Apr_13_2015

本日、予餞会が行われました。予餞会は1,2年生が卒業する3年生に対して餞(はなむけ)として行う送別会になります。今年度も生徒会の生徒を中心に入念な準備が行われ、今日の本番を迎えました。

登校した3年生は各クラスでホームルームに参加した後、会場である体育館に向かいました。そして予餞会開始。

まずは各部活動で活躍をした生徒に各専門部等の外部団体からの表彰状の授与が行われました。

今年度は以下の生徒が表彰されました。

山梨県高等学校生徒会指導部会会長賞 平山遥大 君
西関東吹奏楽連盟賞 髙﨑悠斗 君
高校生新聞社賞 長谷川愛 さん
山梨県応援連盟会長賞 財前聡太 君
山梨県吹奏楽連盟賞 石井ひなの さん
山梨県高等学校野球連盟会長賞 佐藤碧空 君
山梨県サッカー協会2種優秀選手賞 大月悠希 君
山梨県サッカー専門部功労賞 佐々木秀斗 君
山梨県ハンドボール協会会長賞 河上烈 君
山梨県ラグビーフットボール協会賞 柏崎竜希 君
山梨県テニス協会会長賞 竹内流偉 君、山本愛已 さん
山梨県空手道連盟会長賞 高橋歩 君
山梨県バレーボール専門部功労賞 佐藤壮留 君、小宮山凛 さん
山梨県高体連水泳専門部功労賞 荒井智弥 君
山梨県高体連バスケットボール専門部功労賞 溝上碧 君、福田莉子 さん
山梨県高等学校バドミントン専門部功労賞 大西朔矢 君
山梨県卓球協会会長賞 名原義貴 君
山梨県スキー連盟会長賞 藤原剣信 君
3年間頑張った成果と言うことで受賞する生徒の表情には誇らしいものがありました。

続いて各部活動の後輩からの3年生へのメッセージ動画、3年間の思い出動画、先生方からの「おめでとう動画」が上映されました。

3年生は自分たちの過去の写真を見て懐かしむとともに、後輩達からの工夫を凝らしたメッセージを楽しんでいました。

さらに教員有志「ANTI COMMON SENSE(I)」が登場。メンバーは金箱先生、伊藤先生、三松先生、平野先生で、それぞれソプラノサックス、キーボード、ギター・歌、歌を担当しスキマスイッチの「奏」を披露してくれました。

最後は3年生の先生方から動画と生のメッセージ。3年の先生が3年生へ向けて3年間の思いを伝えていました。

そして予餞会も終了、と思ったら、土屋校長先生からのサプライズがありました。校長先生の前任校での教え子で俳優の佐藤隆太さんが3年生へ向けて話しに来てくれました。

佐藤さんは自分が俳優を目指したきっかけが高校3年生の時だったことを話してくれ、思いはいつか叶うことを語ってくれました。また自分の熱意が人を動かすこと、など熱い思いを生徒に伝えてくれました。さらに佐藤さんが演じたドラマ「ROOKIES」 の川藤先生の名言「夢にときめけ!明日にきらめけ!」も飛び出し、3年生は大いに盛り上がっていました。最後は3年生からの質問にも快く答えてくださり、楽しい一時は終わりました。

サプライズも含め全ての予定が終わり、3年生はエンドロールとともに体育館を後にしました。体育館を出る3年生の表情は楽しかったという表情の生徒、これで高校生活も終わるという名残惜しそうな表情の生徒など様々でした。

3年生が登校する日もあと2日です。28日には卒業式予行、そして3月1日に卒業式です。今日の予餞会を含めて高校生活3年間を振り返って、卒業式に臨んで欲しいと思います。

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こんにちは。ハンドボール部,ラグビー部に引き続き先日サッカー部の卒部式も行われました。体育館での式の前に1・2年生対3年生で最後の試合をしました。3年生は入試明けにもかかわらず身体の鈍りを感じさせない動きで後輩たちを圧倒します。みんなで試合を楽しみながらも,苦楽を共にしてきた仲間たちとの最後の交流を惜しむ様子もうかがえました。

