6月上旬に北海道へ修学旅行に出発する中学2年生に向けて、渡邉理事長より「いのち」の大切さについての講座が行われました。

修学旅行では、「“いのちのつながり”を、第一次産業から第三次産業までのつながりを通して体感する」をテーマに、放牧酪農や漁業の現場などを見学することで、北海道の悠大な自然を体感できる3泊4日を生徒たちは過ごします。日本で2%しか実施されていない放牧酪農を間近で見学したり、カレイを捌く体験を行ったりと、他の学校にはない郁文館独自の修学旅行プログラムです。そんな充実した修学旅行を、より実り多きものにするために、環境問題や食糧問題について理事長が講義を行いました。
image2

まず、いのちについてのお話がありました。理事長が自身の実体験をもとに、時間は有限であり、限られた時間をどのように使うかが大事であると伝え、生徒たちは真剣な表情で話を聞いていました。「3泊4日の修学旅行をどのように過ごすべきか。」出発前に改めて考えることができたでしょう。

そして、生徒たちが待ちに待ったアイス試食タイムです。このアイスは、理事長が経営する北海道の牧場で有機の牧草のみを食べて育つ牛のミルクから作られたアイスで、試食後は「あっさりしてるのに美味しい!」「今まで食べたことがない感じ!」とキラキラした目で、理事長先生に感想を伝えていました。生徒たちが感想を発表する中で、理事長は牛のいのちについてお話をしました。牛は2歳で母になり、産んだ1か月後にまた子どもを授かることができるため、休まずに5、6回出産を経験することもあります。普段何気なく食べているものが、命をかけた出産を何度も経験する牛のいのちであることを知った生徒たちからは、驚きの声が上がりました。修学旅行先の北海道では、現地の酪農家と交流する機会があります。実際に自分の目で見て感じた疑問をぶつけることで、知見をさらに広げて帰ってくる生徒たちの姿を見ることが楽しみです。

image1

アイスの感想で盛り上がった後は、食糧問題についてのお話がありました。日本で生活をしているとなかなか気づくことはできませんが、世界では3人に1人が栄養不足で、毎日4万人が餓死すると言われています。この状況を変えるためには、余裕のある国が食品ロス問題に真剣に取り組まなければなりません。食品ロス問題を実生活からどのように取り組めばよいか、まずは1人ひとりが考えて行動することからがスタートだと理事長は伝えました。質疑応答では、「昆虫食についてどう思うか」「今後、注目される食品素材はどういったものがあるか」など特に食糧問題についての質問が多く、積極的に手を挙げていました。

image3

理事長講座では、普段の食事で様々ないのちを頂いていること、目の前の食事がたくさんの人のつながりによって提供されていることを知ることができました。北海道で行う修学旅行は、いのちの大切さを知ることができる体験イベントを多く盛り込んでおり、食品ロスや食糧問題について考える機会がたくさんあります。実際に体験することで1つでも多くのヒントを持ち帰り、実生活に活かす生徒の姿を見ることが楽しみです。

今年も、「春の全国交通安全運動」の季節がやってまいりました!

毎年この時期は、私たち風紀委員会が生徒達へ安全な登校を呼びかけるために活動しています。

今年は生徒会の皆さんにもお手伝いいただきながら、交通安全運動を実施しました。

image2

交通安全運動が実施される10日間は、登校が始まる7:30頃から生徒が通学路として利用する交差点に立ち、注意喚起とともに挨拶活動を行います。

始業前の活動のため、この期間は普段より早起き必須ですが、明るく呼びかけをしていると気分が爽やかになり、生徒たちは元気に挨拶を交わしていました。

image3
また、郁文館の生徒だけではなく、近隣住民の方々からも挨拶を返していただけました。挨拶活動を行う生徒たちにとって、大きな励みになったはずです。

image1 (1)
風紀委員会では、交通安全運動期間中の呼びかけのほか、体育祭や文化祭など大きな行事の際にも、見回りなどの活動を行っています。

より自由で楽しい学校生活・行事を叶えるために、これからも努めてまいりますので、校内外の皆さまのご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

