ヤングアメリカンズ7 年目を迎えた、佼成女子高1のヤングアメリカンズ(YA)アウトリーチプログラム。今年も精鋭のジャパンツアーメンバー45名が佼成女子にやってきまし た。今回も高1の217名全員が、7月16日からの3日間のワークショップを受講、最終日の18日(木)には、YAメンバーと共に、プログラムの成果であ る素晴らしい歌とダンスのショーを見せてくれました。
18日の朝からのワークショップ、リハーサル、そしてショー本番という、まさに目の回るような1日をレポートします。

アウトリーチプログラムは、3日間全12時間というハードワーク。最終日の18日は、朝10時からの2時間のワークショップからスタート。昼休みをはさんで12時からリハーサル、15時半にはショーの開演というのが本日のスケジュールです。
昨年の高1は191名、今年は217名。講堂に集合するとその16名の人数差を実感します。全員が本気を出すと、客席が揺れます。

このワークショップの目標は、音楽の力を借りて、生徒たちが自分たちの殻を破り、観客の前で歌い、踊り、演じることを楽しむこと。コミュニケーションは基本的に英語で、大事なところはYAの日本人メンバーが通訳もしてくれます。
「音楽の力を借りても、何かツールの支えがあったとしても、英語がわかったとしても、それを相手に伝えたいとか相手を理解したいという気持ちがなければ、 このワークショップを成立することはできません」とは、YAジャパンツアー主催のじぶん未来クラブの高橋さんの言葉。つまりこれは、コミュニケーションの 本質を身を持って体験する場でもあるのです。

ヤングアメリカンズ  ステージ衣装となるTシャツ
全体で踊るシーンもあれば、誰かが代表で歌ったり踊ったりするシーンもあります。「みんなの友だちが一人でダンスをするとき、大事なのはみんなで支えることだよ」との言葉で、全員の気持ちと笑顔がセンターに集中。
12時間のワークショップもついに終了。リハーサル前に、ステージ衣装となるTシャツを渡されて顔がほころぶ生徒たち。背中に書かれている言葉は「心をひとつに」。
ワークショップ初日は、いったい何が始まるのだろうと緊張していた生徒たち。しかし最終日には、生徒たちのメンバーに寄せる信頼と信愛がそこかしこに感じられ、またあらゆる瞬間をものすごく集中して楽しんでいるように見えました。
ワークショップを見守ってきた山内校長の言葉によると、「最初は借りて着た猫のようにおとなしかった生徒たちが、1時間1時間ごとに脱皮し、変化してきた」とのこと。ショーへの期待が高まります。生徒たちのランチタイム中は、YAメンバーのリハーサルタイム。休憩なしで3日間を走り抜けるYAメンバーにも頭が下がります。出番ではない生徒たちのグループが客席から見えない位置にいるときも、YAメンバーは生徒たちの気持ちを盛り上げてくれていました。そして午後からのリハーサルでは、全員の立つ位置、はける順番など細かく決めていきます。
ロックンロールメドレーでは「まだみんなクレイジーじゃないよ!でっかいパーティを見せてちょうだい!とにかく楽しんで~!」との声でやり直しをしたら、客席がゆれるくらいの大パーティに。
リハーサルを終えた生徒たちにワークショップの感想を聞いてみたら、「練習めちゃくちゃ楽しい!」「汗がものすごいんです!」とすぐに返事が返ってきました。

ヤングアメリカンズ

ヤングアメリカンズ
いよいよ本番。客席はチケットが足りなくなるくらいの満席となりました。佼成女子での知名度だけでなく、YAのジャパンツアーの人気も浸透してきたようで、わざわざお休みを取ってこられるご家族の方も。ありがたいことです。
最初の1時間は、ヤングアメリカンズのショー。高1には最前列がプレゼントされ、ステージ衣装に着替えたメンバーの素晴らしい歌やダンスを、憧れの目で見 入っていました。メンバーのお世話をしてくださったホストファミリーにも、いつもクタクタになって帰ってきた彼らとは全く別人に見えたことと思います。最 後には日本語を交えて「遠い世界に」を歌ってくれました。
いよいよ高1たちが登場する第2部。おそらく客席の保護者の方々、教職員達は心配のドキドキを感じていたでしょうが、高1達の最初の発声は間違いなくワクワクしていました。
リハーサルで気を付けようと言われていたところはすべてクリアした上で、たくさんの生徒が次々にセンターに立ち、歌って、踊って、演技して、手話で語りました。あっという間の1時間でした。

