団体戦メンバー全員で

団体戦メンバー全員で

去る6月19日、新宿コズミックセンターにて、平成28年度新宿区中学校卓球選手権大会がありました。当日は梅雨空の下、熱気溢れる体育館で個人戦と団体戦が行われ、本校からは、中3と中2の生徒、計25人が出場しました。

 

個人戦では1名が3位に入賞し、都大会への出場が決定しました。一方、多くの3年生はこの大会で引退です。それぞれが自分の力を出し切り、およそ3年間の中学卓球部生活に区切りをつけ、来年からは高校生になります。中には名残惜しそうに悔しさを滲ませる生徒もいましたが、その気持ちをバネに高校でもがんばってくれることでしょう。2年生はいよいよ代替わり。中学卓球部の最上級学年になります。大勢入部してきた中1の世話や部活動の運営、練習メニューの設定など、やらなくてはならないことが盛りだくさんです。3年生の背中を見て学んできたことをもとに、責任を持って部活を支えていってくれることでしょう。

 

団体戦は、フルセット(3セット先取5セットマッチのルールで行う試合において、両者が互角で、5セット目まで試合が続くこと)。まで競り合う苦しい戦いもありましたが、果敢に攻めて一気に差をつけたり、セットカウント2-0から逆転したり・・・・・・。

 

学校の代表として、また、チームの一員として、ある者は目の前の対戦相手に全力でぶつかり、ある者は出場メンバーになれなかった寂しさと仲間への期待を声に託して力の限り応援し、それぞれが今の自分にできることを精一杯こなしていました。最初は恥ずかしくて声が出せなかった生徒も、拍手をしたり隣の子と息を合わせたり、いつの間にか出場しているメンバーと同じくらい、試合に熱中していました。そして、出場メンバーは、試合中に焦ったり諦めそうになったりした時、または相手に点を奪われて自信を失った時、台を見守る仲間の熱い声援に背中を押されて、再び「いつもの自分」を取り戻し、球を追いつづけました。

 

その結果・・・・・・。見事、優勝という栄誉を掴み取りました。出場メンバーだけではなく、応援していたメンバーがいたからこその結果です。どちらが欠けていても、決して手にすることのできなかったことでしょう。

 

団体のメンバーは都大会へ行きます。学校代表の誇りと部員全員の思いを背負って・・・・・・。都大会に、乞う、ご期待!

試合前の練習風景

渾身のサーブ

コースを狙って・・・

 


丁寧な送球

タイミングを見計らって・・・

サーブから強気で攻める

 


仲間をみんなで応援

仲間をみんなで応援

オーダー発表

オーダー発表

 


個人戦入賞

個人戦入賞

試合後のミーティング

試合後のミーティング

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関東地方を襲った豪雨から一夜明けた朝の晴れ間に、1学期終業式が行われました。

これは中学生の式の様子です。

校歌斉唱の後、校長式辞は、先日主婦の方から本校にいただいたメールの紹介から始まります。

そのメールの一部を、以下に引用させていただきます。
「先ほど大江戸線に乗車しておりました。ベビーカーに娘が寝ており、牛込柳町駅についたところ、中学生らしき男子10人ほどがガヤガヤと乗り込んできました。
娘が起きちゃうなー、と思っていたところ、その中の一人が娘に気づき、他の子たち全員に「おい、赤ちゃんが寝てるから静かにしろ!」と言ってくれたのです。
他の子たちもすぐにおしゃべりをやめてくださり、娘は気持ちよく寝られました。ありがとうございました。」
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校訓にもある【自治自律】は、「自」の文字があるけれども、周囲や他者を意識することを意味している。【自学自習】と【自治自律】。自分から学び、自分で考え正しく行動する姿。自分たちの行動を自分たちで律し、より良くしていくための一言を、誰かが勇気をもって言おう。先程のメールのように。
校長は生徒たちにそう語りかけました。

終業式の後、様々な分野で優秀な成績を残した生徒達が校長から表彰されました。今回はテニス部、体操部、「第27回伊藤園おーいお茶新俳句大賞」に作品が入賞した生徒が、それぞれ表彰されました。

 

 

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本校は明日から夏季休業に入り、中学1年生は17日から3泊4日の臨海学校、中学2年生は18日から2泊3日の林間学校が始まります。

生徒達には、周囲への気遣いや礼儀を忘れることなく、有意義に過ごしてほしいと思います。人としての成長を祈りながら、教員一同これらの行事の引率指導にあたってまいります。

3号館の外からもご覧いただけます

3号館の外からもご覧いただけます

1週間前の7月7日に、和船「成城丸3号」を千葉県岩井海岸から本校に搬入しました。この船は終戦後に建造されたもので、昨年まで臨海学校で使用しておりました。すでに建造から60年以上経過していますが、丁寧に使用していたため、木造船であるにもかかわらず破損もありません。

 

