いよいよ平成29年度がスタートします。千葉明徳中高生の皆さん、改めてそれぞれの学年への

進級おめでとうございます。この一年が、皆さん1人ひとりにとって最高の年になることを心から

期待しています。

そして、明日の入学式では、中学生38名、高校生341名、合計379名の新入生を迎える

ことになります。中学校は、全体で124名、高等学校は全体で983名、千葉明徳中学校・

高等学校として1107名の生徒が学んでいくことになります。

 

さて、この春休みも様々なことがありました。大相撲春場所では、稀勢の里関が13日目に

一敗を喫し、その際に大きなケガを負ってしまいました。しかし、千秋楽と優勝決定戦で劇的な

勝利を納め、二場所連続優勝を飾るという快挙もありました。また、甲子園の春の選抜大会では、

初の大阪勢どうしの決勝戦となり、大阪桐蔭高校が優勝を飾りました。

そんな最中、先ほど皆さんとともに黙祷を捧げた悲しい出来事が起こりました。3月27日、

栃木県の大田原高校の山岳部の生徒七人と先生お一人が雪山での訓練中に雪崩に遭遇し、

尊い命が失われました。皆さんにとって、同世代の多くの若者が亡くなってしまったことに、

大きなショックを受けた人も多かったのではないでしょうか。

栃木県立大田原高校は、創立115年になる男子校で、県内では有数の進学校でもあり、

山岳部も全国的にも強豪校の一つだそうです。亡くなられた七人の生徒には、それぞれに夢が

あり、目標があり日常の生活がありました。ある生徒は、医者になることを目標にしていました。

また、ある生徒は、将来は絶滅危惧種を守る仕事がしたいという夢がありました。

また、ある生徒は、いつも一発芸でクラス全体の明るくする人気者だったとのこと、それぞれの

青春、学校生活がありました。しかし、この事故で生徒達の夢や日常は、一瞬にして消えて

しまいました。亡くなられた皆さんは、間もなく満開を迎える桜を見ることも出来ません。

ある生徒の親御さんは、『息子は、人のためになる仕事がしたい』といつも言っていたとの

ことで、息子さんの遺志をくんで、お医者さんに相談し、息子さんの目の角膜を提供した人も

いました。そして、先生でお一人だけ亡くなられた29歳の国語の先生は、古典の知識は学校

中で一番との定評があり、今年中に結婚する予定だったそうです。事故から、10日あまりが

経過する中で、少しずつ事故当時の様子も明らかになってきています。雪崩に遭いながら助か

ったある生徒は、雪崩に巻き込まれた瞬間、身動きが出来ない中で、とっさに口の周りの雪を

食べて呼吸が出来るようにして、1・2時間後に助け出されたとのこと。その生徒は、なんと、

その後、他の生徒を掘り出すのを手伝ったということでした。改めて、その時の現場では、

まさに生死を分けた壮絶な事態が起こっていたことが伺えます。

この事故で息子さんを亡くし辛い中で、ある生徒のお父さんがインタビューに答えておられま

した。そのインタビューを紹介します。

本当に良い子だったし、短くても幸せな人生たったと思います。ただ、親より先に死んだ

ことだけは親不孝です。山に行った全員がただいまと言って帰ってきて欲しい。』

この事故のニュースを聞いて、誰しもが思ったことだと感じました。

皆さんも、このお父さんの言葉のとおり、絶対に親より先に逝ってはいけません。

この事故の教訓として、堅く・堅く心に留めておいて下さい。

 

それでは、いよいよ新年度が始まります。昨年度、この千葉明徳を巣立っていった皆さんの

先輩方は、部活動や学校行事にも頑張りました。そして、進路選択にも積極的に立ち向かい、

素晴らしい成果を残してくれました。高校三年生の皆さん、いよいよ皆さんの出番です。

部活動や学校行事においても、この1年間、全校を力強くリードしていって下さい。

そして、先輩を超える納得のいく進路を決めて、来年三月、有終の美を飾ってくれることを

心から期待しています。さらに、中学生の皆さん、高校2年生の皆さん明日は、皆さんの

後輩が入学してきます。皆さんは、新入生にとって模範であり、そして憧れの先輩になって

いってくれることを心から期待しています。

それでは、いよいよ始まる2017年度、皆さんと私たち教職員で、活気溢れる千葉明徳を

作っていきましょう。

以上です。

千葉明徳中学校・高等学校

                                                              校長 園部

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中学サッカー部 試合結果

 

ここ最近あった公式戦の結果です。

 

