3/15(土)に本校体育館にて吹奏楽部の第29回定期演奏会が行われました。大雪の影響で当初予定されていた日程も会場も変更となり、条件は決して良くはない中での演奏会でしたが、アットホームなものとなりました。開演の13時45分より前から生徒・保護者・教員・OB/OG・一般の方が会場に来て下さり、開場と同時に席はすぐに埋まっていきました。
定期演奏会は、まず学校長があいさつから始まりました。
昨年同様に演奏会は3部構成で第1部は「これぞ吹奏楽部」という聴かせる曲が3曲演奏されました。1曲目は平成21年にコンクールでも課題曲となったという「ライヴリーアヴェニュー」。そいて2曲目は「The Sun Will Rise Again ~陽はまた昇る~」です。親日家であるという作曲者が震災からの復興への願いを込めた曲だそうです。スケールの大きさと暖かさを感じる曲で、感動的な演奏でした。3曲目は「公慶の悲願 東大寺大仏殿、再建への道」。「公慶」は東大寺の大仏および大仏殿再建に尽力した僧侶です。未来への希望とエネルギーを感じさせる演奏でした。どの曲もじっくり聴き入ってしまいました。
第2部はアレンジ音楽劇「雪の女王~想い~」。この音楽劇はアンデルセンの物語をベースに吹奏楽部が内容をアレンジしたもので、「想い」がテーマになっていました。幼馴染のゲルダとカイでしたが、悪魔の作った「見たものをミニクク映してしまう鏡」が割れ、その破片がカイの目と心に刺さってしまいます。そのことで性格が豹変してしまったカイを、雪の女王が氷の城へと連れ去ってしまいます。そこでカイを探しに旅立つゲルダ、そこには様々な困難が…というお話。このアレンジ劇はキャストがまさに適材適所と言った感じで、みんなとても役にはまっていました。そのため、台詞一つ一つに感情がこもっていて、笑いの要素もあり大変面白くて見入ってしまいました。
第3部は「日本」をテーマに歌と踊りもありました。まず1曲目は「さくらさくら Brass Rock」です。有名な「さくらさくら」がRock調にアレンジされたかっこいい曲でした。2曲目は「アニメ・メドレー~久石譲作品集~」です。こちらはスタジオジブリの楽曲ですから、どの世代にも馴染みのある楽曲ばかりで、楽しく聴くことができました。3曲目は「川の流れのように」だったのですが、ここで養護教諭の橋爪彩先生が登場し、熱唱しながら体育館を練り歩きました。そして次は「ニホンノミカタ ネバダカラキマシタ」です。以前テレビ番組から生まれた矢島美容室に野球部1年生の3人が扮して友情出演。歌の前には3人がネタを披露してくれました。
第3部の最後の前に、引退する3年生へ1,2年生から花束の贈呈がありました。花を受けとった3年生は3年間の色々な思いがこみ上げてきたようでした。そして、部員全員、OB,OGも参加しての最後の演奏。曲は「アルヴァマー序曲」でした。みんなの息がぴったりあった素晴らしい演奏で、最後にふさわしい曲でした。全ての曲が終わりましたが、会場の拍手は鳴り止まず、アンコールとなりました。アンコール曲は「銀河鉄道999」でした。アップテンポで胸が躍る演奏でした。こうして定期演奏会は本当に全て終了しました。
演奏会後、出口にて部員全員で本日来てくれた方々へお礼を言っていました。会場を出て行く人々の顔は非常に満足した顔で、今年度の定期演奏会が大成功だったことを物語っていました。部員のみなさん、心に響く演奏をありがとうございました。
定期演奏会は大変素晴らしいものでしたが、その結果に満足することなく、さらに上を目指そうという部員の意気込みには感服するばかりです。吹奏楽部の今後の活躍に期待しましょう。頑張れ、日大明誠吹奏楽部!。

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