この度、この船を3号館1階に展示する運びとなりました。来週から行われる今年度の臨海学校では、新成城丸3号がこの役割を引き継ぎます。成城丸は臨海学校のシンボルの1つです。ご来校の際は是非ご覧ください。

トラックで校内に運び入れました

トラックで校内に運び入れました

クレーンで静かに持ち上げます

クレーンで静かに持ち上げます

船が建物に入っていく珍しい光景です

船が建物に入っていく珍しい光景です

 


静かにゆっくりと作業が進められました

静かにゆっくりと作業が進められました

成城丸3号の雄姿をご覧ください

成城丸3号の雄姿をご覧ください

全員リレーの一コマ

 

本日7月12日(火)、高校1年の体育祭が行われました。本校では7月考査(1学期期末試験)を終えたこの時期に、1日ずつ3日間に分けて学年ごとの体育祭を行います。今年度の高1の体育祭の種目はバスケットボール・サッカー・卓球・ドッヂボール、そしてクラス全員が一丸となってバトンを繋げる恒例の全員リレーです。高校2年生の体育祭実行委員を中心として、生徒たちが主体的に運営をし、大いに盛り上がりました。今年度の高1の優勝クラスはG組でした。

 

この行事では、教員は教員チームを結成し、生徒たちと同じようにバスケットボール・サッカーのトーナメントに参加します。普段授業をしてくれる先生と同じフィールドでプレーすることは生徒たちにとっては良い思い出になることでしょう。

 

体育館ではこのドッヂボールとバスケットボールが行われました

生徒が撮影した、教員チームと生徒チームとのバスケットボールの様子

生徒が撮影した、教員チームと生徒チームとのバスケットボールの様子

教員チームと生徒チームのどちらを応援しているのでしょう?

 


教員チームは選手の人数で生徒たちとの力量差を補います

教員チームは選手の人数で生徒たちとの力量差を補います

生徒が撮影した、教員チームと生徒チームとのサッカーのゲームの様子

生徒が撮影した、教員チームと生徒チームとのサッカーのゲームの様子

地下体育室では、卓球のリーグ戦が行われました

 


生徒たちも円陣を組んで気合が高まります

生徒たちも円陣を組んで気合が高まります

高2の体育祭実行委員から、運命の結果発表

今年度の高1は、G組が見事に優勝しました

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本日本校小講堂において、早稲田大学栄誉フェロー・名誉教授の竜田邦明先生をお招きして、「知識を知恵に ~生きる為の力と知性~」という題目で講演をしていただきました。竜田先生には2015年12月16日にも一度同演題でご講演をいただいておりましたが、この短期間に再びご講演いただくことができました。

 

本日はお足元の悪い中、生徒・在校生保護者等を含めて300名を超える多くの方に足をお運びいただました。講演の内容の中には、これまで竜田先生が研究されてきた化学の話も含まれておりましたが、いずれの話も非常にわかりやすく丁寧なお話しぶりに引き込まれました。講演の最後の質疑応答では本当に多くの質問があり、竜田先生はそれらの質問に気さくにお答えくださいました。講演の予定は14:30~16:30でしたが、全てのプログラムが終了した頃には17:00を超える盛況ぶりでした。

 

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最後には本校生徒から花束を贈呈しました

最後には本校生徒から花束を贈呈しました

3位表彰式

3位表彰式

6月26日(日) に選手権大会第2ブロック予選の準決勝が行われました。6月19日(日)に原宿外苑中 (渋谷) とサドンデスの末、勝利し、またまた勝負強いところを見せてくれました。準決勝の対戦相手は秋・春と地区予選3位の広尾中 (渋谷区) でした。

 

成城先攻。相手のエラーで2点先制しましたが、終盤にこちらもエラーで2点をあげてしまい、今大会3度目のサドンデスへ。しかし、この日はサドンデスで打線が沈黙。四球の1点だけでした。打てないながらも好投と好守でピンチを切り抜け、この試合3回目のサドンデスの裏で、先頭バッターに左中間を抜かれサヨナラ負けを喫しました。投手も計10回を一人で投げ抜くなど、今大会を通じてチーム全体が大きく成長してくれました。ですが、都大会に出場するためには、点が絡む場面でミスをしない精神力とチャンスで打てる打線力が足りませんでした。

 

3年生は7月末の新宿区の大会を最後に引退となりますが、今後、この経験を胸に大きく羽ばたいてくれることを願っています。残りわずかですが、後輩に多くを伝えていってほしいと思います。

 

選手権大会第2ブロック(新宿・渋谷・目黒)予選

1回戦 成城中 1-1 四谷中 (新宿区)

延長2-0

2回戦 成城中 1-1 桜修館中 (目黒区)

p.o. 2-1

3回戦 成城中 2-2 原宿外苑中 (渋谷区)

p.o. 2-0

準決勝 成城中 2-2 広尾中 (渋谷区)

p.o. 1-1

0-0

0-1×

結果:選手権大会第2ブロック(新宿・渋谷・目黒)予選 第3位(ベスト4)

