本日、中学1・2年生を対象とした学校見学会を行いました。学校長による学校概要の説明のあと、校内の施設等を見学しました。

参加者からは、『単純に校内をまわるだけでなく、各教室に入って様子を見られた点が良かった』『中学校にはないものがたくさんあっておもしろかった』『制服のデザインや家で洗濯できる素材というのも良かった』などご好評をいただきました。参加された皆さん、本日は、ご来校いただき、ありがとうございました。付き添いの方に本校の卒業生もいらっしゃいました。とてもうれしく思っております!

実際に学校を見学するのは、学校選びをする上でとても重要なことです。たくさんの方々のご来校をお待ちしています。

こんにちは!

さて、今年のデッサン講習も無事に終えることが出来ました。本日は2つ目の課題「裸婦デッサン」の講評が行われました。普段の授業では一日中デッサンすることはないので大変だったかもしれませんが、長時間集中して描いていく中でデッサンの質も上がってきたように感じます。全学年が同じ空間でデッサンすることはやはりお互いを刺激し合いますね。全体的に実力の向上が見え、良い経験になったのではないでしょうか。

それでは、今回の優秀作品をご紹介します。

1年生作品

1年生作品

1年生作品

2年生作品

3年生作品

3年生作品

今年は、例年に比べ全体の安定度が高かったように感じます。今回の講習の成果というよりは、皆さんの日々の努力があってこそでしょう。多くの成長が見られてうれしいですね!

さて、講評後は、進路ガイダンスも行って頂きました。

以前保護者会でして頂き好評に終わったガイダンスの内容と同じく、美大の中の科の違いや倍率、実際に東京藝術大学に受かった学生の高校3年間の作品など、非常に参考になるものだったと思います。具体的なお話を聞くことができて、美術を学んでいくことへの実感がますます湧いてきたのではないでしょうか。今の自分の作品に自信が持てない人もいるかもしれませんが、自分では持っている魅力に気づいていないだけで確実に力がついています!自信を持って進んでいって欲しいです。

デッサン講習は今日で終わりですが、夏休みは始まったばかりです!限りある時間を有意義に使い、今回の講習で身につけたことを活かしながらそれぞれの進路に向けて価値ある夏にしていってください!

昨日まで夏期進学講習を行いました。本校では、夏期休暇の間にいくつかの講習があります。進学講習は1~3年生まで全校生徒を対象に実施されており、基礎、応用、受験対策というように内容を分けた講習が行われています。生徒たちは、夏期休暇前から各教科の先生方や担任と相談し、自分に適した講習を選択して学力の向上を図っています。

夏休みは学力を大きく伸ばすチャンスです。部活などで忙しい生徒も文武両道を目指して頑張ってほしいと思います。

こんにちは!

4日間のデッサン講習も折り返し、今日から2つ目の課題「裸婦デッサン」に入りました。

最初にモデルさんにいくつかポーズを取ってもらい、クロッキーをして実際にデッサンするポーズを決めていきました。

裸体のデッサンは人間の肉体の構造を学ぶうえで大いに有効であり、非常に重要だと言えるでしょう。巨匠といわれる画家たちも、数え切れないほどの裸婦デッサンを遺していることは有名で、それほど裸婦には人を魅了する美しさがあります。そんな人体の美しさを感じながら、骨格や構造をしっかりとおさえてゆったりとデッサンしていきたいですね!

それでは、今日は最初に行ったクロッキーの中から優秀作品をいくつかご紹介します。

クロッキーとは、動きや質感を素早く簡潔に大まかな線のみで描写することをいいます。構図取りや、表面に惑わされない大きな動きを捉える練習にもなりますね。

講師の先生方や本校の教員もクロッキーをしてくれました。

線の強弱や重心の捉え方など、参考になる部分がたくさんありましたね!

クロッキーを経て、今回のデッサンは立ちポーズに決まりました。明日はいよいよ最終日です。人体の構造や重心、前後左右の関係性や動きに注意して、人らしい自然な立ち姿を目指していきましょう!!

