ごきげんよう。
本日も【在校生インタビュー】をお届けします。

本日は、特進コース・高校3年生のTさんです。
Tさんも高校から瀧野川女子学園に入学しました。

受験生のTさんですが、すでに成蹊大学への進学が決定!(12月中に合格!
さっそくお話を聞いてみましょう!

 

★瀧野川女子学園を受験した理由

広報:Tさん、ごきげんよう。よろしくお願いします。

Tさん:お願いいたします。

広報:ではさっそく、Tさんが瀧野川女子学園を受験したきっかけを教えてくれますか?

Tさん:中学の時、あまり体調がよくなかったんですけど、中学の先生が「瀧野川女子学園っていう学校がいいんじゃない?」と薦めてくれたのがきっかけで瀧野川女子学園を知って、それで受験しました。

広報:そうだったんだ。受験の前に学校を見に来たりしたのかな?

Tさん:はい。学校説明会と個別相談を受けたんですけど、個別相談の担当の先生がすごく優しい雰囲気で、他の先生たちもそんな雰囲気だったので、あぁこういう(優しい)雰囲気の学校なんだなって思いました。

 

★学園の雰囲気について

広報:実際、入学してみてどうですか?

Tさん:実際入ってみても、ほんわかした感じっていうか、温かい雰囲気の先生が多いっていう印象は変わらなかったです。挨拶が「ごきげんよう」なので、何となく、“校則とか厳しいのかな・・・?”って思っていたんですけど、そんなこともなかったです(笑)

広報:あはははは(笑)“女子校”っていうことに戸惑いとかはありましたか?

Tさん:(イメージしていた)ギスギスした感じは全然なかったです。“自分が自分らしくいられるところ”自分が好きなもの(こと)を、“私はこれが好き!”って堂々と話せる、それで友達を作っていけるのが女子校の良いところだなって思います。

広報:おお〜 ちなみにTさんは何が好きなんですか?

Tさん:私は「ディズニー」が好きです。映画だと『ムーラン』や『メリーポピンズ』とか、強い女性が主人公のものが好きです。

 

★iPadを活用した授業について

広報:では、次は授業について聞かせてください。瀧野川ではiPadや、黒板ではなくディスプレイを用いて授業をしていますが、どうですか? すぐに慣れましたか?(ICTを活用した授業について詳しくはこちら

Tさん:iPadは高校に入学するまで触ったことがなくて、どんな風に操作すればいいのか全然わからなかったんですけど、最初にガイダンスがあって1から先生に教えてもらったので(大丈夫でした)。そこから徐々に、課題の提出とかをしていくうちに慣れました。

広報:どんなところに利点を感じますか?

Tさん:そうですね、自分の好きな時間に課題が提出できたりするところがいいなって思います。あと、リモートの今でも、普通に授業ができているのはすごいなって思います。(現在オンラインで行っている授業について、詳しくはこちら)

広報:そうだよね。オンラインでの授業だけど、通常時間割通りに授業ができているもんね。では、先生にもお話を聞いてみたいと思います。担任の明石先生〜!

明石先生:はい。

広報:明石先生は化学・物理のご担当ですが、オンラインで授業をする上でポイントにしていることは何かありますか?

明石先生:そうですね、私は高校1年生の授業では動画をよく配信しているんですけど、今まで見せられていなかった実験の映像とかがこれまで以上に見せられるようになったりしました。ただ、問題を解いたりする場面になると生徒たちの手が止まりがちになるので、そういう時はGoogle Meetを繋いで対応しています。そもそも、今授業で使用しているMetaMoJi(メタモジ )というアプリがすごく便利で、離れていても「ここが違うよ」っていうことが(生徒と先生が同じノートをオンライン上で共有していることによって)それぞれの手元に示せるんです。

広報:生徒一人ひとりのペンがどこで止まっているのか(つまづいているのか)わかることによって、「先生→生徒」といった一方通行ではない、双方向の、より丁寧な指導が可能になりますね。

 

★創造性の授業について

広報:では、次は創造性の授業についてお話を聞かせてください。高校1年生からいろんなことに取り組んできたと思うのですが、印象に残っていることは何ですか?(創造性教育について詳しくはこちら

Tさん:事業化実習で、私の会社は「藍和屋」という、藍染の商品を販売するお店をやったんですけど、その会社の中で“広報”を担当したんです。プレゼンテーションの資料を作ったり、宣伝のVTRを作ったりしたんですけど、藍染のお店ってなかなか(高校の文化祭では)やらないし、普段の生活でも触れる機会ってそんなにないと思うので、藍染について知らない人も多くって。なので、そういう人たちに向けてどうやって「藍染ってこういうものなんだよ」っていうことを伝えるのか考えるのが大変でした。

広報:実際販売してみてどうでしたか?

Tさん:うまく行きました。藍染って珍しいものなので、「珍しいね」って言って買ってくださったり、商品もハンカチやミサンガ、シュシュにしたりして普段の生活でも使いやすいものを藍染で作って販売したので(手にとってもらいやすかったんだと思います)。

広報:ハワイ修学旅行でもチャリティーバザーを開催したりしたんですよね?

Tさん:はい。ハワイの方が、藍染って珍しくて知らない人が多かったので、みんなで藍染についての知識を集めて、英語でどう説明するのか考えたりしました。“サムライブルー”って表現してみたり、東京オリンピックの公式エンブレムが藍の色だったりしたので、その色なんだよって言ったりして。

広報:現地ではもちろん全部英語でコミュニケーションをとったわけですが、どうでしたか? 通じましたか?

Tさん:きちんとした文章で会話をするっていうよりは、単語ベースでセールストークをしました(笑)ジェスチャーも取り入れたりしたんですけど、(自分の伝えたいことが)通じたのが嬉しかったですね。

広報:通じると嬉しいよね。

Tさん:あと、藍染に全然関係ないんですけど、“ポケモン”の話をするためにお店に何回も来てくれた人がいて(笑)

広報:あはははは(笑)

Tさん:なので、英語でポケモンの話をしました(笑)

 

★カナダ語学研修について

広報:では、思い出に残っている行事、イベントっていうと、何が思い浮かびますか?

Tさん:そうですね・・・一番思い出に残っているのは、カナダ語学研修ですね。(国際教育についてはこちら

広報:おおお、Tさんはいつ行ったんですか?

Tさん:私は高校1年生の時です。

広報:語学研修に行こうと思ったきっかけは何ですか?

Tさん:将来の夢が観光系のサービス業で、それだとやっぱり海外の人とたくさん関わるなって思ったので、そのために今からスキルを身につけておきたい将来の夢に少しでも近づいて行きたいと考えたからです。

広報:ホームステイはどうでしたか?

Tさん:難しかったです。すごくたくさんホストマザーが話しかけてくれるんですけど、なかなか理解できなくて、単語単語を聞き取る感じだったんです。なので、たまに通じない時もありました。文化の違いを感じる場面もあったりして、苦労しました。

広報:授業はどうでしたか?

Tさん:クラスが、外国の、しかも大人の方が多くって。ブラジルとかポルトガルとかの人がたくさんいたんです。日本の人でも同世代の人はあまりいなくって。英語だし、「会話が通じるかな?」とか、年齢も国も違うので「そもそも話ができるかな?」っていうことが心配だったんですけど、カナダという国について話したりできたので、よかったなって思います。授業は午前が会話の授業で、午後は文法の授業だったんですけど、こちらがわからなくなるとそれを先生が察してくれて。いろいろ教えてくれました。何より、(英語で)会話することが恥ずかしくなくなる授業をしてくれたので、英語で話すことに対する抵抗感が少なくなりました。

広報:周りの人も“英語を学んでいる人”だからこそ、通じる部分があったのかもしれないね。

Tさん:はい。たぶんちょっと文法とか違うんですけど、“こういうことが言いたいのかな?”ということは何となくわかるので。

 

★進路選択・大学受験について

広報:では、今度は進路についてお話を聞かせてください。進学先はどちらになりますか?