YAのディレクターから、「ここにいる若いみんなはもうYAの一員。この3日間でやり遂げたことはとても大事。これを絶対に忘れないことを約束してほしい」との言葉に、全員から「OK!」の声が。

最後に、このワークショップに参加した生徒代表2名から、ヤングアメリカンズに花束が贈られました。英語でのスピーチは、「素晴らしい時間をありが とうございました。私たちを変える機会を下さってありがとうございました」。感極まって声が詰まる場面もあり、会場からは「がんばれー」の声。つられて涙 ぐむ保護者の方々も。

ステージで自分を解放することを覚え、夢中になり、「この3日間は別世界にいたみたい」と言った生徒。また、20歳前後と自分たちと年齢が近いYA メンバーが、生徒の殻を破ろうと頑張っている姿が見えてきて、泣きたくなるくらいの感動を覚えた生徒。初めて人前で歌ったり踊ったりするために、疲れて 帰ってからも自室で練習していた生徒。それぞれがいろんなことを感じ、考え、ショーまでの3日間をやり遂げました。うまくいった、いかなかったではなく、 精いっぱいやったことを誇りに思ってほしいと思います。明日からまた日常の生活が始まる中で、この体験は心の中の宝物になってくれるでしょう
そして、保護者の方も3日間のお子さんの様子を見て、疑似体験できるのもこのワークショップの素晴らしいところです。

YAメンバー
YAメンバーと教室に戻った生徒たちは、Tシャツやパンフレットにサインをもらい、写真を撮りあって、名残を惜しんでいました。
これまでのヤングアメリカンズの取り組みはこちら

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■ オープンスクールのお知らせ

【日時】2013年8月31日(土)
14:00~16:30(受付 13:30~14:00)

詳しくはこちら≫

■ 第2回中学校説明会のお知らせ

 

学校説明会を実施いたします。ご来校をお待ちしています!説明会

【日時】 7月13日(土)14:00~15:30

【対象】 受験生・保護者

※予約は不要です

詳しくはこちらをご覧ください≫

 

 

■ 高1ヤングアメリカンズ発表会のお知らせ

 

ヤングアメリカンズ

 

今年もまたYA(ヤングアメリカンズ)

のアウトリーチプログラムに参加します。

観覧希望の方は電話またはFAXにてお申込みください。

 

 

【日時】 7月18日(木)15:30~17:30 (開場 15:00)

【対象】 受験生・保護者

※ 申込締め切り 7月16日(火)正午

詳しくはこちらをご覧ください≫

 

■ 2013年度 オープンスクールのお知らせ

 

オープンスクール本校をよりよく知っていただくオープンスクールは、
今回のみの開催となります!

お申込み方法はHPをご覧ください≫

 

【日時】 2013年8月31日(土)
14:00~16:30(受付 13:30~14:00)

【対象】 原則として小学校5・6年生
中学校1・2・3年生

※申込締め切り 2013年8月19日(月)の正午
(必ずご予約ください。)

 

 

 


「入ったときは普通の子が、英語教育を軸に、難関大学に進学する」
これらは本校が10年以上にわたって創りあげてきた、独自の女子教育メソッド。
グローバル化にいち早く対応する「英語の佼成」「留学の佼成」に、今後もご期待ください!

※詳しくは上記イベント等でご説明いたします。ふるってご参加ください♪

週刊 東洋経済現在発売されている『週刊 東洋経済』(2013年7月6日号)の特集

「グローバル時代に勝ち残れ エリート教育とお金」
におきまして、佼成女子が掲載されています。もうお読みになった方も多いと思いますが、どんなことが書かれていたのかご報告いたします。

左の画像は『週刊 東洋経済』7月6日号(定価690円)。ご興味のある方は、お近くの書店やコンビニ、駅売店や公式サイト等でお求めください。

 

 

 

 

