1111medeli11月11日(土)、札幌美しが丘脳神経外科病院の理事長髙橋明先生にお越しいただき、メディカルスクール講演会を開催しました。札幌美しが丘脳神経外科病院は北嶺の近くにあり、北嶺生もたくさんお世話になっています。札幌10区の中で、清田区は「入院病床のある脳神外科病院」のない唯一の区でしたが、札幌美しが丘脳神経外科病院の開院で、清田区内で脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷など脳神経外科疾患の治療が可能になりました。こちらには、MRIやCT、脳血管撮影装置などの検査機器は最新鋭の機械が導入されています。髙橋先生は「医療を通じて、地域に安心と安全を提供すること」を理念として掲げていらっしゃいます。今回の講演では、「NEURO SURGEON:脳神経外科」と題し、脳神経外科医になるプロセス、脳神経外科で診る疾患、脳に関連する病気や治療、使用する検査機器、実際の手術の動画などを、一つ一つ丁寧にご紹介頂きました。脳神経外科に関する専門的なお話をお聞きすることができ、参加した生徒達にとっては大変貴重な機会となりました。
髙橋先生には、大変お忙しい中お越しいただきました。心より感謝申し上げます。

1109柔道予選北嶺伝統の校技大会である第38回校技柔道大会の予選が 、11 月 6 日(月)から 10 日(金) に本校柔道場で開催されました。今年度の柔道大会では、中学1 年生は 1 人1試合、寝技のみでの大会でしたが、中学2年生から高校2年生は、トーナメント方式による勝ち抜き戦の大会実施となりました。
北嶺では、全校生徒が入学から高校3年生になるまで、週に1時間の授業で柔道に取り組みます。生徒の9割以上が初段(黒帯)を取得し、有段者として卒業していきます。生徒たちは授業で取り組んできた練習の成果を充分に発揮し、「精力善用」「自他共栄」の精神を実践して、熱戦を繰り広げていました。この予選で勝ち上がった生徒は、11 月 17 日(金)に本校体育館で行われる本戦大会に出場し ます。こちらもぜひ、たくさんの皆様に観戦にお越しいただけたらと思います。

1108進路11月8日(水)高校1年生の進路探究の時間に、メディカルスクール講演会として札幌医科大学医学部整形外科教授の寺本篤史先生にお越しいただき、ご講演をいただきました。「整形外科医が治療する疾患~赤ちゃんからお年寄り、そしてスポーツ選手まで~」と題し、整形外科医になるためには、そして整形外科でどのような治療を行っているのかについて、実際の症例を映像や動画を用いて紹介していただきました。また北京オリンピック等の大会に、スポーツドクターとして帯同されたご経験にも触れていただき、生徒たちは興味津々で聞き入っていました。講演会の終わりには質疑応答もあり、「血が苦手だったということだが、どのように克服したのか」「医学部を目指すにあたり、大学によって研究内容は大きく違ってくるのか」「勉強のモチベーションの上げ方」などの質問が出され、寺本先生は一つ一つ丁寧に答えてくださり、終始なごやかな雰囲気の中、講演会は進行していきました。

北嶺の高校1年生「進路探究」では、今回の寺本先生を含む、様々な分野で活躍するトップランナーからの講演を聞き、ビジネスプラングランプリや独自の探究活動を通して「アントレプレナーシップ」を学び、東京の大学見学ツアー、研究室見学、医療体験などの実地研修などを通して、北嶺にしかできない生徒の進路意識の向上、将来の目標設定の場を提供して行きます。

