08昨年のJAXA研修に続き、サイエンスプロジェクトの一環として、中学3年生が赤平市にあります植松電機様を訪問しました。
予定では、初めに植松努社長の講演を聴くことになっていましたが、午後からの雨の予報もあり、先にモデルロケットの作成、打ち上げ実験を行いました。生徒は説明書を読みながらモデルロケットを作成しましたが、わからないことは周りの仲間と協力しながら完成させることができました。その後、それを自分の手で打ち上げ、空高く打ちあがったロケットに大きな歓声が上がっていました。
午後からは、CAMUI型ハイブリッドロケットの燃焼実験もあり、間近で見る大音量と炎の迫力満点のロケット噴射を体感でき、日常ではなかなか見ることのできない「本物」に触れる貴重な機会を得ることができました。
最後に、植松社長からの講演「思うは招く。夢があれば何でもできる。」を聴きました。「どうせ無理」ではなく「だったらこうしてみたら」で力になることや、「人間は必ず失敗するが乗り越えることで力になること」、「未来は誰にも分からないから諦める理由がない」など、生徒に勇気と自信を与えてくださるメッセージを頂きました。
今年度は多くの行事が中止になる中、このような「本物」に触れる体験学習が例年通りに行えたことは、生徒達にとって大きなプラスになったと思います。今後も社会状況を注意深く勘案しながら、このような学習の機会を確保していきたいと思います。

1010月13日(火)、中学2年生を対象とした北海道博物館への社会科見学を実施しました。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学芸員の方からの講義「北海道120万年物語」を二回に分けるという例年とは異なる形態となりました。そのため見学の順番が不規則となる班も生じてしまいましたが、大きな混乱もなく、生徒たちは事前の計画通りスムーズに講義を受け、見学を行いました。
北海道博物館では、第1・2テーマで北海道の通史とアイヌ文化、第3~5テーマで北海道の自然・生活に関する展示がされています。生徒は、パンフレットやワークシートに沿って班ごとで見学したり、面白そうな展示については積極的に調べていました。班員同士で意見を出し合ったりしながら熱心に見学する姿が見受けられ、普段の授業と違うフィールドワークを満喫していました。特に今年は多くの行事が中止となり、皆でバスに乗って校外へ行く機会がなかったこともあり、例年と比べても取り組み状況が良く、また公共の場所でのマナーや時間を守ることに対する意識も高く、非常に有意義な時間となりました。
今回の社会科見学での経験を次年度の京都・奈良の研修旅行や日々の学習や生活に反映させてくれると期待しています。

0210月6日(火)、中学1年生を対象に今年度最初の「北嶺ロースクール」が行われました。本校OBの種田弁護士(14期、東大法学部卒)に来ていただき、講演をしていただきました。1年生は本校に入学してからはじめてのロースクールということで、どの生徒も集中して耳を傾けていました。種田先生の自己紹介からはじまり、どのようなステップを踏んで弁護士になるのか、弁護士とはどのような仕事か、ということを中心に、「弁護士的思考法」について具体的な例を交えながらご説明いただきました。生徒も手を挙げて発言するなど積極的な様子が見られ、大変充実した時間になりました。
放課後は高校生が参加して座談会が行われました。最新のニュースを取り上げながら、報道では見えない事件の裏側や弁護士の立ち位置について分かりやすくご説明していただきました。参加した生徒からも質問や意見が飛び交い、貴重な時間を過ごすことができたと思います。
世界的な新型コロナの流行に伴い、なかなかこのような機会を設けることができない状況でしたが、なんとか1年生にも「北嶺ロースクール」を実施することができました。今後もこのような機会をいかし、生徒には自分の進路選択の一助にしてほしいと願っています。

0410月5日(月)の1時間目に生徒会三役と後期学級役員の認証式が校内放送にて行われました。今回は,全校生徒は教室で放送を聞く形で行われました。代表して校長室で認証状が授与されたのは,先日,選挙で選ばれた生徒会三役である生徒会長の4年1組の北川君、議長は4年2組の島津君,書記長は4年1組の加藤君の三人に始まり,次に学級代表として5年1組の笹川君,5年2組の北川君,5年3組の岡林君,最後に学級副代表として5年1組の紅林君,5年2組の石川君,5年3組の髙橋君の以上9名が認証されましたなお,その他の学級代表や学級副代表については,各クラスの担任の先生より授与されました。
校長先生からは,いまだコロナ禍という状況が続く中,生徒会三役の三人を始め,各クラスの学級代表と学級副代表には学校や各クラスをまとめ,少しずつでも活気のある日常が取り戻せるように頑張ってもらいたいという激励を受け,本校も新体制で令和2年度の後半を迎えることができました。

019月14日(月)の1時間目に校内放送にて立会演説会、そして生徒会役員選挙が行われました。今年の立候補者は各役職全て1名の信任投票で行われ、会長は4年1組の北川君、書記長は4年1組の加藤君、議長は4年2組の島津君がそれぞれ当選となりました。会長の北川君は生徒の意見を反映させるために生徒会だよりの発行やアンケートの実施を積極的に行っていくこと、書記長の加藤君は生徒会機関誌の作成を一部の生徒にとどまらず多くの生徒が関わるものにしていくこと、議長の島津君は今までの生徒会行事の資料を整理し執行部員一人一人の能力の向上により良いものを作り上げていくことなど、それぞれ熱い思いのこもった演説がありました。
コロナ禍で新たな形式の生徒会行事が求められる状況の中、10月からは今回選ばれた3人を中心をとして、学校を今まで以上に盛り上げてくれることを期待しています。

