12月17日(月)から18日(火)にかけて、地学部では毎年恒例の冬の天体観測会を行いました。

悪天候が予想されていたので、一度は中止も考えましたが、直前に天気予報が変わり、当日はスカイツリーが見えるくらいに晴れた空で観測を行うことができました。

まずは太陽が沈まないうちに望遠鏡の設置及びファインダーの調整などを行います。

日が沈んでから、早速天体観測開始。やはり生徒からはクレーターなどの構造がよくわかる月が人気のようです。

その他にも、明けの明星(金星)の観察もできました。

金星が満ち欠けしているということを、初めて望遠鏡で観察した生徒もいるようです。

また天体観測では、望遠鏡を用いた観測だけではなく、肉眼での観測や双眼鏡を使った観測などを行いました。

今回の経験を通じて、生徒たちは地面だけではなく、無限に広がる宇宙に思いを馳せていました。

(地学部顧問)

12月17日(日)に地学部では、第11回日本地学オリンピックに参加してきました。

地学オリンピックとは、地学の知識や観察眼を競う大会で、最終的に世界大会に繋がる大会です。

予選はペーパー試験で、これを突破できる人数は全国で60~70名程度と非常に狭き門の戦いです。

今回地学部では、予選突破というよりも試験を体験することに重きを置いて受験しました。

受験会場は、東京大学です。

赤門を通って大学の広さを感じながら、試験会場へと向かいました。

試験会場は、理学部棟でした。

多くの地学好きの人たちが集まる会場で、生徒たちはどのようなことを感じて帰ってきたのでしょうか。

試験後には、東京大学構内に展示されている海底地震計を見学して、帰りました。

今回の試験を通じて、少しずつ地学に対する力を蓄えていってほしいと改めて感じました。

(地学部顧問)

12月14日(金)に地学部では、第27回東京ミネラルショーに参加してきました(希望者のみの参加です)。

このイベントは、鉱物や化石、隕石、宝石、岩石といったいわゆる「石」と呼ばれるものの即売会です。

もちろん買ってもいいのですが、仮に購入しなくても、世界の珍しい石を見ることができます。

生徒達は、普段見ることができない石を見ることができて、大満足の様子でした。

  • 第27回東京ミネラルショーは、12/14~12/17開催です。

(地学部顧問)

 

3週間前にブログに掲載した実験の続編です。

https://www.johoku.ac.jp/blog/14490/

もう少し培養期間を取れるとよかったのですが、2学期が間もなく終わってしまうので、ここで組織の観察を行いました。

カルス化が非常に順調に進むと、分裂するカルスのせいで培養組織片が倍以上に膨らみますが、それはありませんでした。しかし半分以上は組織片が鮮やかな橙色のままで、元気であることがうかがえました。一方、コンタミ(雑菌混入)や白色化(組織片死亡)もいくつか出てしまいました。培養はひとり1個ずつ行いましたが、失敗に備えて予備の培養も並行して準備しておりましたので、全員が元気な培養組織片の観察を行いました。

教員用顕微鏡からの映像をモニターで流し、何を見つけるのかを示します。(写真5~7)

まずは培地から培養組織片を取り出して,実体顕微鏡で観察します(写真5)。カルスかな?と思われる部分を見つけると、カミソリで切片をつくりプレパラートにして光学顕微鏡で観察です(写真6)。光学顕微鏡では、カルスと思われる組織(写真6)の他に分化した組織(写真7)も見せて、その違いをはっきり示します。

ひとりあたり実体顕微鏡と光学顕微鏡を1台ずつなので、2台を駆使して観察です(写真8)。「先生、これですか?」見つけた生徒の光学顕微鏡からiPadで直接撮影して(写真9)、まわりの生徒たちにも見せます。見つけた生徒は、見つけていないまわりの生徒の手伝いを、自然とやりだします。2時間続きの観察ですが、途中の休み時間もずっと観察してました。(笑)