風紀委員会

SDGs教育日本一を目指す学校法人郁文館夢学園は、人権が真に尊重される社会の実現に向け、人権宣言を策定しました。

 私たち郁文館夢学園は、「いつの日か地球がひとつになること 地球から悲しみの涙がなくなること 地球に喜びの笑顔があふれること 」という思いの出発の地になることを願い、「子どもたちの“幸せ”のためだけに学校はある」という理念のもと学校教育を実践しています。

 この理念の基盤にあるのは、基本的人権尊重の精神であり、人権尊重社会の実現に向けて、社会に羽ばたく学生の自由な学問と教育の場である学校法人として努力することを、社会的責任と位置付けています。

これまでも相手を思いやる、人として正しく生きる、というあるべき生き方について教える人権教育やジェンダー教育、そして格差や差別を学ぶ途上国へのスタディツアーや国際交流企画、地球環境を体験的に学ぶ6次産業体験型研修など、多種多様なSDGs教育活動を行ってきました。

 渡邉理事長の「学園は、すべての生徒が安心して学ぶことができる環境を提供することが大切であり、そのためには人権を尊重することが必要不可欠である」という考えに基づいて、宣言には、誰一人取り残すことなく、世界中の学ぶ子どもたち、働く大人たちの幸せになる権利や成長する権利を守るとともに性別、人種、宗教、出身地、障害の有無、性的指向など、あらゆる人々に対する差別を禁止することが含まれています。

 そして、学園に関わるすべての人が差別やハラスメントなどの人権侵害を受けることなく学び、働き、関わり合えることを推進するという、学校としての環境作りの視点も盛り込まれています。

▼「郁文館夢学園 人権宣言」は、下記URLからご覧ください。▼
https://www.ikubunkan.ed.jp/info/7838/

 SDGs教育日本一を目指す郁文館夢学園は、これからも多様性を受け入れる持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

農業研究会の生徒たちは、日本最大級の有機農場を展開するワタミファームの方々に直接指導いただきながら、郁文館の屋上農園でサツマイモの苗植えを行いました。

本校の農業研究会が行う農作業は、一般的な苗植え体験とは異なり、土を耕すところからスタートする本格的なものです。

土地作りを終えた後は、ファームの方々に教わりながら、細長く盛り上げた栽培床(畝)を作りました。 これにより水はけをよくし、また栽培場所と通路の区別をすることで、野菜の生育管理がしやすくなります。

image2

出来上がった畝の上には、地温の調節・雑草抑制・乾燥防止・病気予防などの効果が得られるマルチシートと呼ばれる資材で畝の表面を覆います。シートの両端を生徒2人で持ちながら、協力して設置しました。

image1

最後には、農業研究会が苗植えを行っている噂を聞きつけた生徒らが、屋上農園に集まり、農業研究会の生徒だけでなく他の生徒も一緒に協力しながら苗植えを行いました。

image4

下級生は、初めて扱う道具が多い中で、懸命に作業に取り掛かり、上級生やファームの方と積極的にコミュニケーションをとっていました。
また、高校3年生の生徒らは、下級生に優しく教えながら楽しく苗植えを行い、「農業は受験勉強の息抜きになる!」と笑顔で話す姿が印象的でした。

image5

今回農業研究会が植えたサツマイモは、文化祭での収穫を予定しております。
サツマイモが元気に育ち、遊びに来てくださった方が収穫体験できるように、これからの農業研究会の活動に期待です。

 iPclassの校長HRが、今年度もスタートしております!

 iPclassは、「日本そして世界の未来を切り開き、新たに創造する世界人財を育成するクラス」で、東証プライム企業の経営者であり元政治家、社会貢献活動家でもある渡邉校長が6年間統括担任を務めます。また、生徒全員が6年間学費免除特待生として入学し、充実した環境で学習に励みます。

