金曜の探究ラボ・「コーヒー豆ブランディングプロジェクト」の続報です。活動の山場は、コンゴ民主共和国から輸入される希少で高品質なコーヒー豆のパッケージをデザインし、買い手にその魅力を知ってもらおう、というもの。その過程で、アフリカやコンゴ、貿易や商品デザイン、プレゼンテーションについて幅広く学びます。

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生徒たちがそれぞれ自分の作ったデザイン案を発表し、その意図や工夫を解説するとともに、このプロジェクトで得た気づきや学びにも言及します。アフリカの地図でコンゴ民主共和国の位置を示し、配色に国旗の色を用いたり、

 

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手書きの線と暖色でコーヒーの温かさを表現したり。参加者から、「湯気がハート形のように見えますが…」と指摘され、「はい、そのつもりで描きました」と笑顔で返す発表者。伝わっていますね。

 

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あえて和風を取り入れた独創的なデザインも登場します。

「これまで無自覚に嗅いでいた香りを意識するようになった」「コーヒーに限らず、食べ物がどのように作られて自分たちまで届いているのか気にするようになった」「フェアトレードという言葉を知り、生産者が報われるようにしたいと思った」といった発表者のコメントに、深い学びの跡を感じます。

デザイン案はよく考え抜かれた個性あふれるものばかり。一般投票で1位の作品が実際にパッケージになり、11月末のアートフェスで販売される予定ですが、「1作品に絞るのがあまりにも惜しい。何とかほかのデザインにも光を当てたいですね」と、関わった大人たちは知恵を絞っています。

神戸大学 数理・データサイエンスセンター主催

「第1回中学生・高校生データサイエンスコンテスト」で

「中学生特別賞」を受賞しました。

同コンテストは、与えられたデータセットをもとに、

データサイエンスに基づく分析を行って、

レポートとプレゼンテーション動画で有益な提案をするというものです。

11/2(火)オンライン表彰式が行われ、本校も表彰されました。

 

神戸大学「第1回 中学生・高校生データサイエンスコンテスト」で『中学生特別賞』を受賞しました

 

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穏やかに晴れた週末、小学6年生を対象として、昨年度の国算入試問題を使った入試体験を実施しました。

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受付では、在校生が元気よくお出迎え。お子さまが教室で過去問題に取り組んでいる間、保護者には講堂で学校説明をお聴きいただきます。

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毎回好評の在校生による学校紹介。今回は中3の科学少年T君が、自分で作った理科アサインメント「アルミニウムを溶解してルビーが作れるか?」の解説をしてくれました。登壇する生徒によってプレゼンの内容も異なるところが、個性豊かなドルトン生らしさです。

その後は、布村奈緒子教頭より英語・国際教育についての詳しい説明、入試担当者より各受験型の特色を申し上げました。

説明会終了後、親子が合流して校内の自由見学。案内の教職員や在校生、さらに今回から在校生の保護者も各所でご質問を受けました。

次回11月13日(土)も、準備を整えてお待ちしております。

 

10月30日、開校以来3回目となるスポーツフェス(体育祭)を開催しました。昨年に引き続き、新型コロナの影響で延期や競技内容の見直しなどを余儀なくされましたが、このところの感染状況の鎮静化という追い風もあり、何とか実現まで漕ぎつけました。

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朝は少々冷え込みましたが、日差しは強く気温もぐんぐん上がるいい天気です。写真はドッジボールの試合開始を待つ男子生徒たち。

 

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女子チームもなかなかの激戦を繰り広げています。

 

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もはや本校スポーツフェスの名物となったAJTA(公式玉入れ競技)リレー。101個の玉をすべてかごに投げ入れて、次のチームに引き継ぎます。

 

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競技の最後を飾るハウス対抗リレー。写真には写っていませんが、ハウスアドバイザー(ハウス担任の先生たち)も全力で走っていました。ケガだけは気をつけてくださいね。

一期生の男子生徒ももはや中3。体も大きくなり競技を見ていても迫力が増したなあ、と実感する一日でした。

奇妙な名前のこのラボは、(株)3rd schoolと連携して、吉祥寺中道通り商店会へのガチャガチャの出店に挑戦する、というものです。ガチャガチャ、懐かしいですね。

