Oct_18_2017

本日のedulogは先日17日に陸上競技部が参加しました日本大学体育大会陸上競技会について顧問の松嶋先生が報告をして下さいましたので、ご紹介します。

平成29年度日本大学体育大会陸上競技会

10/17(火)に駒沢オリンピック公園陸上競技場で開催された、日本大学体育大会陸上競技会に陸上競技部は参加してきました。今週末の関東選抜新人に出場しない選手にとっては、今年最後のトラックレースとなりました。

男子は先月行われた新人大会とは違う種目に出た選手もいたので、個人の入賞はありませんでした。一方、女子は1年生の渡邉美亜は走高跳で第2位となり、銀メダルを授与されました。また、男女ともに4×100mRは第6位となり、中間考査あけの試合の割には良い順位だったと思います。

今年度から年明けの2月のやまびこ記録会がなくなってしまったので、3月までトラックでの試合はなくなりました。短距離は週末の関東選抜新人が終了すると冬季の練習に入ります。

一方、長距離は10/28(土)の全国高校駅伝県予選から駅伝シーズンに突入していくことになります。短距離も長距離もこの冬が勝負になります。

どれだけ自分が意欲的に取り組むことが出来たかによって、来年の5月の県高校総体(関東大会予選)、6月の関東大会(インターハイ南関東地区予選)での結果が分かれます。ぜひ頑張ってほしいと思っています。

日本大学明誠高等学校陸上競技部 顧問 松嶋暢夫

短距離の選手はこの日大大会で来季まで試合がなくなる選手が多いとのこと、次へ向けて、冬の練習に励んで欲しいです。これからは駅伝シーズンとのこと。是非駅伝では作シーズン以上の成績を期待したいです。頑張れ、日大明誠陸上競技部!

Oct_18_2017

こんばんは。本日、本校は目黒パーシモンホールにて芸術鑑賞教室を実施しました。この芸術鑑賞教室は毎年実施されており、今年は劇団わらび座のミュージカル「ブッダ」を全校生徒が鑑賞しました。

このミュージカル「ブッダ」は手塚治虫の同名の漫画を原作としており、仏教の祖である仏陀の人生に独自の解釈を加え、生きるとは何かを考えさせてくれる作品となっています。

生徒たちは13:30に現地集合でしたが、1時間前くらいから到着している生徒もおり、周辺を散歩に行く姿も見られました。ミュージカル自体は14:00から開演となり間に10分休憩を挟んで約2時間の鑑賞教室なりました。

演劇を鑑賞した生徒に話を聴いてみると、「話の流れが難しく分からないところもあったけど、ダンスや歌は面白かった。」「面白いキャラクターが出てきて楽しかった。」など面白く鑑賞ができたようです。特に1年生は2学期中間考査の世界史で勉強した範囲と重なる内容もあったようで、「テストの前に見ておきたかった〜」などの声も聴こえてきました。

今回の芸術鑑賞教室で苦境の中でも自分の考えを貫くブッダの生き方を知り、何か感じることがあるといいと思います。劇団わらび座の皆さん、本当にありがとうございました。

Oct_17_2017

こんにちは。中間考査も終わり、生徒はほっと一息ついているところではないでしょうか。

今日は、読書の秋ということで、おすすめの図書を明誠高校の先生に聞きました。第1弾は、平川先生です。平川先生からコメントを頂いたので、紹介します。

平川です。本を紹介します。まず1冊目は、『レ・ミゼラブル』です。貧しさゆえに一切れのパンを盗み、長い間獄中生活を強いられたジャン・バルジャン。出獄後、彼はその日の宿と決めた教会にあった銀の燭台を盗みます。しかし、捕まった彼に対しその教会の主であったミリエル司教は「それは彼にあげたものです」と言うのです・・・

『レ・ミゼラブル』とは、「みじめな人々」という意味です。本作品を読むと、本当に大変な思いをする人々がたくさん出てきます。読み続けると「人生ってこんなに辛いものなのか」という気持ちがしてきて、気分が滅入ります。ですが、そのような人々にも、光が差し込みます。それが「正義」であり、「愛」です。

貧困とは何か、悪とは何か、正義とは何か、愛とは何か、生きるというのはどういうことなのか、悩んでしまった人は、ぜひこの本を読んでみてください。ちなみに、とても長い本ですが、この本を読破できたら、現代文も得意になっていること間違いなし?

