を販売する難しさも感じましたが、みんなで協力して成功に終えられた、この経験はこの学校でしかできないことだと思います。自分で頑張ったと心の底から思える体験や、頑張っていることを応援してくれる人がいる実感を感じることができました。」
「たくさんの人がブースを訪れてくれるよう、デザインを工夫するなどしました。話しかけることで新しい英語を習得することもでき、文法よりも伝えたい思いがあることが大切だと感じました。販売する中で、日本で売れるものと傾向が変わることに気づくこともできました。自分で作ったものが海外の人に手に渡り、受け入れてもらえたことが嬉しかったです。」
–−−受験生に向けてメッセージをどうぞ。
「私も受験生だった時に説明会でハワイの修学旅行を知って、行ったことがない所で楽しみでした。女性の教育のためのチャリティーバザーに参加することで”大切なことをやっている”という実感があります。”楽しかった”だけではなく、達成感も味わえる修学旅行に参加できます。」
「ハワイに行けるだけですごいと思っていました。今こうして人の前で説明するとは思っていませんでした。自分で商品を作って売る経験を高校2年生でできるのはすごいと思います。最後まで頑張って良かったと思える経験ができます。」
昨年度のチャリティーバザーでは、約997ドルの売り上げがありましたが、今年度はそれを上回る約1680ドルの売り上げがありました。売り上げは全額、現地の女性教育支援のために寄付し、社会貢献したことも生徒にとって大きな達成感に繋がったようです。
説明会の後は黒板の無い教室で体験授業に参加いただきました。
生徒のiPadで書いているものは先生のiPadでも見ることができます。先生の話を聞いてメモをとる様子なども分かり、生徒一人一人の状況を見ながら授業を進めていきます。体験ではありましたが、みなさん真剣に授業に参加いただき、より具体的に授業の雰囲気をイメージしていただけたようです。
まだご参加いただけていない方は、ぜひ実際に体験してみてください。お待ちしています!
〜受験生向けイベントのお知らせ〜
<学内イベント>
【中高一貫】入試チャレンジ&解説会
日時:11月16日(土)13:30〜
小学6年生を対象に中高一貫コースの入試体験イベントを行います。
解説会で自分の苦手を発見し、入試本番に挑みましょう!
【高等学校】学校説明会
日時:11月16日(土)13:30〜
高校受験生を対象に学校説明会を行います。
授業体験や制服試着、個別相談会も行いますので、ぜひご参加ください。
第四回デッサン教室
日時:11月16日(土)14:00〜17:00
小学4〜6年生・中学1〜3年生を対象に、静物の鉛筆デッサンを行います。