yamaguchi 1月24日(水)、4年生(35期生)の「進路探究」の時間に、本校の卒業生(8期生)で国連職員の山口知也さんによる講演会が行われました。山口さんは東京外国語大学を卒業後、外務省勤務を経て、現在は国連職員としてニューヨークで勤務されています。
講演会では、現在の日本経済の立ち位置(一人あたりのGDP、国際競争力になど)や、国連での仕事について、国際基準で求められる能力など、仕事をする上で大切にするべきこと、様々なことについて分かりやすくお話ししていただきました。どの生徒も非常に興味を持ち、集中して話を聞いていました。
35期生は、3月に北米への修学旅行を控えており、国連本部にも実際に訪問し、研修を受ける予定です。本日の事前研修を生かし、修学旅行をより実りのあるものにしてほしいと思います。また、今年の7月に山口さんが帰国した際、国際競争力を高めるためのノウハウを学ぶ少人数でのワークショップ(集中講座)も企画されています。こちらも大変楽しみです。

karuta 1月22日(月)、本校柔道場にて1年生の百人一首かるた大会が行われました。北嶺では中学生のうちから古典に親しむために、百人一首の暗唱に取り組んでいます。今回は38期生が入学後取り組んできた暗唱の成果を発揮する、まさに集大成の大会となりました。仲間と膝を突き合わせ、クラスをまたいで行われた大会では、スポーツさながらの迫力で、勝敗に一喜一憂する生徒たちの豊かな表情が見られました。一方、その競技の内容も、上の句の数音が流れただけで、柔道場の畳を叩く軽快な音が響くなど、1年間のたゆまぬ努力を感じさせる内容でした。進級してからも、ここで慣れ親しんだ100首の和歌を土壌に、古典への学習に取り組んでいくことになります。百人一首は古典学習に取り組む上でのモチベーションに繋がります。38期生には楽しみながら、古典の世界への探究心を深めてほしいと思います。

har先行して行われた高校1年生のプログラムに引き続き、1月18日(木)~1月20日(土)の3日間で中学3年生のハーバードキャンプが行われました。Public Speaking Skills、How To Be Interesting、What Is The Right Thing To Do?、Creative Writingという4つのテーマでワークショップが行われた他、生徒による「日本文化の紹介」や「グループ・ディスカッション」「個人プレゼンテーション」が行われ、中学3年生、36期生たちは英語と格闘しながら、ハーバードメンターたちと積極的にコミュニケーションをとっていました。 Closing Ceremonyでは生徒代表のスピーチの後、お礼の色紙が送られ、涙を流して別れを惜しむメンターもおり、今回のプログラムを通した素晴らしい出会いが再確認できました。
ハーバード生達は6日間青雲寮に滞在し、寮生とは文字通り寝食を共にしながら熱心にコミュニケーションをとってくれました。また寮母さんが振舞ってくださったお雑煮を食べたり、グラウンドでスノーモービル体験をしたりと彼ら自身も北嶺・青雲寮での1週間を楽しんでいたようです。青雲寮を発つ最後の日、大勢の寮生たちが玄関に集合し、それぞれのメンターと別れを惜しんだり、再会を誓い合ったりしていました。
今回のキャンプで北嶺生が学んだことは英語だけではなかったと思います。世界最高とも言える大学の学生でありながら偉ぶったところが一つもないハーバード生達を見て、あらためて「謙虚であること、優しくあること」の大切さも学んでくれたと思います。中学3年生は来年もう一度ハーバードキャンプを経験したのち、いよいよボストン研修に臨みます。

rosshi北嶺グローバルプロジェクト最大のイベントとして、3月に高校1年生が「グローバルリーダー育成プログラム」でハーバード大学へ学年全員で行きます。その事前準備研修として、高校1年生を対象にハーバード大学の現役の学生と卒業生を招き、1/15(月)~1/17(水)の3日間にわたって「北嶺ハーバードキャンプ」を行いました。8名のハーバード現役生・卒業生がメンターとして、Responsibility & Leadership、Working in the Age of Robots +AI、Baseball + Philosophy、The Game of Venture Capitalismというテーマでワークショップを行ったほか、生徒による「日本文化の紹介」や「個人プレゼンテーション」も行われ、生徒たちは素晴らしい経験をすることができました。
ハーバード生達は青雲寮に滞在しており、他学年の寮生もハーバード生たちと密接なかかわりを持つことができました。青雲寮の環境を生かし、フリートークや様々なアクティビティを楽しみ、ハーバードをとても身近に感じることができました。この経験を通して、生徒たちの英語に対する意識や異文化コミュニケーション能力が飛躍的に向上しました。
3月の北米修学旅行で、今回のハーバードメンターたちとボストンの地で再会する予定です。生徒達はハーバード大学やマサチューセッツ工科大学で本格的な研修を受けることになります。今回のハーバードキャンプの研修で得た素晴らしい経験を修学旅行でも活かし、将来は国際社会の第一線で活躍する北嶺生が多数輩出されることが期待されます。

