国語の授業は「読みに始まり読みに終わる」とよく言われます。

新渡戸文化小学校では「読む」授業を長い間大切にしてきています。

 

音読力の向上を目指して始まった「音読発表会」は20年以上も続いています。

普段の授業の読解や読書の授業などの言葉の学習と結びつきながら、

基本的な「読み」の力が身についていきます。

 

また、並行して書く力を育てる作文指導にも力を入れています。

日記や作文を朝の会や授業で取り上げたり、学級通信で紹介したりして

クラスで読み合い感じる力を育て、その集大成として全校児童の

文集『ぶどうの実』を毎年作成しています。

 

そんな新渡戸文化小学校の「国語」の持つ楽しさ、美しさ、力強さを、

聴覚・視覚、五感の全部を通じて体感できる行事として年2回の

音読発表会は設定されています。

前期は今回行われたクラス全員参加の群読の発表、後期は代表児童の

朗読です。

 

ことばが織りなすリズム、日本語の美しさを、耳で体で受け止め

体験できるのが、新渡戸文化小学校の発表会なのです。

 

音読発表会

 

音読発表会の様子はこちら⇒

田植えから稲刈りまでを経験する農業体験学習。

新渡戸文化小学校では、米作りを学習・体験し農業の大変さ・

素晴らしさを身をもって感じることを通じて、

農業を営む方々への感謝の気持ちを持つことを学習の目標とし、

この農業体験学習を毎年続けてきています。

府中市住吉町にある農業を営む沢井行雄氏所有の

田んぼをお借りして、今回は田植えを体験しました。

 

4年生 農業体験学習

 

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67期2年1組 保護者に配布される学級通信『きぼう』第1号より

『毎日日記』の記事を紹介いたします。

 

2年生になり、連絡帳に毎日の心の動きを書いています。

先ずは、「お友達のことや気持ちをしっかり書くと、読む人が

想像しやすいね。」と声をかけてから書くようにしました。

担任の私も、子どもたちが学校で過ごす様子を知ることが出来、

うれしく思っております。

 

月曜日

 

Kくんのにっき

「きょう、Nくんのドッジボールのとき、ボールが2、3かいとれて

うれしかたです。」

 

先生のコメント

さく文のじゅぎょうで学しゅうした、「いつ」「だれと」「なにをした」を

しっかりとかけていますね。

お友だちの名がでてくるので、ボールをとれた「うれしさ」がよく

つたわります。

Nくんのボールをとったあと、どうしたのかな。

Kくんのボールは先生がとってあげましょう。

 

学級通信『きぼう』第1号

 

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劇団四季の俳優さんたちが4月27日、新渡戸文化小学校の5年生に

『美しい日本語の話し方教室』を教えに訪れました。

 

『美しい日本語の話し方教室』は、小学校5、6年生を対象に

劇団四季の俳優さんたちがはっきり話すためのコツを実際に

子どもたちに体験してもらいながら伝えていく社会貢献活動の

教育プログラム。

 

2005年から始まったこの活動は今年で11年目を迎え、全国各地に

その輪を広げ昨年までに約3700校、30万5000人に教えているそうです。

訪問してくれたのは実際にミュージカルに出演している3人の

俳優さんたち。

文字を追う「読み言葉」と、相手に思いを伝える「話し言葉」の違いや、

5つの母音をはっきり発音することの大切さを分かりやすく実践的に

指導してくれました。

 

美しい日本語の話し方教室

 

当日の様子はこちら→

新渡戸文化小学校では班のメンバーに1年生から6年生まで

全ての学年が含まれる「縦割り生活班」で様々な活動を行っています。

 

4月10日の朝礼時には、この縦割り生活班の新しいメンバーが初めて対面する

顔合わせ会が行われました。

 

縦割り生活班のメンバーは「ランチデー」や、後期には班で力を合わせて歩く

「歩く会」などの縦割り活動でまるで本当の兄弟・姉妹のように絆を深めて

行きます。

 