週刊 東洋経済
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本で最も歴史ある経済誌『週刊 東洋経済』2013年7月6日号は、「グローバル時代に勝ち残れ エリート教育とお金」という特集が組まれています。
“わが子を「エリート」に育てる教育投資とは”
“自分の子が勝ち組になる最大限の投資の仕方”
など、経済誌ならではの分析がなされており、受験生をもつ保護者にとって大いに参考となる「保存版」です。

その中の「中高一貫か国際志向か」という記事で、渋谷教育学園幕張さんや豊島岡女子学園さんと並んで、本校・佼成女子の分析が掲載されています。

 
記事の中で佼成女子は、
「一点突破で海外トップ大へも進学 英語一本で勝負 効果は他科目に波及」
という見出し文にて、本校独自の英語に特化した教育方針が記載されています。
特に、「女子校だからこそ生きる学習法」(本誌52ページ 江川教頭・談)として、「英検まつり」をはじめ、音楽や美術もネイティブ教員が受け持つ「イマージョン教育」が紹介されました。
さらに、高校の1年間をまるごとニュージーランドで過ごす「特進留学コース」は、「現地で得た単位は国内でも認められるため、個人留学と違い休学をせずに済む」(同52ページ)と紹介されています。
また、来年度中学入学生から実施される「中期留学プログラム」にも触れ、「『留学の佼成』としての存在感を増す」(同52ページ)と分析されました。

記事で取り上げられている他校と比較しても、本校は入学時の「偏差値」は決して高くはありません。にもかかわらず、「英語教育」に注力した結果、海外を含む難関大学への進学へとつながっています。
その理由は、記事にも書かれている「学習の転移」。本校の生徒たちは、英語が得意科目になると、それに引っ張られるように他の科目の成績も向上します。やがて高校を卒業するころには、難関大学合格の実力が自然に身についているのです。

「学習の転移(transfer of learning)」についてはこちら

「入ったときは普通の子が、英語教育を軸に、難関大学に進学する」
これらは本校が10年以上にわたって創りあげてきた、独自の女子教育メソッド。今回の掲載につながったのは、このような背景もあるのです。
グローバル化にいち早く対応する「英語の佼成」「留学の佼成」に、今後もご期待ください。

※詳しくは下記イベント等でもご説明いたします。
ふるってご参加ください。

  • 「第2回中学校説明会」(於・本校) 7/13(土)14:00~15:30
  • 「オープンスクール」(於・本校) 8/31(土)14:00~16:30
  • 「2013東京都私立学校展 進学相談会」(於・東京国際フォーラム/有楽町)8/17(土)・18(日)

皆さんこんにちは。校長の山内日出夫です。
校長としての私の感想や考えを「山内校長の【和顔愛語】(わげんあいご)」。

学校のこと、生徒たちのこと、世の中のことなどを織り交ぜながら、皆さんと何かを共有できればと思います。どうかよろしくお願いします。今回は、「ロンドン大学SOAS校」と題してお伝えします。

 

 

先ごろ、私の郷里の偉人「野口英世」の名を冠した「野口英世アフリカ賞」の受賞式が開かれました。
第二回目となる受賞者の一人は、ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院学長ピーター・ビオット博士でした。
受賞式は、日本で主催される5年に一度のアフリカの首脳級が集まる「アフリカ開発会議」(TICAD) の開催に合わせて行われています。今回は6月1日に開かれた第五回「アフリカ開発会議」(TICAD)の席上でした。

「野口英世アフリカ賞」の目的は、アフリカに関する医学研究及び医療活動を顕彰することにより、アフリカでの感染症の疾病対策の推進、もって人類の繁栄と世界の平和に貢献することとしています。
受賞対象者は、アフリカでの感染症等の疾病対策のため、アフリカの医学研究分野または医療活動分野において顕著な功績を遂げた人々です。
特に医療活動については、受賞理由となる功績がアフリカで実践された、またはその活動基盤をアフリカにおく等、その功績がアフリカに住む人々の保健と福祉の向上に貢献した者であることとされています。
この賞が奇しくも、ロンドン大学の一角を占める責任者に称されることを知ったときは、何か大きな「縁」に導かれている思いが致しました。
なぜなら、ロンドン大学SOAS校と提携するために渡英の準備をしていた矢先のニュースだったからです。

