hanzaki5月17日(水)に本校体育館で、半﨑美子さんによる歌唱指導がおこなわれました。最初のうちは、声出しなどの準備をしていなかったこともあり、本調子ではない歌唱であったものの、半﨑さんからの直接のご指導のもと練習を繰り返す中で、どんどん歌声も大きくなっていきました。特に、半﨑さんから「道なき未知へ」という曲は躍動するような前向きな気持ちを表した曲なのでそれを表現してみましょう」とのアドバイスを受けた後は、感動的な歌声が体育館に響き渡りました。歌唱指導後には、半﨑さんが「さくら~卒業できなかったキミへ」を歌ってくださり、多くの人が涙している姿がありました。50分間という短い時間でしたが、その中で発せられた半﨑さんの前向きな言葉の数々に、生徒たちは前へ進む勇気や希望をもらったようでした。

zadan5月19日(金)に、東京医科歯科大学医学部医学科長、大学院臨床解剖分野教授の秋田恵一先生にお越しいただき、青雲寮生向け座談会を行いました。今回は「座談会」ということで、秋田先生と大変近い距離での双方向のやり取りの中で意見交換をさせていただきました。秋田先生から生徒にさまざまな問いかけがあり、生徒たちから出された意見について、先生の考えを本音で伝えていただきました。参加した生徒たちは頭をフル回転させながら、医師を目指すにあたって本質的に大切なことについて深く考えることができました。医学部を目指す理由は、どこかから借りてきたような言葉ではなく、「医療を通じて将来こんな社会を作りたい」という「夢」をぜひ語ってほしい、という秋田先生からのメッセージが大変印象的でした。
秋田先生には大変お忙しい中お越しいただきまして、心より感謝いたします。

iryo5月13日(土)、北星学園女子高校の生徒さん15名が来校し、本校の生徒を対象に「医療ケア児写真展」を実施してくれました。これは医療的ケアが必要な子どもの存在を知って欲しい、考え方を変えたいという想いから生まれた写真展であり、北星学園の生徒さんはこれまでも札幌市地下歩行空間や札幌市民交流プラザで同様の写真展を開催してきました。医療法人稲生会様が後援しており、北星学園の生徒さんは実際に在宅医療の現場に赴くなどして知見を広げてきました。そのような活動を通し、同世代の高校生と意見の交流をしたい、この活動をもっと広げていきたいという想いから、医療従事者を志す生徒が多い本校にもぜひ紹介をしたいということで今回の企画が行われました。
当日は中学生・高校生ともに非常に数多くの生徒が会場に足を運び、北星学園の生徒さんの説明に耳を傾け、紹介動画を真剣に見つめていました。多くの生徒にとっては今までほとんど考えたことのないテーマでもあり、このような子どもがたくさんいること、そのテーマに関心を持って主体的に動いている同年代の高校生がいることを、驚きを持って受け止めている様子でした。現役の医師を招いてのメディカルスクールとはまた違う雰囲気で、感じ取ることが多くあったのではないかと思います。
今後はこのテーマに興味・関心を持った高校生と北星学園の生徒さんとで意見交流会の場を設け、この活動に本校の高校生も関わっていく予定です。このような経験を通して、本校の生徒がまた一つ大きな成長をしてくれたと期待しています。

koutairen5月8日(月)の1時間目に体育館で生徒総会および高体連・高文連壮行会が行われました。生徒総会は主に今年度の北嶺祭に関する提案やボランティア活動報告、予算の提案となり、すべて満場一致で承認されました。生徒会はこのような生徒会行事を通して、公民としての自覚を持つとともに、豊かな社会を構築する精神を養っています。
その後、高体連・高文連壮行会が実施されました。高体連・高文連壮行会では各部の部長・副部長が壇上に上がり、それぞれの部活の思いが込められた漢字二字と共に、試合に向けて取り組んできたことや、試合に向かう意気込みを発表してくれました。これまでの練習の成果を発揮して本番では全力を出し切りたいという決意表明が現れた、堂々たる発表でした。また、校長先生から、どのクラブも全力を尽くすようにと激励がありました。勝利を目指して頑張ってきて欲しいと願っています。

