年が明けて最初の中3国語の授業は、「人日の節句」のお話をしました。
「人日」といっても、ピンとこない様子の生徒たち。
「1月7日は何を食べるといい日だっけ」と問うと、すぐに「七草粥?」「食べたよ!」と返ってきました。
教員が持参した七草は、少し日が経って萎びてしまっていましたが、「その辺に生えていそうな草だねえ」などと言いながら、手に取っていました。
これに関連して、「若菜摘み」が出てくる百人一首の和歌も一緒に鑑賞しました。
季節に合った内容を学習すると、イメージがしやすくていいですね!
これから節句とともに、和歌も思い浮かべてくれることがあれば、すてきだなと思いました。
※ 縁起物の扇も作ってみました(2枚目)
今回は美術部の部長・副部長が宝塚大学へ訪問して、漫画家・イラストレーターとして活躍されている先生に一対一で指導していただくというとても贅沢な時間を過ごしてきました。
今回はあらかじめ下絵(線画)を用意しておいて、色塗りについてプロのテクニックをご教授いただくという内容です。
季節や時間帯による色調の変化や反射光を意識した色の作り方、奥行きがあるように見せる画面作りなど、かなり専門的な内容にまで踏み込んでアドバイスを頂きました。
生徒たちの集中力もすばらしく、気づけば90分の予定時間が過ぎるところで先生方も「もう終わりの時間!?」とびっくり。
出来上がったらぜひ見せてね、と嬉しい言葉とたくさんの上達のヒントをおみやげに帰宅しました。
保育の授業で、初場所開催!トントン紙相撲でクラスのメンバーと対戦をしました。
今回は、オリジナルの紙力士製作にも挑戦しました。シンプルな力士から、かわいいモンスターまで多種多様です。「はっけよい、のこった!」一瞬で勝敗がつく取り組みもあれば、トントンする手が痛くなるほどの接戦もありました。みんな童心に帰って楽しそうでした。
子どもの仕事は遊ぶこと、と言われるように遊ぶことは子どもの成長にとって重要です。3学期は子どもと遊びをテーマに授業を進めていきます。
本校では資格取得講座などを通して、英検取得に積極的に取り組んでいますが、2学期末に、ビジネス界や海外で英語力の指標となるToeic(Bridge)テストにも挑戦しました。
Listening, Readingのみならず、Speaking, Writingを含めた4技能テストに、高校生が全員臨みました。
特にオンラインでのRW受験は、初めての試みで心配でしたが、事前学習の成果もあり、皆円滑に試験を受けていました。
今回の受験までに、英語学習はもちろん、タイピングの練習にも力を入れました。
フリック入力が大変上手な生徒たちも、PCでのタイピング(特に英文)となると、とたんに入力スピードが遅くなりがちです。
進学先や社会に出て必須のタイプ力も、この機会に多くの生徒たちが身に付けました。
今回の受験をきっかけに、次はToeicの本テストに挑戦してくれることを期待しています。
美術部やイラスト部、漫画研究部など、絵を描くのが好きな高校生たちが集まる「すけぶ交流会」はコロナ禍の影響で一年ぶりの開催となりました。
そのため現在の美術部員たちにとっては今回が初参加。
事前に作成したイラストやラミネートカードを持って参加しましたが、あんまり控えめなので他校の勢いに圧倒されてしまいました。「〇〇のイラストならもっとラミカを持ち帰ってもらえたのに」「部誌も持って来ればよかった」という次回参加への意欲が刺激されたようです。
また、今回は残念ながらイラストコンテストでの受賞は成りませんでしたが、イラスト講座の個別ブースへアドバイスを聞きに行ったり、「すけぶ交流会」の名の通りお互いのスケッチブックに絵を描くイラスト交換に参加したり、普段なかなかできない他校との交流を楽しんでいたようです。
芸術ゼミは、宝塚大学との高大連携企画として、一年間の集大成であるパフォーマンス・フェスティバルでオリジナルのステージを上演すべく準備中です。
音楽について研究した生徒が作詞や作曲を、美術について研究した生徒は背景を、とそれぞれの分野を合わせて一つの舞台を作り上げます。
今日はスポットライトや音楽も入れて、どのタイミングでどのように演出をするのか確認しました。
宝塚大学の先生からは「観客がいることを想定」した稽古の方法を教えて頂き、動画に撮影したものをチェックしました。
観客がいるということを意識した後の稽古は格段に声の通りがよく、立ち位置など細かい部分を意識するようになっていました。
また、「演者として」だけではなく「観客として」自分たちの姿を見ることで、不足している部分などもしっかり自分で判断できたようです。
舞台の成功は、本番で起こりうる失敗を稽古ですべて経験しておくこと。トラブルが無いのが一番ではありますが、トラブルさえも乗り越える強さを身につけて、本番を迎えて欲しいと思います。
先日の授業では、1人で歌唱し、声の大きさや表情や音程の最終確認をしました。
生徒は講師の先生方がいる教室を行ったり来たり。
合格がもらえるまでは、みっちりと練習を見てもらいます。
1対1だからこそ、細かいところを修正して、いい練習になりました。
生徒も、ブレスがうまくなったり、声が出てきたと実感し、表情がいきいきとしてきました!
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