Tさん:成蹊大学の文学部です。

広報:文学部では何を勉強するんですか?

Tさん:英語英米文学科なので、英語を勉強します。

広報:なるほど。それも将来に繋がると思って決めたのかな?

Tさん:そうですね。観光のサービス業を目指しているので英語は必要になるし、もし今望んでいるそ道に進まなかったとしても、英語が使えたら社会に出た時に役に立つし、自分のためになるんじゃないかと思ったので学んでおきたいと考えました。

広報:受験するにあたってどんなことをしていましたか?

Tさん:私は指定校推薦で受験したので、どちらかというと、普段の勉強をしていて。高校1年生の時からコツコツとしてきたので、それが結果に繋がってよかったなと思います。

広報:Tさんは高校1年生の時は進学コースだったんだよね。高校2年生から特進コースに変更したってことは、やっぱり日頃から進路について考えていたんだね。(高校は全コースでカリキュラムが共通のため、学年が変わるタイミングで進路に合わせたコース変更も可能)予習復習もしっかりしていたのかな?

Tさん:宿題は全部ちゃんとやりましたね。予習はあまりできなかったかもしれないですけど、復習に関しては結構、ほとんどの教科でするようにしていました。特に日本史は毎回のように小テストがあったので、授業についていくために毎回復習していましたね。

広報:本当にコツコツと勉強していたんだね。

 

★瀧野川に入学してできるようになったこと・変わったこと

広報:では、そんなコツコツ型のTさんだけど、瀧野川に入学して3年間でできるようになったこと、“自分、こんなところが変わったな〜”って思うことはありますか?

Tさん:う〜ん、中学校の時は体調が悪くてあんまり学校に行けなかったんですけど、瀧野川に入学してからは体調管理がしっかりできるようになりました。カナダにいる時とかも、3週間、自分でちゃんと管理することができましたし。あと、中学校の時は人と話すこともそんなに多くなかったんですけど、瀧野川に入ってからは(周りの人と)話すことができるようになったし、学校説明会にも“案内役”として毎回のように参加して、知らない人とも会話ができるようになったので、性格が前向きになったというか、誰とでも話ができるようになりました。

広報:前に出て受験生やその保護者の方に向けてお話ししたり、質問に答えたりしたわけだよね?

Tさん:はい。その受験生や保護者の方によって、ちょっと対応を変えたりもしました。そういうこともできるようになりましたね。中学の頃はそんなに前に出て話したりすることがなかったんですけど、高校1・2年生の頃は学校説明会で案内役をやったり、2年生の時には創造性の授業の一貫で学年のみんなの前でプレゼンテーションをしたりしました。

広報:前に出て、話すことができるようになったんだね。では明石先生〜! 担任の明石先生から見て、Tさんはどんな生徒さんでしたか?

明石先生:はい。私はTさんの高校2年生の12月から担任をしているんですけど、すごくしっかりしていて。いろんな科目の連絡とかもきちんとしてくれるんですよ、帰りのHRとかで。そういうところで、すごくこちらとしても助かっていましたね。あとは、進路のことで悩んでいる周りの子をフォローしたりもしていました。周りによく気を配っていましたね。

広報:だそうです、Tさん

Tさん:恥ずかしいです(笑)

 

★受験生へ向けてのメッセージ

広報:では最後に、瀧野川を受験する皆さん・入学を決めた皆さんにメッセージをお願いできますか?

Tさん:そうですね、瀧野川女子学園はいろいろな挑戦ができる学校だと私は思っていて。カナダ語学研修にしろ、コースを変えることにしろ、他にもたくさんできることがあると思うので、挑戦してみるのがいいんじゃないかなと思います。実際、私はたくさんのことに挑戦してみて後悔したことは一つもないし、自分のためになっていると思えるので。高校1年生の時に担当したHR委員やカナダ語学研修とかで他クラスの友人もできたので、やってみたら後々になって“やってみてよかったな”って思えることがたくさんあるので、何でもやってみるのが一番なんじゃないかと思います。

広報:Tさん、ありがとうございました!

 

中学生の頃は人前に出ることがなかったというTさんですが、今日のインタビューではとても落ち着いて、しっかりとこちらの質問に答えてくれました。感謝!

ごきげんよう。

2016年度に卒業した長竹さん(お茶の水女子大学進学)とコーテスさん(学習院女子大学進学)に、瀧野川女子学園で過ごした学生生活について振り返っていただきました。対談の進行を務めるのは、英語科の芝辻先生です。


左から:芝辻先生、コーテスさん、長竹さん

 

◯自己紹介からお願いします。

コーテスさん:学習院女子大学4年のコーテス美世シャネルです。高校3年間、芝辻先生のクラスでした。

長竹さん:お茶の水女子大学4年の長竹璃乃です。芝辻先生には中学2年の米国ホームステイプログラムからお世話になり、中学3年から英語の授業でお世話になっています。

 

◯瀧野川女子学園を受験したきっかけは?

長竹さん:最初は母の薦めで、すごく対応の良い先生がいるから、ここが良いんじゃないかって。母が興味を持っていたのは国際教育の部分で、私も在学中、2回ホームステイを経験しました。

芝辻先生:入学後はどうでしたか?中学から女子校、そして私立に入ったことで、周りの子と生活が違かったりしましたか。

長竹さん:女の子だけの空間にいたことがあまりなかったので、最初はとても不安でした。でも入ってみて、自分の成長も含めていろんな経験をさせてもらえて、すごく温かく見守ってもらっていたというのはあると思います。

芝辻先生:本当にいろんな面で成長して、立派になって卒業してくれましたね。コーテスさんはどうでしょう。入学のきっかけは?

コーテスさん:最初は単純な理由で、泳げないのでプールのない学校を調べていたんです。女子校にも興味があったので、その中から女子校をピックアップしていって。あと母がもともと瀧野川女子学園を知っていて、「私の頃にも瀧野川女子学園あったよ。」というのを聞いていました。合同説明会で瀧野川女子学園のブースに行った時に、制服やノベルティーでもらった手鏡が可愛くて、女子校らしさ、“可愛い”という印象を持ちました。あと、創造性教育が私たちの代からできたので、その時から高校、大学と進んだ先にいろんな職業が選べるということ、当時の募集ポスターに保育園の先生になった人や声優になった人など、いろんな職業に就いているOGが紹介されていて、いろんな職に就けることに魅力を感じました。

芝辻先生:コーテスさんとは実は中学3年からの付き合いなんですよね。受験生向けの相談会で私が担当して、何度も一人で相談会に参加して、願書の書き方とかも相談に来ていたよね。担当した生徒が3年間自分のクラスで、しかも委員長をやってくれて、さらに今は私の母校でもある大学に通っていて。こんなに縁がある人もいるんだなって思ってびっくりしています。

 

◯学生生活で一番楽しかったことは?

長竹さん:中学2年の時のホームステイです。

芝辻先生:中2と高1の2回ホームステイに参加していて、2回とも一緒に行きましたよね。なんで中2の方が楽しかったんですか?

長竹さん:刺激が大きかったっていうのが一番です。英語だけの環境に行ったことがなかったので、英語がこんなに使えるものなんだ。とか、話せたらこんなにいろんなことができるんだっていうのを、すごく知れた。体感したっていうのがあります。

芝辻先生:中2でアメリカに2週間ホームステイするっていうのは、不安じゃなかったですか?