medi5月5日(金)の5時間目、愛知県名古屋市のサクラクリニックより野田泰永先生にお越しいただき、中学1年生を対象に北嶺メディカルスクールを実施していただきました。中学1年生にとっては初めてのメディカルスクールとなり、連休前からずっと楽しみにしていた生徒も多くいました。
野田先生からは「がんを知ろう!」という題目のもと、がん細胞とは何かということのご説明のほか、がん細胞が発生する仕組み、その原因などについて表や図、イラストや実際の写真などを示しながら大変わかりやすい解説をしていただきました。
また「何年くらいかけてがん細胞は進行していくのか?」「がんができにくい臓器はどこか?」「予防はできるのか?」など、クイズ形式で発問を促す場面もあり、積極的に手を挙げて発言をする生徒が非常に多く見られました。生徒は目を輝かせながら気がついたことや調べておきたいことなどを手帳にメモしており、とても充実した時間となりました。本日の時間を貴重な体験として心に刻み、生徒の進路選択の一助になることを願っています。
野田先生は31期卒業生の保護者でもあり、これまでも本校で何度もメディカルスクール講演会を開催してくださっています。今回も北嶺ファミリーの絆を再認識できる、素晴らしいメディカルスクールとなりました。

清水本校が取り組んでいるグローバルリーダー養成プログラムである「Gプロジェクト」の一環として、中学3年生(36期)の「京都奈良研修旅行」が、2023年4月26日(水)~28日(金)の2泊3日で実施されました。
初日は小雨が降り続くあいにくの天候でしたが、2日目以降は快晴のもとで見学することができました。初日は奈良公園(東大寺)・法隆寺・興福寺、2日目は薬師寺・平等院・金閣寺・龍安寺・嵐山・河村能楽堂、3日目は二条城・銀閣寺・清水寺と盛りだくさんの内容で、日本の文化の象徴とも言える有名な建造物・仏像・風景を実際に目の前にして、日本の伝統文化の素晴らしさに生徒達は大変感動していました。
京都大学等の外国人留学生との交流研修では、嵐山で共に昼食をとり、その後金閣寺・龍安寺で英会話を楽しみながら一緒に見学しました。初めはなかなか話しかけることができなかったり、スムーズに英語が出て来なくて困っていたりしていた生徒が、終盤では1対1で会話をする姿が随所で見られました。勇気を出して一歩、踏み出すことで、英語を使わなければという観念ではなく、何かを伝えたい・話を聞きたい、というコミュニケーションをとる上での大切な要素に気づいてくれたようです。再来年予定されているハーバード大学でのグローバルリーダー養成プログラムである修学旅行に向けても大きな成果が得られました。日常の英語の学習にもより一層、意欲的に取り組んでいくことができると思います。
薬師寺と能楽堂では、共通して「世界を語る前に日本(己)を知るべし」と、メッセージを贈ってくださいました。自分の土台をしっかり固め、伝統や個性を守りつつ、社会に適応していく柔軟さをもって初めて世界に羽ばたきなさい、そのためにまず自分の今置かれた環境で精一杯やりなさい、という言葉を生徒達は重く受け止めてくれたことと思います。また、今回の研修旅行では集団での行動や協調性を大切にすることの意味を十分に学ぶ事ができた研修となり、来年の大学見学ツアーやアメリカでの修学旅行に繋がる収穫の多い研修旅行となりました。

