7月17日(金)、推薦進学コースの高校3年生を対象に、明治学院大学 法学部グローバル法学科 鶴田 順先生による「教養原論」の講義が行われました。『法学・政治学からみた「他者」』というテーマでお話しいただきました。
生徒の意見・感想を紹介します。
- これまで学んできた条約や宣言がどのような過程で締結に至るのかについて学ぶことができた。とくに、SDGsは国際的な宣言→国際条約→国内法・政策ではなく、SDGs&国際条約→国内法・政策という流れで、両者の関係は対立的ではなく協働・相互補完的なのだとわかった。英語の授業で習った内容も出てきたプラスチック汚染条約がEUの規範戦略なのだと初めて知った。また、法的拘束力のある規範と非拘束的規範の相互作用において、刑事訴訟法は法廷通訳の費用負担は被告人、国際人権規約は法廷通訳の費用は無料、と、国内と世界に通用する規範で異なるものが存在しているということに驚いた。それと同時に、なぜ矛盾するような法律を日本は作ったのかが疑問に思った。
- 今回の授業を通してグローバル規範は国だけでなく、国際機関や企業、NGOなど多くの主体が協力してつくられ、広められていることを学びました。特に、対人地雷禁止条約やSDGsは多くの人や団体が協力したことで世界中に広がったことが印象に残りました。また、環境問題やプラスチックごみなどの地球規模の課題は一つの国だけでは解決できないため、国際社会全体で協力することが大切だと感じました。これからは世界の問題を自分にも関係のあることとして考えていきたいです。
- 私たちは日本の法律に限らず、たくさんの国の規範から影響を受けて成り立っているのだなと感じました。例えば例に出していたEUは自分たちが作った規範をグローバルに広めていく戦略がある。その規範で日本、私たちの生活が動かされる。日本は新しいことをやるのに技術もお金も大きくかかる。だから周りに流されてはいけないと思った。そして法学は難しい。しかし移り変わりが激しい世界だからこそ学んだほうが良い。日本にいる私たち一人ひとりが考えて対応していかなければならないと私は考えました。

