今週末には実験レポートにまとめて提出です。

 

写真5

写真6

写真7

写真8

写真9

(高2理系生物担当者)

11月23日(金・祝)と12月1日(土)に、ネット出願の説明と各教科の出題に関する説明会を行いました。

講堂が満員になるほどの受験生・保護者の皆様に来ていただき、本当にありがとうございました。

 

説明会では、国語の漢字の採点の仕方、算数のグラフから読み取る問題や「差がつくポイント」「受験生へのメッセージ」、

社会の「過去問をしっかりやっておくこと」「重大ニュースの出題傾向」、

理科の「学習のポイント」「解答の注意点」が説明されました。

 

そして各教科とも「チャレンジ問題」があり、その場で受験生に解いてもらい、

講堂のスクリーンに映して全体で共有し採点をする双方向の「受験生参加型企画」も行いました。

 

最後に、QRコードを使ってその場でWEBサイト上に質問を書いてもらい、主な質問にその場で答えました。

実に様々なご質問がありましたので、以下にその主な質問のお答を入れましたので、ご覧下さる様お願い申し上げます。

入試のQ&Aのページ

 

12月2日(日)、10月に台風の影響で中止となったアジの船釣りにリベンジしました。当日は風も穏やかで、釣り日和となりました。

12時30分に金沢八景(横浜市)の船宿から出船。30分ほど走り、川崎沖のポイントで釣りスタートです。

レクチャーを受け、さっそく、1投目からアジが掛かり、中学1年生も慣れない取り込み(仕掛けにかかった魚を船に入れること)に悪戦苦闘しながらも数を伸ばしていきます。

アジは海底近くを泳いでいるため、同じ層にいるカサゴや、少し上の層にいるサバもゲストとして仕掛けに掛かりました。その後、アタリ(魚信)が遠のいたところで何度か移動し、最後のポイントでは大型を中心に追釣することができました。

16時過ぎに釣り終了。20尾近くを釣った生徒が何名かいました。

全員が釣れ、全体的にもオマツリ(仕掛けが絡むこと)が少なく、技術が向上しているように感じました。自然が相手の釣りですが、今回はたまたま良い日に当たり、充実した釣行となったと思います。魚を持ち帰る生徒は、持参したクーラー一杯に魚を入れて帰路につきました。

毎年、お世話になっている船宿さんに今回もサポートしていただきました。ありがとうございました!

(釣り部顧問)

12月に学校の施設を見学するツアーを開催します。

説明会後にも施設見学をしていますが、

「説明会に参加できず校舎を見ることができなかった。」

「来年の受験に向けて早めにスタートを切りたい。」

という方々に是非参加していただきたいと思っています。

少人数グループで案内をする教職員の担当が付き、見学する形になっています。

 

<開催日時> イベント詳細はこちらです。

中学受験生対象 12月15日(土)13時30分~

高校受験生対象 12月15日(日)10時00分~

 

予約制となっています。WEBサイトよりお申込みください。

中学受験生の予約はこちらより

高校受験生の予約はこちらより

 

多くの方のお申込みをお待ちしております。

11月27日(火)の5・6時間目に本校講堂にて「中学理科自由研究発表会」が開催されました。

夏休みを利用して、中2・中3の全員が、理科自由研究として各自がテーマを設定し、仮説をもとに実験・考察を行った成果をレポートにまとめます。

当日は、その中でも特に優秀な研究を行った生徒(金・銀・銅賞)に対する表彰と、金賞を受賞した生徒の中のうち、代表の3名の発表が行われました。

各賞の受賞者が、壇上でメダルを授与されます(さらに、表彰状をホームルーム教室で担任から授与されます)。

表彰式の後、3名の生徒による研究発表が行われました。発表者と発表テーマは以下の通りです。

本 堯智 「水の蒸発の仕組み・状況の調査と気化熱を用いた空間の温度調整システムの研究」

大石 悠悟 「落ちない魔球の研究」

及川 大晴 「僕の調べた『葛』の世界」

いずれの発表も、身近なところから抱いた疑問や問題意識を、自分で考えた実験を通して見事に考察につなげていました。

写真や動画を交えながら、完成度の高いプレゼンテーションでわかりやすく解説してくれました。

日々の総合学習やアクティブラーニングでの成果も表れているように感じました!

