The 12th IIBC Essay Competition

(October 2020)

This year, students were invited to write about a cross-cultural experience that had changed them. Miss Anne Kashiwagi (H2 / EI CLUB) received a special prize for her essay titled, ‘Knowing What I Need’. This was a great achievement as around 1,800 applicants submitted essays of a very high standard.

高校2年・EIクラブの柏木杏さんがIIBCエッセイコンテストで入賞しました。応募総数は約1800名で大変な激戦でした。その中で特別賞・日米協会会長賞をダブル受賞したことは特筆に値します。

 

迎えた3日目、三番瀬での疲れを見せまいとしていたのか、朝から教室は賑やかでした。

2日目の思い出話に花が咲き、E組らしい1日の始まりを迎えました。この日は各自パワーポイントを作成した後、発表を通して、三番瀬での活動の振り返りや、西表島に向けての事前学習を行いました。

3時間でこれら、2種類のパワーポイントを作成する、といったハードなスケジュールの中、時々笑みをこぼしながら皆で乗り切りました。そして、発表の際には先生のフィードバックに耳を傾け、プレゼンテーション力を磨きました。その後、放課後の研究活動にも勤しみ、1日を終えました。

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三番瀬での活動を振り返り、「干潟」について多くを学び、自分なりの考えを持つようになったと感じます。

また、西表島に向けての事前学習では、それぞれの自主探究のテーマに触れ、3月の修学旅行に向けて、期待を膨らませました。 達成感を感じられる、そんな3日目でした。

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この3日間で、お互いを助け合える、協力し合えるクラスになったと感じます。2020科学チャレンジクラス
これらを意識しつつ、今後は「自分にできること」を各自考えて行動できるようにすることが、一番の目標です。「立つ鳥跡を濁さず」という教訓の通り、学ばせていただいた場所をきれいに戻すことを自分たちでできるようにしたいです。

また、3月の修学旅行に向けて、生物をどう撮影するとその特徴が伝わりやすいのか、カメラの撮影技術を鍛えることも目標の一つとなりました。

 

2日目はふなばし三番瀬海浜公園・環境学習館に行きました。

「干潟観察&浄化実験グループ」と「海のプランクトン観察グループ」に分かれて校外学習を行いました。

「干潟観察&浄化実験グループ」はスコップで砂を掘り、埋まっている二枚貝を採集し、その二枚貝で浄化実験を行いました。浄化実験は2つの水槽に汚れを入れ、片方だけ二枚貝を入れて行いました。二枚貝の入っている水槽が浄化されていくのを見て、干潟の生物の大切さを感じることができました。

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「海のプランクトン観察」は海に網を垂らし、桟橋の一部分を往復するというのを計4回行い、プランクトンを採集した後、顕微鏡で観察しました。

観察した際に、ゴカイの幼生やホヤの幼生を観ることができました。皆、1種類のプランクトンを3日目のプレゼンテーションのために調べ、今まで知らなかったことを知り、視野を広げることや観察力を鍛えることができました。

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また、三番瀬環境学習館の展示を全員が見学しました。スタッフの方から課題を出してもらい、展示を見ながら班で楽しみながら学ぶことができました。

今回の校外学習は天候に恵まれず大変な部分もありましたが、普段は学校で研究しているため、外に出て皆と学ぶことが新鮮で、より一層3月の西表島に行くのが楽しみになりました。

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1日目は佐伯先生による星砂講義と清藤先生の干潟についての授業、またWRO(世界の子供たちを対象にしたロボットコンテスト)世界6位の受賞経験を持つ卒業生の別所晏柚さんのプレゼンテーションがありました。

星砂講義では一口に星砂と言ってもホシズナとタイヨウノスナの2種類があること、それらが見た目・呼び方・生息の仕方においても全然違うこと、私達が3月に行く西表島にある星砂海岸の星砂はどこから来ているのかの定説とそれに対する疑問について学び、その後それらを踏まえた上でホシズナとタイヨウノスナの解析作業を行いました。

根気のいる作業で一つ一つ丁寧に解析することに苦戦する人が多かったですが、次第に解析のスピードが上がっていって最終的にクラスで2000前後のサンプルの解析を行うことが出来ました。

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別所さんのプレゼンテーションは科学に興味を持つ私たちに向けたもので、研究活動をすることのやりがいや楽しさについて語られたものでした。

大学では好きなことを集中して学べること、逆に言えばそれに専念することになるから、本当に学びたいことを見つけるために今色々なことにトライすることが大事だということ、そして、研究ではこれまでの常識を疑うことも大切だと教えていただきました。ユーモアを混じえて楽しくプレゼンしていただきましたが、その言葉の一つ一つに経験したからこその説得力があり、なるほどと思うことがたくさんありました。

