ベスト8(左)、準優勝(右)

 

昨年の12月13、20、23日に行われた東京都中体連第2ブロックテニス部の新進戦(シングルス)の結果です。

 

この大会は、本校が所属する第2ブロックが独自に開催している大会です。夏の新人戦においてブロックの上位6位までに入賞し、都大会に出場した選手(本校の選手は2名)は出場できません。4月に実施される選手権ブロック大会の第7シード以下の順位を決める大会です。

 

本校からも15名が参加し、厳しい寒さの冬空の下、勝負をかけた熱い試合を繰り広げてくれました。

 

結果は本校の選手が準優勝とベスト8に各1名入賞し、春の大会でのシード入りを決めました。また、他校の上位シードを相手に、善戦した選手も複数おりましたので、上記の4名も含め、本番の春の選手権での活躍に期待したいと思います。

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00出展作品の一部(タイトル写真)

鉄道研究部は2015年12月26日(土)・27日(日)にかけて、池袋鉄道模型芸術祭に出展してきました。

 
このイベントは今年度初めて開催されたイベントで、事前の告知は満足のいくものではなかったようですが、イベント初日の様子をNHKなどTV局が取材のうえその日のうちにニュースとして放映してくれたこともあり、結果的に2日間で4,000名以上の来客がありました。

 

 

鉄道模型の出展に際しては、前日の搬入から当日夜の搬出までが1つの流れとなります。
それ以前に部室で準備を進めてきたジオラマ作品(準備の様子はこちら)を、搬入用に一度解体して、4回に分けて車で運び、イベント会場で組み直します。精密機器ですから搬入や搬出の度に微調整が必要となり、出展準備には予想以上に多くの時間が必要となります。

 

 
イベントが始まってからも、長く模型を走らせていると不具合が発生することも多く、その都度部員が手入れをします。来客者から声をかけられればその作品についても説明をします。成城の作品はほとんどの部分が手作り(製品を買っておくだけという作り方はしません)なので、その部分についての説明はどうしても熱が入ります。

 

 
今回のイベントは日曜日の17時に終了となりましたが、ここから大急ぎで搬出作業に入ります。搬入のときと同様に4回に分けて車で運び出します。搬出用に使用する業務用エレベータは出展者の作品で大渋滞を引き起こすので、ここでも多くの時間を取られることになります。結局、21時頃に最後の搬出を終えて、東京芸術劇場を後にしました。搬出した作品の片づけ作業がありますが、これは翌日にゆっくり行いました。

 

 

今回の展示ではジオラマ作品に加えて、成城の鉄道研究部OBによる昔の貴重な写真の展示も行い、こちらにも多くの人だかりができていました。ご来場いただいた方、どうもありがとうございました。

前日準備

脚立を出して照明の調整も行います

当日は池袋の西口公園に本物の蒸気機関車が設置されました

 

鉄道研究部OBの方の貴重な写真も展示

オープン直前の様子

イベントは静かにスタートしました

 

初日からかなりの来客がありました

初日の様子がTV放映され、2日目は客足が激増

部員たちも接客に保線作業に大忙し

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高校1年で美術の授業の2学期は建築模型の作成です。10年くらい続いている課題です。毎年,この建築模型はとてもアイデアのバリエーションが多く,今年は優秀作品が多くありました。今までと違い,設計図を方眼紙に書かずに進めたことも,アイデアが広がった要因だと思われます。ものを作ることが好きな生徒が多いということも,想像の幅が広がることにつながっていると思います。美術は高校1年生で終わりですが,今後も手を使ってものを作ることを続け、豊かな人生につながっていくことを期待しています。

 

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中学2年生では、来年度に実施する沖縄修学旅行の事前学習として、4~6名の班ごとに研究テーマを決め、図書館などで調べたものを発表しています。

 

テーマは

① 沖縄に生息する動植物       ⑦ 沖縄の米軍基地

② 沖縄の地形            ⑧ 沖縄の観光業

③ 沖縄の気候            ⑨ 沖縄料理

④ 沖縄の農業            ⑩ 沖縄の方言

⑤ 沖縄の歴史            ⑪ 沖縄の水環境

⑥ 沖縄と戦争           (⑫ 自由テーマ(担任の判断が必要))

 

基本的に紙での発表ですが、班によってはプロジェクターで発表したり、沖縄の銘菓を持参して配ったりと工夫をこらした発表をしています。

プリントを解説

沖縄菓子!

