寒さがまだ続き春が待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしですか?

玉川聖学院のホームページが4月1日からリニューアル致します。

公式Facebookページもありますので、そちらも合わせてご覧ください。

以下来年度の学校説明会の日程です、今からご予定ください☆
5月22日(木)中等部学校説明会

6月7日(土)中等部オープンキャンパス①

6月27日(金)中等部学校説明会

7月21日(月・祝)中等部オープンキャンパス②

9月5日(金)中等部学校説明会(金)

10月13日(月)中等部オープンキャンパス③

10月24日(金)中等部ナイト説明会

11月24日(月・祝)プレテスト

12月6日(土)クリスマス中等部学校説明会

1月9日(金)中等部学校説明会


日時:2014年1月10日(金)
時間:10:15~12:45

☆今回の主なプログラム
・女子教育
・教育方針
・在校生保護者によるスピーチ
・学習支援体制及び進路結果
・2014年度入試について(6年生プログラム)
・4教科入試問題解説(6年生プログラム)

会のあとには、学校紹介ビデオ、授業見学、情報センター見学、入試個別相談、教科別相談が可能です。

 2013年度中等部入試に向けて,プレテストを実施します。対象は小学校6年生です。
入学試験の当日に近い雰囲気の中で,「プレテスト」を受験してもらいます。
2科・4科の選択制です。それぞれ20分の試験の後に,20分間の解説を行います。

受験生希望者だけではなく,保護者の方の参加も大歓迎です。
受験希望者が試験を受けている間に,学校の教育方針・入試説明や,
「4教科の入試問題」の解説をする予定です。特に新しい「総合学力試験」の内容についても
説明をいたします。

詳しくは学校HPをご覧ください。

9月15日(土)・17日(月・祝)の2日間、第50回学院祭が行われます。今年度は記念すべき50回目の学院祭となり、例年以上に生徒たちが心を込めて準備しています。今年度はテーマを「Shine☆(シャイン=英語で「輝く」)」と設定しました。 学院祭を通して生徒がそれぞれ輝ける時をもてれば、という想いと東日本大震災の被災地のことを覚え、少しずつでも早く復興し輝けるように私たちもできることをしていこう、という復興への希望を感じていただけたら幸いです。

☆ホームルーム棟3階にて、「受験生なんでも相談室」をオープンしています。入試相談をはじめ玉川聖学院をよりよく知っていただけるコーナーです。お気軽にお立ち寄りください。 受験生の皆様には、受付にて「玉川聖学院特製マドレーヌ」の引換券を配布いたしますので、相談室にて券をご提示・マドレーヌと交換してください。先着200名様限定ですので、ぜひお早目にご来場ください!

☆校内スタンプラリーに参加していただくと、小学生以下の方には学院祭50回記念オリジナルグッズを景品にご用意しております!

皆様のご来場お待ちしております。 9月15日(土)10時~16時 17日(月・祝)9時半~15時半

クラブ・ステージ発表等の詳しい内容は、以下玉川聖学院HPをご覧ください。

http://netty.typepad.jp/tamasei/2012/09/post-d279.html

日時: 第2回 説明会 6月29日(金)10時~12時55分
第3回 説明会 同日 19時~21時15分

第2回、3回共に、玉川聖学院の教育をよりよく知っていただけるプログラムを準備しております。

第2回
・パイプオルガンミニコンサート
・6年間の教育を経て巣立った卒業生たちに関しての話
・23日開催の音楽会高3優勝クラスによる再演(合唱)
・中1生徒の様子(主任より)
・教科指導方針(理科主任)
・ビデオによる学校紹介
・卒業生から「玉川聖学院から学んだこと」。。。青山学院大学 国際政治経済学部4年(国内航空会社へ就職予定)
・昨年度卒業生進路結果および学習支援体制
・2013年度入試について
・授業公開(4時間目)
・情報センター(学校図書館)見学
・入試個別相談  など
第3回
・パイプオルガンミニコンサート
・教育方針(ビデオ含む)
・女子教育の魅力
・卒業生から「玉川聖学院から学んだこと」。。。青山学院大学 国際政治経済学部4年(国内航空会社へ就職予定)
・昨年度卒業生進路結果および学習支援体制
・2013年度 入試について
・情報センター(学校図書館)見学
・入試個別相談   など

皆様お誘い合わせの上、ぜひお越しください!心よりお待ちしております!