 そんなiPclassでは、日経新聞と論語をテキストに、渡邊校長自らが教鞭をとる校長HRがあります。様々な経験を積んだ渡邊校長の目から見る世の中を知ることで、生徒が世界人財に必要な水準での物事を根本的、多面的、長期的に捉える力を修得することを目的としています。校長から一方的に伝えるだけではなく、毎回積極的に質問する生徒たちでいっぱいになるのも、このHRの特徴の一つです。

image1

 先日のiPclass校長HRでは、「成長するために私たちがどう生きるべきか」を論語から紐解くHRを行いました。

 論語の中には、人は生まれたときは全員同じスタートラインに立っているのだからこそ「努力・教育・習慣」でその後の成長速度や密度が変わるのだと書かれています。

 郁文館の生徒たちは、意識した時間を夢の実現のために使うために、3年間の学校生活10,000時間の使い方を計画化し、努力の習慣化を目指す「10000時間プロジェクト」に取り組んでいます。これは論語に書かれている「努力・教育・習慣」を形にしたものだと校長は伝えました。改めて、何のために行っているプロジェクトかを明確にしたことで、生徒たちの本質的な理解につながったことでしょう。

image3

 次に日経新聞を使い、東証プライムの株価や中小企業の記事を例に、どのように日本経済が変容しているか、また今の日本の経済界では何が注目されているかを、新聞の読み方も含めて教えました。このパートでは論語とは打って変わり、学校の先生としてではなく経営者としての目線で日本の現状を伝えました。生徒たちは、夢を具体化するヒントの探し方を知ることができたと思います。

 2500年前から存在する「論語」から、たくさんの新しいことを学べるのは、人間の本質が昔から変わっていないからだと理事長は言います。だからと言って諦めるのではなく、毎日反省し、失敗から学ぶことのできる芯の強い人間になることが大事だと生徒たちに伝えました。

 本校で取り組んでいる「夢手帳」も、夢から逆算してゴールを設定し、毎日反省と振り返りをしながら少しずつ前に進むための学習ツールです。生徒1人ひとりが自ら夢をつかみ取ることを、教職員一同応援しています。

 今後も定期的にiPclass校長HRの様子をお伝えして参りますので、お楽しみに!

▼iPclassについてはこちらから▼
https://www.ikubunkan.ed.jp/iP_class/index.html

▼iPclassオンデマンド説明会も配信中▼
https://www.ikubunkan.ed.jp/orientation/7579/

 いじめのない学校作りを目的に活動を行うピアサポート委員会では、学期に1度、「いじめを、しない・させない・許さない」をテーマに、ブルーリボン運動を行なっています。1学期は、5月8日から13日の一週間、ブルーリボン運動を実施しました。

 ブルーリボン運動とは、学校の生徒、教職員全員にブルーリボンバッジを身につけてもらい、ピア・サポート委員会が朝、校門で手作りのポスターと共に、呼びかけを行う活動です。新しく迎えた新1年生も早速活動に参加し、下級生から上級生まで元気に挨拶運動を行うことができました。

 また、教職員を含め、学園全体でブルーリボンが書かれたバッジを身につけることで、日頃の言葉遣いや何気ない一言に対し、一人一人が意識できるようになることを目指しています。今回の活動では、相手の気持ちを考えて学校生活を送ることができるように、いじめについて改めて考えることができました。

brueimage2

 ピア・サポート委員会は、運動中でない期間も、気持ちの良い挨拶からより良い人間関係を築き、全生徒が楽しい学校生活を送れるような環境作りに取り組んでいきます。今後の活動もお楽しみに!

 

生徒が待ちに待った体育祭が、5月1日・2日に実施されました。

郁文館の体育祭のテーマは「一生懸命はカッコいい」です。開会式では、渡邉理事長より、「参加選手はもちろんのこと、応援する生徒、運営する生徒までそれぞれが主役として輝いてほしい。全員がど真ん中で、グラウンドの隅から隅まで使って、めいいっぱい楽しんでほしい。」というメッセージが送られました。

image2

今年は、棒引きや騎馬戦、台風の目などの毎年恒例のプログラムに加え、郁文カウボーイズという新種目が追加されました。騎馬を組んだ生徒らが、カウボーイのように投げ縄を使い、段ボールで作られた牛の上から巨大な牛乳パックを落とすという斬新な種目で、牛乳パックめがけて力強く縄を回す仲間に、応援席から大きな声援が飛び交いました。

image3

名物の「中学3年生によるソーラン節」や「グローバル高校によるハカ」は圧巻でした。体育祭を見に来ていた保護者からは「中高生とは思えないほど迫力がある」と感嘆の声があがり、グラウンドがざわめきました。本気で取り組んだ努力の成果が発揮され、一体感がありながらも、生徒1人ひとりの個性が光る迫力のある演舞となりました。