会の最後には先頭の6年生に続いて1年生から5年生まで順に1列になって、

体育館から玄関までの道程を最初の縦割り活動として歩きました。

その姿がカルガモの親子のようで微笑ましかったです。

 

縦割り生活班顔合わせ会

 

当日の写真を見る→

卒業式の会場となる大体育館の1階に、

卒業生が図工の時間に制作した自画像と、

卒業記念品となる自分たちで彫った

漆塗りのお盆の力作が展示されました。

 

漆塗りのお盆は本校の卒業生でもある

体育の先生が今でも年に一度家に飾る程、

一生残せる作品となっています。

 

ぜひ卒業生も6年間の思い出と共に

大切にしてくださいね!

 

 

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2015年3月16日

 

6年生を送る会が本日4時間目に小体育室で行われました。

司会進行は学級委員会の子どもたちが務めてくれました。

 

各学年による6年生に贈る出し物は笑いもあれば、寂しくなりますという

在校生からの気持ちを伝えるものまでバラエティーに富んでいました。

 

3年生はオペレッタで自分たちが演じたフィナーレの「ビバ!」と歌う歌と

踊りを披露してくれました。

5年生は中高生と取り組んだハレルヤコーラスを6年生へ贈る歌として披露

してくれました。

 

低学年の、6年生の優しかったエピソードを交えた群読では、6年生の班長の

名前を言ってエピソードが話されるので、6年生からも思わず歓声が上がって

いるのが印象的でした。

 

新渡戸文化小学校の特色である縦割り生活班で慕われる6年生だからこそ、

6年生の優しい姿が下の学年の子たちにの気持ちの中にしっかりと

引き継がれていくのだと感じます。

 

在校生から6年生に贈り物が手渡され、最後に全校児童が手をつないで作った

卒業のアーチを6年生がくぐりました。

在校生は親しみを込めて6年生の大きな背中をポンポンとなでながらのアーチ

くぐり。

 

6年生は満面の笑顔でくぐり抜けました。

いよいよ卒業の日が近づいてきます。

 

6年生を送る会

 

当日の様子はコチラ⇒

3月3日は桃の節句。1年生の子どもたちが図工の授業で

雛人形作りをしました。

小さな紙をとんがり帽子のように丸め、ねんどを使って

顔や髪の毛を作り思い思いに雛人形にしました。

 

「おだいりさまとおひなさまどっちがひだりで、どっちが

みぎにいるの?」という難しい質問をした女の子。

「みんなが住んでいる東京がある関東では向かって左が

お内裏様。でも関西では右側にお内裏様で逆になるんだよ」

と先生が教えてくれました。

 

節分の日の1年生の質問「なんで節分だけ2月3日で数字が

揃っていないの?」に引き続き、子どもの純粋な疑問に

ハッとさせられる雛人形作りでもありました。

 

ひな壇は4年1組の子どもたちに赤色のアクリル絵の具で

図工の授業の中で塗装してもらいました。

 

雛人形作り

 

子どもたちが作った雛人形をみる→

2月17日、4年1組の図工の時間に、ゲストティーチャーをお迎えして、

アニメーションのワークショップを体験しました。

ワークショップ講師は女子美術大学教授の羽太先生。

昨年度も4年生にアニメーションのワークショップを行って頂いています。

 

動きを考えだし<=創造する力>粘土で立体的に作り、写真として

取り込み、連続した動く映像として完成した時に子どもたちが驚き・

喜び・感動<=創造する力>を味わえる題材として図工の授業で

「アニメーション」を学ぶ事には大きな意義があります。

 

先週の図工の時間に宿題として出されたプリントに子どもたちは

12コマの動きの構想を下書きしてきています。

それを元に、女子美術大学の助手さんと学生さんにアドバイスを

受けながらカラフルな樹脂粘土で12の動きを形にしていきます。

 

出来上がった12コマの粘土でできた立体を回転台に乗せipadで

撮影してもらい、再生すると・・・

12の粘土の人形が動き出しました!

 

アニメーション・ワークショップ

 

当日の様子はこちら

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