沖縄の音楽といえば…

自作のカンカラ三線

来年度3月の修学旅行へ向けて、少しずつ知識と意識を高めていくために、本校では様々な取り組みを行っております。

年も明けて早3週間が経とうとしています。中学3年生は、3月に卒業を控え、残り少ない中学校生活を日々楽しんでいます。

 

1学期の中頃から、中学3年生は中学校生活の総まとめということで「卒業研究」という課題に取り組んでいます。卒業研究とは、中学校3年間で自分が興味を持ったものや好きなことについて、研究するものです。参考文献を読んだり実験をしてみたりしたものを論文にまとめる生徒もいれば、自分の得意なことや分野で3年間の集大成にふさわしい傑作品を生み出す生徒もいます。

 

例えば、歴史や言語について研究したり、心理学や統計についてまとめたり、小説を書いたり、油絵を描いたり、金属を溶接して椅子を作ったり、様々な材料を組み合わせてミニチュアの再現模型を作ったり、各自が各自のできる最大限の力を注いで、教科や科目の垣根を超えて好きなことを思い切り極めます。

 

そうして、自分や他者が一生懸命に何かに打ち込んだりその姿を見たりして、新しい自分に気付いたり、お互いにいい刺激を受けて新しい見地を開いたりします。

 

今月はいよいよその提出の月です。次々に提出された作品で職員室の机の上がだんだん賑やかになってきました。全員分の卒業研究の提出はもう間近、卒業も2ヶ月後に迫っています。

 

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去る1月11日(祝)、本校陸上部中長距離ブロックは、多摩川の河川敷で行なわれる「グリーン六郷駅伝」に今年も参加しました。今回は高校2チーム、中学3チームの合わせて5チームが参加しました。この日は天気に恵まれ、心配された強風もなく、最高のコンディションでした。

昨年同様OBチームも参加してくれました。レース後にはOBが在校生にいろいろな話をしてくれました。成城で勉学と陸上競技に打ち込み、その後大学生、社会人となり活躍する先輩たちの言葉は、おおいに参考になったようです。この場を借りてOBの方々への感謝いたしたいと思います。
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12月26日に、江戸川区スポーツセンターで、東京都中学校新人卓球大会(通称:新人戦都大会)が行われました。夏と秋の地区大会の結果を踏まえて、成城中学校からは、中学2年生の精鋭4名が出場しました。

 

当日、スポーツセンターには1200人以上の選手と応援に駆けつけたたくさんの観客が集まり、試合会場は二つの体育室を使用しての展開という大規模なものでした(トーナメント表もブロックごとに分かれていて、厚みがある冊子だったので、それぞれ誰がどこのブロックで誰と対戦なのかを探すのも一苦労でした)。

 

都内の各地域から集まった強豪とボールを打ち合い、優勝を目指しました。時に相手の気迫に押されたり、時に得意な技を駆使して相手を圧倒したりして、気持ちと技術の両方が揃って始めて勝てるということ、そこがスポーツの奥深さであることを、身を以て実感したと思います。

 

結果は、残念ながら2回戦出場が最高で全員上位大会には進めずに敗退しましたが、考査後の時間に集中して猛練習をこなし、それぞれが持てる力を出し尽くしたと思います。都大会という地区大会とはまた違う空気を体感し、自分の弱さや足りないものを知り、また一つ強くなったはずです。これを機に大きく成長するであろう春の大会が楽しみです。

 

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大滝で記念撮影

山岳部は、11月11日(水)から翌12日(木)にかけて、丹沢合宿を行いました。

 

11日はマラソン大会当日で、閉会式が終了するや否や、部員たちは大きなザックを背負って埼玉県の武蔵丘陵森林公園から神奈川県秦野市内のキャンプ場に移動しました。1年生もこれまで幾度かの合宿を経験しており、全員で手際よく幕営。10kmマラソンと1都2県縦断の疲れを癒し、翌日に備えました。

 

12日は鍋割山を登る登山班と、モミソ沢を遡行するクライミング班の2つに分かれて行動しました。今回は主に後者の活動をご紹介します。

 

朝は6時に出発。戸川林道を外れて水無川を渡り、まずはそこに屹立する…といっても高さ10mほどの岩でロッククライミングの練習です。山岳ガイド資格を持つ顧問が最初に登り、入念に安全の確保をしたうえで、部員が一人ずつ順番に攀じ登ります。クライミング班のメンバーは、前の週の土曜日の放課後に、ザイルの取り扱いや懸垂下降の実技など、予めクライミングの基本を学んでいました。しかし、本物の岩の壁は勝手が違うのか、なかなか次の一手(一歩)が出ない場面も見受けられました。一方、今回同行したALTのベティ先生は、さすがに本場ヨセミテでクライミングを体験したことがあるというだけあって、大胆かつ器用に登り、下降もスムーズ。これには部員たちも感心しきりでした。

 