長竹さん:泣いていましたね(笑)親から離れることがまず私にとっては大事件で。海外も幼稚園生の時に行ったくらいで、記憶のある段階では行ったことがなくて。知らないところに連れて行かれるっていう。まだ先生のこともよく知らなくて。

芝辻先生:そうですね。私は高校の先生だったから、あまり接点がなかったんですよね。

長竹さん:なので、すごく知っている先生もいなくて。家庭に行ったら誰もいないじゃないですか。もう恐怖だらけで。

芝辻先生:実際行ってみてどうでしたか?中2だと英語も1年ちょっとしか勉強していないですが。英語を使う環境はどうでしたか?

長竹さん:発音は正直良くなったかは自分ではよく分からなくて、ほんとに楽しかったのは、言葉が分からなくても、いろんなことを2週間体験できて。英語のシャワーを浴びている状態だと思うので、少しずつ言っていることがなんとなく分かるようになってきて。もっといたいって思った頃に帰らないといけないっていう。

芝辻先生:帰るときも泣いていたよね。

長竹さん:ずっと泣いてるんですよ(笑)

芝辻先生:ホストファミリーがすごく良い方でね。高校1年生でもう一度行こうって思ったのはなぜですか?

長竹さん:もう一度行こうとは思っていて。中3から英語が難しいと思い始めて、けど中2の時にアメリカに行って、楽しく帰ってきて、もっと頑張ろうって思えたっていうことは、もう一回行けばまたそうなるかなっていう期待を込めつつ。

芝辻先生:英語力はどうでしたか?

長竹さん:実際に英会話の先生にも、ホストファミリーの話を英語で伝えることができていたので、英語力は上がっていました。

芝辻先生:私も長竹さんといえば、“一緒にホームステイに行った”ってことかな。コーテスさんは高校3年間で一番の思い出は何ですか?

コーテスさん:放課後がすごく好きで。終礼が終わった後に走って食堂に行って唐揚げを買って食べたりとか。ご飯がすごく美味しかったので、食堂でもランチを買って、家からもお弁当を持ってきて、2食食べてましたね(笑)イベントごとも、女の子だけなので容赦なくて。バレーボールをやった時も、ライン上かアウトかでみんなで熱く戦ったのがすごく記憶に残ってます。

芝辻先生:コーテスさんのいた4組はみんなパワフルでしたね。

コーテスさん:活気があったので私にすごく合っていました。一つ一つの行事にみんな一生懸命だったのが印象深いです。大縄跳びとか、合唱コンクールとか。

芝辻先生:大縄跳びは最後高校3年の時だけ優勝を逃してV2だったんだよね。合唱コンクールで一番思い出に残っているのは?

コーテスさん:3年の時です。「空翔ける天馬」を歌ったんですけど、同じクラスの子のお姉さんが、高校3年で芝辻先生のクラスだった時に優勝した曲が「空翔ける天馬」だったって聞いたので、私たちもそれを歌うなら優勝したいって気持ちで練習していたので、優勝した時もすごく嬉しかったですし、曲自体がすごく難しくて伴奏の子も大変そうでしたし、歌うのも大変でしたけど、最終的には優勝できて。

芝辻先生:最優秀取れてね。特進コースの伝統を作りたいって言って、頑張ってたんだよね。高校楽しかったですよね。

コーテスさん:「これが!」っていうのではないんですけど、3年間通して楽しかったです。

 

クラブ活動はどうでしたか?

コーテスさん:私はギタークラブに入っていて、そのクラブを担当していたのがネイティブの先生で、すごく仲が良くて。私も英語ができるってわけじゃなかったんですけど、先生の言っていることがなんとなく分かる感じで、自分にないボキャブラリーは調べて使ってみて、通じた時の喜びがあって。勉強しながらギターも学べて、コミュニケーションもとれるので、すごい楽しかったです。

芝辻先生:イギリス人の先生で、CDも出しているプロのミュージシャンでもあって。ギターミュージック部では全部英語ですか?

コーテスさん:英語です。私がクラブができた最初の代で、教えてくれる人もいなかったので、youtubeで聞いた曲をコードにおこしてみようか。とか話していました。先生は簡単な英語に置き換えて話してくれるので、コミュニケーションには困らなかったです。

芝辻先生:その時にはもうiPadを使ってクラブ活動していたんですか?

コーテスさん:iPadは高校1年生の時にはまだ導入されていなくて、電子黒板がありました。先生がパソコンでyoutubeを調べてくれたものがモニターに映し出されて、それを見ながら話したりしていました。

芝辻先生:英語力はギターミュージック部で鍛えられたんですね。

コーテスさん:それと、あかつき祭の時に発表があって、最初は演奏だけだったんですけど、他のネイティブの先生や有志で集まってくれた人が歌ってくれて、それに向けて練習したりする中で英語やコミュニケーション能力は上がりました。自分の知っている単語を並べるだけでも伝わりますし、表情やボディランゲージも使って伝えていました。

芝辻先生:長竹さんはクラブは何に入っていましたか?

長竹さん:中1から6年間箏曲部です。

芝辻先生:箏曲部ではどんな活動をしていたんですか?お琴の先生が来てくれて教わったり?

長竹さん:そうですね。最初は「さくら」を弾いたんですけど…他の曲は忘れちゃいました。

芝辻先生:どうして箏曲部に入ろうと思ったんですか?

長竹さん:中1の時、同じ学年の先生が箏曲部の顧問をしていて、「見学においでよ」って誘われて、行ってみたら知っている先輩もいて、楽しかったので入部を決めました。

芝辻先生:お琴のどういうところに惹かれたんですか?

長竹さん:礼法茶道華道をこの学校で学ぶので、それだったらもうちょっと女の子らしくなろうっていうのもあって、和の楽器で良いなって思ったので。

 

礼法・茶道・華道を必修で学んで、活かされていることはありますか?

長竹さん:礼法の先生が、背筋を伸ばすこととか、表情に気をつけなさいとか、相手に対する印象みたいな部分をすごく言っていて。私の場合、中高と丸2年教わっているので、そこで対人的な部分はすごく鍛えられたと思います。

芝辻先生:茶道や華道はどうでしょう?どんなことを習いますか?

長竹さん:茶道は一人で点てられるようになるまでのところはやりました。高3の時はできるようになっていました。あと茶道や華道に興味を持っている方と話をするときに、自分もやったことがあるっていうのは、話題にできるので、女子教育ならではだなって思います。

芝辻先生:中高6年間しっかり学ぶ機会があるっていうのは、なかなかないですもんね。コーテスさんはどうですか?

コーテスさん:大学でマナーの授業があって、上座や下座、箸の持ち方とか、教科書の内容はほとんど礼法と被っていて。礼法って基本は立ち方や座り方だったりするんですけど、そこがベースとなってマナーとかが組み立てられているので、大学入ってからの勉強で通じる点があったことが印象的でした。

 

◯瀧野川女子学園で成長したことは?

長竹さん:自分で選ぶことができるようになりました。先程の、“部活を決めた”とか、“学校を決めた”とか、自分で決めてないんですよ。“誘われたから行こう!”って特に理由もなく決めていたんですけど、大学選ぶときも就職先を決めることとかも、自分でちゃんと考えて、“こんなことがしたいから”っていうのを、自分の中で言語化した上で、“これが理由で私はこれをやるんだ。”って考えられるようになったっていうのが、一番大きい変化です。

芝辻先生:瀧野川女子学園のどういう教育を受けたから、そうなったと思いますか?

長竹さん:いろんなところで自分の意見を求められることがすごく多くあったかなって思います。発表するとかもそうですし。

芝辻先生:中3の時の卒業発表で代表に選ばれましたよね。Apple銀座の会場を借りてやりましたけど、どんな内容でしたっけ?