 

image10

 

また郁文館の体育祭は、チアダンス部、ダンス部による演舞披露の場があります。競技に奮闘していた生徒たちの雰囲気をガラッと変え、体育祭を華やかに盛り上げました。

image9

 

ここ数年は、コロナウイルスの影響で、思いっきり体育祭を楽しむ経験ができていない生徒も多いのではないかと思います。そんな中、今年は両日程ともに、大きな声援が響き渡り、白熱した戦いが繰り広げられました。

 

image5

 

優勝は白団の「unicorn white」でしたが、誰一人力を抜くことなく、一生懸命に取り組む姿に教職員一同熱い思いを感じる今年の体育祭でした。

先日、図書委員会にて、一般社団法人ワーキングバリアフリー様より感謝状をいただきました。

郁文館では、SDGs活動の一貫として、昨年度より『ジョブボン』活動に参加しています。
ジョブボンとは、その名の通り「JOB(仕事)+本」。
役目を終えた本を回収し、ネット通販で必要な人に届けます。このネット通販業務を支えるのが障がい者施設です。
障がいを持つ方々が中心となり、回収した本の仕分けやクリーニング作業を行うことで、本の販売代金は障がい者の方の工賃になり、本のリユースと就労支援の両方を実現する活動となっています。

沢山のご家庭の賛同をいただいて、昨年度は1,416冊の本が回収できました。
本を持ち寄ってくださった皆様、ありがとうございました。

今年度も図書委員会を中心に『地球にも社会にもやさしい図書館』を目指して、ジョブボン活動に取り組んでまいります!

ジョブボン

 4月17日から4月25日までの間、昨年も好評だった動物図書館を開催いたしました。

 動物図書館とは、その名の通り生物部と図書館のコラボレーションイベントで、生物部が飼育している動物が日替わりで図書館にやってきます。昨年好評だったニシキヘビ科のボールパイソンなどのお馴染みの動物に加え、フクロモモンガやウズラなど5種類の動物が初登場しました。
スクリーンショット 2023-05-06 101406

 動物によっては触れ合いも可能で、生物部の部員による説明や動物関連の図書展示も行います。図書館に動物が登場するという異色のコラボ企画ですが、生き物に関心を持つきっかけ作りと、図書館に親しみを感じてもらいたいという2つの目的から実現した生徒発案のイベントです。動物図書館の開催中には、はじめて図書館を利用する新入生含め、多い時には約200人が来場し、6日間で800人以上の生徒が訪れました。

 2022年からスタートした新しい企画ですが、早くも生徒たちの待望の企画となっています。新たな動物のラインナップに目をキラキラと輝かせた生徒らで、今年も図書館がいっぱいになっていました。訪れた生徒だけでなく、毎日愛情を持って動物を育てる生物部の学生も、「動物博士として頑張る!」と開催初日から意気込み、集まった学生に活き活きと説明をする姿が印象的でした。

 イベントが終わったばかりですが、来年はどんな動物が登場するか、生徒も教職員も今からワクワク楽しみにしております。郁文館の図書館は、「本を借りるための場所」ではなく、「興味関心を生み出す知育の場」として生徒を巻き込んだ新たな企画を発信してまいります。

スクリーンショット 2023-05-06 101638

 中学1年生が夢合宿に行ってきました!

