今週の1年松組の散歩の時間は、新幹線を見に行きました。学校から10分ほど歩いたところに、新幹線と横須賀線を渡る跨線橋があります。「すてきなもの」とだけ教えられていった子どもたちは「うわ!新幹線だ!」と大興奮。金網にしがみついて眼下を通り過ぎる車両に見入っていました。「向こうからこっちに来るときは右側で、向こうに行くときは左側だね!」「信号が青になったから、もうすぐ電車が来るよ!」「あれは700系だよ!」と気付いたことや分かったことを話し合っていました。
延期になっていた「学校たんけん」を今週行いました。入学して1か月がたち、1年生も学校生活に慣れてきています。したがって、今回の学校たんけんは、それぞれの教室や場所の使い方を確かめたり、直接かかわりのある先生方の名前を確かめたり、普段は行けない場所に行ってみることが中心でした。それでも1年生にとってはちょっぴりどきどきの体験でした。
初めにペアの2年生と一緒に中庭に集まり、校内を歩く際の注意を確かめて出発です。保健室の養護の先生に挨拶をしたり、2階のプレイルームや3階テラスに行って遊んだりしました。2年生からそれぞれの場所での約束を聞いたり、新しい遊び方を教わったりして、充実した時間を過ごしました。2年生とのかかわりも厚くなってきました。
1年生は初めての「てづくり」の時間、画用紙とつまようじを使って、コマを作りました。「好きな形のコマを作ってみよう。」と呼びかけ、「作るときにどんなことに気をつけたらいいのかな?」と聞いてみると、作った経験のある子が「真ん中に穴をあけないとうまく回らない」と説明してくれました。幼稚園や保育園での活動での知恵が身についています。その意見を生かしながら、思い思いのコマを作りました。紙を折ったり、切ったり、重ねたり、テープを付けたりして、出来上がったコマはご覧の通りバラエティーに富んでいました。時間の最後に、作っているときに気づいたことを黒板に書き出していくと、「紙を重ねるとよく回る」「色を塗るときれいに回る」など、「よく回る」コツと「きれいに回る」コツに整理できました。
今年の1年生も「手作り名人」がそろっているようです。
今週は新学期初めての避難訓練がありました。1年生に「幼稚園や保育園では、どんなことに気を付けたの?」と尋ねると、「『おかしも』の約束があった」と教えてくれました。「おさない、かけない、しゃべらない、もどらない」と補足してくれた子もいました。「地震がきたときには机が動かないように、しっかりと机の脚を握ってね。」と伝え、目をつぶって30秒間手を握る練習をしました。やってみると、「30秒間は長く」、「とても疲れた」そうです。しばらくして放送で突然サイレンが鳴ると、子どもたちはすぐに机の下にもぐりました。教室を出て校庭に避難するときもみな真剣な表情で避難ができました。教室に戻ると、「突然鳴ったサイレンに緊張した」「怖かった」「びっくりした」と口々に感想を言っていました。1回1回の訓練をしっかりと目的をもって行いたいと思います。
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