6/5(土)第1回学校見学会を開催しました。前日の天気は荒れ模様でしたが、まずまずの好天に恵まれ、来校したみなさまに十分ご見学いただけて本当によかったと思います。

当日の目玉は、在校生スタッフによる学校紹介でした。

DSC_1687

学校生活、アサインメント、クラブ活動、ラボラトリーなど、一人ひとりが自分の担当パートを、流れるように交代しながら説明していきます。

DSC_1686

なるほど、アサインメントもこういう風に分類して説明する方法があるのですね。勉強になります。

DSC_1690

DSC(Dalton Student Council・生徒会組織)は、より多くの生徒たちの声を反映し彼らの支持を得られるよう、組織の再編をはかっているところです。そのあたりの試行錯誤も含めてお伝えしました。

学校開催のイベントでは、協力の呼びかけに応えてくれた有志生徒たち(生徒スタッフと呼んでいます)が案内や誘導・ご質問対応を担ってくれています。緊急事態宣言が延長になったため、残念ながら5日と次の6月19日は学校紹介のメンバーだけに頼むことになりました。

説明内容もスライドもすべて生徒たちが準備し、行ってくれたプレゼンは、素晴らしい内容でした。きっと来校された皆様にもご満足いただけたと思います。

次回6月19日は、また別のグループがオリジナル企画の学校紹介をしてくれます。どうぞみなさま、お楽しみに!

6月4日(金)は、ハウス(複数学年から成る生徒組織)に迎えた中1生とともに、ハウスの親睦を深めるイベントが行われました。どうやってみんなが楽しめるものにしようか、企画と運営を担当する上級生があれこれ知恵を絞ったものばかりです。

193471442_1119088565253228_624290701767512398_n

家庭科室でパンケーキ作りを競うハウス、

194268470_1119094985252586_4212698308774765563_n

ジム(小体育館)でフリスビードッヂに興じるハウス、

193348439_1119095048585913_6072186383997943426_n

こちらのハウスはゲーム大会。こういうのも大勢でやるとけっこう盛り上がりますね。

あいにくの悪天候で、外でのイベント予定を急遽変更して、というハウスもありましたが、そこはさすがにドルトン生、別の企画に切り替えて変化への対応力の高さを発揮していました。

これでまた、学年を越えてぐっと距離が近づきましたね。

NHKの朝の連続テレビ小説、みなさんご覧になっていますか? 私(筆者)も録画して見るのを楽しみにしています。主人公は気象予報士をめざすそうですね。合格率5%の超難関資格だとか。

DSC_1622

今期、荒木校長のラボ「気象予報士になろう」が開講しました。探究ラボの時間、校長室に集まった生徒たちが天気図に取り組んでいます。ここから未来の気象予報士が誕生したら…とても楽しみです。

《お知らせ》

ドルトン東京学園では、ほかにもいろいろなテーマラボが開かれています。2分少々の短い紹介動画を作りました。「ラボってどういう感じなの?」と思った方は、ぜひ公式YouTubeチャンネルへ→

ドルトン東京学園には、学年を越えて交流し行事や特別活動に取り組む「ハウス」があります。

翌日の新入生歓迎ハウスイベントを前に、1年生の所属ハウスが発表されました。

DSC_1675

講堂のスクリーンに、上級生たちが作ったショートムービーが上映されます。ニュース番組風に新メンバーを紹介するハウスもあれば、CM風に仕立てたり、人気のアニメを使ったり、どの作品も大人顔負けの力作ぞろいです。

DSC_1678

自分や友だちの名前が発表されるたびに、客席の1年生は大喜び。先輩たちも苦労の甲斐があるというものです。

DSC_1673

1つ1つの発表が終わるごとに湧き起こる拍手。歓迎の気持ちが伝わってよかったですね。

金曜6~7時間目のテーマラボ、今回ご紹介するのは食べ物を通じてさまざまなことを学ぶ「食ラボ」です。

今日のテーマは、日本人の食生活に欠かせない「出汁(だし)」。干し椎茸・昆布・鰹節・煮干しの4種類を使い、4つの班で分担して出汁を取ります。みんなほとんど初めての経験ではないでしょうか。