長竹さん:女性の研究者が少ないっていう切り口から、女性のノーベル賞受賞者を調べて、そこから女性が自分の望んでいる選択肢、進路も含めて選べていないとか、現状でも女性がキャリアを積むことにやっぱり偏見があるっていうことを言いました。

芝辻先生:ちなみに噂によると、伝説の“英語で始まるスピーチ”をやったらしいですけど、なんで英語でスピーチを始めたんですか?

長竹さん:あの時はスティーブ・ジョブスさんがちょうど人気があったときで、どうやってスピーチをしたら良いかみたいなことが結構強く語られていて、人の心を掴むために、「他の人と同じ“問題関心はこれです”ではなくて、何か違うことをやりなさい」って先生に言われて、考えた結果、英語になりました(笑)

芝辻先生:日本語での発表でも緊張するのに、英語で緊張しなかった?

長竹さん:普段から発表が多かったので、慣れたんだと思います。

芝辻先生:みんなの前で発表することがすごく多いですよね。瀧野川女子学園でのスピーチだったりプレゼンテーションを経験して、大学生活で役立っていることはありますか?

長竹さん:あまり原稿を持たないで前に出てもなんとかなるっていうのはあります。

芝辻先生:原稿を持たないで話すって大変じゃないですか?

長竹さん:スライドがあれば、このスライドではこれを話したいってことがあれば、しゃべれるとか。あとは、ゼミだとレジュメを作ることが多いんですけど、レジュメを一回作ってしまえば、あとは自分で掻い摘んで言うっていうのを、練習をしたりとか原稿を作ったりっていうのは必要なく、発表に関しては困ってないなっていうのは思います。

芝辻先生:そこまでの力を付けるのって結構大変だと思うんだけど、中1で初めてプレゼンテーションをした時と比べて、何か気づいたこととかってありますか?急に良くなることはなくって、回数を重ねても、自分で反省しなかったり、同じことを繰り返すだけの人もいると思うんだけど。自分の中で成長していくために学んだこととかありますか?

長竹さん:一つは、あまり不安になりすぎなくても大丈夫っていうはあります。すごく緊張はしますし、けど“なんとかなる。”みたいな。私にとっては不安がすごく強かったので、そこは大きな変化だなっていうのと、あとは自分が話している中で、例えば「口癖がこういうのあるよ」とか、「ふとしたときに目線が落ちてるよ」とか。たくさん指摘をいただいたので、少しずつ「こういうところ良くなってるんだな」って確認しながらできたのかなぁと思います。

芝辻先生:私は今だに人前で話すときはすごく緊張するので羨ましいです。

 

前半はここまで!
後半では特別講習や先生との関わりについて、瀧野川女子学園を卒業してからのことなどについて紹介します。
coming soon…

ごきげんよう。瀧野川女子学園では、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、現在、通常の時間割でのオンライン授業を行っています。アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドにあるPortland Christian Schoolsに留学をしているKさんから、今週から全面的に登校が再開しました、との報告がありました。

ごきげんよう。今週から通常授業が再開され、みんなと授業を受けることができました。まだ少しオンラインで参加している人もいますが、多くの生徒が朝から通っています。学校に入ったら最初に体調チェックと検温を行います。エントランスには、常に体温計が置かれています。

授業の進め方はオンラインの時と変わりませんが、やはり教室で受ける授業は雰囲気が違います。先生によって授業でのルールも違い、携帯電話を机の上に出して使ってはいけない授業もあれば、そのようなルールがない授業もあります。

授業が1コマ80分で、一日4コマです。日本より30分長い授業時間ですが、1日の授業数は少ないです。また、80分は長いので、どの先生も授業の途中にブレイクタイムを作ってくれます。授業が始まったら、まずキリストにお祈りをするのですが、さすがChrisitan Schoolだと感じます。

今週からロッカーを使えるようになりましたが、日本とは違うロッカーなので、鍵の開け方がわからずなんども友達に教えてもらいながら練習しました。

今週末はスーパーボールという、アメリカで最大のスポーツイベントがあります。どの家庭もたくさん料理を作ってパーティーをするそうです。ただ今年はコロナの影響で、友達などを招待できないため、家族のみでパーティーをする家庭が多いようです。金曜日は学校でも、先生たちが観戦ユニフォームを着て盛り上がっていました!

ごきげんよう。

昨日は2016年度の卒業生が2名、遊びに来てくれました!


左から:芝辻先生、コーテスさん、長竹さん

 

瀧野川女子学園卒業後、長竹さんはお茶の水女子大学に、コーテスさんは学習院女子大学に進学。4月からは新社会人として、活躍が期待されます。

長竹さんは中学からの6年間、コーテスさんは高校からの3年間、瀧野川女子学園で過ごし、教育のICT化創造性教育といった、今の瀧野川女子学園に変わる教育改革の真っ只中、学校がどんどん変わっていく姿を見てきました。

そんなお二人に、瀧野川女子学園での学生生活を振り返っていただくとともに、社会人になる今、「真に社会で活躍貢献できる日本女性」を目指す瀧野川女子学園の教育が、どう活かされていくか聞いてみました。

進行は、高校3年間コーテスさんの担任で、長竹さんとは米国ホームステイプログラム関係で中学2年から関わっていた芝辻先生が担当されます!

インタビューの内容について、ブログや動画で公開予定です。ぜひご期待ください!

 

 

令和3年度 中高一貫入試・二次募集

<試験日/選考方式>
2月6日(土)/国語・算数・面接

<出願方法>
願書および受験料を本学園事務局にご提出ください(郵送不可)
願書は指定の用紙を印刷して持参いただくか、事務局にもご用意がございます

<出願締め切り>
2月5日(金)16:00 まで

<合格発表>
試験当日に本学園内で合否結果をお渡しいたします

詳しくは中高一貫二次募集要項をご確認ください。

ご不明な点など、お問い合わせは事務局(03-3910-6315)までご連絡ください。

新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について

 

 

令和3年度 高等学校 一般入試・併願優遇・奨学給付生試験・英語入試

<試験日>
2月10日(水)

<出願受付>
2月8日(月)16:00 まで
Web出願ページはこちら

<合格発表>
2月10日(水)15:00

詳しくは高等学校入試要項ページをご確認ください。

新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について

令和3年度 中高一貫入試<二次募集>

<試験日/選考方式>
2月6日(土)/国語・算数・面接

<出願方法>
願書および受験料を本学園事務局にご提出ください(郵送不可)
願書は指定の用紙を印刷して持参いただくか、事務局にもご用意がございます

<出願締め切り>
2月5日(金)16:00 まで

<合格発表>
試験当日に本学園内で合否結果をお渡しいたします

詳しくは中高一貫二次募集要項をご確認ください。

ご不明な点など、お問い合わせは事務局(03-3910-6315)までご連絡ください。

新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について

ごきげんよう、瀧野川女子学園 美術部1年A.Hです。

暦の上ではもうすぐ春ですが、まだまだ厳しい寒さが続いていますね。

年が明けてから、美術部は「第65回全日本学生美術展」に向けて制作を行ってきました。

この公募展は、幼稚園から大学生まで幅広い世代からパス画や水彩画、油彩画など、さまざまな画材を用いた絵画作品を募集しています。

佳作以上の作品は、2月12日(金)~2月19日(金)に上野の東京都美術館に展示されることとなります。

今回は搬入の様子と制作を終えた部員の感想をお届けします!