2冊目は、『銀の匙』です。アニメや映画化もされているので皆さんもご存じかもしれません。難産の末に生まれた「私」。産後、体調のすぐれなかった母親に代わり、伯母さんが「私」を育てます。今から100年くらい前の話なので、生活風景などは現代とだいぶ違う感じがしますが、今読んでも深く共感できるところがあります。それは、伯母さんの「私」に対する「愛」です。人間って、こうやって、尽きることのできない愛を与えられながら、成長していくんだなーということを感じます。親や保護者となかなかうまくいかない皆さんにぜひ読んでほしい一冊です。実は、私たちが小さかった頃、おうちの人は『銀の匙』の伯母さんのように、無償の愛で私たちを包み込んでくれていたのかもしれません。

最後は、『恍惚の人』です。「恍惚」とは、「うっとり」という意味です。言葉から想像すると、何か良いことがあって「うっとり」した人のお話かと思うのですが、この本の「うっとり」した人は、認知症にかかったおじいちゃんの「うっとり」です。認知症にかかったおじいちゃんは、いわゆる「ボケて」しまっているので、大変破天荒な行動を繰り返します。それに家族はほんろうされるのですが、作者の有吉佐和子は当時(今から40年ほど前)社会現象になっていた認知症にはじめてスポットライトを当てた小説として脚光を浴びました。

この本で私が感じたのは、「人間って、生まれるときも、死ぬ時も、赤ちゃんになる」ということです。ほら、おばあちゃんって、仕草とかゆっくりで、よく「おばあちゃんかわいい」って言ったりするじゃないですか。いや、この本に出てくるおじいちゃんを見て、「うわぁかわいいなぁ」って思ったりすることはないと思いますが笑、この本を読んだら、「おじいちゃんおばあちゃんは、長年頑張って来られたので、最後は、赤ん坊になって、天寿を全うするんだなぁ」という気持ちになります。

 平川先生ありがとうございました。読書の秋ということで、みなさんも、ぜひさまざまな本にチャレンジしてみてくださいね。

Apr_13_2015

こんにちは。先週に引き続き第96回全国高校サッカー選手権大会 山梨県大会3回戦についてお伝えします。本校の元教諭の手塚先生が試合のコメントを書いて下さいましたので、ご紹介します。

第96回全国高校サッカー選手権大会 山梨大会 3回戦
日大明誠 前半 0 駿台甲府
後半

手塚秀昭のホイッスル

第96回全国高校サッカー選手権大会 山梨大会

“我慢の勝利!!

  駿台甲府高校に辛勝

第96回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会4日目は、本校グラウンドを含めた4会場で行われベスト8が出揃った。

3回戦の相手は、難関大学への進学率を高めながらも、最近、学校がスポーツへの強化策を講じサッカーも着々と実力をつけてきた駿台甲府高校(以下駿台)であった。高い位置でボールを奪ってからのショートカウンターが武器であり、GK、DF、MF、FWのそれぞれの縦の位置に3年生を置き、それ以外を2年生6名、1年生1名が占める若いチームであった。対する本校は2回戦と同様の先発メンバーで試合に臨んだ。

グラウンドは、時折降る雨の影響で1バウンド目のスピードが極端に上がるコンディションであった。立ち上がりは、両チーム共に相手陣へのロングボールを入れながら様子を見る静かな展開であった。駿台は中盤での素早い寄せからボールを奪い、⑩古屋へのくさびのパスを通しそれを左右にさばき徐々に主導権を握り始め、11分、左サイドからの絶妙なクロスにほんの僅かに合わず得点機を逃した。本校は堅さも取れた16分に⑨谷口のシュート、19分に⑩山口のDF陣の裏への飛び出しなどがあったが得点には至らなかった。駿台も21分、22分、25分と立て続けにクロスやCKなどで攻め立てるが無得点。試合が動いたのは、29分、ペナルティーエリア内左サイドの混戦から、こぼれたボールを谷口がそのまま1対1になり、絶妙な個人技から相手DFを抜き去り、豪快にネットをゆすり先制点を挙げた。