卒部式①

今回の卒部式では数年ぶりに保護者も来場し,高校生として最後に駆け回る我が子の様子を温かく見守っていました。

それだけでなく今回は特別企画として,親子対抗PK対決が行われました。白熱した勝負の結果,見事・・・保護者チームが勝利しました!!!!Σ(・□・;)予想外の結果に部員チームのGKはうなだれてしまいました笑orz

卒部式②

15時になると全員体育館に集い,先程までとは打って変わって粛々と卒部式を執り行いました。

卒部式プログラム

卒部式③

主顧問である後藤監督から卒部生に向けてのメッセージに一同真剣に耳を傾けます。お話の中で何度も仲間の大切さが語られ,明誠サッカー部での縁が卒業後も続いてほしいという願いが伝えられました。

その後は卒部生およびスタッフから送られた互いのメッセージ動画を視聴し,記念品が贈られました。

3年間共に手を取り叱咤激励し合った仲間,そして信じてついてきた監督,コーチたちとのひとつの別れではありますが,同じ目標をもって必死に走り抜けてきたこの時間を忘れることなくこの先も新たなステージで頑張っていって欲しいです!卒部おめでとう!

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去る1月27日(金)に、第3学年特別講習(希望者)にて東京地方裁判所、最高裁判所、憲政記念館、三権分立の塔(国会前庭)の見学を行いました。

地方裁判所では、各々が興味を持つ裁判を検索して傍聴し、最高裁判所では、損害賠償請求に関する裁判を傍聴しました。生徒たちは、遠くの世界の出来事の様に感じていた裁判は、実は意外と身近なものなのだと感じた様子でした。

その後、本来は参議院を見学する予定でしたが、首相の代表質問が行われており見学が叶わず、憲政記念館を見学。館長さんに案内して頂き、生徒たちで模擬国会も開きました。その後、「三権分立の塔」や「日本の標高基準点」で有名な国会前庭を散歩し、最後に永田町名物「思い出屋(お土産屋)」に立ち寄り、講習を終えました。いわゆる「霞が関」と「永田町」の雰囲気を肌で感じる一日となった様です。

参加生徒に感想を聞きました。

今回初めて裁判を傍聴したのですが、現場の空気や短い時間ではありながら人の人生を垣間見たような感覚は非常に新鮮でした。日本の中枢がどう機能しているのか学べた貴重な機会でした!(1組 吉田和氣 君)

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2022_03_26

みなさんこんにちは。今日は天皇誕生日で祝日ですが、いかがお過ごしですか?明誠高校では明日から試験一週間前の部活禁止期間に入りますので、本日が最後の活動の部活もあれば、本日から部活を禁止にして勉強にモードを変えているところもあります。

今日は3つの部活動に関して紹介させていただきます。まずはハンドボール部とラグビー部の三年生を送る会「卒部式」の様子をお伝えします。そしてもう一つは先日行われたバドミントン部の学年別大会の様子をお伝えします。

ハンドボール部もラグビー部も初心者が多く、高校から新たに始めるスポーツの代表格かもしれません。3年間そんな部活に身を置き、戦い抜いた生徒たちの充実した表情をご覧いただければと思います。両部かつ共に午前中に試合を実施して昼食をとり、午後は保護者の方も招いて懇親会を開きました。ラグビー部では挨拶の最中に感極まって泣き出してしまう選手が続出し、それを目の前で見ている保護者の方も同じく涙を流されていました。印象的だったのは選手一人一人が必ず保護者への感謝を約100人の前で伝えていたことです。自分の親に感謝を伝えるということはいくつになってもハードルの高いことかと思いますが、恥ずかしがることなく、むしろ泣きながらお礼を伝えている姿に人間としての成長を感じました。3年生の勇姿を目に焼き付けた1・2年生が新しいチームで躍動してくれるのを楽しみにしていきたいと思います。

次は、バドミントン部の学年別大会の様子をお伝えします。少し時間がたってしまいましたが、活動の様子をご覧いただければと思います。こちらは顧問の長島先生にコメントをいただいていますのでそちらをお読みください。