本校の設立理念は「国際社会で平和に貢献できうる人材育成」であり、その為に、「英語の佼成」、「留学の佼成」を旗印のひとつにしています。
このことを受けて本校の国際交流部では、以前より推進している「五カ年計画」に、生徒たちの進学先として外国の大学の選択、提携があり、相手先を検討していました。

その提携先の候補のひとつにアジア・アフリカ研究で群を抜いているロンドン大学SOAS校があり、グラハム・デーヴィス学部長の本校訪問の実現となりました。
アジア各国の提携先である各大学を廻り、日本でも関西、関東にある提携先大学との話をつめ終えた帰国寸前の2012年10月22日に本校を訪れたのです。
ひと仕事を終えた気楽さが、彼からは伺われ、とても気さくな人間性が伝わる方でした。
話が弾み、場所を移しての食事会の席上では、双方の家庭のことまでも話題にできる10年来の知人のごとくとなり、とんとん拍子に提携話がまとまったのです。

その後、メールで何回となくやり取りを繰り返し、調印の合意が整い、先に本校訪問を頂いたグラハム・デーヴィス学部長への返礼を含め、今度は私の訪問となりました。提携調印式では、『第二回「野口英世アフリカ賞」』を記念して発売された切手を、学長とグラハム・デーヴィス学部長等々へ記念にプレゼントを致しました。
将来、ロンドン大学SOAS校へ進んだ本校の生徒たちは、アジア・アフリカの地と日本との架け橋になることでしょう。

Lunch Meeting

提携内容について詳しくはこちらをご覧ください≫

第2回説明会情報はこちらをご覧ください≫

 

7月13日(土)第2回中学説明会を開催!
今回は6月15日(土)に行われた第1回中学説明会の様子をご紹介いたします。

 

いよいよ本年度の中学説明会がはじまりました。

第1回中学説明会は6月15日(土)に開催し、多くの受験生・保護者の皆さまがご来校。本校に対する注目度の高さをうかがい知ることができました。

 

 

 

 

説明会では本校の3つの特長の中から、特に「英語の佼成」をテーマにお伝えいたしました。その内容をご報告いたします。

 

≪佼成女子の特長≫

  1. 英語の佼成
  2. 行事が人をつくる
  3. 難関大学進学実績

 

これらに多種多彩なプログラムを加え、豊かな教育環境を実現しているのです。
それらを生徒によるデモンストレーション、山室教諭(英語科主任)、江川教頭、山内校長によるリレー形式でご説明いたしました。

 

中3生徒とステファン先生による英語のデモストレーション。

 

つづいて山室教諭(英語科主任)より、本校の中学英語の取り組みをご説明。

「コミュニケーション重視の英語」と「大学入試に結果を残せる英語」という2つの軸で取り組んでいることをご紹介いたしました。

詳しくはこちらをご覧ください≫≫

 

最後に、本校とロンドン大学との提携調印から帰国したばかりの山内校長よりご挨拶申し上げました。

 

☆彡*・*.。.*・*.。.*・*.。.*・*.。.*・*.。.*・*.。.*・*.。.*☆彡

 

別室では受験生たちが、本校の「イマージョン授業」を体験。ネイティブの先生と、カードを使ったゲームを楽しんでいただきました。

 

 

 

 

 

説明会の後は、校内見学です。ネイティブの先生による施設解説もありました。

 

 

 

 

 

 

第2回中学校説明会のおしらせはこちら

高1オリエンテーション合宿

オリエンテーション

入学して数日後には恒例の青梅合宿である。
たったの一泊だが、新しい仲間や先生たちとバスで移動し、寝食を共にすることで、それまでのよそよそしさが無くなり、親密度が増すから不思議だ。まさしく高1生7クラス217名が「同じ釜の飯を食った仲」になるのだ。それは同時に新しい学年を受け持つ先生たちにも影響を与える。格段にチームワークがよくなり和気あいあいとしたムードになる。本当はそこが狙いなのかもしれない。

 

学年の先生たちの連携が良ければ、当然のこととして、生徒たちにもそのムードは伝わり安心感が生まれるからだ。

 

オリエンテーション オリエンテーション

来月のSF(体育祭)での学年種目の練習をレクリエーションとして採用。協力が必須!