190564050_1114957552332996_4185097385361586208_n

取った出汁の味を見て、それぞれの違いを確かめたり、市販の粉末出汁と味比べをしたり。「粉末出汁の方がおいしい」という声もあり、そう感じるのはなぜなのか、また1つ探究の課題が見えてきました。

191112995_1114957375666347_6063102971295315308_n

建築専門誌『日経アーキテクチュア』が学校建築の最新計画や設計面の工夫などについて解説する、編集特集「これからの学校」。先日発行された5月27日号の同梱別冊特別版で、ドルトン東京学園が紹介されました。

21年6月日経アーキテクチャ

 

ドルトンプランの核である「自由と協働の学び」を実現するため、校舎は「シームレスネットワーク型プラン」にもとづいて設計されています。ラーニングコモンズ(開放型図書館・情報空間)を中心として教室が配置され、それらを行き来する中で自然に交流や新たな気づきが生まれる、あえて境界をあいまいにすることで学びの自由度を高め、可能性を拡げる。校舎設計に込められた本校の教育理念までしっかりと伝えていただき、ありがとうございました。

先週3日間、中2生はTGG(東京グローバルゲートウェイ)でどっぷり英語に浸ってきました。本来は中1の時点で福島県のブリティッシュヒルズ宿泊研修の予定だったのですが、緊急事態宣言やら何やらで延期と再検討を重ね、ようやくこの形で実施にこぎつけました。

191410787_1113641069131311_6264265324784975771_n

飛行機の搭乗体験では、新聞や雑誌の注文に自分なりのアレンジをきかせて。

189801228_1113666615795423_3270778824809644450_n

ふだん学校で外国人の先生方に接しているせいか(英語科スタッフ18名中9名は外国の出身です)、TGGの環境にもすんなり溶け込んでいます。

190221639_1113666725795412_8030919189657380115_n

さまざまなアクティビティを通じて、ますます英語が楽しくなったようですね。

金曜6,7時間目のテーマラボの1つ、「イスラームを知る」のクライマックスは、代々木上原のモスク(イスラーム礼拝堂)東京ジャーミィの見学です。

広報担当の下山さんから伺うイスラーム文明の深さと広がりに圧倒されます。数学・化学・食品や園芸まで、イスラーム文明に由来するものが、私たちの身近にこんなにあふれているなんて。

DSC_1639

構内見学の最後は礼拝所の見学。タイミングを合わせていただいたのか、ちょうど夕刻の礼拝が始まるところでした。

DSC_1657

アザーン(礼拝に集まるよう呼びかける声)が美しい旋律に乗ってまるで歌声のように朗々と響き渡ります。引率で同行した英語科TAのグスティ先生は、インドネシア出身のイスラーム教徒。モスクに入る前に身を浄め、祈りの列にすっと加わっていたのが印象的でした。

DSC_1662

礼拝の後の質疑応答、モスク内の装飾や男女の礼拝参加の仕方の違いなど、ドルトン生はよく見て、よく尋ね。よく聞いています。「残念なことに日本で広まっているイスラームのイメージは、ヨーロッパのフィルターがかかっている。先入観を持たずに、イスラームを知って、理解してほしい。」という下山さんのメッセージが、深く心に残りました。

後で生徒たちから寄せられた感想には、実際に自分の目で見て体験することの大切さや、中学生相手だからと言って全く手加減することなしに熱く深いお話をしていただいたことへの感謝の気持ちがつづられていました。

早稲田大学エジプト学研究所から講師をお迎えする、社会科の特別授業「考古学講座」、第2回は、講堂でエジプトの遺跡発掘調査のレクチャーを受けた後、屋外に出ての後半戦です。

191069646_1113004935861591_1148689962103388308_n

校舎建設に際して多くの住居跡が出土したキャンパス、丁寧な発掘調査を経て、古墳時代~鎌倉時代の遺跡の場所を示したパネルが、正面エントランスの横に設置されています。

189612927_1113006679194750_1660460257575789420_n

前庭には、白い敷石で示された建物跡の輪郭が。自分の足でどの程度の大きさだったのかを確かめています。

知識を体感で確認する、そんな学びができるって貴重なことですね。

ページ
TOP