第1回 中等部 入試説明会のご案内

今年度はじめての入試説明会を行います。

2013年度入試は入試回数や内容等新しくなりますので、

この機会にぜひお聞きいただければ幸いです。

日時 5月25日(金) 10時~11時50分 ※予約不要

※4時間目授業公開
※底のやわらかい靴でお越しください。

2011年度の学校生活は今日を区切りに終了しようとしています。皆さんにとってこの一年はどのような年だったでしょうか。昨年3月の大震災により社会全体が大きく揺らぎ、何かが変わらなくてはいけないと感じた一年でした。今年度当初の4月には余震が続き、原発事故の収束が不透明な中、学校でも体育祭や校外授業の実施が危ぶまれ、先行きの見えない不安に襲われましたが、本当に守られて、全ての行事を滞りなく行うことが出来たことを感謝しています。

 

一つ一つの行事や日々の学校生活が決して当たり前ではなく、私たちに与えられた恵みであることを実感できるからこそ、毎日を丁寧に誠実に送ることを意識できた一年になったのではないかと思います。今ふり返ると、この一年の皆さんの学校生活は大変充実していたと思います。行事や生徒会活動、クラブ活動や各種の発表会も、中学生・高校生らしい創意工夫が見られました。震災を忘れずに覚え続ける努力も目立ちました。生徒会の募金やイベント、毎朝の礼拝の祈り、具体的な行動の数々は、皆さんの心の中にある他者への思いの表れとして充実したものでした。

 

昨年4月に完成した「学習センター」は、自学自習の象徴的なスペースとして活用されました。この一年、先週卒業していった高校三年生を中心に、この自学自習の場を用いて、粘り強く学習が展開されました。2月末まで国公立の2次試験のために自習室にこもっていた生徒たちの姿は一つのモデルとなりました。皆さんはこの一年、学習面での達成感や学ぶことの主体性を確立することが出来たでしょうか。テストは一つの結果にすぎませんが、通知表を見る今日にはもう一度立ち止まって、この一年の軌跡をふり返ってください。

 

この年度は全体としては前向きで積極的な面を強く感じましたが、問題がなかったわけではありません。持っている良さを発揮できずに無為に一年を過ごしてしまった人はいませんか。我儘や自己中心に気付かずに、人を傷つける言葉に鈍感だった人はいませんでしたか。中にはそのことに気づいて、ある時を境に一気に成長の階段を駆け上がっていった人もいました。

 

今日は節目のときを迎えましたが、この節目の時は何かに気づく時でもあります。ちょうど大震災から40日くらい経った4月の新聞に、アメリカの歴史学者ジョン・ダラー氏のインタヴュ―記事が載っていました。ダラーさんは「敗北を抱きしめて」という本で、第二次大戦の破壊から立ち直る日本人の姿を描いたアメリカの歴史家ですが、震災後の日本は、何かが変わる節目にあることを語っています。節目は人の考えや生活を変えるチャンスの時であるのです。しかし同時にダラー氏は、そのインタヴュ―の最後にこうも語っています。

 

「個人の人生でもそうですが、国や社会の歴史においても突然の事故や災害で、何が重要なことなのか気づく瞬間があります。すべてを新しい方法で創造的な方法で考え直すことが出来るスペースが生まれるのです。関東大震災、敗戦といった歴史的瞬間は、こうしてスペースを広げました。そしていま、それが再び起きています。しかし、もたもたしているうちに、スペースはやがて閉じてしまうのです。既得権益を守るために、スペースをコントロールしようとする勢力もあるでしょう。結果がどうなるかは分かりませんが、歴史の節目だということをしっかり考えてほしいと思います。」

 

節目は、ドアが開かれる時だとダラーさんは語っています。今、皆さんは新年度に向かって、心のドアが開かれていることを感じますか。進むべき方向、変えていくことがら、目指すべき生活が見えていますか。節目の時はそれが見えてドアが開かれる時なのです。しかし、ダラー氏が警告しているように、せっかく開かれたドアも、もたもたしているうちに、行動に移さないでいると、一歩踏み出すことをせずに、今のままに留まっていると、開いたドアも閉じてしまうというのです。

 

この国は震災を契機に変わることが出来たでしょうか。それとも開かれた世界が閉じてしまって、昔と同じように変われないでいるのでしょうか。震えるような衝撃を受け止めて、新しい価値観に立つ社会に変われたでしょうか。エネルギー政策の転換を含めて大きな疑問を持たざるをえません。

 

皆さんは、この節目の時、開かれたドアから一歩踏み出して、この春休みを過ごしてください。そうすれば、新年度は新しい自分と出会うさらに豊かな一年になると思います。皆さんの一層の飛躍を期待しています。