先制した後のハイタッチ

試合中ベンチ

試合中

ベンチミーティング

 

試合終了後の礼

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6月22日(水)のLHRの時間に、各クラスに1名ずつ弁護士の先生をお招きして、「いじめ防止授業」を実施しました。
タイトル通り、いじめ抑止を目的としたもので、東京弁護士会に依頼し、毎年行っている行事です。

 

授業では、「弁護士の仕事」「人権について」「人権といじめの関係」などの説明から始まり、「いじめの構造」を分析していきます。
許されるいじめは存在しないということ、いじめられる人ではなくいじめる人間にこそ問題点があるということ等を明らかにしていき、最後には実際に起きたいじめ事件を参考にしながら、いじめを防止するためにはどうしたらよいのか、いじめの現場に立ち会ってしまったらどうふるまえばよいのか、を考察していきます。

 

各々の話題では、生徒から意見や体験を聴き、当事者意識を持たせたうえで、具体的で説得力のあるわかりやすい説明が展開されましたので、生徒の心には大きく響いたようです。
実際、授業中の生徒の眼差しは真剣そのもの。
彼らは、いじめを許さない雰囲気を作ってくれることでしょう。

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今年度1回目の視聴覚行事が6月24日(金)に、新宿文化センターで行われました。今回は演劇集団キャラメルボックスとD-BOYSによる演劇舞台『また逢おうと竜馬は言った』を鑑賞しました。

 

昨年は第1回視聴覚行事が「オーケストラによる演奏会」、第2回視聴覚行事が「寄席演芸」を鑑賞していましたので、本校の視聴覚行事としては久しぶりの演劇鑑賞。キャラメルボックスらしいテンポの良い演劇に生徒たちはすっかりと引き込まれていました。終演の際には生徒たちからの拍手喝さいの中、代表生徒が劇団の方に花束を贈呈しました。

 

生徒たちは在学中に様々な芸術に触れながら、心豊かに成長してまいります。

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本日6月22日(水)、今年度2回目の説明会、「学校見学会」が行われました。

 

「学校見学会」および「学校説明会」は昨年度より予約制とさせていただきました。本日の会については、およそ480組のお客様にご来場いただきました。ご来場、心より感謝申し上げます。

 

見学会では、第1部として小講堂にてスライドを用いて成城中学校・成城高等学校に関する説明をいたしました。校長からは「沿革・教育方針と今後の展望」につ いて、入試広報室の宮本からは「学校生活と進学状況」について、そして中学教頭の元島からは「入試概要」について、それぞれお話しさせていただきました。 成城での1年間の生活の流れや、進学実績等については、「年間行事」や「進学情報」のリンク先をご覧ください。

 

講堂での説明の後に、複数の班に分かれ、校舎内をご覧いただきました。生徒たちの元気な様子を十分にご覧いただけたでしょうか。

 

次回の本校主催説明会は、第1回「中学校説明会」が9月28日(水)、第1回「高等学校説明会」が10月15日(土)、いずれも本校小講堂にて10時30分開始でございます。昨年度より学校説明会は予約制となっております。各説明会のご予約はおおよそ説明会の1カ月前から行えます。

 

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6月10日(金)から12日(日)まで、栃木県総合運動公園内相撲場において、第64回関東高等学校相撲大会が開催されました。本校相撲部は、4月に行われた東京都予選において、団体戦および個人戦にて本大会への出場権を獲得していました。

取組抽選の結果、団体戦予選では、神奈川県旭丘高校、茨城県東洋大牛久高校、山梨県都留興譲館高校と、いずれも優秀16団体に残る強豪校と対戦をしました。いい相撲もありましたが健闘およばず、目標としていた決勝トーナメント進出はかないませんでした。一方、個人戦では、軽量級の部に出場した坂本舞樹選手が1、2回戦と勝ち上がり、ベスト16進出を決めました。

成績だけを見ると、芳しくない結果に終わった大会とも言えます。しかし、それぞれの選手にとっては、関東大会という大舞台で、物怖じすることもなく取組に向かうことができていました。今後の人生において、似たような場面で力強く乗り越えていってくれるものと信じています。

成城の相撲部員は、小学生のころから競技を続けているような選手は皆無です。しかし、稽古や試合を経験するうちにいつの間にか楽しいと思えてしまう、相撲のもつ不思議な魅力に取りつかれた選手ばかりです。そんなクラブの一員になってくれる生徒を随時募集しています。

 

開会式での整列

開会式での整列

団体戦土俵下控え

団体戦土俵下控え

 


気合いの入る坂本選手(この取組は勝利)

気合いの入る坂本選手(この取組は勝利)

団体戦終了後

団体戦終了後


 

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