2月4、5日に山梨県高等学校バドミントン学年別大会が開催されました。今回は3年ぶりに人数の参加制限の無い大会が行われ、多くの生徒に出場のチャンスが与えられました。競技屋内競技ということで無観客での開催でしたが、どの生徒も試合ができる喜びを感じながら頑張っていたように思います。本校の生徒たちは部内戦とも、練習試合とも異なる試合本番の雰囲気に飲まれたり、試合本番の会場の空気に意気が上がったりなど様々な面持ちで試合に臨んでいました。1・2年生共に今の自分にできる最大限の力を発揮してくれていたと思います。
令和5年度の関東大会(バドミントン)は山梨県開催です。開催県の出場枠が増えるため関東大会出場のチャンスが広がります。関東大会を見据えて今回の試合の課題点を克服していってほしいと思います。

今大会の戦績(ベスト16以上)は以下の通りです。
ベスト8:白山・宮入ペア、倉永・和田ペア
ベスト16:内倉・水越ペア、中村・小宮山ペア

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Apr_13_2015

本日は快晴の中、3年ぶりとなった強歩大会を実施しました。今回は3箇所のチェックポイントを各々が歩いたり走ったりしながら通過し、約14キロメートルの完走を目指します。コースは以下の通りです。

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1・2年生の女子からまずスタートし、次に1年生男子、2年生男子が時間差を作り後に続きました。女子の先頭グループは男子たちに追いつかれまいと必死に逃げ切ろうとしました。しかしスタート時点からハイペースで走り出した男子の先頭グループはたちまち追いつき、抜かしました。

全力で走りいち早くゴールしようとするのも、友達と一緒にのんびり歩きながら行程を楽しむのも、今日はどれも正解。楽しんで参加し、完走することが本日の目標です!ただし、今回設置された各チェックポイントには制限時間が設けられており、最後尾の生徒たちはどれだけのんびりしてもこれには遅れまいと必死になります笑一部の教員は生徒とともに歩き、彼らを鼓舞しました。なんと本校校長も今回生徒とともに出発して、生徒を励まし、励まされながらゴールしました。完走後、「生徒の『頑張れ!』『校長先生、頑張ってる!』という声に励まされ力になりました」と語っていました。

そして今回の強歩大会では競技終了後、後援会(保護者)の方が前日から用意してくれた豚汁をいただきました。生徒たちは豚汁を楽しみに頑張ることができました。その他、給水や道中の案内にもご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。今日は一日、生徒たちの表情に笑顔があふれる様子に感無量です。お疲れさまでした!

令和4年度 強歩大会上位成績

1年生男子の部

1位 1年9組 小 島 久 輝 1時00分24秒
1位 1年8組 渡 部 葵 衣 1時00分24秒
3位 1年3組 熊 井 優 陽 1時00分27秒
4位 1年9組 八 木 優 都 1時00分29秒
5位 1年3組 二 木 俊 丞 1時00分30秒
6位 1年6組 佐 藤 信 晟 1時00分31秒
7位 1年1組 昆   亮 佑 1時00分47秒
8位 1年6組 本 坊 優 空 1時02分47秒
9位 1年4組 岡 部 純 人 1時03分05秒
10位 1年8組 山 田 絢 介 1時03分12秒
11位 1年5組 細 野 漢 太 1時03分26秒
12位 1年9組 岸   佑 介 1時03分28秒

2年生男子の部

1位 2年3組 菊 池 真 聖 0時54分39秒
2位 2年6組 川 畑 朝 陽 0時55分22秒
3位 2年9組 今 井   仁 0時55分47秒
4位 2年10組 有 村 海 渡 0時56分19秒
5位 2年6組 イグウェ クリストファー 0時56分54秒
6位 2年9組 関 口 力 暉 0時56分56秒
7位 2年8組 鎌 田 淳太郎 0時57分14秒
8位 2年9組 志 村 宇 紀 0時58分45秒
8位 2年4組 林  心  晴 0時58分45秒
10位 2年10組 伊 藤   彰 0時59分43秒
11位 2年2組 小 谷 一 晴 1時00分30秒
11位 2年3組 関 口 碧 斗 1時00分30秒

