今年最後の手作り遊びは、パラシュートでした。ビニール袋をはさみで切り、4隅にセロテープで糸をつけ、洗濯ばさみで留めたら完成です。簡単にみえますが、やってみるとビニールを切るところと、糸の長さを調整するところで手間取る子もいました。それでも出来上がると「高い所から飛ばしたい!」ということで、子どもたちはジャングルジムに走っていき、高いところまで登ってさらに空高く投げていました。風に揺れながら落ちていくパラシュートを子どもたちは満足気に眺めていました。パラシュート修正

良書販売2015修正初等部では子どもに良い本を届けたいという思いから、年に2回夏休みと冬休みの前に「良書販売会」を行っています。図書館関係の業者さんにお願いして推薦本と、教員が推薦した本を学校へもってきていただき、販売してもらっています。今回も60種類余りの児童書を用意していただいて、販売会が開かれました。子どもたちは事前に配布した一覧表をもとに、自分のほしかった本を購入しました。「この本、どこにありますか?」「売り切れていなかった!」と相談しながら本さがし、本選びをしていました。放課後は保護者もお子さんにあった本を選んでいらっしゃいました。とんぼっこの本好きは、こんなところからきているのだと思います。この行事を支えてくださっている、ご家庭のご協力に感謝しています。

読書感想文表彰訂正今朝は、講堂での児童朝礼がありました。横山部長のお話の後、読書感想文コンクールと少年少女卓球大会の表彰が行われました。読書感想文コンクールは学校代表に選ばれた12名が紹介されました。夏休みに本を読み、2学期になってから何度か書き直して提出した子どもたちです。読書感想文は、読書を通して自分と向き合い、自分の考えを深めることで書くことができます。粘り強く考えた努力の賜物です。卓球部は、大田区少年少女卓球大会で3位以内の入賞者が表彰されました。やはりクラブの時間だけでなく、自分の時間を使って卓球に打ち込んで練習している子が成果をあげました。その努力をいとわない姿勢には頭が下がります。全校の友達から大きな拍手をもらい、自信を深めました。

 

カエル公園 ブドウ拾い修正すみれ組のさんぽの時間は、子どもたちの希望でかにくぼ公園へいきました。「ブドウが落ちていたらいいな」と前に行ったときにブドウの実をとったことを思い出し、つぶやいている子がいました。「頭」で覚えたことは忘れても「心」に残っていれることは子どもは忘れないようです。

道の途中で赤い実をつけている木を見つけ、「ピラカンサ」という名前も覚えました。「前に鳥が実を食べているのを見たよ。」と自分の経験を教えてくれました。「ふーん」と聞いていた子は、植物の種子の広がり方の学びにつなげることができるでしょう。

公園に着くと、さっそくぶどう棚の下に駆けていった子が、落ちているブドウの実を発見!先生からビニール袋をもらって入れていました。「先生、手の匂いを嗅いでごらん」と自慢げに手を出す子がいました。かがせてもらうと甘いブドウの匂いがしました。五感を使った活動は、低学年の子どもの心に残る、豊かな学びになります。

 

 

CIMG8115CIMG8170 CIMG8123きょうは、いちょう組の子どもたちがおいもパーティーを開きました。朝から子どもたちはソワソワしていました。「おいしいお菓子を作りたい!」という気持ちがにじみ出ていたようです。

調理室に移動し、サツマイモの皮むき、材料の計量、包丁で生のサツマイモを切るときなど、けがをしないように、失敗をしないようにと子どもたちの表情は、真剣そのものでした。その反対に「甘さを確かめて」とお母さんに頼まれて、試食するときの子どもたちの嬉しそうなことといったら!すべての料理が終わったグループからテーブルにつき、自分たちで作った料理をみんなで楽しみました。できる片付けも自分たちで行い、先生や保護者の方々にたくさんのお褒めの言葉をいただきました。子どもたちは大満足の1日でした。これも大勢の保護者の皆さんのお手伝いのおかげです。ありがとうございました。

