04 北嶺の伝統的行事として、毎年6月に6年生寮生チームvs教職員チームによる朝野球の試合が行われています。それに先立ち、6月7日の昼休み、恒例の「巣たし状」を読み上げ、先生方に挑戦状を手渡すイベントが行われました。
本来は「果たし状」ですが、過去に先輩が「果」を「巣」と間違えて書いてしまったことから、北嶺では代々「巣たし状」と呼び、それを作って先生方に渡した上で試合を行うのが伝統となっているのです。
6年生32期生の全寮生が音楽室に集結し、代表の籔内龍馬君が大きな声で、「巣たし状」を読み上げ、井口副校長に挑戦状をたたきつけました。
毎年拮抗した、互角の戦いを演じている両軍の結果、果たして今年の勝敗はどうなるでしょうか。試合は6月10日(金)朝5時プレーボールです!

04

5月21日(土)、本校生徒の保護者であり、厚生労働省特別医療指導監査官の秋野桂先生にお越しいただき、「北嶺メディカルスクール/ビジネススクール」を実施しました。中学生から高校生まで150名を超える生徒が参加し、大盛況の講演会となりました。
秋野先生は「医系技官」として、質が高い医療の恩恵を国民全員が享受できるようにすべく日々奔走されています。今回は、医療・介護・福祉を提供するためのシステム作りや運用を担っているその「医系技官」という医師である行政官を中心とした、医師の多様なキャリアパスについて詳しくお話しいただきました。またそれに加えて、臨床医学後の開業、または新しい医療技術や医薬品開発企業の起業の際に必要な医学と経営学の考え方についても、MBA(経営学修士)の視点から解説していただきました。
医師を志す理系の生徒から、経営学、医療経営に関心がある文系生徒まで、多くの生徒が真剣に将来を考える大変貴重な時間となりました。秋野先生にはお忙しい中お越しいただき、心より感謝いたします。

06

参観授業は、昨年、一昨年と保護者の方々が来校する形での実施は控えてきました。今年度は感染対策を行ったうえで、保護者の皆様にご来校いただき実施することができました。2年間は授業を見ていただく機会がなく、中学生にとっては全学年初めての参観授業となり、多くの保護者の皆様にご来校いただきました。高校生の保護者の皆様にも、久しぶりにご子息が授業を受けている姿を見ていただくことができて学校としても安堵しているところです。ご来校いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
今年度は保護者の皆様の来校時間を短縮するため、参観授業を2時間目に設定し生徒の登校も1時間遅らせ、学年別保護者懇談会や父母の会総会、寮生学年別保護者会の時間短縮、寮生保護者会の総会を後日電子決済にするなど、工夫しての実施でした。
今後も感染対策を講じたうえで各種行事を実施してまいります。10月22日(土)には第2回参観授業を予定しています。こちらも多数のご来校をお待ちしております。

03

今回も、感染予防のために校内一斉放送にて終業式が行われました。

初めに、谷地田校長から全国大会に出場する中学テニス部と、全道大会に出場する中学柔道部の代表者に表彰状が手渡され、それぞれに上位大会に臨む決意を述べてもらいました。同じく全道大会に出場する高校ラグビー部は本日がまさに大会初日ということで不在でしたが、校長先生から紹介と激励の言葉がありました。続いて高校囲碁将棋部の全道3位、日本漢字能力検定協会から優秀団体賞の受賞、そして各種模擬試験の最優秀者の紹介がありました。
谷地田校長から、昨日終了した北嶺祭や6月の全校登山等、昨年はできなかったいろいろな1学期の行事が感染予防の工夫をしながら実施形態は変わらざるを得なかったものの何とか実施できた喜びと、そしてそのことに対する感謝の気持ちを大切にしてほしいとの話がありました。
最後に、いよいよ受験の天王山と言われる夏を迎える高校3年生への激励があり、夏休み中も感染予防を徹底して、夢に向かって日々歩んでほしいとの話がありました。
感染状況はいまだ予断を許しませんが、全生徒並びにご家族の健康を祈り、皆元気に2学期を迎えることができることを願って令和3年の1学期が終了いたしました。

06 青雲寮の伝統行事として、高校3年生寮生チームvs教職員チームによる朝野球の試合が行われています。生徒たちはそれに先立ち、7月21日(水)に毎年恒例の【巣たし状】(?)を教頭先生に読み上げました。本当は「果たし状」ですが、過去に先輩が「果」を「巣」と間違えて、代々「巣たし状」と呼んでいます。代表の堺君が大きな声で、「巣たし状」を読み上げ、先生方に堂々と挑戦状をたたきつけました。

試合は7月26日(月)の朝5時半に開始しました。寮生は学校祭準備と並行して懸命に練習を積み、素晴らしいプレーを見せたものの、互いに譲らず、結果は同点でした。生徒たちからは「楽しかった!」「悔しい!」との声があがり、思い出に残る行事となりました。