メディカル10月3日(土)、北嶺卒業生の先輩(14期生)で札幌徳洲会病院の西條正二先生にお越しいただき、メディカルスクール講演会を実施しました。西條先生は札幌 徳洲会病院プライマリーセンターで総合診療医として活躍されています。
講演では、北嶺時代のエピソードから現職に至るまでの経緯、さらに先生が現在従事されている札幌市の「二次救急」について、大変わかりやすくお話して下さいました。徳洲会病院プライマリーセンターでは、どの専門科にも属さない救急患者の方を多方面から総合的に受け入れ、救急診療の先を社会、経済、心理的問題も含めて担当されているということがよくわかりました。西條先生は、そのような救急医療の現場について一つひとつ丁寧に、生徒目線で説明して下さり、参加した生徒たちは普段なかなか触れることのない内容を知る貴重な機会を持つことが出来ました。
西條先生にはお忙しい中後輩たちのために駆け付けていただきました。心より感謝いたします。

ラグビー9月20日~22日の3日間、第39回北海道ラグビーフットボール中学校大会が、月寒ラグビー場で開催されました。生徒たちは、コロナ禍で中止になってしまった夏季大会に対する悔しい想いとともに、ラグビーができることに喜びを感じながら、精一杯プレーしてくれました。
北嶺は3連戦という厳しいスケジュールの中、1回戦、準決勝を戦い、決勝戦に駒を進めることができました。決勝戦の40分間も最後まで粘り強く走り続け、12-12で決着がつかず、ラグビーの競技規定により優勝(両校優勝)となりました。応援してくださった保護者、関係者の皆様ありがとうございました。

野田先生9月12日(土)、本校生徒の保護者であり、名古屋市にある医療法人春陽会サクラクリニック院長の野田泰永先生にお越しいただき、メディカルスクール講演会を実施しました。野田先生は、循環器内科、内科、外科、消化器内科、小児科、リハビリテーション科と幅広い診療科目で地域の方のニーズに応じて診療をされています。
講演では、クリニックの患者さんの症例を用いて、それぞれの症状、処置、治療後の結果を細かくお話ししていただきました。野田先生がいかに幅広く、様々な病状の患者さんを受け入れ、日々難しい判断に迫られながら診察や治療に当られているかがよくわかりました。また、日常的に「死」に向き合う「医師」という職業の難しさについても考えさせられる内容で、参加した生徒たちは、「医師」「医療」の現実や「生きる」ということについて深く見つめ直す時間を持つことができました。
講演会の後には、「安全・安心な学校生活・寮生活を守るために私たちが注意を向けるべきこと」と題して、教職員向け研修会も開催していただきました。
野田先生には大変お忙しい中、北嶺のために名古屋からお越しいただきました。心より感謝いたします。

 

体育祭 9月4日(金)に体育祭を行いました。中学生は本校で高校は野幌運動総合公園でそれぞれ行われました。前日は雨に見舞われながら生徒が準備する中,天候が非常に危ぶまれましたが,生徒の気持ちが通じたのか見事に晴れ、雨に当たることもなく実施されました。
今年度はコロナによる休校もあり体育の授業もままならない状況下であったため、試合前の手洗いや消毒を徹底し、試合以外ではマスクを着用し,応援も控えめなどの注意事項を徹底し、また、中学生の体力差を考えて、中学2・3年生の部と中学1年生の部に別れて行われました。
ソフトボール、サッカー、ドッジボール、バレーボール、バスケットボールなど各競技に生徒は汗を流し、大いに盛り上がりました。
激戦の結果、中学1年生の部は1年2組、中学生2・3年生の部は3年3組、高校生の部では6年1組がそれぞれ総合優勝を勝ち取りました。なお、高校生は特別企画としてクラス対抗のリレー競争を行い6年3組が制しました。
生徒にとっては久しぶりの楽しい行事だったこともありたくさんの笑顔を見ることができました。選手はもちろん、準備から運営にあたった生徒会執行部の頑張りと審判にあたってくれた生徒の協力もあり、大きな怪我もなく無事に体育祭を終えることができました。

座談会9月8日(火)、今年の春に東京大学と国公立大学医学部に合格した先輩達に来校してもらい、高校1年生向けに合格報告会・座談会を行いました。東京大学(理三1名、理一2名、理二1名、文一1名)、札幌医科大学、琉球大医学部医学科に進学した先輩から、志望校決定までの経緯、勉強方法やアドバイス、大学での研究、部活、サークル 活動、将来の夢などについてお話をしていただきました。参加した在校生からは、「今後の取り組みの参考になった」、「モチベーションが上がったのでこれから頑張りたい」といった声が聞かれました。
今年はコロナ禍で例年実施している「東京の大学見学ツアー」が中止になりましたので、今後もこのような企画を定期的に開催していきたいと思います。

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