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日常生活の喜怒哀楽、大きな行事から小さな出来事まで、生徒達が書いた生の文章で立教生活を生き生きと綴るコーナーです。
「バスケの試合を終えて」
先日、立教女子バスケットボール部は、近所にある学校と対外試合を行いました。
長期休暇が明けて間もない時に、一生懸命練習を重ね、努力をした成果が出たようで、私たちチームはみごと勝利を修めることができました。
自分たちのチームが勝てたという事や、それに対して友達から「おめでとう」とか「おつかれさま」と言ってもらえた事が本当にうれしかったです。
でも今回のこの試合は、自分にとっては過去最低の出来ばえとなってしまいました。
アップの時点で何度もミスをしてしまい、その勢いで試合でも全くチームの役に立てず、パスはもらえない、シュートは入らない、あげくの果てには、体力もすぐになくなってしまい、一生懸命走る事さえできなかった気がします。
一番良くなかったのは、これまで練習してきた事を、本番で全然思い出せなくて、みんなを困らせるばかりだった事です。
試合が終わった時、点数は私たちチームが勝っていましたが、私は心からは喜べませんでした。
これまで一生懸命指導して下さった顧問の先生や、一緒に苦しい練習に耐えてきたチームメイトに、本当に申し訳ない気持ちになったし、何より、忙しい中でも手を抜かず必死に練習してきた自分を裏切ったようで、すごく悔しく、情けない気持ちになりました。
試合が終わって数日経った今、自分はあの時どうして満足いくプレーが出来なかったかは未だに理解できませんが、この結果なんかにめげず、今まで以上に一生懸命練習をして、活躍できるプレーヤーになりたいと思いました。
それ以上に、バスケに関わらずどんなにつらい事があっても、絶対にめげないで、それをのり越えるまで戦い続けて、どんな状況にあっても、全力の自分を貫き通せるような、強い精神力を養っていきたいと思いました。
(高等部2年生 女子)
3学期が始まり、女子バスケットボール部の最初の試合が1月25日(日)に行われた。
相手チームはMichael Hall。
今回はAWAY(遠征)の試合である。
Michael Hallは本校から車で約1時間行ったところ。
体育館が木の造りでとても落ち着いている。
女子バスケットボール部は部員11名。
試合前の練習ではほぼ全員が揃い、放課後の短い時間を使って毎日練習に励んでいた。
目指すは全勝!今回も絶対負けられない試合である。
いざ出陣!
前半終了時点で、19-15で立教が負けていた。
やはりイギリス人は背が高い。
しかし、高さで勝てずともスピードでは負けない。
後半戦では途中同点まで追いつき、もう一度部長の掛け声で気持ちを切りかえた。
「最後まで戦おう!」
そして、試合終了のブザーが鳴った。
25-29で立教の逆転勝利!
AWAYで勝てた!
