本日は先日のedu.logでご紹介した三年生の特別講習の続編と昨日行われた特別講習の2つの講習について、ご紹介します。
一つ目は先日10日に行われた地歴公民科の校外特別講習の続編です。本日、希望者は都内の史跡や歴史に関わる施設を見学しました。まず、半蔵門駅に集合し、千鳥ヶ淵戦没者墓苑を見学し、次いで昭和館に行き、戦中・戦後の国民生活について実物を見ながら、学びました。昭和館に行く途中、大山巌、品川弥二郎という明治期の軍人・政治家の像を見たり、江戸城の遺構である田安門も見ることが、できました。
昭和館見学後に昼食になりました。その後、日本大学歯学部の近くにあるビザンチン様式で知られるニコライ堂を見学。ニコライ堂は日本に正教を伝えた聖ニコライに由来する教会で正式には東京復活大聖堂と言い、内部も見学でき、イコンなどを見ることができました。次に日本の学校教育発祥の地と言われる湯島聖堂に行きました。湯島聖堂は江戸幕府の学問の中心で林羅山に始まる林家が管轄し、朱子学を中心に学びました。明治期には一時文部省が置かれ、筑波大学やお茶の水女子大がの前身の師範学校も置かれました。現在の建物は関東大震災後のものですが、孔子の祭祀が行われた大成殿や孔子像を見て、幕府の学問政策や儒教について復習しました。
本日の参加者に感想を聞きましたところ、次のような感想がありました。
「ニコライ堂の外観は学校の教科書ですでに見たことがあったのですが、建物内を見るのは初めてでとてもワクワクしていました。建物内に置かれた調度や装飾、ステンドグラスや絵画に描かれたイコンなどの貴重な芸術品の一つ一つが興味深く、とても素晴らしかったです。進学する大学が今回の見学ルートの近くだったので、休憩時間に周辺の街並みを歩いたことで、大学生活の先取りをした気分になれたのも楽しかったです。」
「兵部大輔大村益次郎像や湯島聖堂など都内には歴史好きの人にとっては、目を見張るようなスポットが沢山ありました。新しいだけでなく遺構や史跡など、伝統的な東京を垣間見ることが出来、非常に見聞が広がった一日でした。」
今回は前回の特別講習を行った場所付近の史跡等を巡り、高校で学んだ歴史を実物を見ながら復習したり、歴史を学ぶことの意味を再認識することを目的に行いましたが、参加者はしっかり目的を達成できたようです。
続いて、昨日行われた明誠高校ミニバドミントン大会についてご紹介します。
明誠高校ミニバドミントン大会は、バドミントン部顧問の菅原先生と体育科の谷先生が担当しました。特別講習のねらいは残り少なくなった高校生活の思い出作りとともに、鈍っているであろう体に喝を入れることだそうです。
参加者は最初に練習をして、その後、参加者同士でバドミントンの対戦を繰り広げました。楽しい中にも、勝ち負けがつくということもあり、非常に白熱した試合が展開されました。
このミニバドミントン大会に参加した生徒数人に感想を聞いたところ、
「久しぶりに体を動かして楽しかった。」
「体育の授業でバドミントンをやっていたので、意外と上手に出来ました。」
「明日の筋肉痛が怖いです・・・。」
と話してくれました。参加者は大変良い時間を送ることが出来たようです。
さて、3年生に残された大きなイベントは予餞会と卒業式です。高校生活が本当に残り少なくなりました。3年生には最後まで、高校生活をしっかり過ごし、有意義なものにして欲しいです。

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