1031NASA2023年10月29日~11月2日、北嶺8つの探究型プロジェクトの1つ「サイエンスプロジェクト」にて、サイエンスプロジェクトin U.S.A. NASA研修を行いました。今年は中学3年生~高校2年生の16名が参加し、航空宇宙の最先端を行くアメリカの地で、さまざまな研修に取り組みました。ワシントンでは、スミソニアン航空宇宙博物館別館にて航空機・戦闘機・ロケットに関する知識を深めました。また、国議会議事堂・ホワイトハウス・リンカーン記念堂にも訪問し、アメリカの政治や歴史についての理解を深めることができました。また、オーランドでは、ロケット打ち上げの役割として機能する「NASAケネディ宇宙センター」で研修を実施し、これまでのアメリカの宇宙探索の歴史、それに使われたロケット、スペースシャトルについて詳しく知ることができました。また、これから計画されているアルテミス計画についての理解も大いに深めることができました。北嶺では中学2年生時にJAXAに訪問し、HⅡ-Aロケットなどの展示物に驚かされましたが、宇宙開発を牽引するアメリカNASAのロケットやスペースシャトルなどのスケールの違う展示物に、生徒はただただ圧倒されるばかりでした。NASAの技術力の高さやチャレンジ精神の素晴らしさに、参加した生徒たちは大きな感動と勇気をもらうことができました。

1030toukyou10月30日、31日の2日間、高校1年生(35期生)が東京の大学見学ツアーに行ってきました。1日目は東京大学本郷キャンパスで、北嶺卒の大学生によるキャンパスツアー、先日北嶺にお越しいただいた工学部長の加藤泰浩教授との交流会、鉱物資源フロンティアミュージアム「ミネラフロント」見学、安田講堂での宇野健司先生特別講義という研修内容でした。夜には生徒たちが待ちに待った毎年恒例のOBとの座談会。約80名の北嶺卒の大学生、社会人が集結し、後輩のためにたくさんのアドバイスをしてくれました。参加した生徒たちは先輩と連絡先を交換し、多くの生徒から「時間が足りない。もっと先輩と話したい」という声が聞かれるほど、大変充実した時間となりました。
2日目は3つのコースに分かれて研修を行いました。一橋大学では卒業生によるキャンパスツアー、東京工業大学では工藤明名誉教授による「国際宇宙ステーションにおけるメダカの骨実験」についての特別講演&「先輩と語ろう」、東京医科歯科大学では岡本健太郎先生の特別講演&先輩との交流会をそれぞれ行い、いずれも多くの方のご協力のおかげで非常に濃密な時間を過ごすことができました。皆様のご尽力に心より感謝いたします。
さらに早稲田大学で全員集合したのち、国会議事堂へ移動。自民党本部にて、前文部科学大臣の永岡桂子先生より講和、衆議院議員中村裕之先生より北嶺生への激励の言葉をいただくことができました。
盛りだくさんの2日間で、生徒たちは多くのものを学び、吸収してくれたようです。今回の経験を糧に、35期生の今後の成長を楽しみにしています。

1025進路②10月25日(水)7時間目「進路探究」の時間に、35期高校1年生を対象に、早稲田大学理工学部機械工学・航空宇宙学科の宮川和芳教授より「熱流体科学」について講演会をしていただきました。
宮川和芳教授は、主に「流体機械」について研究されており、流体技術を核とした要素技術を、ターボ機械の研究開発を通して構築されています。 世界のリーディングラボラトリーや産官学の共同研究などを通じて、輸送、エネルギー、インフラを支えるターボ機械システムへの技術貢献を進めていらっしゃいます。
今回の講演では、日常の様々な事象について論理的に考えることの大切さや、現在研究されている内容について高校生にも分かりやすく説明していただきました。また、早稲田大学についてもお話ししていただき、生徒達は真剣な眼差しで聞いていました。
生徒の今後の進路の参考になるような素晴らしい講演会をありがとうございました。

1026道議会中学3年生の生徒たちが10月24日(火)、「HOKKAIDOプロジェクト」の一環として、北海道議会と北海道立近代美術館を訪れました。北嶺の「HOKKAIDOプロジェクト」は、生徒たちに北海道の自然や文化に触れる機会を提供し、北海道の学校の生徒としてのアイデンティティを育むことを目的としています。
到着後、まず生徒たちは新しくなった北海道議会を訪問し、議会事務局の方から詳しい説明を受けました。実際に議会傍聴席に座り、格式ある雰囲気の中で研修を受け、政治や選挙に関する話を聞くことで、政治に興味を持つ良い機会となりました。多くの生徒から質問も出され、北海道の議会についての理解を深める、大変貴重な時間を持つことができました。
次に、生徒たちは「北嶺カルチェラタン」の一環として、北海道近代美術館も訪れました。学芸員の方から美術作品についての講義を受け、その後、常設展示と2つの特別展を鑑賞しました。日本画で描かれた源平合戦や、漫画「美味しんぼ」のモデルになった北大路魯山人の書や陶芸の展示に、生徒たちははっと息をのみ、興味津々で観賞していました。
この研修は、天候にも恵まれ、生徒たちは芸術の秋を存分に楽しむことができました。北海道プロジェクトの一環として、自然や文化に触れる機会が提供され、生徒たちは新たな知識と経験を得ることができ、人間的な深みをさらに持ってくれたことと思います。