 郁文館では、「夢合宿」という名の5〜10泊11日の集中合宿を、毎夏実施しています。日常の環境から離れて、大自然の中で過ごすために、長野県東御市の標高約1,100メートル地点にある「鴻夢館」という郁文館の研修施設で過ごします。

 心身ともにリラックスした環境で、同じ研修目的を共有する仲間と共に過ごすことで、集中力と学習へのモチベーションを高めながら、切磋琢磨することができます。生徒たちは、この環境で生活することで、基本的生活習慣の確立や他者との共同生活における協調性など、社会で生き抜いていくための人間力を育みます。

image5

 毎年、中学1年生の生徒たちは、入学式の翌日から夢合宿を行います。コロナ禍で実施することができなかった年もありましたが、今年は万全の感染対策を行い、5泊6日で実施いたしました。

 まず初日は、理事長講座を行いました。生徒たちは、幸せに生きる方法や夢の叶え方などを理事長から直接学びました。また、生徒に熱いメッセージとして印象強く残ったのは、「七つの約束」でした。七つの約束は、郁文生がそれぞれの人生を主人公として歩めるように「①笑顔で元気よく挨拶せよ、②約束を守れ嘘をつくな、③すべてに感謝せよ、④自らの夢のために限界をこえた努力を継続せよ、⑤損得ではなく善悪で判断せよ、⑥他人の喜び悲しみを共有せよ、⑦正しいと信じ決めたことは諦めず最後までやり遂げよ」という当たり前でありながらも常に心得るべきこととして、理事長が生徒に送った言葉です。運さえも味方につける人生を歩むために、最低限のことは約束しようと生徒がうなずく瞬間を見て、教職員も改めて重要性を再認識したお話でした。質疑応答では、目をキラキラと輝かせたたくさんの生徒たちが手を挙げ、たくさんの質問を通してより深く学ぶことができた講座になりました。

image3

 2日目はEQプログラムを行いました。チームビルディングを通して、仲間との関わり方や、目標達成までのプロセス作りを体験することが目的のプログラムです。今回は、「みんなが安心してチャレンジできるクラスを作ろう」を目標に、午前中はテニスコート、午後は室内で活動を行うなど、様々なアクティビティを行いました。入学してすぐの合宿だったため、まだコミュニケーションがとれておらず不安だった生徒たちの姿が一変し、明るくわいわいと楽しむ姿が見られました。このアクティビティを通して、自分のクラスのメンバーだけでなく、クラスをまたいで他クラスの仲間たちのことも深く知る機会となりました。

image8

 仲間との絆が深まり、少しずつやわらかい表情になってきた3日目と4日目には、農業体験と森林体験、HRを実施しました。

 農業体験では、有機野菜を育てるワタミファームの方からレクチャーを受けながら、緑肥の刈り取りと大豆の仕分け、堆肥捲きを行いました。実際に体験してみることで、有機農業の大変さを実感でき、美味しい食べ物が当たり前にあることのありがたさを学びました。

image10

 森林体験では、事前にレクチャーを受けた後、東御市と協定を結び森林保全活動を実施している「東御の森」へ行き、都会とは違う森の空気に触れました。森でしか見ることのできない発見に、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚を全て活用して、森林再生の重要性を体感しました。

image6

 また、HRでは夢短冊や夢手帳を通して「自分の夢」を考えることができました。郁文館に入る前に夢が明確になっていた生徒もいましたが、大半の生徒は、「自分は何が得意で好きなのか」が分からず、苦戦したことでしょう。まずは、「自分の得意分野で、まわりからありがとうを集めるためにはどうしたらよいのか」についてじっくりと考えることで、少しずつ鉛筆を走らす生徒の姿がありました。自分の視野を広げ、夢への一歩を切り開くことができた濃い時間となりました。自ら夢について考える習慣が、学校生活に戻った後も続くように、郁文館でどんどん吸収してくれることを期待しています。

image7

 5日目は、生徒待望の野外調理を行いました。グラウンドで班に分かれて基地を作り、カレーライスを作って食べました。火をおこしたり、野菜を切ったりと初めてのチャレンジもたくさんありましたが、皆で助け合って作業できました。チームで協力しながら作ったカレーライスを、青空の下みんなで食べたことは、とてもいい思い出になったことでしょう。

image1

 仲間と協力しながら自然の中で過ごす研修で、社会を生き抜くための人間力育成の第一歩を踏み出しました。6年間の夢教育はまだ始まったばかりです。教職員一同、生徒たちの夢が叶うよう全力でサポートしていきます。

 

ページ
TOP