昼食を食べた後は翌日に行く三番瀬の事前学習として「干潟ってなんだろう」ということを途中隣の人と話し合いながら学びました。意外と知らなかった干潟のことについて少し詳しくなり、翌日の校外学習で見たいもの、知りたいことがより鮮明になりました。西表島と三番瀬の事前学習と卒業生からのメッセージで充実した1日になりました。

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11月25日(水)午後に、中1・高1合同レクリエーションを実施しました。

最初はお互い緊張している様子でしたが、会が進むにつれて笑顔が見られるようになりました。

ジェスチャーゲームでは、相手の反応に合わせて身振りを変えるなど、工夫を凝らしてお題を伝えました。コミュニケーションにおいて必要なものは言葉だけではありません。相手の表情をよく観察する力や、伝わりやすい表現方法を見極める力は、今後も役立つはずです。

山脇クイズでは、学校や学園生活について一層理解を深めることができました。

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高1フロアでは、B組7班・10班、C組9班、F組12班が、中1フロアでは、B組4班、F組5班が優勝でした。おめでとうございます!

せっかくご縁があって知り合えた先輩・後輩関係を、今後も大切にしていきましょう。

1月9日(土)の入試対策説明会は、新型コロナウィルス感染予防のために、例年と大幅に内容を変更して実施します。

新型コロナウィルスの感染が拡大した場合や非常事態宣言等が発出された場合は、内容変更もしくは中止することを予めご了承ください。最新情報はホームページでご確認ください。

 

<ご来校の時のお願い>

1)校内ではマスク着用をお願いします。
2)入校の際の手指消毒ならびに検温のご協力をお願いします(体温が37.5度以上の方は入校できません)。
3)校内では安全配慮にご協力をお願いします。

 

<入試対策説明会の内容について>

入試対策説明会では、入試問題出題方針と過去問対策、出願から当日の流れなどをお話しします。
10/17(土)、11/14(土)、12/19(土)、1/9(土)の入試説明会は全て同じ内容となります。
また、オンデマンド入試説明会(10月17日収録)と同じ内容になります。

<予約について>

予約は12月9日(水)12時から受け付けます。「三密」を避けるために、来校者数を限定し、小学校6年生の受験生および保護者1名のみ予約を受け付けます。(保護者2名でも可能です。)

小学5年生以下は申し込みできない設定になっています。
小学5年生以下の受験生は、「入試対策説明会」はお申込みできないのですが、同時開催の「オンデマンド学校説明会・帰国生説明会」をお申込みいただくことが可能です。

次の(1)~(4)から参加希望のものをご予約ください。

(1)入試対策説明会 A  (120組)

14:00~15:00 入試対策説明会 A
15:00~17:00 校内見学A(希望者)/個別相談(希望者)

(2)入試対策説明会 B (100組)

15:45~16:45 入試対策説明会 B
16:45~18:00 校内見学 B(希望者)/個別相談(希望者)

(3)探究サイエンス入試体験  (30組)

14:00~15:00 入試対策説明会 A(希望者)
15:15~16:15 探究サイエンス入試体験、
16:15~17:30 個別相談(希望者)、校内見学(希望者)

(4)オンデマンド学校説明会・帰国生説明会 (500組)

全学年ご予約いただけます。ご予約の方に、URLをお送りいたします。
1月9日(土)9:00~1月10日(日)24:00までご覧いただけます。
*入試対策説明会を予約された6年生の方にもURLをお送りいたしますので、こちらの予約の必要はありません。

 

11月25日(水)に、高1の学年行事を実施しました。

午前の部の前半には、JICA海外協力隊で活躍されていた小清水翼さんをお招きして、インドネシアについてお話をうかがいました。

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クイズや体験談を交えた和やかな講演会で、インドネシアについて楽しく学ぶことができました。講演会後は一人ひとり、「異文化」とは何か、どのように接しようと心がけていくかを考え、留学生受け入れに向けて理解を深めました。

午前の部の後半には、12月14日(月)に行う留学生歓迎会の企画を競うクラスコンペを実施しました。

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企画の意図や目的を明らかにしたうえで、わかりやすいパワーポイントを作成し、相手に伝わる話し方でプレゼンをする……今までの探究活動で培った力が存分に発揮されていました。

優勝クラスの案を採用する予定でしたが、どのクラスも本当に甲乙つけがたい素晴らしい発表だったため、各クラスのいいところを組み合わせた形で歓迎会を実施することになりました。

期末考査も近く、忙しい日々が続きますが、留学生に「山脇に来てよかった!」と思ってもらえるよう、高1一同準備を進めていきます。

 

 

11月19日は、山脇学園初代校長山脇房子先生のご命日です。

放課後には、全校生徒を代表して、中高生徒会三役で山脇学園の歴史を築いてきた先生方の眠る墓前で報告に臨みました。

報告文章を練り上げていく際には、房子先生のお考えに立ち返るため、校長先生にお話を伺う姿が見られ、生徒代表としての役割を立派に果たしていました。

 