1021参観10月21日(土)、北嶺中・高等学校の参観授業が実施されました。5月に行われた第1回参観授業と同様、参観授業を2時間目に設定し、生徒の登校も1時間遅らせての実施といたしました。前日の雨とは打って変わって、やや肌寒さはあったものの天候にも恵まれ、北嶺の紅葉と共に北海道の秋らしい雰囲気の中実施することができました。多くの保護者の皆様にご来校いただきました。たくさんのご来校に感謝申し上げます。
参観授業に続いて学年懇談が行われ、それぞれの学年担当から生徒達の近況や学習状況、そして今後の取り組み等についての説明をしました。特に高校1年生は、来年3月のボストン・ニューヨークへの修学旅行について、谷地田校長、そして近畿日本ツーリスト担当者から、実施に向けた現在の状況を説明いたしました。
学年懇談終了後は、青雲寮保護者全体会が行われ、谷地田寮監長から青雲寮の現状が報告されました。また、寮生保護者の皆様には寮食堂で昼食をとっていただき、寮生保護者の学年別懇談会も行われました。寮生の学習面の様子や、寮での生活の様子等を直接お伝えすることができ、大変有意義な会となりました。
夜には父母と教職員の懇親会も盛大に行われ、1日を通して「北嶺ファミリー」の絆が感じられる、素晴らしい時間を過ごすことができました。保護者の皆様には、お忙しい中ご参加いただき、本当にありがとうございました。

1018進路 10月18日(水)、中学1年生から高校1年生に向けて東京大学特別講演会が開催され、東京大学工学部長の加藤泰浩教授にお越しいただきました。
講演では、加藤先生の経歴の紹介に始まり、先生の専門研究である「究極のフロンティア資源、レアアース泥の発見と開発」についての紹介、東大工学部の多岐にわたる革新的な研究についての説明をいただきました。特に加藤先生の研究を中心とした、東大工学部の様々な取り組みの紹介は、工学の分野で新たな展望を切り拓くものばかりであり、多くの生徒たちにインスピレーションを与えるものでした。
さらに講演の後半では、生徒達から直接寄せられた様々な質問に加藤先生が直接答えてくださり、時に笑いもありながらも、生徒たちは終始真剣な表情で先生のお話に耳を傾けていました。彼らは将来について真剣に考える時間を持ち、東京大学、また工学の魅力に触れる機会を得ることができました。
加藤先生には大変お忙しい中北嶺にお越しいただきました。心より感謝いたします。

1016生徒総会 10月16日(月)、生徒総会が体育館で行われました。今年度2回目の生徒総会では、新執行部案、北嶺祭反省案、体育祭反省案などが全校生徒により承認され、生徒会のこれまでの活動のまとめと今後の活動の方向性が示されました。また、生徒会会計の中間報告やボランティア活動の報告も行われ、全校生徒からの承認を得ました。
この生徒総会で、國﨑会長(高校2年生・34期)が勇退し、小松新会長(高校1年生・35期)を中心とした新体制がスタートしました。これにより、生徒会活動は新たな局面に突入し、より一層活発な活動が展開されていくことが期待されます。
新しい生徒会は、今後の学校行事において大いにリーダーシップを発揮してくれることでしょう。小松新会長を中心とした新執行部は、活動の拡大と改善に全力を注ぎ、生徒たちにより充実した学校生活を提供することを誓ってくれています。彼らのビジョンは、様々な活動を通じて生徒たちが成長し、将来社会に貢献する人材をこの北嶺から多く輩出する土台となってくれることでしょう。生徒諸君の成長とさらなる自主的な活躍を見守りたいと思います。

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