こんにちは!

今日はデッサン講習2日目です。

1つ目の課題「石膏像(ブルータス、ガッタメラータ)」の講評が行われました。普段の授業と比べて短期間で集中して描き上げていくのは体力も精神力も必要となりますが、さらに放課後や朝早く来てデッサンを進めていた生徒も見られました。その結果、良いフィニッシュが迎えられた人も多かったように思います!

美術予備校で実際に教えていらっしゃる講師の先生方による講評に、皆いつも以上に身が入っていた様子でした。

それでは、今回の優秀作品をご紹介しましょう。

石膏像「ブルータス」

1年生作品

1年生作品

2年生作品

2年生作品

石膏像「ガッタメラータ」

1年生作品

3年生作品

お疲れ様でした!皆、着実に力を付けていっていますね!

明日からの2日間は「裸婦デッサン」です。裸婦デッサンができる機会は授業の中では今のところありませんから、この機会を無駄にせずそれぞれ良い経験にして欲しいです☆張り切っていきましょう!

こんにちは!

毎日暑いですね!美術室にもそんな熱い夏がやってきました!

美術デザインコースでは、夏休みにすいどーばた美術学院から講師の先生をお招きし、4日間のデッサン講習を行っています。受験を専門的にサポートしていらっしゃる美術予備校の先生方に、学校内で実際に教わることができるとても良い機会です!

ウル美(潤徳美大受験対策)受講者は必修となっていますが、普段ウル美を受講していない生徒もこの4日間は集中してデッサンに取り組むことができます。

1.2日目は石膏像「ブルータス」か「ガッタメラータ」をデッサンします。

予備校の先生方に描き出しのデモンストレーションもして頂きました。

1年生から3年生まで混ざって描くことも、授業のときとは違った雰囲気で緊張感がありますね。

普段の授業と比べて長時間に及ぶデッサンの時間の中で、それぞれが真剣に取り組んでいました。

4日間という短い期間ではありますが、得るものがたくさんあると思います。

残りの講習期間もぜひ、意欲的に取り組んでくださいね☆

写真部が7月21日(金)、22日(土)に群馬県水上町で夏期校外合宿を行いました。普段触れあうことの少ない自然や地元の人々の様子を目の前にして、部員たちは自分の感動をカメラに収めることに熱中した様子でした。暑い夏の日差しの中ではありましたが、体調不良者もなく、河原の涼しげな風景や落ち着いた町並みに囲まれ、充実した活動を行うことができました。合宿で撮影した写真は本校文化祭で展示予定です。

これらの写真を含め、これまでに撮影した写真は7月25日(火)から30日(日)まで東京芸術劇場にて開催される第40回東京都高等学校文化祭写真部門(A地区大会)に出展します。一般公開日は7月26日(水)からとなっています。生徒一同、普段の活動の成果を多くの方に見ていただきたいと考えていますので、是非会場へ足を運んでくださいね。

今後とも本校写真部の応援をよろしくお願いいたします。

昨日、本校の体験入学が行われ、中学生、保護者合わせて約130名の参加がありました。「女子校の1日を体験しよう!」という独自のコンセプトのもと、朝の仮担任の先生(本校教員)によるホームルームから始まり、3時間の授業体験、希望者は昼食(実際に本校に販売に来ていただいているパン屋さんの販売もありました)、部活体験と、実際の潤徳女子高校での1日を体験して頂く内容でした。

参加された生徒からは「とても楽しかったです」「また来たいです」「どの先生も優しくて良かったです」など。保護者の方からは「1つ1つ丁寧でわかりやすかったです。先生方の雰囲気も良く、楽しめました。生徒一人ひとりに合ったアドバイス、指導が好印象でした」との感想を頂きました。特に本校でしか味わうことのできない新しいカリキュラム「ユニバーサルフォレスト」は体験の価値がありますよ!

体験入学に参加してくださった中学生、保護者の皆様、暑い中ご来校頂きありがとうございました。

次回は8月6日に行います。詳しくこちら。たくさんのご参加をお待ちしています!