 

全校朝礼で高校生徒会長が全校生徒に向けて話をしました。
その内容をご紹介いたします。

今日は房子先生のご命日にあたるので、房子先生についてお話させていただきます。

房子先生は1867年6月4日にお生まれになり、幼少期から勉学に好奇心旺盛でした。父に教わった、「これからは女でも勉強さえすれば、いくらでも偉くなれる」という言葉を胸に、当時の日本社会は良妻賢母が主流だったものの、山脇玄先生と結婚した後も女流学者として社会事業にもいろいろと参画されました。そのような房子先生の学識と社会事業における行動力が注目されて、学校の空き校舎を使って女学校を開設しました。それが、今の山脇学園の始まりです。

房子先生は山脇学園の校長としてのイメージが強いですが、歴史的には婦人団体の社会活動家としての仕事の方も高く評価されています。その中でも注目すべき活動は、少女衣服改良会です。それは現在の実践女子学園創設者で広尾学園の初代校長の下田歌子さんや、嘉悦学園創設者の嘉悦孝子さんら女性教育者とともに婦人運動を推し進めたものです。

このように今お話ししてきたことは房子先生の功績の一部にしかすぎませんが、房子先生が女子教育の必要性や大切さを訴えてきてくださったからこそ、今の山脇学園があります。建学の精神には、『徳の高い人』になりなさいという言葉があります。それはしっかりとした知識や思考力、判断力、表現力を身につけた人のことです。学園生活のあらゆる場面がこれからの力を磨く機会です。

私たち生徒も『徳の高い人』になれるよう、目指していきましょう。

続いて、墓参で報告する内容を少しまとめて話させていただきます。
今年は新型コロナウイルスの影響で、例年とは違った新年度の始まりとなりました。

一学期の初めは学校に登校することができず、初めての試みとなるリモート授業を受けました。様々な行事が中止となり、例年とは異なる生活を送っていますが、今は登校することもできるようになり、日々の学校生活を楽しみながら過ごしております。
高校一年生は、現在留学生歓迎会や、中学一年生との合同レクリエーションに向けて準備を進めております。
高校二年生は、部活動や行事で先頭に立ち、多くの生徒が後輩を引っ張っていくことの大変さや、大切さを学びました。また、来週からの修学旅行に向けて現在準備を進めており、沖縄でしか体験できないことを、存分に学んで参りたいと思います。
高校三年生は、それぞれの希望の進路に向けて日々勉学に励んでおります。体育祭では、例年よりも練習時間が短かったにもかかわらず、見事な「ペルシャの市場にて」のダンスとプロムナードを披露してくださいました。「結」という人文字を一糸乱れず作り上げる姿に、私たち後輩も深く感動し、この伝統を引き継いでいきたいと改めて感じました。

先が予測できない状況ですが、今私たちができることを一つ一つ行い、変化の激しい社会の中でも女性として強く生きる力を身につけていけるよう、学び続けていきます。

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11月9日(月)の放課後、EUが山脇にやってくる(EU comes to your school)が開催されました。


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EU加盟国であるオーストリアから大使を山脇にお招きし、EUに関してお話をいただく講演会をしていただきました。
生徒たちはEUに関して事前に学習をしていましたが、直接聞くことで得られたものがたくさんあったようで、真剣に聞いている様子が伺えました。
講演は日本語への通訳もありましたが、大使の話す英語はとても聞き取りやすく、生徒自身も英語で聞くよい機会となりました。

これを機に、自分の知見をより広げ、これからの進路の決定に役に立てばと思います。

<生徒の感想>

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2020年10月31日(土) 山脇学園SI部・物理班は、台東区にある東京和紙様に取材をさせていただきました。

私達は今年から「様々な人に和紙について知ってもらえるロボットを作る」ということを目標に活動をしています。
コピー用紙などが浸透してきた現代で、和紙はなかなか使われる機会がありません。そんな中で、日本が世界に誇る伝統工業を私達が少しでも守れるような協力ができないかと考え、この活動を始めました。

今回、この活動の一環として 東京和紙 様に取材をさせていただきました。
実際の生産者の方のお話を聞くだけでなく、体験などもさせていただき、本当に楽しい時間となりました。
特に、和紙の原料となる楮(こうぞ)のお茶を飲ませていただいたときは、「和紙を作るだけでなく様々な楽しみ方、使い方があるんだ!」と本当に感動しました。

★動画はこちらからご覧ください。
https://youtu.be/2dzU5M8HQXs

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このように常識に囚われず、新たな発見・視点・楽しみ方を常に考えることはロボット作りにも必ず役に立つと思いました。

お話を伺って学んだことを生かし、日本の伝統工芸と最新のロボット技術を掛け合わせて、オリジナルのロボットを作りたいと思います。

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