後半に入り、前半にも増して攻撃し続ける駿台は、中盤でのボール奪取の攻防に勝ち始め、両サイドをうまく使いながら、12分には絶好の得点チャンスを迎えたがGK①二上の好セーブにあい、その後のCKも生かしきれなかった。本校も攻められながらも逆襲のチャンスを狙い、17分、3回戦と同様に⑪髙橋に変え⑱横瀬を投入、20分、⑦加藤がシュート打つも大きく外れた。駿台は何とか同点に持ち込もうと必死の攻撃を続け、22分、25分、28分、30分、32分、33分、本校の左サイドを数多く突破してクロスをゴール前に上げ、その後のCKなどのチャンスをことごとく潰した。それまで前線で起点となっていた⑩古屋が口の中の出血で交代を余儀なくされ、駿台にとっては攻めきれず嫌なムードが漂う中、本校は39分、⑱横瀬が左サイドで相手DF3人に囲まれながらも、絶妙なタイミングで飛び出した⑧新井に見事なスルーパスが通り、個人技で一人目を股抜き、カバーに入った二人目をシュートモーションでかわし、ニアーサイドに決定的な2点目を決め試合を決定づけた。その後、駿台は、2点差をつけられたが勝利に対する執念を捨てず、アディショナルタイムに一矢を報いたが時すでに遅し、本校が何とか逃げ切った。

試合を振り返ってみると、やはり勝因は“我慢”の一言に尽きる。どんなに攻められても失点さえしなければ負けない。サッカーに優勢勝ちは存在しない。自陣ゴール前での空中戦において、少しのタイミングのずれも諦めずに体を寄せる、また、シュートに体を張る、基本的な守備のカバ-リング等、派手なプレーに“目”が行きがちであるが、目に見えないごく基本的なプレーを80分間やり通すひたむきな努力が結果を導くものである。

対戦相手の駿台は、前日の14日に2回戦を戦い、それも雨中のクレーのグラウンドでの戦いの後、連戦のハンディを負いながらもりっぱに高校生らしく戦ったその姿は好感が持てる。

本校は、次戦、第2シード日本航空高校との準〃決勝の戦いが待っている。今以上の“高い壁”に挑み打破するためには、理屈ではないハードワークと本日の戦いとと同様の「我慢」をやり通すのみである。

先発メンバー(学年)・⇒交代
先発メンバー(学年)・⇒交代   サブメンバー
GK ①二 上(1)       DF ⑫齋 藤(1)
DF ②大 津(3)       DF ⑬佐々木(2)
⇒⑬佐々木(2)         MF ⑭坂 本(3)
DF ③西 野(3)       MF ⑮渡 辺(2)
DF ④栗 原(3)       MF ⑯森 田(3)
DF ⑤根 田(2)       GK ⑰菅 野(2)
MF ⑥杉 本(3)       MF ⑱横 瀬(2)
MF ⑦加 藤(1)       FW ⑲窪 田(2)
⇒⑮渡 辺(2)         FW ⑳江 藤(3)
MF ⑧新 井(3)
⇒⑯森 田(3)
MF ⑩山 口(3)
MF ⑪髙 橋(3)
⇒⑱横 瀬(2)
FW ⑨谷 口(3)

Oct_15_2016

本日、今年度初となります本校の平成30年度入試説明会が行われました。時折小雨が降るあいにくの天気でしたが、多数の受験生・保護者の方にお越しいただきました。

13時45分に司会の山内先生が開会を宣言し、その直後に生徒パフォーマンスということで、音楽部のライブ演奏が行われました。1年生ながら音楽部の部長を務める1年9組の山口涼さんの素敵な声が体育館にこだまし、素晴らしいオープンセレモニーとなりました。

音楽部のパフォーマンス後に、校長先生の挨拶を兼ねた学校紹介がありました。続いて、入試委員会の小泉先生から学校生活に関する紹介がありました。小泉先生のお話の中には本校の進路状況についての内容もあり、参加者は関心を持って聞いてくれていました。

最後に大桃先生から本校入試に関する説明がありました。ここでは細かな基準の説明もあり、熱心に耳を傾けてくれていました。入試に関する説明で本日の説明会は終了しました。説明会のあとは、個別相談と恒例の学校施設見学が行われました。

学校施設見学にも多くの方にご参加頂き、見学担当の教員と生徒会生徒と一緒に本校の施設を順々に回って、本校の様々な情報を交えながら施設説明を行いました。参加した方々は教員からの具体的な話に「なるほど」と感心していました。

施設見学の後は体育館と多目的ホールにて個別相談があり、多数の保護者が参加してくださいました。これで、本日の入試説明会はすべて終了となりました。本日はお忙しい中、参加して下さり、ありがとうございました。

なお、本日、都合がつかず参加できなかった方は、第2回入試説明会が11月11日(土)、第3回入試説明会が12月2日(土)に行われますので、是非ご参加下さい。さらに、入試説明会とは別に11月25日(土)にオープンスクールファイナルが行われます。申込みは本校のホームページより可能です。リンクをご覧になりまして、ご参加をご検討して頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。