(文責:高佼1年学年主任 脇坂秀樹)
続きはこちらをご覧ください>>

 

中学生のオリエンテーション合宿の様子はこちら>>

よみうりGENKIフェスタ2013中学・高校進学相談会「よみうりGENKIフェスタ2013-ここから始まる学校選び-」(主催:読売新聞東京本社、特別協賛:SAPIX、協賛:家庭教師のトライ、ベネッセコーポレーション)が3月30日(土)、東京国際フォーラム(有楽町)で開催されました。

私たち佼成女子も出展し、本校の良さをアピールさせていただきました。

 

 

中学入試の志望校選びが早まり夏前までには決まってしまい、小5~小3生も動きが出てくるこの時期、保護者の皆さまからは多くの熱心な質問が寄せられ、「お子さんの教育にかける情熱」の高さを実感いたしました。

首都圏を中心に約200の中学・高校が参加した本イベント。

各学校の個別相談のほか、開成中高の柳沢校長、作家の乙武洋匡氏の特別講演など、実施された各プログラムにたくさんの聴講者が熱心に耳を傾けていました。

本校のブースにも、多くの進学相談の方がひっきりなしにご来場いただき、経済の先行きが不透明な時代にもかかわらず、私立教育への期待の高さをうかがい知ることが出来ました。

 

本校の出展責任者・江川昭夫教頭は、よみうりGENKIフェスタ2013
「保護者や受験生の皆さまから特にご質問いただいたのは、本校の英語教育についてです。

『英語の佼成』と言われるほど、本校の英語教育は充実しております。

 

 

よみうりGENKIフェスタ2013高校のニュージーランド留学はもちろん、今年度よりはじまる『中学中期留学プログラム』や、教育業界のプロからも評価の高い『イマージョン教育』『英検まつり』など、これからのグローバル社会を見越した佼成女子の教育を、より多くの方に知っていただき、手ごたえを感じました」
と、当日の感想を述べております。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。ぜひ本校への進学をご検討ください。

 

 

(佼成学園女子中学高等学校広報室)

詳しくは学校HPをご覧ください ≫

佼成女子のできること

2011年に起こった東日本大震災からの2年がたちました。日本人は家族や地域の絆を意識するようになり、身近な人たちとの関係を大切にしたいと思う人が増え、「絆」という言葉が強い意味を持って使われるようになりました。
佼成女子における震災からの2年間にも、生徒たちの心の変化が見て取れるように思います。

 

 

佼成女子のできること

 

 

東日本大震災が2011年3月11日、その前月のニュージーランド・クライストンチャーチ地震は2月22日でした。
佼成女子とは縁の深いニュージーランドで起きたこの大地震からも2年が経過し、追悼式には現地語学学校に留学して被災された日本人の遺族も出席したとの ニュースも流れました。ニュージーランドのこの地域も住宅再建はほど遠い状況と言われています。二つの国のどちらも被災は終わっていないということは、私たちが忘れてはならないことです。

 

昨年の2012年夏休み、佼成女子の吹奏楽部有志メンバー35名による「ボランティアと追悼キャラバン」が行われました。大震災直後からの、現地で直接お手伝いできないかという生徒たちの声がようやく実現した出来事でした。
8月18日から20日の3日間、部員たちは釜石市の仮設住宅の皆さんの前で演奏と炊き出しを行い、そしていまだ大きな傷跡を残す被災地を見て、被災地の方々のお話を聞き、様々なことを感じ、考えて、学校に帰ってきました。
そして、12月22日の終業式、在校生全員の前でキャラバンの報告が行われました。
「被災地の皆さんは家や家族を亡くしている方がたくさんいらっしゃいます。そんな中、私たちは帰る家があり、家族もいて、そういう状況がごく当たり前だと 思っていましたが、それがとてもありがたく幸せなことだというのを身に染みて感じました。被災地の方々と話をしてみなければわからないことがたくさんあり ました。高田高校では、3階の窓ガラスはまだ割れたままで、教室のカーテンが風にあおられているのを見たときは、全員言葉を失いました。陸前高田市の市役所では、亡くなられた方々の追悼を込めて、先ほどの曲を演奏させていただきました。全員が感情を音に込め、涙を流しながらの演奏となりました。とても多くのものを経験し、感じることができました」
吹奏楽部員が言葉を失ったという、復興の進まない、がれきがそのまま残る現地の写真は、全校生徒たちにも衝撃だったでしょう。
OGの皆さんからも、夏休みや冬休みを利用してボランティアに行ってきたといった報告が聞かれるようになりました。震災から1年半経過し、ようやく被災地には何が必要なのか、手助けのためにどうしたらいいのか、落ち着いて判断できるようになったと言えるかもしれません。