1月30日、無事に上野の東京都美術館へ搬入を終えてきました。

 

*制作を終えて⋯

(1年生の感想)

前回の公募展である「東京私立中学高等学校生徒写真・美術展」では、絵を先生や先輩方が直接見て感想やアドバイスをもらっていましたが、今回はオンラインで制作をしなければならない事が不自由に感じ、正直一筆一筆を不安に思っていました。

ですが、それぞれが試行錯誤をしながら、自分のペースで完成に近づけるために最後まで全力で取り組むことが出来たと感じています。

日々の積み重ねもあり、長い間制作を行うことで、自分の絵が良くなっていくのが感じられたので達成感がありました。

次の世界絵画大賞展では今回よりもっと成長した絵を描けるように頑張りたいです。

 

(2年生の感想)

全国規模の公募展という事で今まで以上に力を入れ、ありのままの自分達の気持ちをキャンバスに込めました。

2年生の授業で行っている油彩画ゼミや部活動はオンライン上でしたが各々集中できる環境を作り、気持ち良く制作を進めることが出来ました。

現在の作品の状況を写真を撮って共有し、先生からアドバイスを頂いたので、日々作品の密度が上がっていきました。

その課題ひとつひとつを達成する度、自信になり成長を実感することが出来ました。

残りの高校生活を充実させる為にも制作に全力で取り組んでいきたいです。

 

(3年生の感想)

私たちは高校生最後の公募展として制作に取り組みました。

一人一人が離れている中でオンラインを利用し、小さな画面を通して制作空間を繋げていきました。

筆とキャンバスが擦れる音に加え、それぞれの家庭のドタバタ音や話し声も合わさり、普段と違った雰囲気でも集中できる大きな制作空間ができていたように思い、新鮮でした。

制作時は守りに入らず、思い切った表現にチャレンジしたので、色々な意味で少し緊張がありました。

無事に搬入を終えた時にはなんだか体の力が抜けました、、。

今の私にあるエネルギーをキャンバスの画面にぶつけることができ満足しているので、どんな結果であれ良い方向に活かしていきたいと思います。

 

公募展に1年生全員で参加できたのは今回が初めてだったので、私たちとしてはとても良い経験になり、長い制作期間を経てそれぞれが答えを見つけられていたように感じます。

2年生は公募展をいくつか経験している中で、オンラインでの油彩画ゼミや部活動を通して今だからこそできる事を一生懸命表現していたようでした。

そして3年生は、高校生最後の公募展として今までやってきた事を最大限に活かし取り組んでいました。

時には後輩にアドバイスをしてくださったりと、全員のことがよく見えている先輩を私たちも見習っていけたらと思いました。

次回の記事では、制作の様子をご紹介します。

お楽しみに!

美術部公式ブログはこちら

 

令和3年度 中高一貫入試・二次募集

<試験日/選考方式>
2月6日(土)/国語・算数・面接

<出願方法>
願書および受験料を本学園事務局にご提出ください(郵送不可)
願書は指定の用紙を印刷して持参いただくか、事務局にもご用意がございます

<出願締め切り>
2月5日(金)16:00 まで

<合格発表>
試験当日に本学園内で合否結果をお渡しいたします

詳しくは中高一貫二次募集要項をご確認ください。

ご不明な点など、お問い合わせは事務局(03-3910-6315)までご連絡ください。

新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について

 

 

令和3年度 高等学校 一般入試・併願優遇・奨学給付生試験・英語入試

<試験日>
2月10日(水)

<出願受付>
2月8日(月)16:00 まで
Web出願ページはこちら

<合格発表>
2月10日(水)15:00

詳しくは高等学校入試要項ページをご確認ください。

新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について

ごきげんよう。
本日も【在校生インタビュー】をお届けします。

今日お話を聞いたのは、特進選抜クラス・高校3年生のSさんです。
Sさんも高校から瀧野川女子学園に入学しました。

Sさんはすでに受験を終え、この春からは京都女子大学に進学します。
東京の高校に通っている彼女がなぜ関西の大学に進学することになったのか、その理由についても聞いてみました!

 


★瀧野川女子学園を受験した理由

広報:Sさん、ごきげんよう。よろしくお願いします。

Sさん:よろしくお願いします。

広報:さっそくですが、Sさんが瀧野川を受験したきっかけは何だったんでしょうか?

Sさん:はい。まずは学校と家が近かったので、一度文化祭(あかつき祭)に来てみたんですが、女子校ということもあって、女の子らしいお店が多かったことが魅力に感じたんです。そのあとも、体験入学などにたくさん参加させていただいて。私はクッキングをしたんですけど、瀧野川には料理部はないんですけど、ボランティアで先輩たちがお手伝いしている姿を見て、“積極的な先輩たちが多いんだな”って感じて、“自分もこんな先輩になりたい”“この学校に入れば、こうなれるんじゃないか”と思って、決めました。

広報:Sさんとお話した在校生、先輩たちの雰囲気がよかったんだね。

Sさん:はい。すごく優しくて、たくさん話しかけてくれる先輩が多かったので、緊張せずに参加することができました。
★実際の学園生活について

広報:実際入学してみて、どうですか?

Sさん:体験入学で感じた通り、全体的にいい雰囲気で。私は人前で話すことが苦手だったんですけど、入学して、学校説明会のお手伝いをしたりするうちに、初対面の受験生やその保護者の方とアドリブで話すことができるようになったことが、すごく、自分でも、成長することができたなって思っていて。パッと「どこから来たんですか?」とか、地名を聞いた時に「そこは○○があって美味しいところですよね」とか、そういうやりとりができるようになったことは、この学校に入学してから身についたことなので、よかったなと思います。

広報:Sさんは学校説明会で受験生に学園の様子をお話したりしたんですね。

Sさん:はい。質問されることも多かったです。

広報:どんな質問をされることが多かったですか?

Sさん:一番多かったのが、私のクラス(特進選抜クラス)についてで、雰囲気を聞かれることが多かったです。

広報:実際、クラスの雰囲気はどんな感じですか?

Sさん:特進選抜クラスは人数も少なくて、今も10人しかいないクラスなんですけど、その分和気あいあいとしていて、話し合いもスムーズに進んだり。あと、より深く仲良くなっていくので、少人数というのもいいなと思います。
★iPadを使った授業について

広報:次は授業についてお話を聞かせてください。瀧野川ではiPadと、(黒板ではなく)ディスプレイを使って授業をしていますが、どうですか? やりやすいですか?(教育のICT化についてはこちら

Sさん:iPadのほうが、(共有されるノートに)事前に先生が書き込んでくれていたりするので、予習がしやすかったりします。あと授業中も、“先生の背中が被ってしまって黒板が見えない”ということがないので(いいと思います)。中学校の時はそういうことがたびたびあったので、iPadだと先生が書いていることがすぐに見られて、魅力的だと思います。

広報:“(黒板だと)先生の背中が被ってしまって、書いている文字が見られない”というの、確かにそうですね。その点、iPadだと自分の手元で先生が書いていることが見られるので、いいですね。では、山下先生〜! 先生的にはiPadやディスプレイを活用した授業、いかがでしょうか?

山下先生:そうですね、私は地歴公民科を担当しているんですけれども、先に生徒のみなさんにプリントやスライドを送って(共有して)から授業を進めています。板書を書き写す時間が省けるようになったので、その分説明や演習に時間を割くことができるようになりましたので、すごく効率的に授業を進められるようになりました。あと、地図ですとか映像資料、視覚的に頭に入るような資料を使っていくと、より理解が深まるのかなという気がしますので、そういう点でも、黒板を使用しての授業よりも資料が使いやすいなと思います。

広報:先生の手元でも、生徒のみなさんが書き込んでいる様子がわかるんですよね?

山下先生:そうですね。生徒たちの画面(ノート)と私の画面(ノート)が共有されているので、みんながどこをやっているのかがリアルタイムでわかります。

広報:「先生と生徒が一つのノートを共有している感じ」と以前表現していた人がいたのですが、まさにそんな感じですね。ちなみにSさん、印象に残っている授業は何ですか?