今年の春はまだ遠いようだ。各地で計画されていた「梅まつり」が終わってもまだ梅の香は私たちには届かない。それでも3月の暦を迎えると、節目の季節が訪れたことへの想いは強まってくる。卒業の季節を迎えるからだ。

 

昨年の3月は震災とその後の原発の事故の恐怖に怯えた日々だった。あれから一年が経とうとしている。時間の経過と共に、被災地の言葉と東京で語られる言葉のギャップを日々に感じる中で、この国の生きる形はどのように変化してきたのだろう。社会の問題を専門家に任せて無責任に時代を批判するだけでは何も解決につながらないことを私たちは学習したのではなかったか。また一方的で乱暴な言説に惑わされないように、一人一人の見識が問われていることを自覚させられたはずだったのではないか。震災後に新しい時代が始まっているのだろうか。私たちはどのように新しい教育の言葉を紡ぎ出すことが出来たのだろうか。

 

先日、青山学院院長の山北宣久先生をお招きして高等部3年生のための卒業礼拝が行われた。数年前に教会の牧師としてクリスマス礼拝にお招きしたことがあったが、この度はキリスト教学校の責任者として、卒業生のための説教にお招き出来たことを感謝した。「蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい」と、これから本校を巣立っていく生徒たち一人一人に向けて良きメッセージを送ってくださった。時代の困難の中にひるまずにそれぞれのミッションを果たしていくための秘訣を、心を込めて語ってくださった。

この季節になると、一人一人の3年間、6年間の軌跡を思い返すことが多くある。成長の仕方は個人個人異なっているし、中にはハラハラさせられた生徒達もいた。卒業礼拝に出席している生徒達の多くは、素直で心優しい玉聖の心を大事にして育ってきた生徒達だ。成長の過程では挫折や困難を経験した者もあるが、それぞれの仕方でマイナスをプラスに変えて努力を継続してきたことを、傍らから垣間見させてもらうことが数多くあった。驚くほどの成長に喜びを分かち合うことも数多くある。今年も充実した3月を迎えている。

 

山北先生の語られた「狼の中に羊を送り出す」とイエスが語られた心境は、私の心にも響いてくる。「虚構」にしか見えないような将来に対する絶望感が充満している現代社会の中に出ていく生徒達には、行く手を阻まれているように思える現実の多いだろう。その中にミッションとパッションを持って生きることの意味を伝え続けた私たちの想いは届くのだろうか。羊飼いなる方の守りを心から願うばかりだ。

ようやく受験シーズンが終わった。今年は当初から予想された以上に私学にとって厳しい入試であった。
少子化と長引く不況、震災後の経済社会の不透明感と通学の安全への配慮など、私学を取り巻く環境は大変厳しいものであった。また、女子校人気の低落、公立の中高一貫校への期待と授業料無償化の現実も、私たちの学校にとって逆風になっているようだ。

 

そんな中での中学受験は、近年の経験の中では応募者においても入学者の数においても例年を下回り、残念ながら願っていた募集定員を完全に満たすことが出来なかった。
今まで各地の私学が経験してきた現実を、私たち自身が多少味わうこととなった。
冷静に分析してみると、受験者の減少は集団としての質の低下(不本意入学者の増加)にはつながっていないと思われる。本校の教育を重んじて志望してきた人たちが、いわゆる偏差値を度外視して、今年も多数入学してくれた。
先週末に入学ガイダンスが実施されたが、積極的で温かい雰囲気があり、非常に良い学年が形成されるだろうことが予想され、彼等の成長を楽しみにしたいと思わされた一日となった。

 

出願が始まってから今日まで、正直に言うとずいぶん長い日々であった。
現実に応募者が減少するということは、どのような不安を引き起こすことなのかを体験させられた。
学校の責任を担う者の一人として、焦燥感と重圧を感ずる日々であった。しかし不思議なことに、そのような中にあっても、思っていた以上の励ましと慰めが与えられることも経験した。期待を持って入学してくる人たちが非常に多いことも確認させられた。思っていたより多い人数が入学することも確定した。

 

確かに周囲の環境は厳しいものがある。来年度に向けて考えていく課題も多いことを自覚している。
しかしもう一つの現実は、この学校の中にある生き生きとした関係性だ。課題を課題として共に分かち合うことの出来る教職員の集団、前向きに学校生活に取り組む生徒達、教育方針を理解して協力的である保護者達、これらの人たちに囲まれて教育の業に臨むことが出来ることを改めて感謝した。そして、今年の分を何とか取り返すために希望を持って、新しい挑戦に励みたいと心からの意欲が涌いてくることを感じている。

 

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