219日(日)高円宮U-15サッカーリーグ2017千葉 3部普及リーグ

3節(対:千葉市立白井中学校)0-3

 

35日(日)高円宮U-15サッカーリーグ2017千葉 3部普及リーグ

4節(対:千葉朝鮮中学校)3-0

 

応援ありがとうございました。

 

313日には市原市内の中学校にて練習試合会があり、多くの試合ができました。

今月下旬には千葉市サッカーフェスティバルに参加します。

春は実践経験を多く積み、技術も心も鍛えていきます。

(サッカー部顧問 渡辺哲)

 

勉強合宿2日目は1日学習の日です。
朝から夜まで勉強をするのは辛いことだと思いますが、
それでも懸命に頑張る姿が本当に印象的でした。

勉強合宿2日目
普段英語が苦手な生徒が、文法テストで一発合格したり、
授業で手を挙げて発言したりなど、少しずつ変化が見られています。

この形を最終日まで継続し、全てを自身につなげてほしいと思います。

(翁長)

勉強合宿1日目

昨日より2年生は白子に勉強合宿に来ています。4月から磨き課程に入り、ますます勉強の

量が増えていきます。

そのスタートをしっかりきるために、2年生全員で高い意識を持って今も勉強を頑張って

います。

勉強合宿1日目

 

1日目は最初は元気に勉強をしていましたが、途中の英文法テストを皮切りに真剣な表情に

なっている様子が印象的でした。

2日目の現地は強風に見舞われていますが、この風に負けないくらいの量をこなしてほしい

と思います。

(翁長)

学年末試験も終了し、いよいよ中学3年生が修了式を目前に控えています。

そんな中で生徒から「3年生を送る会をやりたい!」という声があがり、新生徒会役員初の

仕事として今回実行することとなりました。

 

3年生送別会

 

全校生徒の誰かが答えとなるようなクイズや、3年生の3年間をまとめたスライドなど、

生徒会役員の準備は大変でしたが、何とか今日の日を迎えました。

参加した多くの3年生からも感謝の言葉をもらい、「やってよかった」と思えるような会でした。

これからの新役員の活躍にご期待ください。

(生徒会顧問)

2月19日(日)に駅伝同好会で、昨年も出場した「おゆみ野四季の道駅伝」に参加しました。

 

おゆみ野四季の道駅伝大会

 

9月の総合体育大会から1年生のメンバーも増えて、より充実した活動となっています。

結果は上位入賞とはならなかったものの、得られたものは多く次年度の駅伝同好会を引っ張

っていける人間になっていって欲しいと思います。

たすきを繋いでいく中や走り終えたあとに、先輩から後輩・後輩から先輩そして同期同士での

声かけや肩を叩く姿に、それぞれの成長を感じました。

今後は3年生の引退マラソンをしたり、次年度に向けての練習をしたりして、全員で前を向いて

走っていきます。

(顧問:中澤)

2月18日(土)に、中学校のマラソン大会が開催されました。

 

マラソン大会

 

1年生は1.8kmのコースを、2・3年生は2.8kmのコースを走り、タイムを競いました。

当日は、前日の陽気から一転して肌寒く曇り空となりましたが、生徒たちは体育の

授業で練習してきた成果を発揮すべく、必死に駆け抜けました。

成績上位の生徒には賞状やメダルが贈られ、1・2年生は来年のマラソン大会への意欲

を早くも高めたようでした。

5日(日)に、山岳部は棒の嶺(東京都奥多摩町・埼玉県秩父市・標高969m)へ行ってきました。

普段はランニングトレーニングや調理練習をしているため、山に行っても無理なく行動を

することができました。下山中にみぞれが降ってきて、ヒヤリとする場面もありましたが、

大きな怪我もなく無事下山することができました。

 

山岳部

 

今回私達が行った棒の嶺を含め、秩父周辺は登り応えがあり眺望も素晴らしい山々がそびえて

います。1つの山の登頂で満足せず、様々な山に登って、積極的に自然と触れ合うような部員

になってほしいと思います。

(山岳部顧問 翁長)

久しぶりのサッカー部奮闘記です。3年生が引退した後、千葉市立泉谷中学校と合同で

活動しています。行事等がなければ、毎週土日には合同練習や試合をしています。

 

サッカー

 

1月からは高円宮サッカーリーグが始まり、練習にも熱が入ります。

先日は本校のグラウンドで合同練習を実施しました。そして、2月5日には本校で第2節

千草台中戦が行われます。選手の活躍に期待です。

引き続き、泉谷中・千葉明徳中サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。

顧問 渡辺 哲史

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