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何だか可愛らしいモノたちが入ったボックスが、商店街に登場しました。

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自分がデザインした・つくったキャラクターが誰の手元に届くのかな?喜んでくれるかな?と、ワクワクドキドキです。

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最後に記念の1ショット。

数学ラボの一環として、東京理科大学「数学体験館」を訪問しました。もともとは夏のCAC(学外リソースを活用する学び)企画だったのですが、新型コロナの影響で休館中、ようやくこの秋に特別ラボとして実施できるようになりました。

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館長の数学者・秋山仁先生から直々にレクチャーをしていただきました。さまざまなディスプレイに見とれ、触って動かして体験できる展示物に夢中です。

具象表現された数学の美を五感で体感しながら、思考の空間を存分に旅してきました。

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教育理念

・汝自らを求めよ

古代ギリシアのデルフォイ神殿に、『汝自らを知れ』という言葉が刻まれています。

ドルトン東京学園に集うすべての生徒が

「ありたい自分、あるべき自分を究め、学び続ける人」となるよう、

私たちは支援します。

 

育てたい生徒像

主体的に学び、探究・挑戦し続ける生徒

多様性を理解し、他者と協働する生徒

自らの意志で積極的に新しい価値を創造し、広く社会に貢献する生徒

 

目指す学校像

[1]『学習者中心教育』の実現に取り組む学校

[2]活発な探究・挑戦を奨励し、楽しく学びを追求する学校

[3]多様性を尊重し、グローバルな視野を育む学校

[4]個性が最大限尊重され、活気があり、思いやりに満ちた環境を提供する学校

 

教育理念

 

そのほかのお知らせはこちら→

いよいよ始まる後期テーマラボ、いくつもの新しいラボが開講しています。
レゴロボット
写真は「FLLに挑戦しよう!」ラボ。12月に予選大会がある、青少年科学技術振興会 FIRST Japan主催「FLL Challenge 2021-2022」に向けて、学年を越えて生徒たちが集結しました。東京都中学生科学コンテスト2019の優勝メンバーをはじめ、いずれ劣らぬ科学・プログラミング・ロボット好きの生徒たちです。
今大会のテーマは「輸送」。レゴロボットを使った新しい「輸送」を考案し、全国大会出場へと夢は膨らみます。
講堂で、中2生が「電気分解の性質」についての発表をしています。前期の理科アサインメントで自分が取り組んできたテーマを、仮説や実験の概要、データの分析と検証、というふうに順を追って説明しています。
理科発表
同じ学年だけでなく、中1生も発表を聴いています。司会進行はほかの生徒が担当し、聴講している生徒たちからは鋭い質問や建設的な意見が飛び交います。
終了後、とある中1生が「2年生の発表、クオリティが高すぎません?!」と感想を述べていたそうです。
 生徒が主役の学び合いの場には、教員による授業からでは得られない、この種の刺激が満ちています。

11月末のアートフェスに向けて、テーマやコンセプト・参加の仕方について、実行委員会から全校生徒に向けてプレゼンがありました。コロナ下のいま、全校規模の集会をオンラインで開くことは、もうすっかり定着しています。

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今年のテーマは「ART × SDGs」。環境に配慮した制作展示やパフォーマンスを行う予定で、DSC(生徒会)企画班、ハウスが協働で準備を進めています。
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 ドルトンプランの柱の1つであるハウスは、複数の学年で構成する生徒コミュニティです。学年の異なる生徒たちが日常的に交流しともに活動することで、多様な価値観を受け入れ、自分のロールモデルを見つけ、リーダーシップを身につけることを期待しています。
多くの日本の学校では、部活動がそういった役割を担ってきましたが、ドルトン東京学園ではすべての生徒がいずれかのハウスに所属し、学年の隔てなく日常的にコミュニケーションをとって、生徒による自治や協働を体験的に学んでいます。
今年は緊急事態宣言が延長されたため、ハウス対抗で行うスポーツフェスは10月末に、そしてアートフェスは11月末に行われるハードなスケジュールになりました。しかし、このようなきびしい条件を乗り越えて、生徒たちはまた一回り大きく成長してくれると信じています。

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