海外語学研修4日目。本日はOnehunga High Schoolで初めて一日学校生活を過ごします。8時頃になると生徒たちが登校してきました。生徒にステイ先での話を聞くと「食事も豪華で、昨日はローストビーフとポテトとサラダを頂きました」「家がベジタリアンの家庭で、お豆腐の入ったカレーを食べました。肉も食べたい…」「最初は緊張しましたが、すぐに溶け込めました」など、ホストファミリーとしっかりと交流できているようでした。生徒同士でステイ先がこんなだった、あんなだったと盛り上がっていました。
今日はまずバディと同じ授業に参加するために、生徒の待機している場所へバディたちが続々と迎えに来てくれました。バディの生徒たちは自ら希望して務めているので、真面目で社交的な生徒が多いです。ホストファミリーの送る時間の関係で登校が遅れている生徒のことをずっと待ってくれているバディもいました。最後に残った生徒が「忘れられているのでは…」と不安に思っていたら、バディが今日は学校を欠席してしまったことを知って安心した生徒もいました。すぐに代わりのバディが来てくれるなど学校の対応もスムーズでした。バディも先生たちも責任感を持って生徒に対応してくれているようです。
さて授業の方ですが、数学の授業を受けた生徒は「中学生レベルの内容だったので簡単だった」との声も聞きました。家庭科の授業に参加した生徒は調理実習でハンバーガーを作ったようです。
Onehunga High Schoolの時間割では午前中に一度Meal Breakという休憩時間(20分間)があり軽食を食べることもできます。その後の授業が終わるとようやくお昼休みです。Meal Breakではバスケットやバレーを楽しんでいる現地校の生徒が多くいました。まだバディ以外の現地の生徒達とコミュニケーションをとることに遠慮をしている生徒も多いので、自分から殻を破って飛び込んでいってほしいと思います。生徒たちはホストファミリーが作ってくれたお弁当をしっかり食べていました。中にはリンゴ丸ごとやお菓子の入っているお弁当もあり、日本とは異なる文化に驚いている生徒もいました。今日のお昼休みの時間は、最終日に行うfarewellparty(お別れ会)の出し物の練習を少し行いました。まだまだ未完成で本番が若干心配ですが、練習をして立派にやり切ってくれるでしょうか・・・汗。
午後はESOLという明誠の生徒だけの英会話の授業でした。担当の先生は台湾出身でMichelleという女性の先生です。今回は自己紹介文を英語で伝えるという授業でした。最初に見本を兼ねてMichelle先生がクイズを交えて自己紹介をしてくれました。5つのうち2つが嘘の内容です。先生からどれが本当を尋ねられるとたどたどしいながらも英語で答えようと努力する姿がありました。そのあと生徒も同様に3つの本当と2つの嘘の文章を作成して、生徒同士で自己紹介を行いました。次に9個の質問を考えてイエスをもらうために周囲とコミュニケーションを取るというセッションを行いました。イエスのサインを全部もらえればミッション終了という少しゲーム感覚で行う授業で楽しそうに取り組む様子がうかがえました。1時間ほどのレッスンでしたが、Michelle先生の優しい人柄が生徒たちを安心させていました。
生徒たちは授業が終わると、帰宅の準備。ホストファミリーが迎えに来てくれた車でそれぞれ帰宅しました。明日からは週末休みということで、生徒たちはホストファミリーと余暇を過ごします。きっと充実した時間を過ごす事と思います。週明けに話を聞くのが楽しみです♪
1年生 田中さん:少しだけ英語を聞き慣れてきた実感があります。ですがバディの子の英語はなかなか聞き取れず、なんと受け答えすればいいのかも分からないのでグダグダです。お昼ご飯の時などは、バディは楽しそうに他の子と話しているので会話に入りづらく苦戦しています。日本人らしさが出てしまっているので、これからはMinatoとしてちょっとずつでも積極的になろうと思います。