「ふらんすや」さん→http://www.furansuya.com/

終業式も終わりましたが、進路指導室には受験も本格的に始まることもあって、来室する生徒が途切れることはありません。特に推薦入試やAO入試に挑戦する3年生は、調査に書類作成にとそれぞれの課題に精力的に取り組んでいます。受験では様々な力が問われます。目標実現の過程では、学力だけでなく性格や適性と向き合いながら本当の自分に出会うための努力も求められます。自分の弱さや認めたくない真実と向き合う強さや目標に向かって歩み続けることも必要です。それは学力以上に重要な生きる力といってもいいかもしれません。だからこそ、受験を乗り越えた生徒は大きな成長を遂げられるのでしょう。今年も3年生は自分の目標に向かって歩き始めました。それぞれの受験物語の結末がどうなるかは分かりませんが、誰しもが本当の自分に出会えることを期待しています。辛くて大変ですぐにでも辞めたくなることだから挑戦する意味があるのだと思います。ひとりでは乗り越えられないと思った時のために、いつでも進路指導室は扉を開けて待っています。流行りの映画やドラマにも負けない、自分だけの物語を共に紡いでいきましょう。

こんにちは!

2年生一学期の専攻美術課題は油彩、水彩、彫塑、デザインの中から選択する授業で油彩の課題は、「モチーフ(剥製)を細密で描く」でした。

描きごたえのあるモチーフがメインなので細密描写の出来が画面の出来を左右しやすい傾向はありましたが、絵具のマチエール効果や油彩技法なども取り入れながらそれぞれが画面作りについて考えるきっかけになったように感じました。

では優秀作品の紹介です。

やや難しい位置を選んでいますが、手前と奥の差を意識してしっかり空間を作り出しています。陰の描き込みや背景の仕事にもう少し微妙なフォローがあればさらに良いですが、光を利用した抑揚のある空間演出によって見せたいポイントに自然と視線が集まるので絵としての安定感があります。

この鳥のフワッとしたボリュームを感じます。体の羽根の描き込みなどもずいぶんと充実してきました。顔や足周辺にもさらに密度の高い描き込みが欲しいところです。またモチーフの背景で左右扱いを変えているのは良いのですが、空間的なつながりまで意識し調整をしていけるとさらに良いですね。

背景についてはやや荒削りではあるものの、しっとりとしたモチーフの質感に対して彩度が高めのマチエール(絵肌)の色面を思い切りよくぶつけて質の対比で画面をみせています。また背景の彩度や絵具の強さに負けないくらいモチーフの描写が充実しているので、それがこの作品の強度をより一層高めてくれています。

構図の悪い感は否めませんがとにかくよく粘ってやりとりしています。その仕事量が積み重なって絵具の表情や描き込みなど見応えとしては十分あります。課題は構図についてと、モチーフの中でまだ形になりきっていない、浮いたり沈みすぎたりする調子があるので明度と彩度の選び方などをさらに慎重になれるといいでしょう。

顔周辺をメインにする絵が多い中、下半身から足下をねらったところがとても新鮮に感じました。鴨のプリっとしたお尻の可愛らしさに惹かれたんでしょうか?控えめな色と素朴な筆使いで描かれたモチーフの表現は量感的で調子も柔らかく心地いいです。お尻や足周辺を描いて佇まいをみせることがねらいであったなら、お尻や足周辺の地面にもう少しゆとりを持たせる構図でも良かったかもしれません。

シンプルな構図に顔の描写がよく効いていて目を引きます。今回のような状況ではモチーフ自体の動きが少なく、描くポイントも絞りやすい反面、絵として単調になりやすいところがあります。少ない動きの中でどれほど空間として複雑にみせられるか、また理屈抜きに単純にモチーフの魅力をどこまで感じ取って表現できるかが問われてくるところです。

以上油画の選択課題でした。

今後も油絵を描く場合は、今回の経験も生かしつつよりさらに自分に合った表現を探してみましょう!

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