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清明農園でとれたサツマイモを使って、1年すみれ組の子どもたちがおいもパーティーを行いました。子どもたちがサツマイモを使ってできるごちそうを調べ、その中から自分で作ってみたい(食べたい)料理を決め、おうちの方の協力を得て、一緒に調理に挑戦しました。大学芋、スイートポテト、蒸しパン、お団子の4つのグループに分かれ、一生懸命に皮むきやすりつぶすなどの仕事をしました。「おいしい!」と、つまみ食いをするグループもありましたが、幸せそうな表情でした。できあがった料理を試食した後はタッパーなどにお土産を詰め込んでいました。皿洗いなどの片付けも頑張り、協力してくださった家族の方にお礼を言って終わりました。みんなで作って食べる体験は、きっと心に残ることでしょう。

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散歩修正2明日から12月。師走の入りです。今日は小春日和の暖かな日差しがうれしい一日でした。一年生の「さんぽ」では、東調布公園へ行きました。すみれ組は、「東調布公園のD51で遊びたい!」「虫を探したい」「秋の葉っぱを拾いたい!」という希望が多かったこともあり、東調布公園へ行きました。「こんなことがしたい!」という思うをしっかりもって伝えられるようになった成長をうれしく感じました。

公園では、「小川に葉っぱがたくさん流れている」と驚いたり、きれいに色づいた落ち葉や木の実を拾い集め、「きれいでしょう」と友達と自慢しあったりしていました。10月に来たときにはなかった木の葉や実が落ちていたり、虫がいなくなったりしていることに気付き、「季節の移り変わり」にも気付いていました。1年生の後半から、子どもの季節感はとても豊かになるように感じています。

芋ほり修正 21年生が楽しみにしていた、農園でのサツマイモの芋掘りを行いました。6月1日に2年生に苗の植え方を教えてもらいながら細い苗を植えたサツマイモが、夏休み明けには畑一面につるを伸ばしていました。芋掘りは「初めて!」という子も多く、掘る前に芋が土の中にどんなふうにできているのか、と予想してから農園にいきました。つるを片づけてから芋を掘り出すと、今年は大豊作!温かい秋が長く続いたせいか、いつもの年よりも大きな芋がたくさんできていました。栽培活動と芋掘り体験を通して、サツマイモの育ち方、でき方が分かっただけでなく、収穫の大変さや喜びも感じることができました。豊かな学びができました。

来週はこのサツマイモを使って「おいもパーティー」を開く予定です。

平成27年度の舞台発表会が大田区民ホール「アプリコ」で開かれました。今年も多くの来賓、保護者の方、受験希望の方がいらっしゃいました。子どもたちは1か月にわたる練習の成果を発揮し、元気いっぱい歌い、踊り、演じました。当日は緊張しつつも、子どもたちは本番を楽しんでいました。いきなりアドリブができたり、友達のミスを補い合ったりできる子どもの柔軟性や勇気、優しさに感心させられました。アプリコのスタッフの方々にすばらしい舞台を設定していただき、子どもの素晴らしさがいっそう輝きました。ご協力いただいた皆様に心からお礼申し上げます。アプリコ修正

学園の創立者濱野重郎先生の誕生日(11月14日)の前日、初等部校庭で「濱野重郎先生を偲ぶ会」が開かれました。初等部、中等部の全児童、生徒、教員が重郎先生の胸像の前に並び、中等部の先生から重郎先生にまつわるエピソードを聞きました。重郎先生は新任の先生に「わからないことがあったら、子供に聞きなさい」とアドバイスされたそうです。「同僚の先生に聞きなさい」ではなく「子供に聞きなさい」とおっしゃったのは、大人と同じように子供の人格に敬意を払い、「子供から学ぶ」という教師としての心構えを説かれたのだと思います。その精神はこのような機会を通して確認され、学園の校風につながっています。最後に重郎先生に感謝をこめて学園歌を歌い、会を閉じました。CIMG7735

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