Sさん:一番印象に残っているのは、日本史の授業ですね。特にゼミの授業です。(ゼミについてはこちら)iPadがあるので、keynoteっていうアプリを使ってそれぞれがスライド(で資料)を作ってきて、「いつの内閣総理大臣が一番よかったか」っていうことについてディベートをする授業があったんですけど、スライドも、iPadがないと作れないので、いろんな工夫をしたりして、“自分が担当している総理大臣が一番すごいぞ”っていうのをみんなで話し合えたのがすごく楽しかったし、“(この総理大臣は)そんなこともしていたんだ!”という発見もあったので印象に残っています。

広報:自分たちで調べて、資料もまとめて、スライドも作って、発表、議論までして。充実していたんだね。

Sさん:はい。充実していました。
★創造性の授業・事業化実習(ハワイでのこと)について

広報:瀧野川では「創造性」の授業がありますが、“この取り組みは面白かったな”っていうものはありますか?(創造性教育についてはこちら

Sさん:高校2年生の時の「事業化実習」が、やっぱり一番強く印象に残っていますね。

広報:Sさんの会社では何を作ったんですか?

Sさん:私の会社では、3つ商品を作っていて。まず「折り紙のイヤリングとピアス」、あと“お湯丸くん”っていう温めると柔らかくなるプラスチックを使った「アクセサリー」、それから“香り袋”、「サシェ」です。

広報:どんなところが大変だったり、面白かったりしましたか?

Sさん:私は製作で、お湯丸くんを使ったアクセサリーを担当していたんですが、やっぱりお湯に入れるので“熱すぎて触れない”っていう問題が起こってしまって。だけど冷めてしまうと形を作れないので手袋とかをして、でも手袋の跡はつかないように丁寧に作ってっていう。だんだんと慣れてくるとスムーズに作れるようになってくるので、楽しくて、嬉しかったです。

広報:あかつき祭で販売した後、ハワイへの修学旅行でもチャリティーバザーを開催して販売したんですよね。どうでしたか?

Sさん:ハワイでは、お湯丸くんのアクセサリーはあんまり売れなくて。でも他の2つの商品は結構人気があって、たくさん売ることができたのでよかったです。そういう点で、“日本とハワイでの売れ方の違い”を直に感じることができたのがすごくよかったです。

広報:現地ではもちろん全て英語で、商品の売り込みからしていたんですよね。

Sさん:はい。自分から周りを回って「私のお店を見に来てくれませんか?」って話しかけに行くんですけど、みなさん優しくて親身に聞いてくれました。英語が不自由で、きっと聞き取りにくかったこともあったと思うんですけど、丁寧に「〜って言いたいの?」って話してくれたり、日本語が話せる方たちもいたので、積極的に話しかけてよかったなって思います。

広報:なかなか、知らない人に不慣れな英語で話しかけるのは勇気がいることだと思うんですけど、積極的に“コミュニケーションを取ろう!”って動けたのはよかったですね。
★思い出に残っている学校行事

広報:では、思い出に残っている学校行事、何か一つあげるとしたら何ですか?

Sさん:高校1年生の時のあかつき祭(文化祭)です。1年生の時は飲食店を出店して、“ペンネ”を作りました。最初はお皿一つについても何にするのか試行錯誤していたんですけど、よそうのは最終的に“ペンネ+ソース+ペンネ+ソース”っていうふうに層にするっていうことになって。で、いざ1日目、余裕を持って作りすぎてしまって、お客さんに提供する前に冷たくなって、おいしくなくなっちゃったんです。それで売れ行きもよくなくて。

広報:あら〜

Sさん:それで、2日目どうしようかって考えた時に、“食券の売り方を変えた”んです。iPadを駆使するっていうのを考えて、(売る人と作る人の)連絡を密に取るようにしたんです。そうしたら、お客さんがちょうどいいタイミングで食べられるようになる工夫をしたことで、大赤字だった売り上げが逆転して黒字に戻せて。しかも最終的にあかつき祭の食品部門で賞を取ることができたんです。

広報:おお〜!

Sさん:1日で工夫して、一気に大逆転できたっていうのが、達成感がありました。なので印象に残っていますね。
★部活動について

広報:もう少し、学園生活について聞かせてください。部活は何かされていましたか?

Sさん:はい。合唱部に入っていました。人数が少なかったのでコンクールとかには出ていないんですけど、あかつき祭などで披露したりしました。

広報:人数が少ないことでの緊張感はありましたか?

Sさん:そうですね。人数が少ないので、それぞれの声を響かせないといけないっていうのもありますし、間違えた時にわかりやすくなっちゃうので緊張はすごくしました。高校3年生の時は部員が3人になってしまって、一人一パート担当するって感じになっちゃったんですけど、人数が多いと人に頼りがちになってしまって、“自分の声、隠れるからいいや!”って思いがちなんですけど、3人になってからは“自分が声を出していかなきゃ!”って思えて、一番いい歌を披露できたんじゃないかと思います。

広報:歌うことで責任感も生まれたってことですかね。Sさんは学園の合唱コンクールで伴奏を担当していたこともあるって聞いたんですが。

Sさん:はい。『花は咲く』と『校歌』の伴奏をさせてもらいました。音楽が好きなので、歌うことももちろん、ずっとやってきたピアノの経験も活かしたくて、やらせてもらいました。
★カナダ語学研修について

広報:Sさんはカナダ語学研修にも参加しているんだよね。(国際教育についてはこちら

Sさん:はい。

広報:3週間のホームステイはどうでしたか?

Sさん:ホームステイ先の方々もすごくフレンドリーで、話しかけるとおすすめのスポットを教えてくれたり。あとは、ホームステイ先にもう一人留学生がいて。その人も英語を勉強しにきているのでお互いに拙(つたな)い英語なんですが、今日行ってきた場所とかを話したりとかそういうことができました。英語は上達できたのでよかったと思います。

広報:授業はもちろん全て英語で行われるわけですが、どうですか、難しかったですか?

Sさん:最初にテストを受けてレベル別にわかれて、自分に合ったクラスにいけたので、“何を言っているかわからない”とか、“ついていけない”ってことはなかったので、よかったです。
★進路選択・大学受験について

広報:では進路についてお話を聞かせてください。Sさんは文系・理系どちらですか?

Sさん:文系です。日本史が好きなので、文系を選びました。

広報:進学先はどちらになるのか、聞いてもいいですか?

Sさん:はい。京都女子大学、文学部の史学科です。

広報:関西・京都の大学を選んだ理由は何ですか?

Sさん:日本史が勉強したくて、最初は東京にある大学を調べていたんですが、なかなか自分の学びたい時代とマッチングしなくて。それで“関西を調べてみたらどうだろう”と思って調べてみたら、京都女子大学が一番自分の学びたいことに当てはまっていたので、決めました。

広報:どんなことを勉強したいと思ったんですか?

Sさん:特に、“戦い”とか“幕末の動乱”のところとかです。“人々の思惑”が重なっていて、しかもその舞台が京都なんです。なので、“人々の思惑”と“戦い”の関わりを学んでいきたいと思った時に、京都で学ぶのが一番資料も揃っていますし、実際にその場所に足を運ぶこともできるので、京都にしました。

広報:確かに、その場所に行けることは大きいね。ちなみに、どんな受験方法で受けたんですか?

Sさん:えっと、公募型学校推薦選抜でした。まず筆記試験があって、国語・英語・日本史のうちから好きな2教科を選んで受けます。私は国語と英語を選びました。

広報:あ、日本史は選ばなかったんだ!

Sさん:はい。出題(内容)が自分の得意なところではなかったので(選択しませんでした)。

広報:すごいですね。もう自分の得意な時代、勉強したい時代がはっきりわかっているんですね。それがわかるっていうのは、本当に勉強しているからだよね。受験勉強は大変でしたか?