1年生女子の部

1位 1年5組 小 池  あかり 1時20分56秒
2位 1年7組 髙 田 梨 音 1時33分55秒
3位 1年8組 西 野 瑠 菜 1時37分22秒
4位 1年9組 和 田 瑞 生 1時38分50秒
5位 1年5組 合 戸 詩 織 1時42分40秒
5位 1年3組 菱 沼 明 怜 1時42分40秒
7位 1年9組 小 池 朋 香 1時44分51秒
8位 1年3組 金 子 心 咲 1時47分24秒
8位 1年1組 渡 辺 華 乃 1時47分24秒
10位 1年1組 飯 田 瑞 季 1時47分42秒
11位 1年4組 中 野 里 咲 1時49分15秒
11位 1年9組 浅 田 衣莉花 1時49分15秒

2年生女子の部

1位 2年2組 鈴 木 理 彩 1時17分45秒
1位 2年8組 関 根   優 1時17分45秒
1位 2年8組 渡 邊 璃 子 1時17分45秒
4位 2年8組 依 田 玖瑠美 1時20分54秒
5位 2年4組 臼 井 寧 々 1時24分32秒
6位 2年1組 西 島 瑠 夏 1時26分21秒
7位 2年3組 高 家    華 1時30分14秒
8位 2年9組 永 井 愛 理 1時33分14秒
9位 2年5組 玉 置 こ こ ろ 1時33分25秒
10位 2年2組 落 合 奈々世 1時34分40秒
10位 2年7組 小 野 なな花 1時34分40秒
12位 2年4組 高 野 い ろ は 1時35分44秒
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2022_03_26

本日は第2回一般入試が行われました。試験会場への入場は7時40分からでしたが、それよりも前から待っている受験生もおりました。案内係から試験会場についての用紙を受け取り、会場に向いました。コロナ対策として第1回と同様に手指消毒とサーマルカメラで体温を測定しています。早めに到着した受験生は教室で参考書を開いて、試験に向けた最終確認をしていました。午前中は国語、英語、数学の順番で3科目の筆記試験が行われ、昼の休憩を挟んだのちに面接試験が行われました。

本日の合否については、インターネットで確認できます。発表時間は、明日2月16日(木)12:00〜14:00までの間です。また、合否書類は受験生全員に対して自宅へ発送しますので、必ず書類でも合否をご確認ください。なお、2月17日(金)までに結果が届かない場合は、2月18日(土)に本校にお問い合わせ下さい。

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2022_03_26

Happy Valentine’s Day!
どこへ行ってもチョコ!チョコ!!チョコ!!な今日この頃…。本日は2月14日バレンタインデーです!このエデュログをご覧のみなさんはどんなバレンタインをお過ごしですか?
本校では朝から校舎のいろいろな場所でお菓子のプレゼントが行われていました。生徒たちは好きなお菓子を作ったり買ったりと前日から準備に大忙し!それぞれが思い思いに用意し、あげる人ももらう人も今日は1日HAPPYです♪

明誠高校は明日の第2回入試準備のため、本日は18時完全下校です。生徒のみなさん、残り数時間のバレンタインをおいしいお菓子とともに楽しんでくださいね!!

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Feb_14_2023Feb_14_2023

先日、スキー部のインターハイ大回転競技(GS)の様子をご紹介しましたが、本日は回転競技(SL)についてご紹介します。

9日にGSに参加をした選手は10日は女子のSLの試合だったので本校の選手はSLの練習を行い、本番へ向けて調整をしました。

インターハイ最終日の11日土曜日、本校の選手は回転競技に参加をしました。この日は天気が良く気温も高く、昼頃スタート地点で3度、ゴールでは6度もありました。

選手はスキー場に着くとアップをして、その後コースインスペクションを行ってレースに臨みました。コースは大回転より距離的には短くなっていますが、斜面変化が豊かで突然急斜面になる部分もあり、またポールすれすれを滑る技術も求められるため、GSよりは難しいと感じました。

そのためか、1本目3年の藤原君は攻めて滑った結果、途中棄権。他にも途中棄権をした選手がいたので、SLの難しさを実感しました。

1年の渡井君は途中でストックが折れてしまうというアクシデントがあり、滑りにくい状況でしたが完走して2本目に進みました。渡井君は2本目は藤原君のストックを借りて滑走し、2本目も滑りきって108位となりました。

