1年生が育てている寄せ植えに水やりをしています。「新しい1年生をきれいな花で迎えたい」という願いをもって2学期に植えたパンジーの根元から、チューリップやムスカリなどの芽が出始めていました。1年生の学校生活も、あと2週間で終わります。4月からは2年生。新しい生活に期待をいだいての水やりです。
14日にこどもの国で予定されている全校校外学習では、たてわり班でグループ活動をする予定です。3学期に入って、5年生の班長が中心になってシンボルの旗を作ったり、こどもの国でどんなことをして楽しむかを話し合ったりしてきました。広いこどもの国は計画なしで遊んでいると、時間が足りなくなります。そこでグループのメンバー全員で計画を話し合います。「どこで遊びたい?」「ローラー滑り台は?」「いかだで遊ぶでしょ?」などと、5年生が下級生に聞きながらコースを決めていました。机のない音楽室では(少しお行儀は悪いですが)車座になって話し合っていました。行ったことのない1年生はイメージがもてずにいましたが、5年生が聞いてくれたことに喜んでいました。初等部を修了していく5年生といい思い出ができるといいですね。
1年いちょう組は、1年生最後のさんぽの時間がありました。久しぶりのいい天気でしたので、東調布公園へ向かいました。東調布公園には小さな子がたくさん来ていました。子どもたちは小さな子に気を付けながら、機関車D51に向けて走っていったり、巻貝の滑り台で遊んだりしていました。2人の子が「去年、この辺にカエルの卵が並んでいたんだよ」と、小さな流れの中をのぞいていました。見ると小さな勾玉のような形をした黒い“点”のようなものが、水底の泥の上に散らばっていました。「これがそうだよ」と教えると、「えー!こんなに小さいの?」「かわいい」と言いながら水の中に手を入れて探していました。動いてはいませんが、「小さーい」「ぬるぬるしてる」「かわいい」とつぶやきながら、気付いたことを他の子に誇らしげに教えていました。街中にも小さな自然が残り、季節の移り変わりを教えてくれています。
1年生の手作り遊びの時間に、「割り箸でっぽう2」を作りました。以前に作ったものよりも手順が複雑で難しいものです。子どもに示したところ、そのことがすぐにわかったようで、若干表情がくもりました。しかし、説明を聞いて実際に作り始めると、友達と協力したり、手本を見に来てどこが違っているかを確かめたり、教師に聞きに来たりして作り上げることができました。前回の経験が生きて、輪ゴムで割り箸を結びつける方法が分かった子が多かったため、今回は早く出来上がっていました。子ども自身にもそのことが分かったようで、始めにくもっていた表情も晴れやかになっていきました。
完成すると紙の的に当てたり、廊下で飛ばしたりと自慢げに遊んでいました。家に帰ってからオリジナルの鉄砲を作り、学校にもって来る子もいました。お気に入りのアイテムが増えたようです。
2年生の算数では、「1000より大きい数」の学習をしています。ビニル袋に入った小豆が何個あるか、20分間数えてみました。それぞれのやり方で一生懸命にかぞえましたが、ころころと転がってしまい早く数えられません。時間がきても、どのグループも1000個ぐらいしか数えられませんでした。その中でたくさん数えたグループにコツを聞くと、「10個ずつのかたまりを作って数えたら机の上が狭くなったので、それを100個ずつのかたまりにして数えた」ことが分かりました。
そこで、次の時間にもう一度「100個ずつのかたまりを作る方法」で数えてみることにしました。すると、今度は同じ時間で、ほとんどのグループが1600個以上もの数を数え終わりました。「私達は1000のかたまりを作ったよ。」と教えてくれたグループもありました。
立春を過ぎても寒い日が続いています。今日のさんぽの時間は、1年生も少し寒そうでした。今日は公園での遊びではなく、東雪谷の希望が丘商店街のはずれにある大きな階段を目指しました。階段に着くと、子どもたちは元気に上りはじめました。階段の途中で後ろを振り返ると、見事な富士山がマンションの上に顔を出していました。「富士山だ!」「富士山!!」と驚きの声が上がりました。空気が乾いてきれいに晴れたおかげで、雪をかぶった富士山がとても美しく見えました。
富士山を見終わって「この階段は何段あるのかな。」のつぶやきが聞こえました。その後、階段が何段あるかを数え始めた子がいました。一人が始めると2人、3人 と数える子が増えていきました。「1,2,3…」と言いながら上ったり下りたりしていました。じゃんけんをして「パイナツプル!」「グリコ!」「チヨコレイト!」と遊んでいる子もいました。帰りはみな元気な顔になっていました。
昨日、講堂でとんぼっ子集会が行われました。とんぼっ子集会は、子どもの生活や学習の中で行われていることを前項の前で発表する場です。
今回のとんぼっ子集会は、3年生が縄跳びのいろいろな技を発表しました。初めは重いそれぞれの得意な技を紹介しました。以前よりも長く跳べるようになったり、二重跳びが連続で跳べるようになったり、後ろ二重跳びができるようになったりと、子どもたちは各々がんばってできるようになった技を跳びました。次に、友達と一緒に跳ぶ跳び方を練習しました。向かい合って跳んだり、前後に並んで跳んだり、肩を組んで跳んだりして工夫して作った技を見せてくれました。最後は長縄でした。一学期から休み時間で跳んでいる子がたくさんいましたので、無理なくほとんどの子が上手に跳んでいました。
練習の成果を発揮でき、終わってから他の学年の大きな拍手をいっぱいもらい、ほっとした満足げな表情でした。
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