Sさん:はい。やっぱり大変でした。古典が苦手なんですけど、国語は古典も出題されるので、毎日過去問を解いたり、先生に添削してもらったりっていうのを繰り返していくうちにだんだんとできていくようになって、合格に繋がったんだと思います。

広報:古典は、歴史を学ぶとしたら資料を読んだりするのに役立つかもしれないもんね。
★瀧野川でできるようになったこと・変わったこと

広報:先ほど、“人前で話せるようになった”ってお話してくれたけど、瀧野川に入学して、自分で成長したな、こんなことができるようになったなって思うこと、もう少し聞いてもいいですか?

Sさん:はい。一番はやっぱり、“積極的になれた”ことです。中学校の時は、人見知りも激しくて、大人しくて、なかなか自分から話しに行ったり、表舞台で話すことはなかったんですけど、この学校に入って、事業化実習の時にはプレゼンテーションをしたりして、前に出て話すことに慣れてきて、今ではあんまり緊張しないで話せるようになりました。あとは、先生に積極的に質問しに行ったりも、中学の時はなかなかできなかったので。先生方も親身になって相談に乗ってくれたりするので、すごく質問しに行きやすくて。自分から行けるようになったことが、私的にすごく成長したなと思います。

広報:では山下先生〜! 山下先生は高校1年生の時からSさんの担任をされていますが、先生から見て、Sさんの成長ぶりはいかがですか?

山下先生:そうですね、高校1年生の最初から、Sさんはすごく学園生活を積極的に頑張ってくれていたなと思っていて、高校1年生の5月の合唱コンクールでも、ピアノの伴奏を「やります!」って言って毎日たくさん練習してくれて、とても上手に弾いてくれました。あとは、先ほど話にも出ていたんですけど、高校1年生のあかつき祭ではあかつき祭委員をやったり、クラスで出店したのが飲食店だったので文化祭のはじめに企画のプレゼンテーションをするんですけど、そのプレゼンテーションも毎日練習したり内容を直してきてくれたりして、クラスの企画の成功に大きく貢献してくれましたし、準備も、当日も、本当に積極的にやってくれました。入学当初から前向きに、「頑張っていきたいんだ」「こういうことをやっていきたいんだ」という気持ちがすごくあったなと思います。

広報:前向き、すばらしいです。

山下先生:高校2年生、3年生になって、自分の進路とか将来について考えるにあたっても、すごく前向きに、「自分がどうしたいのか」を具体的に考えて進路選択をしていました。そういう意味でも、すごく“自分の意思”とか“具体性”とか、そういうものを持って3年間過ごしてくれたんだなと思います。

広報:しっかり自分で考えていたんですね。

山下先生:あと、高校2年生からホームルーム委員もやってくれているんですけど、本当に私としても安心してお願いできるというか。「これこれをよろしくね」って言っても、高校1年生の時からそうなんですけど、いろいろなことに真摯に向き合ってくれる生徒なので、安心してお願いしてきたなと思います。

広報:Sさんは本当に、いろいろなことに取り組んできたんですね。先生の話を聞いて、どうですか? ちょっと照れくさいかな?(笑)

Sさん:そうですね(照)でも、ちゃんと見てくれていたんだなって思って、ちょっと嬉しいです。
★受験生のみなさんへメッセージ

広報:では最後に、このブログや動画を見てくれている受験生にメッセージをお願いします。

Sさん:はい。今の時期ってすごく大変だと思うんですけど、これから進路を決める人も、いろいろ悩んだりすると思いますが、瀧野川女子学園のいいところ、この動画でもたくさんいいところをお話ししてきたので、是非、入学してくれると嬉しいです。勉強頑張ってください!

広報:Sさん、ありがとうございました!
「人前で話すことが苦手だった」と打ち明けてくれたSさん。瀧野川で3年間過ごしていろいろなことに積極的に取り組み、今ではこうしたインタビューにも落ち着いて答えてくれるまでに成長しました。すごい!

さぁ、次回はどんなお話が聞けるでしょうか? お楽しみに!

ごきげんよう。
今日も【在校生インタビュー】をお届けします!

今回お話を聞いたのは、進学コース・高校3年生のSさんです。
Sさんもすでに受験を終えているんだとか。※11月中に共立女子大学に合格!

さっそくお話を聞いてみましょう!(インタビュー動画はこちら

★瀧野川女子学園を知ったきっかけ・受験した理由

広報:Sさん、ごきげんよう。よろしくお願いします!

Sさん:よろしくお願いします。

広報:ではさっそく、お話を聞かせてください。瀧野川女子学園を知ったきっかけ、受験した理由を聞かせてください。

Sさん:はい。中学3年生の時、高校選びをした際、説明会やあかつき祭(文化祭)に参加した際に、先生方や先輩方がとても温かく接してくださったのがきっかけで、瀧野川女子学園を受験したいなと思いました。

広報:体験入学イベントにも参加したのかな?

Sさん:しました。ダンスの体験授業があって、実際に踊ったりしました。あんまり踊りが得意ではなかったんですけど、楽しめました。

広報:先輩たちが教えてくれたりもしたのかな?

Sさん:はい、そうです。教えてくださったり、一緒にやったりして、“楽しいな〜!”って思って。

広報:よかった〜!

 

★学園の雰囲気について

広報:“楽しい!”って思って受験してくれたわけだけど、実際、入学してみて学園の雰囲気はどうですか?

Sさん:入学してみて、小学校も中学校も共学だったので“女子校ってどうなんだろう?”って思っていたところがあったんですけど、入ってみるとみんな優しくて、温かくて。“自分もそういうふうにいられたらいいな”って思ったりしました。行事もみんなで協力し合って、楽しい学校だなって思いました。

 

★思い出に残っている行事・生徒会活動について

広報:ちなみに、一番思い出に残っている行事って何ですか?

Sさん:一番思い出に残っている行事は、あかつき祭(文化祭)です。特に高校3年生(今年)のあかつき祭が印象に残っていますね。

広報:お、その理由は?

Sさん:今年は新型コロナウイルスの影響でいろんな行事ができなくなってしまっていたので、開催できたこと自体がとても嬉しかったっていうのがあります。生徒会の活動でもあかつき祭の運営をさせていただいて、その経験も自分にとって成長できたんじゃないかなって思うので、印象に残っています。

広報:Sさんは生徒会の会長もしていたんだよね? どんな活動をしていたんですか?

Sさん:生徒会では行事の運営だったり、入学式や卒業式で話をしたりとかしました。あとは週に1回、生徒会で集まって、学校のことを話し合ったりしました。

広報:どんなことを話し合っていたんですか?

Sさん:“目安箱”に要望が書かれた紙が入っていたら、そこに書かれた内容について、“こうしていったらいいかな?”とか考えていました。

広報:どんなことが目安箱に寄せられていたんですか?

Sさん:「図書室の本にライトノベルを置いて欲しい」とか、「部活の部費をもう少しください」とか(笑)

広報:みんなのリアルな声が入っていたんだね(笑)

 

★iPadを使った授業について

広報:では次は、授業についてお話を聞かせてください。瀧野川ではiPad、また黒板ではなくディスプレイを用いて授業をしてますけど、どうですか?(教育のICT化についてはこちら

Sさん:私、あんまり機械が得意ではないんですけど、それでもすぐに慣れることができて。社会に出た時にもそういう“適応能力”とかは活かせるんじゃないかなと思っています。あと、黒板だとどうしても書くことに必死になってしまったりして、頭に入ってこない、身につかないってことが中学校・小学校の時にあったんですけど、iPadだとデータとして送られてくるので書き漏らすことがなかったり、“身についているな”って感じがしました。

 

★創造性の授業・事業化実習について

広報:では次に、瀧野川が行っている創造性の授業についてお話を聞いていきたいんですが、「この授業は面白かったな」「この取り組みは印象に残ってるな」っていうものはありますか?(創造性の授業についてはこちら

Sさん:面白かったなっていうのは、高校2年生の時の事業化実習で、実際に会社を立ち上げて、商品を作製して販売するっていう、その流れが楽しかったです。

広報:Sさんの会社は何を作ったんですか?