部員にとってとても大きな収穫となった。
1月22日・23日、2010年度第3回実用英語技能検定(英検)が行われました。
今回は準1級から3級まで総勢41名が受験し、日頃の学習の成果を発揮すべく果敢に試験に取り組みました。
準1級を受験した6名の生徒達は、土曜日に朝からロンドンのインペリアルカレッジに出かけて本会場で受験。
ヨーロッパで英検が受験できるのはイギリスのロンドン本会場だけとあって、近隣諸国から泊りがけで来た受験生たちの姿も見受けられました。
翌日曜日、2級以下を受験する本校の生徒たちは準会場に指定されている本校で試験を受けました。
日本で大学受験をしている高校3年生が不在であるにもかかわらず、35名もの生徒が受験したので、今回は大教室を使用しての実施となりました。
中には準1級と2級、2級と準2級などダブル受験をする生徒もでてくるなど、英語に対する意識の高まりが感じられるようになってきました。
大学受験や就職等の機会に日本で幅広く受け入れられている英検ですが、ここ数年それをひとつの努力目標として自主的に英語学習に取り組む生徒たちが増えてきたことは喜ばしいことです。
2011年度学校説明会日程
各会場では説明会の後、本校教員が個別にご相談にのることも出来ます。
2011年3月27日(日)中高進学相談会「よみうりGENKIフェスタ春」
‣時間:10時~15時30分
‣会場:東京ドームシティ プリズムホール(文京区後楽1-3-61)
‣読売新聞主催、中学/高校受験を考える小中学生とその親を対象にした相談会。約1万人の参加者を想定。学校個別相談ブース、教育関連トークショーや講演会など。入場無料
日曜日の夜、立教英国学院の剣道場には静かな熱気が満ちていました。
この日行われたのは新春かるた大会。全校生徒が7~8人ずつ組になり、百人一首のかるたとりを競い合います。
車座になって取り札を見つめるその顔は、真剣そのもの。
教員が札を読み上げるたび、板の間をたたく小気味よい音がいっせいに響きます。
今回のかるた大会に向けて、生徒たちは熱心に準備をかさねてきました。
はじめは国語科やクラスの先生にうながされて百人一首にふれ始めた生徒たちでしたが、おぼえた数を友人と競い合ったり、お気に入りの和歌を見つけたりするうちに、いつしかかるたのとりこに。
中には自分で作った決まり字一覧を持ち歩く者や、放課後にかるた一式を借り出して練習する者まで登場しました。
そして迎えた本番当日、彼らは日ごろの練習の成果を思う存分に発揮したようです。
英国の冬は厳しく、外はこごえるような寒さでしたが、全校生徒の気迫がみなぎる会場は、汗ばむほどの熱気でした。
個人成績の結果は、1位が高校1年生、2位が高校2年生と中学2年生の2名、3位が高校2年生、1年生と中学3年生の3名と、入り乱れたものになりました。
どの学年も精いっぱいに健闘したことがよくわかります。
何か行事があるごとに全校が夢中になって取り組むことは、本校のほこる大きな特色でもあります。
次の行事では、生徒たちはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
彼らの成長が楽しみです。
3学期に入ると、どこの運動部も試合が盛んに行われました。
まず1月19日(水)に男子バスケットボール部の試合がありました。
対戦相手はHurtwood校。
なかなか部員が揃わない中、部長を中心に練習に励んでいましたが、今回は惜しくも黒星に終わってしまいました。
次回は2月に同じ学校との試合を控えているので、リベンジに燃えています。
同じ週に立て続けに試合が重なります。
21日(金)サッカー部は男子バスケットボール部と同じHurtwood校と。
寒いイギリスの冬。
そんな中で声を張り上げて戦っていました。
続いて22日(土)に男女共にバレーボール部がEpson Collegeと試合。
女子はストレート勝ち、男子は惜しくも力が及びませんでしたが、毎日の練習が日々彼らを強くしているようです。
今学期はまだまだ試合があります。
各運動部は試合に向けて地道な努力を続けています。
本校第8期生の小坂文乃さんのお父様から昨年8月上海万博で行われた「孫文と梅谷庄吉展」の写真が届きました。
中央に写っているのが岡田克也外相、そして向かって左のブルーのドレスの女性が小坂文乃さんです。
彼女は梅屋庄吉のひ孫にあたります。
今年は、1911年の辛亥革命から丁度100年にあたる年。
その革命で中心的役割を果たしたのが「中国革命の父」と言われている孫文でしたが、その影にあって見返りを求めることなく膨大な資金援助をしたのが梅屋庄吉でした。
