手作りすみれ1.133学期最初の「手作り」は、輪ゴム鉄砲を作りました。初めに子供たちに作って見せたところ、「割り箸でっぽうだ!」というつぶやきが聞こえました。どうやら遊んだ経験のある子もいるようです。

割り箸と輪ゴムだけで作る方法を教師が作りながら教えましたが、片手で割り箸を抑え、もう片手で輪ゴムをかけるのが難しいようです。目の前で作って見せたり、手を取っていっしょに作ったりして見せましたが、思ったようにはうまくいきません。見ていると、いらいらしながらも教師や早くできた友達に聞いたり、手伝ってもらったりしてようやく輪ゴムをかけることができました。できあがった子は大喜びで的を作り、輪ゴムを飛ばしていました。人に作ってもらって飛ばすことと、自分で作って飛ばすのは大違い。苦労を乗り越えて出来上がったおもちゃだからこそ、楽しく遊び、大事に持ち帰るのでしょう。好きな物、お気に入りの物がたくさんあるのは、子どもにとって幸せなことだと感じました。

今日から3学期が始まりました。子供たちは久しぶりの友達との再会に、気持ちもうきうきしています。始業式では加藤校長先生から「清明の子は、木の冬芽のような小さな物を発見することが上手です。また、先輩の素敵な姿をよく見つけて、憧れの気持ちをもって大きく育っていきます。今年も二つの発見が上手になって、しっかり生活する年にしてください。」とお話がありました。今年も子どもたちがすくすくと育っていくことを願っています。3学期始業式

新年おめでとうございます。今年もブログを通して清明学園の普段の生活をお伝えしていこうと思います。

さっそく、中等部では卓球部の練習が始まりました。今日は、大森八中の卓球部と合同練習をしていました。朝の体育館は寒さに震えるほどでしたが、生徒たちは練習に熱が入り、汗をかいていました。初等部の卓球部からも5年生数名が参加させてもらっています。年末から中等部の生徒たちと練習して腕を上げています。回数は多くはありませんが、中学生と練習することで刺激をもらっています。

新年卓球部

運動会、清明祭、舞台発表会と大きな行事の続いた2学期も19日で終わりました。(中等部9年生は、正月休みを挟んで冬期講習が行われます。高校入試に向けての追い込みです。)終業式の後、担任から通知表「とんぼ」を受け取りました。通知表は、それぞれの子の2学期の成果の一つの表れです。どんな思いでのぞき込んでいたのでしょう。クリスマス、年越の大掃除、お正月と短い間に楽しみな行事が続きます。体調管理に気を付けて、元気に過ごしてくれることを祈っています。通知表を見る

2年生の5分間英語で、英語のカルタをしていました。「Cat!」「Elephant!」「Cow!」と、先生が札を読み上げるたびに大騒ぎ。ところが、「Next…」の先生の声を聞くと、教室内がしんと静まり返ります。緊張と緩和の繰り返しがとても心地よく、印象的でした。あっという間の5分間が終わると、「たのしかった!」のつぶやきが聞こえました。

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バドミントン部

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打ち方を教わっていました。

初等部は今週で2学期も終わります(中等部9年生は冬期講習があります)。今回が最後のクラブ活動でした。卓球部は午前中授業だった中等部の生徒に教えてもらいながら、練習をしました。上手な人と打ち合うとラリーが続き、練習も充実します。初等部のころ、たてわり活動などで知り合っていたこともあり、和気あいあいとした雰囲気でした。「この子、上手ですね。」という中学生の言葉を聞いて、にんまりしている子もいました。中等部での部活に期待している5年生もいるようです。

先日のさんぽの時間に、冬探しをしながらピノキオ公園(通称きょうりゅう公園)へいきました。呑川のわきを通ると、カモが1列に並んで餌を探していました。「前に見たときより多いね」と話しながら数えてみると、26羽!もいました。子供たちのにぎやかな声に気付いて、カモたちは泳いだり川辺をよちよち歩いて逃げていました。ちょっと気の毒な気がしました。

冬はここにも来ていました。呑川のカモ

2学期も残りわずかとなりました。休み時間を利用して、ダンス部の4,5年生がクラブ活動の時間に練習してきた成果を発表してくれました。劇の題名は『うさぎ王国』。公園で遊んでいた子供たちが竜巻に飛ばされていったのは、「うさぎ王国」でした。子供たちは力を合わせてウサギの危機を救う、というお話です。ストーリーも振り付けも子供たちと顧問の教師が一緒に考えました。台詞もダンスも洗練されていて、すばらしい発表でした。観客の子供たちから大きな拍手をもらい、部員の子供達も大満足だったようです。発表ダンス部

今年最後の手作り遊びは、パラシュートでした。ビニール袋をはさみで切り、4隅にセロテープで糸をつけ、洗濯ばさみで留めたら完成です。簡単にみえますが、やってみるとビニールを切るところと、糸の長さを調整するところで手間取る子もいました。それでも出来上がると「高い所から飛ばしたい!」ということで、子どもたちはジャングルジムに走っていき、高いところまで登ってさらに空高く投げていました。風に揺れながら落ちていくパラシュートを子どもたちは満足気に眺めていました。パラシュート修正

良書販売2015修正初等部では子どもに良い本を届けたいという思いから、年に2回夏休みと冬休みの前に「良書販売会」を行っています。図書館関係の業者さんにお願いして推薦本と、教員が推薦した本を学校へもってきていただき、販売してもらっています。今回も60種類余りの児童書を用意していただいて、販売会が開かれました。子どもたちは事前に配布した一覧表をもとに、自分のほしかった本を購入しました。「この本、どこにありますか?」「売り切れていなかった!」と相談しながら本さがし、本選びをしていました。放課後は保護者もお子さんにあった本を選んでいらっしゃいました。とんぼっこの本好きは、こんなところからきているのだと思います。この行事を支えてくださっている、ご家庭のご協力に感謝しています。

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