ひら

Oct_13_2017

本日、基礎学力到達度テストの結果を使っての日本大学の進学を決める推薦(セレクション)の結果が対象者に対して、通知されました。

セレクションを希望した生徒は、本日午後2時に学校に集合し、まず教室で担任から全体的な話しを受けて、その後個別にセレクションの結果を伝えられました。

結果は当然良かった生徒、そうでなかった生徒に分かれましたが、どちらの結果でも生徒はしっかりと受け止めていました。

結果の善し悪しに関わらず、今後も様々な手続などがあります。一つ一つ着実に進めていかないと進路に繋がりません。

ここで是非気持ちを切り替えて、次へと向かって欲しいです。頑張れ、日大明誠3年生!

Oct_11_2017

こんにちは。2学期中間考査は今日で半分が終了し、残り2日間となりました。あと半分もうひと踏ん張り、頑張ってくださいね。

さて、本日の記事では10月1日~3日の3日間、静岡の日本大学三島高等学校で行われた日本大学体育大会卓球競技会に参加した卓球部の様子を紹介したいと思います。
顧問の加藤真紀子先生からコメントをいただいているのでご覧ください。

10月1日(日)~3日(火)、日本大学三島高等学校桜アリーナにおいて、日本大学体育大会卓球競技会が行われました。桜アリーナは昨年完成したばかりで、広々として、とてもきれいな体育館でした。
付属高等学校全11校が参加し、男子団体戦、男女個人戦(シングルス)で、普段戦うことのない他県の選手と戦うことができました。強豪校も参加しているため、なかなか勝ち進むことはできませんでした。しかし、技術の高い選手と対戦することができ、部員たちは学ぶことがたくさんありました。この経験を生かして、これからも努力を惜しまず、さらに上を目指していってほしいと思います。
今月29日には、緑が丘スポーツ公園体育館で新人大会(学校対抗)があります。昨年同様、関東大会に出場することができるよう頑張ってまいりますので、皆様応援よろしくお願いいたします。

日大明誠高校 卓球部顧問 加藤真紀子

泊まりでの大会参加ということで大変な部分もあったかもしれませんが、部員たちは普段とは違う環境の中で、良い経験を積むことができたようです。次の大会は山梨県の新人大会です。この経験を糧にして素晴らしい結果が出せるように祈っています。ガンバレ!日大明誠卓球部!

Oct_11_2017

本日から4日間の日程で2学期中間考査が始まりました。今回の考査は3年生は進路決定のための期間ということで実施されず、1・2年生のみの受験となっています。

2学期に入り授業内容もさらに難しいものになってきているためか、全体的に放課後に教室や自習室で勉強している生徒が増えたように感じます。
今日の科目は数学A、英語会話、生物基礎となっていましたが、特に数学に苦戦した生徒は多かったようです。
1年生については3日目に初めての芸術の試験もあり、試験前に音楽、美術、書道ごとに座席を変えたりと忙しい部分もあります。

3時間目の試験が終わると生徒はみんな疲れた様子でしたが、まだ初日ということもあり「早く帰って勉強しないと・・・」という言葉も聴こえてきました。
暑かったり、寒かったりと寒暖差があり体調管理が難しいと思いますが、1回1回の考査が自分の進路に大きくかかわってくることを忘れずに、あと3日諦めずに取り組んでください。。

Apr_13_2015

こんばんは。本日2回目の更新になります。先週末に行われた第96回全国高校サッカー選手権大会 山梨県大会の1回戦の様子ついて紹介します。昨年はこの大会で準決勝まで勝ち進み、甲府にある中銀スタジアムで素晴らしい試合をしてくれました。全校応援で生徒達も盛り上がりましたね。先週末の試合の様子について、本校の元教諭であり、元サッカー部顧問の手塚先生が試合のコメントを書いて下さいましたので、ご紹介します。

第96回全国高校サッカー選手権大会 山梨大会 初戦
日大明誠 2 前半 0 1 市川
後半

手塚秀昭のホイッスル

第96回全国高校サッカー選手権大会 山梨大会

順当に初戦を突破!!