19 7月24日(土)と25日(日)の2日間、本校において2年ぶりに北嶺祭が行われました。今年はコロナ禍での北嶺祭ということになり、中高別日での開催になりました。生徒による食品バザーが出来ない、体育館企画でもカーテンを開けて換気を徹底しなければならない、感染症対策を常に意識し、座席を離さなければならない、など例年にない制約の中で、32期高校2年生の生徒会執行部を中心に時間をかけてしっかりと準備し、無事に実施することができました。また今年で最後の北嶺祭となった高校3年生でしたが、各企画での出演はもちろん、自発的に射的や輪投げなどの縁日やボードゲームを使ったイベントを企画・運営してくれ、北嶺祭を大いに盛り上げてくれました。
また、初日の高校生北嶺祭の日には、サプライズイベントとして吉本興業札幌支社からお笑い芸人2組に来ていただきました。本校23期卒業生の両國龍英さん(東大→吉本興業)が現在マネージャーを務める人気お笑い芸人のチョコレートプラネットさんにも、Zoomではありましたが東京の会場から登場していただき、ネタや質疑応答などを行っていただきました。テレビでよく見る芸人さんが北嶺生のために登場をしてくれたということで、体育館は大盛り上がりとなりました。その様子を撮影・編集した動画を2日目の中学生にも見せ、またここでも盛り上がりを見せてくれました。
来年以降の北嶺祭がどのような実施方法になるのかは現在のところは未定です。しかしどのような形でも、来年は33期生が中心となって今年に負けない、大いに楽しめる北嶺祭を企画・運営してくれると期待しています。

02

本校伝統の校技大会である第36回高校3年生柔道大会が7月20日(火)に本校柔道場で開催されました。柔道部主将、沖村駿介君の選手宣誓の後、試合前後の手指消毒や畳の消毒などの感染症対策をした上で、個人戦4階級(軽量級、軽中量級、中量級、重量級)の試合が行われました。今年度はコロナ禍での大会であることを考慮し、例年とは異なり、トーナメント方式による勝ち上がりではなく、1人1試合という形で6年間を締めくくる大会として行われました。各生徒が6年間の柔道への取り組みの成果を出し切ろうと必死に戦い、手に汗握る試合の連続でした。全ての生徒が自分の力を出しきり、北嶺での柔道を終えることができました。
6年間の北嶺柔道の中で学んだ『精力善用』、『自他共栄』、『礼を重んじる精神』を残り少ない学校生活やこれからの人生の中に生かして活躍してくれることを期待してます。

03

北海道の雄大な自然美や文化を直接見聞きして深く味わうことを通し、視野を広げて高い洞察力や創造力を養成すること、学校だけでは学べない深い感動を味わい、豊かな心を育むことなどを目的とする「HOKKAIDOプロジェクト」の一環として、中学3年生が富良野・美瑛方面へ体験学習に行ってきました。見学地は、ファーム富田、四季彩の丘、北西の丘展望公園でした。当日は好天に恵まれ、最高気温が35度をこえる中ではありましたが、生徒たちはそれぞれの見学地での壮大な風景に感嘆の声をあげていました。昼食は一人一人が個別に用意された北海道の郷土料理ジンギスカンで、汗を拭いながら楽しく食事をすることができました。
これらの経験を元に、今後も様々な体験を通して、大きく成長してほしいと思います。

01 (1) 7月17日(土)メディカルスクール講演会として、本校生徒の保護者で釧路労災病院副院長である整形外科医の放生憲博先生にお越しいただき、中高生100名が参加しました。腰や膝などの「運動器」を治療する整形外科の様子を、実際の症例や手術、患者さんとのやりとりの映像を交えながら大変わかりやすくお話ししていただきました。整形外科の治療を通し、放生先生が社会にどのように貢献されていらっしゃるのかを、最先端の脊椎外科治療に触れながらご説明いただき、生徒たちも専門的な内容について考える、大変貴重な機会をいただくことができました。
放生先生にはお忙しい中釧路から北嶺生のために来校いただきました。ありがとうございました。

 

01 7月17日(土)、進路講演会を実施し、旭山動物園元園長で現在円山動物園参与の小菅正夫さんと円山動物園動物専門員の李泳済さんにお越しいただきました。
小菅さんは、閉園の危機に立たされていた旭山動物園を日本有数の入園者を誇る動物園にまで育て上げた方で、ご自身の学生時代を振り返り、数々の魅力あふれるアイデアを生みだしてきたその人生を貫く「コンセプト」についてお話いただきました。
李さんは、普段は円山動物園でオランウータンの飼育員をされながら、各大学や研究機関と連携しながら研究をされ、多くの成果を上げられています。現在は円山動物園に新設予定の、世界トップレベルの飼育環境を有するオランウータン館開設に向け尽力されています。
李さんからは、動物園の役割と動物飼育技師として働くことが今の社会とこれからの社会にどのように結びついているかについてについてお話しいただきました。担当する大型類人猿オランウータンの飼育の様子や野生動物に関わる研究を通した「保全」への取り組み、そこから広がる「生物多様性」への関わりを自然科学と社会科学の両面から伝えていただきました。
小菅先生、李さんには大変お忙しい中お越しいただきました。心より感謝いたします。

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