「なぜ?」から始まる好奇心を、今後の生活でも大切にしてほしいと思います。

(中3学年スタッフ)

11月24日(土)に地学部では、地学オリンピック日本委員会主催の「地球をぶらり」に参加してきました(希望者のみの参加です)。

このイベントは2部構成となっており、1部では地学の最前線で研究されている「高橋雅紀氏」と「萬年一剛氏」による講演会、2部では「化石ギャラリー見学ツアー」と「偏光板を用いた万華鏡作成」という体験イベントが行われました。

午前中に授業があるということもあり、今回は特別に1部の途中である、「萬年一剛氏」の講演から参加させていただきました。

萬年氏の講演では、具体的な事例を交えて近年の火山研究の様子を一般向けに分かりやすくご説明いただきました。

2部の化石ギャラリー見学ツアーでは、城西大学にある水田記念博物館大石化石ギャラリーにて、学芸員の方から説明を受けながら見学をさせていただきました。

収蔵されている化石は魚類が中心で、保存状態もよく、手で触ることができるものもありました。

2部後半では偏光板を用いた万華鏡作成を行いました。

プラスチック板にセロハンテープをランダムに貼り、それを二枚の偏光板で挟んで見ると、ステンドグラス風のきれいな模様が浮かび上がります。

実はこれ、岩石内に含まれる鉱物の種類を同定する、鉱物顕微鏡と同じ仕組みなんです。

生徒たちはこれの体験を通じて、より鉱物顕微鏡に対する理解が深まったと思います。

(地学部顧問)

11月4、11日の2日間に渡り、と本校で新人大会(一次大会)が行われました。新人戦は高校1、2年生のみで戦う試合で、次大会のシードに関わる重要な大会でした。

1日目を無事に突破した2日目、第1試合から芝との気の抜けない試合でした。相手のいいサーブに苦戦を強いられましたが、しっかりと攻め切ることができ、第1試合を勝利することができました。

第2試合は東京立正との試合でした。相手も前の試合で接戦をものにして勝ち上がってきており、勢いがついていました。1セット目はこちらの実力を発揮し、先取することができました。しかしながら、相手の粘り強さに押され2セット目は逆転を喫してしまいました。選手たちは気持ちを切り替えることができました。3セット目、とられたら負けという状況の中、序盤で点差をつけ、最後までそのリードを守りきり、勝利できました。

最終試合は東海大菅生との戦いでした。言わずと知れた強豪校です。臆することなく自分たちの力を発揮することを目標に、選手たちは試合に向かいました。第1セット、相手のロングサーブに苦戦し、序盤からペースが掴めず、大きく相手にリードされるというスタートとなってしまいました。しかし、このままでは終わらないという選手たちの強い思いが、少しずつその点差を縮めていきました。結果として逆転はできずに1セット目は落としましたが、選手は確実に相手に対応し、2セット目での巻き返しを図りました。相手のサーブにも対応し、2セット目は城北がペースを掴み、リードを握りました。全員が一丸となってポイントを取りに行く姿は、本当に素晴らしいものでした。最終的には逆転され、デュースゲームにもつれ込む接戦で負けてしまいましたが、様々なことを得られた試合だったと思います。

今回の悔しさをばねに、課題を修正してまた次の大会に向けて頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

(結果)

11/4 対成瀬 25-4, 25-11  対竹早 25-14, 25-6  対秋留台 25-7, 25-8

11/11 対芝 25-18, 25-23  対東京立正 25-19, 24-26, 25-17

対東海大菅生 22-25, 28-30

東京都 9~12位

(高校バレー部顧問)

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