今日は梅雨の空ではなく、夏の空。この暑い天候の中、本校の人工芝グラウンドで「平成28年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選 兼 原杯争奪サッカー大会」の3回戦が行われ、強豪韮崎高校に快勝しました。本日は元本校教諭でサッカー部顧問であった手塚先生に試合観戦記を寄せて頂きましたので、写真のあと、ご紹介します。
なお、4回戦は明日6月12日(日)韮崎中央公園芝生広場で13:30キックオフです。応援よろしくお願いいたします。
■平成28年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選組み合わせ表
平成28年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選
兼 原杯争奪サッカー大会 3回戦 |
日大明誠 |
2 |
1 |
前半 |
0 |
0 |
韮崎 |
1 |
後半 |
0 |
手塚秀昭のホイッスル

平成28年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技山梨県予選3回戦は、県内3会場で6試合が行われ、関東大会出場による今大会スーパーシードの日本航空高校と山梨学院大付属高校を含めベスト8が出揃った。
本校は直近の関東大会県予選第4位の成績によるセミスーパーシードでこの3回戦から登場し、相手はノーシードながら1・2回戦を順当に勝ち上がってきた伝統ある強豪韮崎高校であった。
真夏の日差しが降り注ぐ中、3回戦屈指の好カードと目される本校対韮崎の試合はホームの本校グラウンドで本校のキックオフで始まった。お互い公式戦という精神的にもプレッスシャーのかかる試合のため相手陣へ蹴り込む単純な攻めに終始し両チームとも決め手を欠いた。前半半ばから徐々に主導権を握り始めトップの11にボールを預け7・9・10の展開力から何度かチャンスを迎えるが本校の固いDFを崩すことが出来なかった。本校は劣勢ながらも何とか活路を見い出そうとしてパスをつなぎ34分7須藤から11桑原8川原田へダイレクトパスがつながり決定的なチャンスを迎えるがゴール左に外れた・この時間帯から次第にパスがつながり始め攻めの形も出来終了間際の右CKから4鈴木の見事なヘッヂングシュートが決まり前半を終了した。
後半に入り積極的に攻める韮崎に防戦一方になり6の決定的なシュートを1高橋が阻止した。なかなか得点できない韮崎は18を投入し何度か本校左サイドから崩しクロスを上げるが集中力がきれないDF陣を破ることが出来なかった。本校も1対1の局面に体を厳しく寄せ相手にゲームの主導権を渡さなかった。膠着状態の中本校は立て続けに選手を交代させ31分11桑原の縦への突破が相手のファールを誘いFKからのこぼれを交代した19高橋が決め試合を決定づけた。選手交代が見事に決まった得点でもあった。
勝因としては関根を中心としたDF陣の頑張りが挙げられる。また随所でも空中戦に勝ち粘り強いプレーを続けたことも賞賛できる。相手の分析等で理論付けるサッカーを目指すことも大いに重要なことであるが、その基盤となる個人技術戦術の高さ、特にディフェンス時の相手への寄せの距離や相手にボールを奪われた瞬間のファーストディフェンスの繰り返しももっと重要になる部分でもある。次戦に向けて最高の戦いであった。