スキーは2本滑りきらないと記録が出ない競技。インターハイでの選手の滑りを見ていて、改めて難しさを感じました。

今回でインターハイが最後となる3年の藤原君にインターハイの感想を聞きました。

藤原君「今回のインターハイでは大回転と回転の2種目に参加しました。回転は残念な結果になりましたが、次に参加する国体は大回転のみになります。大回転はしっかりと完走できたので、この経験を生かして国体では積極的に攻めの滑りをしていきたいです。」

藤原君の感想にあるように今回インターハイに参加をした2人加えて、今回サポート役をしてくれた3年川村君は17日から岩手県で始まる国体に参加をします。

国体は大回転1本勝負になります。インターハイではかなり難しいコースを滑りました。この経験を生かして国体では1本勝負でいつも以上に緊張をすると思いますが、思い切って滑って欲しいと思います。頑張れ、日大明誠スキー部!

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2022_03_26

本日は献血が行われました。今回の献血は2、3年生を対象に行われました。今回は400mLの献血となるため、2年生は男子17歳以上と限定しました。若年層の献血者数が減少している中でも、本校では多くの生徒が協力してくれました。今回献血した血液の「赤血球」は採血後21日間、「血小板」は採血後4日間、「血漿」は凍らせて採血後1年間有効とのことです。「赤血球」と「血小板」の保存期間はとても短いですね。赤血球・血小板は、今の医療技術では作ることができません。iPS細胞から血液(血小板)を造る研究は進められていますが、実用化されるまで、まだまだ研究や臨床試験が必要ということです。

今回できなかった生徒も機会があれば、是非協力してみてください。

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2022_03_26

みなさんこんにちは。今日はあいにくの雪模様ですね。ただ、なぜかいくつになっても心が躍るのはなんででしょうかね。さて、明誠高校は本日午前授業を終えたところで全校生徒下校となりました。お昼に放送が教室に入った時には校舎全体が揺れるほどの歓声があがっていました(笑)明日以降の交通状況に注視していきましょう。

さて、今日のメインはダンス・チア部に関してです。この2月5日(日)にダンス・チア部がHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION(通称ハイダン)の東日本予選に出場しました。その様子を大会の説明とともに顧問の小泉先生にレポートしてもらいました。

 このハイダンは、2015年から開催されている全国のダンス部を対象とする、コンテストです。東⻄3回ずつ予選が開催され、各予選の優勝校のみが4⽉に両国国技館にて⾏われる決勝大会に進出できます。この決勝大会は世界最⼤級のストリートダンスイベント「DANCE ALIVE HEROʼS FINAL」のワンコーナーとして行われます。このイベントでは高校⽇本⼀だけではなく、大学サークルの日本一、プロダンサーを含めた、日本中のダンサーの中から各ジャンルのチャンピオンを決めます。両国国技館は高校ダンス部のみならず、日本中のダンサーにとって“聖地”となっています。
ハイダンは各予選の優勝チームのみがその“聖地”に立つことを許されるため狭き門となっています。他のコンテストの中にはスポンサー企業からも審査員が選出されることがありますが、このコンテストは審査員5名がすべて第一線で活躍しているプロダンサーです。それ故、ダンス部によってはそもそも出場すること自体がハードルになっているところもあるようです。

 本校の過去の実績としては、SMALL,LARGE部門ができる以前の2019年に東日本予選で優勝をし、初めて両国国技館のステージに立っています。その時は大阪の登美丘高校に敗れ、2位になりました。また昨年は現2年生の選抜チーム5名がSMALL部門で決勝大会に進出しましたが、6位という結果になっています。