  市川高校に大勝

第96回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会は、今月8日から中断をはさみ11月18日の決勝までの約1ヶ月に渡り、“1枚の切符”の争奪戦が開始された。

今大会第5シードの本校は、9日(祝)に行われた2回戦に登場し市川高校(以下市川)と対戦した。リーグ戦と違い負ければ終わりのトーナメント方式の高校生最後の戦いはプレッシャーとの戦いでもある。

対戦相手の市川は、過去に名門韮崎高校を率いて全国大会出場の経験豊富な指導者が人事異動により赴任してから確実にレベルアップしてきた。また、文武両道の達成が進学校であるがゆえに困難を極め、3年生の数名が引退を余儀なくされ、前日まで2日間大学入試模試を受験せざる得なく、コンディション的には大きなハンディを背負っての戦いであった。

残暑を思わせる異常な高温の中、会場はシード校の特権を生かし本校で初戦が開始された。開始直後からお互い鉄則通りにロングボールを相手陣に蹴り込むプレーが続いた。本校は自陣ゴールの混戦から相手シュートがポストを叩くシーンも見られやや硬さもあった。過去のリーグ戦と違い引き分けがないため、センターバックの⑨谷口をトップに置き前線での起点の役割を期待した。10分にその戦法通り中盤でボールを収めた谷口から⑧新井にミドルパスが通りそのまま相手DFと1対1の局面から切り返し、キーパーがゴール前に進入した選手をケアーした一瞬の隙を見逃さずにニアーサイドに強烈なシュートを打ち待望の先制点を挙げた。対する市川はボランチやBK陣に3年生を並べ集中力を高める大きな声を互いに掛け合い一進一退が続いたが、30分クロスから谷口のヘディングシュートがポストをかすめながらゴールに吸い込まれ理想的な追加点が生まれた。

後半に入り前半2-0での折り返しは最もやりにくいと言われ、次の得点がどちらに入るかが試合を大きく左右するのがサッカーである。50分にその3点目をクロスから⑩山口が豪快に決めさらに試合の主導権を握った。その後、CKのこぼれを主将の⑥杉本が確実に4点目を挙げ市川を突き放した。その直後、市川はボランチ⑩が前線に上がりペナルティエリア外からDF陣に囲まれながらも狙い澄ましたゴールが決まり反撃の糸口を掴んだ。しかし、本校は3点のリードのため⑱横瀬⑭坂本の2名を順次交代して、リスクを負いながら攻めに転じている市川に対してその後も攻撃の手を緩めず、15分間で5点を挙げる猛攻撃を見せた。その中でも立て続けに交代した⑳江藤⑯森田が期待に応えて7点目と9点目を挙げるといった選手起用もピタリと当たり、選手層の厚さも見せつけた。

一方、市川は前述の数々のハンディを背負いながらも、また大量失点にも諦めず攻めの姿勢を持ち続け、試合終了まで戦ったそのファイティングスピッリトは称賛に値するものである。

この試合、終わって見ればスコアは大差になったが、市川がパスを細かく繋ぐ戦い方してくれたため、個人技では勝る本校の局面でのボール奪取率が高まり楽な展開となった。市川が得点した前後の時間は、本校のBK陣の裏のスペースに蹴り込みそのこぼれを拾う戦法でのゲーム運びとなり、その戦法を90分持続されていたら勝負の行方はわからなかったであろう。ただ残念なことに得点場面とは全く関係ないところで、余計なプレーからイエローカードを出されたことは、これからゲームを重ねるチームにとっては痛手となる可能性は高い。

次戦は14日に行われる駿台甲府高校と甲府工業高校との勝者が相手となる。初戦と同じく本校での試合となりホームの利を十分生かし、今以上の強い気持ちで試合に臨んでもらいたい。

先発メンバー(学年)・⇒交代
    GK ①二 上(1)
    DF ②大 津(3)
    DF ③西 野(3)
    DF ④栗 原(3)
    DF ⑤根 田(2)
    MF ⑥杉 本(3) ⇒ ⑭坂 本(3)
    MF ⑦加 藤(1) ⇒ ⑫齋 藤(1)

    MF ⑧新 井(3)
    MF ⑩山 口(3) ⇒ ⑯森 田(3)
    MF ⑪髙 橋(3) ⇒ ⑱横 瀬(2)
    FW ⑨谷 口(3) ⇒ ⑳江 藤(3)

Apr_13_2015

こんにちは。本日は3連休明けで少し眠そうな生徒も見られました。しかし、明日から定期試験のため、授業になるとどの生徒も真剣に取り組んでいました。昼休みや授業の合間も、授業中に配られたプリントやワークの問題を何度も解き直したりしていました。定期試験期間中はほとんどの部活動がoffのため、放課後に教室に残って、生徒同士で教え合っている様子も見られました。明日からの試験では良い結果が出るように是非頑張って欲しいですね。

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