梅屋と孫文との出会いは1895年。
梅屋が香港で営んでいた写真館に孫文が訪れたのがきっかけ。
中国の将来を熱く語る孫文に共鳴した梅屋は日本に帰って「日活」の前身となる映画会社を立ち上げた後も巨額の資金援助を続けます。
「君は兵を挙げよ、我は財をもって支援す。」この梅屋の言葉は二人の長年に渡る盟友関係を象徴しています。
しかしこの2人の関係は、それを「一切口外するな。」という梅谷自身の遺言のため、長い間歴史の裏側にあり明らかにされていませんでした。
それが公にされ始めたのが約20年前。
梅屋の孫にあたる文乃さんの母親が「きちんと後世に語り継がなければ」と公表に踏み切ったのが始まりです。
以来その意思を引き継ぎ、文乃さんは「これを機に日中両国でこの2人のきずなを再確認したい」と様々な活動を続けています。
写真の上海万博「孫文と梅屋庄吉展」もそのひとつ。
2008年に中国の胡錦濤国家主席が来日した際、父親と共に経営するレストラン「日比谷松本楼」にお迎えし、孫文と梅屋の交友を偲ぶ資料を紹介したのがこの企画のきっかけでした。
「志を同じくした日本人と中国人が100年前にアジア平和のために行動した歴史を、中国の一般の方々にも広く知っていただきたい」という思いのもと、日中の学生ボランティアと協力して準備を進め、8月の展示公開期間には予想を大きく上回る20,000人以上の来場者を迎え大成功を収めたとのことです。
学生時代を本校で過ごした文乃さん。
当時中国は彼女にとって「遠い国」でしたが、母親を亡くした2006年から「使命感を覚え」て中国との交流を始めたそうです。
若い時に身に付けた「外から日本を見る」感覚が、彼女のグローバルな視野と感覚を育んだのだとすれば、在校する生徒たちのこれからの励みと自信にも繋がると思います。
「100年以上前に建てられた本校女子寮の屋根裏から発見された埃まみれのトランク。
現在、生徒たちの手によって、その調査が進んでいる。名づけてトランク探偵。」
トランク探偵第8回
2010年2学期に始まったトランク探偵。
高校2年生の情報授業の一つとして取り組んでいる。
1学期にはトランクの中から発見された品々の整理とリストアップを進め、デジタルカメラで丁寧に撮影を行って、生徒自身が記録をまとめた。
品々の中から特に手紙を選んで和訳と調査に取り組んだが、そこで期末考査を迎えて第1シーズンは終了した。
ここまでの探偵作業は、ホームページの各教科レポート『トランク探偵 第1~7回』をご覧いただきたい。
1学期の調査から導かれた、生徒探偵の推論は以下の通り。
✦トランクの持ち主は、ジェシカ・E・バレル(JESSICA E BURRELL)という女性である。
✦ジェシカは、比較的経済的に余裕がある階級の女性であった可能性がある。
✦ジェシカは大柄な女性であったかもしれない(洋服のサイズから)。
✦ジェシカは犬が好きであったかもしれない(発見された品の傾向から)。
✦ジェシカは1920年当時、ロンドンのハイドパーク前の住まいに居住していた。
以上の推論から、なぜバレル嬢のトランクが、かつてお屋敷だった女子寮屋根裏に残されることになったのか、いよいよ謎が深まっている。
この謎を解くため、今学期の第1タスクは『本館(女子寮)の歴史を探ること』。学校に残されていた資料を提供してもらい、現在解読に努力している。
もちろん資料はすべて英語。
辞書を引き引き、解釈を討論しつつ、新しいメンバーを加えて生徒探偵達はしばらく英語資料と格闘する予定である。
※ ※ トランク探偵シリーズ ※ ※
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2学期の体育の授業では創作ダンスの授業を行いました。
対象者は小学部5年から高等部1年まで。
まずは4~6人のグループに別れ、各グループで踊りたい曲を選びます。
洋楽から日本で流行りのAKB48の曲、Youtubeやニコニコ動画などから探してきたプロモーションビデオなど様々な種類のダンスを自分達で探します。
曲が決まったら早速グループで振付を考えます。
リズムに合った動きを入れてみたり、動画から気にいった動きを真似してみたり、グループで話し合い完成させていきます。
発表当日。
観客の中には校長先生や教員、スタッフが見に来ていて生徒は緊張気味。
しかし、本番はカッコ良い、可愛い衣装で踊り、練習の成果を発揮していきました。
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