 今回の予選大会はvol.3ということで両国国技館行きを勝ち取るにはラストチャンスです。Vol.1,2はスケジュールが合わず出場できていないので、部としてもこの予選にすべてをかけて準備をしてきました。
このコンテストは各校から複数チームのエントリーが認められており、本校はSMALL部門に1年生の選抜チームLabrys(ラブリュス)、LARGE部門に2年生の2チームLuster(ラスター)とThrones(スローンズ)がエントリーしました。この日のライバル校としては、昨年ハイダンFINALで日本一になっている叡明高校(埼玉)や、同じくFIANLに進出している宝仙学園(東京)、この夏別のコンテストの全国大会準優勝の狛江高校(東京)、関東予選で優勝してた実践学園(東京)、ここ10年安定して全国大会出場している市ヶ尾高校(神奈川)、東北No.1で全国大会常連の仙台城南高校などなど強豪校が挙げられます。

 本校から出場する3チームも当然この予選での優勝を目指し、これまで準備をしてきました。昨年末の自主公演や1月の八王子ふれあいコンサートなどの出演もこのコンテストを意識して、調整の機会としてきました。これまでのどのコンテストよりも長期間にわたり計画的に取り組んできたので、私やコーチスタッフとしては“プロジェクト”のような意味合いがありました。

 さて大会当日ですが、コロナの影響も落ち着いてきたこともあり、本校はもちろん他校にも欠場チームはなく、その点はホッとしました。どの部活動でもそうだと思いますが、練習の成果を発揮する場がなくなるということは、何よりも悲しいことです。
部員たちの当日の様子は場慣れしてきたこともあってか、非常に落ち着いており、各チームがリーダーを中心に出番の時間から逆算してアップなどの準備をしており、こちらからの指示は特に必要ありませんでした。

  そして本番です。顧問をして10年になりますが、ここまで本番でいいパフォーマンスになることはなかなか無いというようなステージを見せてくれました。しかも3チームともです。審査結果が出る前に「強くなったな」と大きな満足感がありました。
全チームのパフォーマンスが終わると審査結果を集計し、発表の準備の時間になります。何年やってもこの時間は落ち着かず、1分1秒が長く感じられました。当初の予定時間が過ぎても結果発表が始まらず、審査が難航していることが予想されました。

 いよいよ結果発表。まずは各審査員が選ぶ特別賞の発表です。ここで本校の名前が呼ばれることはなく、続いてSMALL部門の発表に移ります。まず3位は東野高校(埼玉)でした。こちらも全国大会常連の強豪です。そして2位に本校の名前がコールされました。1年生の選抜チームLabrysは目標としていた優勝には1歩届きませんでした。客観的に見れば1年生で2位は十分立派な成績ですが、本人たちは心底悔しそうでした。優勝したのは仙台城南高校。部内で選抜されたという2年生7人はさすがの技術を持っていました。
続いてLARGE部門です。3位に本校のThronesが呼ばれました。テーマとしてもチャレンジングな作品で、特別賞にひっかかればいいなというのが本人たちにもあったようですが、この3位は素晴らしい結果です。泣いて喜ぶ姿にこちらも胸が熱くなりました。続く2位は狛江高校でした。このチームは2週間前にも別のコンテストで優勝しており、安定感のある強さを見せつけられたという印象です。

 そして優勝チームの発表です。優勝はMCから名前がコールされる前に、自分たちの使用音源が流れるという方法での発表です。大会としての演出効果は抜群ですが、当事者にとっては非常に心臓に悪いのものになります。チーム全員祈りながらその時を待ち、耳をすませます。
会場に流れたのは聞き覚えのあるピアノから始まるイントロ。一斉に立ち上がり喜びを爆発される部員たち。Lusterが優勝し、念願の“聖地両国”行きを決めました。歓喜に沸くチーム。人間って心底喜ぶとこうなるんだな、というすごい様子でした。もちろん私もですが。ステージで表彰を受ける部員を見ながら、再度日本一に挑む権利を得たということで、今回こそものにしたいという思いが湧き上がってきました。

 結果的に出場した3チームすべてが入賞できました。これはこのコンテストの歴史でも初めてのことで快挙だといえます。もちろん2位の1年生には悔しさが残っていますが、彼女たちにはまだリベンジの機会があります。この結果を“伏線”とできるように期待し、サポートしていこうと思います。
今回も多くの方々の応援をいただきました。ありがとうございます。優勝したLusterは4月16日に両国国技館のFINALに出場します。また来月には1年生全員が出場する新人戦が控えています。今後とも応援を宜しくお願い致します。

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