続きはこちらをご覧ください ≫

 

“佼成学園女子中学高等学校の注目記事はホームページよりご覧ください!!”

 

 

大学受験にがんばっている佼成学園女子の高校3年生から、

合格の知らせが続々と舞い込んできています!

3回目の速報です。下記の主要大学に合格が出ております。

 

国公立 難関私大
東京外国語大学 1名 早稲田大学 1名
公立大学法人国際教養大学 1名 上智大学 7名
横浜市立大学 1名 東京理科大学 5名
G-MARCH 三大女子大
学習院大学 5名 津田塾大学 7名
明治大学 2名 日本女子大学 23名
青山学院大学 5名 東京女子大学 9名
立教大学 4名 計39名
中央大学 12名 その他
法政大学 15名 明治学院大学 1名
立命館大学 2名 武蔵大学 1名
計45名 獨協大学 1名
白百合女子大学 2名

(2013年3月6日現在)

入学試験としては「入り易い」と言われる佼成女子ですが、3年ないし6年後には充実した成果が出せます。そしてこの成果は、年々上がっています。本 日、東京外国語大学合格の知らせも届きました。3月16日(土)は高校卒業式です。3月中旬には、大学合格状況のまとめも発表する予定です。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)

 

詳しくはこちら ≫

公立大学法人国際教養大学(秋田県立国際教養大学(秋田県秋田市、AIU)以下AIU)は2004年に開学、卒業生を送り出すのが今年で6回目というまだ新しい大学です。
しかし、ほぼすべての授業が英語で行われているだけでなく、学生には1年間の海外留学が義務付けられ、さらに就職率はほぼ100%という、昨今のグローバル化の波の中でたいへんな注目を浴びている大学でもあります。

そんな国際教養大学に、佼成女子から初の合格者が出ました。
KGGS留学コース7期生の3年生です。

2009年には4.1倍だった競争率が2011年には10倍になるなど志願者も増加の一途をたどり、受験偏差値も旧7帝国大に肩を並べるとまで言われるようになったAIU。
地方にあるまだ新しい大学でありながら、全国から学生が集まり、留学生も25か国から163名(2010年秋学期時点)。
世界で通用するコミュニケーション能力を持った学生を輩出することで、知名度、競争率、偏差値が急上昇しています。
カリキュラムも海外とのコミュニケーション能力重視で、

  1. 「英語を学ぶ大学」ではなく「英語で学ぶ大学」としてすべての授業が英語で行われる
  2. 最低1年間の海外留学が卒業要件
  3. 世界各地の提携大学から留学生が集まっている
  4. 図書館が24時間使えるなど、いつでも勉強できる環境が整っている

といったころに特色があります。

 

佼成学園女子佼成学園女子

 

AIUは、初年度は全員が寮に入ります。
海外からの留学生も同じ寮ですから、とても距離の近い生活になります。
文化も価値観も異なる人たちとの共同生活は、当然対立もあるということですが、その結果得られるものも大きいでしょう。
また、卒業するのも大変で、入学したらまず当面の目標として、留学前にTOEFL550点以上を取るなどの条件をクリアしなければなりません。

 

「本当に勉強する学生が集まる大学で、図書館で夜中12時過ぎに勉強している学生の数を数えたら、平均で100人以上いると聞きました。課題も大変らしいです。私も入学したらやっぱり一生懸命勉強したいですね」

「将来の仕事のイメージはまだ漠然としていますが、その前に世界一周旅行して世界が見てみたい」と合格者のAさんは夢を語ってくれました。

今度は大学で経験したこと、学んでみて感じたことなどをどんどん後輩たちに伝えてくれたら嬉しいです。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)

 

詳しくはこちらをご覧ください>>

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