JAXA4/27(木)~4/28(金)、37期生・中学2年生が北嶺サイエンスプロジェクトの1つ、「サイエンスプロジェクトin JAPAN」研修に取り組みました。宇宙航空研究開発機構(JAXA)、CYBERDYNE STUDIO、国立科学博物館、日本未来科学館で研修を行い、日本の最先端の科学技術を知ることができました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、国際宇宙ステーションの「きぼう」の運用管制室の見学をはじめ、日本の宇宙飛行士やロケットの歴史を学ぶことができました。
CYBERDYNE STUDIOでは、生体電位信号を読み取り動作する世界初のパワードスーツHAL(Hybrid Assistive Limb)について学び、実際に装着してその動作を体感することができました。
国立科学博物館では、日本や地球の歴史、生物の進化、科学技術の発展、日本科学未来館では、iPS細胞や環境破壊などについて学ぶことができました。
生徒たちはグループでさまざまなテーマ学習に取り組みながら、日本の科学技術の素晴らしさに大いに感動していました。中学3年生では、モデルロケット製作・打ち上げ研修、NASA研修もあるため、次の研修につながる貴重な経験を積むことができました。

202304264月24日(月)の1時間目、本校体育館にて令和5年度前期学級代表・学級副代表の認証式、および表彰式が行われました。
認証式では、各クラスの学級代表・副代表が登壇し校長先生から認証を受けました。前期には北嶺最大の行事としての北嶺祭があります。各クラスの代表・副代表の生徒を中心に全員が一丸となって盛り上げてくれることを期待しています。
その後、表彰式が行われ「赤い羽根共同募金」への協力の感謝状が生徒会に贈られ、生徒会を代表し会長の國崎吉貴君(5年2組)に受け取りました。また、成績優秀賞として第3回高2駿台全国摸試で佐藤諒一君(6年1組)、第3回高1駿台全国摸試で田沼恭明君(5年1組)が表彰を受けました。最後に実用英語検定で1級1名、準1級8名、2級40名の合格の表彰が行われ1級に合格した白子諒成君(6年1組)が代表して合格証を受け取りました。

 

034月12日(水)7時間目に、先日入学した38期生のための対面式・クラブ紹介が行われました。
対面式では、生徒会長の國﨑吉貴くん(高校2年生)から歓迎の言葉が送られるとともに、「在校生・教職員・新入生が協力しあって北嶺をより良い環境にしていきましょう」と北嶺ファミリーの絆の芽生えを感じさせる言葉もありました。
新入生代表の高橋虎太郎くん(中学1年生)からは、徐々に慣れてきた北嶺での生活について、更には北嶺2000日への決意が述べられました。今年度は、北嶺オリジナルのシャープペンシルと生徒会機関紙が贈呈されました。
クラブ紹介では、例年以上の力作ぞろいのプロモーションビデオが上映され、新入生は早速クラブ活動への期待に胸を膨らませているようでした。
新入生は、学習や進学についての意識を高く持つことはもちろん、自身が身につけた知識や技能の使い道を考えられるような人になってくれるよう期待しています。

 

2.谷地田寮監長からの激励の言葉24月8日(土)の入学式の後に、38期新入寮生74名の入寮式が青雲寮内7・8番教室にて行われました。

谷地田寮監長からは新入寮生に向けて、ここに集まった74人は育ちも違い一人一人価値観が違うからこそ、お互いが協力して2000日をこの青雲寮で過ごして頑張ってもらいたいという激励の言葉が贈られました。また、石田学年主任からもこの環境に身をおかせてもらえる保護者の方に感謝をしようという言葉も贈られました。そして、青雲寮の寮長である5年生の豊島龍くんから困ったことがあれば何でも相談してくださいと歓迎の言葉が贈られました。最後に38期新入寮生を代表して、呉承哉くんから青雲寮で2000日を過ごした決意が述べられました。

青雲寮の寮歌であるシンガーソングライターの半崎美子さんが作られた「道なき未知へ」が紹介され、38期新入寮生の門出を祝われました。38期新入寮生の一人一人の夢が実現されることを期待したいと思います。

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