Sさん:マグネットでできた栞(しおり)を作りました。栞には穴が空いていて、そこから文字が見えるようになってて。

広報:マグネットで読み途中の箇所を挟むことによって、どこまで読んだか見失わずに済むってやつですね!

Sさん:そうです! 商品を作っている間に失敗してしまったりして“うまくいかないな”ってこともあったんですけれども、当日(あかつき祭で)販売してみて、結構売ることができたので、いい経験をしたなって思いました。

広報:あかつき祭で販売したものをさらにブラッシュアップさせて、ハワイ修学旅行の時にはハワイ大学でチャリティーバザーもしたんですよね。それはどうでしたか?

Sさん:ハワイの方たちがすごく温かくて。最初は英語で話すことに自信がなかったのでたどたどしてしまったんですけど、でも、聞いてくれるんですよ。それが嬉しくて、こっちも“伝えたい!”って気持ちで頑張って、“伝えたいって気持ちは伝わるんだ”って思って。(なので)やっぱり一生懸命聞いてくれたのが、すごく嬉しかったですね。

広報:現地の人は私たちのことを知らないわけですから、話しかけるのも勇気が必要だったと思うんですが、どうですか、積極的に話しかけられましたか?

Sさん:はい。頑張りました!

広報:それは何より!

 

★進路選択・大学受験について

広報:では、進路についてもお話を聞かせてください。Sさんは文系、理系どちらですか?

Sさん:文系です。

広報:進学先って、聞いてもいいのかな?

Sさん:はい。共立女子大学の文芸学部に合格しました。

広報:おめでとうございます! 受験形式は何だったんですか?

Sさん:総合型選抜で、ゼミ方式というやり方でした。

広報:ゼミ方式? どんなやり方何ですか?

Sさん:えっと、①ゼミの授業を受けて、②その授業内容についてのテストがあって、③そのあとに授業についてのディスカッションがあって、④今までの内容(①〜③)を全部ひっくるめた内容を小論文にして提出するっていう4段階の受験方法でした。

広報:何だか、大変そうですね・・・。

Sさん:大変でした(笑)

広報:どんなふうに準備していたんですか?

Sさん:日頃から・・・受験の当日まで授業の内容がわからなかったので、いろんなジャンルに触れておこうと思って、普段から気をつけるようにしていました。あとは、さっき話にあがった「文学講読」とかでディスカッションする機会があったので、そういう時はできるだけ積極的に意見を述べるようにしたりとか。あとは小論文のゼミも受けていたので、一生懸命書くように、流れとか、そういう練習をしていました。

広報:本当に日頃から、コツコツと取り組んでいたんですね。

 

★瀧野川でできるようになったこと・変わったこと

広報:瀧野川に入学して3年が経ちますが、入学前と比べて、“できるようになったな”とか“成長したな”って思うことはありますか?

Sさん:成長した点でいうと、やっぱり生徒会活動を通じて“人前で話す能力”だったり“指示をしたりする能力”が身についたと思いますし、普段の生活でも人と関わっていくところで、“人とどう接していけばいいのか”とか(を考えるようになりましたし)、「どんな女性になっていきたいのか」ということが明確になってきたんじゃないかなと思います。

広報:ちなみに、どんな女性になっていきたいですか?

Sさん:“芯のある女性になりたい”っていうのはすごく思っていて。誰にでも合わせられる人はいっぱいいるんですけど、“自分の芯を持って貫いていける人間になれたらいいな”っていうのが、今すごくあります。

 

★受験生のみなさんへメッセージ

広報:では最後に、瀧野川を受験する方たちにメッセージをお願いします。

Sさん:はい。この動画やブログを見て、少しでも瀧野川女子学園の魅力が伝わればいいなと思っています。この動画だけでなく、他にも授業の内容だったり、行事のこと、部活動のことなどたくさんの動画があがっているので、それも是非見ていただけたらなと思います。私はもう少しで卒業してしまうんですけど、卒業したあとも「また遊びに来たいな」と思えるようなアットホームな学園なので、そういうところも含めて、是非瀧野川女子学園に来てほしいなって思います。待ってまーす!

広報:Sさん、ありがとうございました!
Sさんが最後にお話ししてくれたように、瀧野川女子学園公式Youtubeチャンネルにはたくさんの動画があります。授業のことから行事の様子、部活動の取り組みなど、様々です。
是非お気に入りの1本を見つけて見てください!(公式Youtubeチャンネルはこちら!)

さて、次回はどんなお話が聞けるでしょうか? お楽しみに!

ごきげんよう。

中高一貫コース2年次の校外学習で訪れる奄美大島では、豊かな自然の中で挑戦する自然体験や、その自然と共生する人々と交流しながら教わる伝統文化など、4泊5日で6つの挑戦が待っています。

今回ご紹介するのは、澄んだ海で挑戦するSUP(スタンドアップパドルサーフィン)と、水中を遊泳しながら豊かな生態系を育むサンゴ礁を見るシュノーケリングの様子です。

都会では決して体験することのできない素晴らしい自然体験の様子を動画で公開していますので、ぜひご覧ください!

 

令和3年度 中高一貫入試

<試験日/選考方式>
2月1日(月)午前・午後 / 2科・4科・英語入試 ※終了しました
2月2日(火)午前・午後 / 2科・4科 ※出願受付締め切りました
2月3日(水)午前 / 2科・4科

<出願受付>
1月10日(日)9:00 から 試験前日16:00 まで
Web出願ページはこちら

<合格発表>
午前入試:試験当日14:00
午後入試:試験当日19:00

詳しくは中高一貫入試要項ページをご確認ください。

新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について

 

令和3年度 高等学校 一般入試・併願優遇・奨学給付生試験・英語入試

<試験日>
2月10日(水)

<出願受付>
1月25日(月)9:00 から 試験前々日16:00 まで
Web出願ページはこちら

<合格発表>
2月10日(水)15:00

詳しくは高等学校入試要項ページをご確認ください。

新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について

ごきげんよう。

今日から3日間、中高一貫コースの入学試験を実施しています。

新型コロナウイルス感染症等の感染予防策として、靴裏消毒、手指消毒、検温にご協力いただいてから、試験会場の教室に移動します。

明日、明後日も引き続き試験を実施します。出願受付は前日16時までwebで受け付けておりますので、受験を希望される方はホームページより手続きを進めていただきますよう、お願いいたします。

また、中高一貫コース6年生に瀧野川女子学園の魅力についてインタビューした記事や動画を公開しています!高等学校の進学コースや特進選抜クラスの在校生のインタビューの様子も順次公開していますので、ぜひこちらもご覧ください。

【在校生インタビュー記事はこちら】
【在校生インタビュー動画はこちら】

 

令和3年度 中高一貫入試

<試験日/選考方式>
2月1日(月)午前・午後 / 2科・4科・英語入試 ※出願締め切りました
2月2日(火)午前・午後 / 2科・4科
2月3日(水)午前 / 2科・4科

<出願受付>
1月10日(日)9:00 から 試験前日16:00 まで
Web出願ページはこちら

<合格発表>
午前入試:試験当日14:00
午後入試:試験当日19:00

詳しくは中高一貫入試要項ページをご確認ください。

新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について

ページ
TOP