全員が1回ずつ練習を終えると、いよいよモミソ沢に分け入ります。モミソ沢は練習した岩のすぐ脇に流れ出る沢で、狭いV字谷ですが、水量が少なく、初心者にも挑戦しやすい沢です。とはいえ、途中にはチムニーやチョックストーン滝と呼ばれる特徴的な地形が無数にあり、登るにも降るにも難儀します。次にどこに手足を置くか、重心をどのように移動させるか――。クライミングは、力任せではうまくいかない、じっくりと考えなければならない頭脳スポーツなのです。

 

1時間後、ようやく目的地の「大滝」に着きました。この岩壁を越えてしばらく行くと尾根筋の登山道に出られますが、とても難しい壁なので、例年ここで引き返します。部員たちはしばし緊張から解放され、記念写真を撮ったり、お互いに補給食を分けあったりしました。

 

小休止ののち、あらためて靴ひもと気持ちを引き締めて出発です。降りでは足元が見えにくいため、ホールド(手足の置き場)を探るのに細心の注意を払います。時には先に降りた者が後続のメンバーにホールド位置を指示し、特に危険な場所ではザイルの補助を用いました。慎重を期したので、下山にもおよそ1時間かかりました。

 

かくして沢登り班は再び水無川を渡り、戸川林道を経てキャンプ場に戻りました。やや遅れて到着した登山班と合流し、温泉で汗を流して解散しました。

 

全員無事に…と言いたいところですが、水無川で足を滑らせて水と戯れていた顧問が約1名いたということです。

合宿前に校内で練習をしました

ザイルワークの指導中

マラソン大会後の移動のため、到着は夜となりました

 

晩ご飯は「ワンタン入りドイツ風鍋」とのこと

ロッククライミングの練習

ベティ先生、余裕です

 

モミソ沢に入ります

狭いチムニー

厄介な滝が出現

 

難しい滝の直登に成功し、思わずガッツポーズ!

落差のあるチョックストーン滝

登るは易し…

 

危険な場所ではザイルが活躍

やっと降りてきました

 

天気には恵まれました

悲劇はここで…

去る11月11日(水)から12日(木)にかけて、山岳部は神奈川県の丹沢にて合宿を行いました。

 

 

ちなみに11日(水)は、埼玉県の森林公園にてマラソン大会が行われました。山岳部部員は大会終了後、10km走り終えた体で、そのまま荷物を担いで合宿先まで移動となりました。

 

 

午後7:30ごろ、生徒はベースキャンプ地に到着。ヘッドライトをつけながら、素早くテントを張り、夕食の準備に取りかかります。夕食は各テント班(3~4名)ごとバーナーを使って調理を行います。既にあたりは暗くなっているため、ラーメンやカレーなど簡単なメニューで済ませる班が多いなか、「ドイツ風鍋をつくります。」というつわもの達がそろう班も中には見られました。

 

 

翌日。この日は高1を中心とする登山班と、高2を中心とするクライミング班とに分かれ活動を行いました(クライミングの様子については後日ご報告します)。

 

 

登山班は今回「鍋割山(標高1,273m)」を登頂しました。高1のみでの登山は今年初です。普段は先輩が先陣を切って歩いてくれるのですが、この日は高1が一致団結。逐一地図を確認しつつ、ルートを教え合って歩を進めていく様子が印象的でした。

 

 

お昼ごろ、全員無事に頂上に到着。今回の合宿を通じ、これまで以上に高1間での結束が強まったように思います。一方で、天候も悪かったこともあり、予定時間より少し遅れての到着となりました。今後は安定したペースで登りきるための体力づくりが課題になると思います。

手際良く設営します

 

薄暗い時間から登頂開始

 

高1みんなで歩を進めます

紅葉がきれいな時期でした

この案内を見ると正しい道を進んでいるとホッとします

一瞬だけ液体窒素に触ってみる(実際には触る前に熱で蒸発します)

 

本日は、中1の理科1で行われた液体窒素を用いた実験の様子をご紹介します。

 

 

中1の12月考査(2学期期末試験)の試験範囲は気体の性質で、授業で扱った気体についてはすべて実験を行いました。そのうち、窒素は反応性に乏しいので、-196℃の低温の世界を見てもらおうと計画しました。

 

「バラはバラバラになるのに、ティッシュはバラバラにならないのはなぜだろう?」

 

 

と、不思議がっていましたが、理科教諭の出すヒントを頼りに、生徒たちが意見を言い合いながら、その理由にたどり着いていました。

テレビでよく見るシーンを再現するかと…バラがかわいそうなのでやりませんでした

液体窒素を入れる専用の容器

液体窒素を入れる専用の容器

バナナはとんかちのように硬くなりました

 

液体窒素に入れたカラーボールを床に投げたら、割れてしまいました

ティッシュを液体窒素に浸してみましたが…

握りつぶしても予想に反して粉々にはなりませんでした。さてなぜでしょう。

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