hyousyou1/15(月)1時間目に3学期始業式・表彰式が行われました。
3学期始業式に先立ち、能登半島地震で被災され亡くなられた方々のご冥福をお祈りし黙祷を捧げました。引き続き始業式では谷地田校長から今回の地震や羽田空港での航空機事故で命を落とされた方々もおり、生きているということに感謝の気持ちをもって日々を過ごしていってほしいというお話がありました。大学入学共通テストの自己採点をしていた6年生と、前日までにチャレンジ共通テストを受験していた5年生は不在でしたが、1年生~4年生は校長先生のお話に真剣に聞き入っていました。
始業式後には表彰式が行われ、第69回青少年読書感想文全道コンクールで優良賞の4年2組前田海杜君、第23回日本情報オリンピックで敢闘賞の4年1組佐藤慎太郎君が表彰を受けました。
始業式、表彰式終了後は、ハーバードキャンプ(15日~17日-4年生、18日~20日―3年生)で来日してくれたメンター9名の紹介があり、各メンターの自己紹介では生徒たちから歓迎の大きな拍手が贈られました。

judo本校柔道部高校生が、12月16日(土)に東京講道館で行われた第5回文武両道杯全国高校柔道大会参加校に選出され、出場しました。生徒たちは柔道の聖地「講道館」での試合ということもあり非常に緊張していましたが、自分たちと同じ環境の中で頑張っている他校と対戦する中でとてもいい刺激を受けていました。結果は予選リーグ敗退でしたが、持てる力を存分に発揮していたと思います。
また、大会の中では1996年アトランタオリンピック金メダリストの中村兼三先生からの技術指導も行われ、生徒たちはオリンピック金メダリストの技能に目を輝かせながら指導を受けていてとても貴重な体験をさせていただきました。
学業と部活動の両立は大変難しく生徒にとっても覚悟のいる選択ですが、同じ境遇の全国のライバルたちとこれからも切磋琢磨していくことで、互いに成長できるよう努力を続けていってもらいたいと思います。

 

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12月18日(月)1時間目に、豊平警察署生活安全課の方に来ていただき、非行防止教室が行われました。闇バイトに関与する危険性やSNS利用時の注意点等についてパワーポイントや映像資料を使って講演していただきました。
闇バイトの危険性については、「高額バイト」「即日現金」「未経験可」などの言葉で巧みに募集され、応募してしまうと、犯罪組織の手先として利用されてしまうおそれがあり、怪しいと思ったら、友人や家族、先生、警察などに相談してほしいというお話がありました。SNSの利用については、豊平警察署が制作した映像を交えて説明してくださり、知らない人からのフォローに答えたり、個人情報を書き込まないように注意し、被害にあったらためらわずに親、先生、警察などに相談してほしいというお話をしていただきました。
3月にも薬物乱用の防止をテーマに非行防止教室が行われる予定です。豊平警察署の方にはお忙しい中、講演いただき、ありがとうございました。

2学期の終業式に先立ち表彰式が行われ、個人参加の表彰として、日本クラシック音楽コンクールヴァイオリン部門で中学校の部2位だった1年生の大堀君、日本通信珠算競技大会個人総合競技で中学校の部9位だった1年生の新倉君、札幌市読書感想文コンクールで北海道教育評論社賞を受賞した4年生の前田君の表彰が行われました。また、英検合格者の表彰が行われ、準1級の10名と2級の28名を代表して準1級に合格した5年生の見延君が登壇し表彰を受けました。続いて、各種模擬試験の表彰も行われ各学年最優秀の成績を収めた生徒9名に表彰状と記念品が贈られました。

その後、行われた2学期の終業式では、谷地田校長からお話しをいただき、受験を控える33期生(6年生)に激励の言葉と、後輩諸君に対しては、伝統を引き継ぎ、先輩を乗り越えて欲しいと、お話しがありました。また、40周年の新図書館のリニューアルにもふれ、読書だけでなく、様々な交流の生まれる憩いの空間になって欲しいと願いが伝えられました。新年は、『一年の計は元旦にあり』という言葉のように、しっかりとした計画をたて、良いスタートを切って欲しいとの願いを込めて、令和5年の2学期が終了いたしました。

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medli412月16日(土)、高校1年生30名が参加してメディカルスクールが行われました。今回は北海道大学大学院医学研究院腎泌尿器外科学、大澤崇宏先生の全面協力により、桑園にある、ほくたけメディカルトレーニングセンター『ヴィレッジプラス』にて研修を開催していただきました。ここは、先端医療機器の操作トレーニング用シミュレータや視聴覚設備を備えたセミナー室があり、医師など医療従事者の方々が専門技術を取得するための施設で、普段はなかなか入ることのできない場所です。
まずは大澤先生より、「腎泌尿器外科医の大学病院での役割(診療・研究・教育)とは?」と題してご講演をいただきました。大澤先生は北嶺4期卒業生ですので、在学時の写真やエピソードを交えてわかりやすくお話しをしていただきました。次にトレーニングセンターで、内視鏡、縫合、ダビンチ、ラパロシミュレーター体験をしました。大澤先生に加えて、卒業生であり、医師の北嶺17期氏橋さん、川代さん、星さん、20期の前田さんもお越しいただき、生徒たちはグループに分かれて直接指導していただきました。
参加した生徒たちは、普段できない経験に大興奮でした。大澤先生、4名の先輩方、またヴィレッジプラスの皆様には、このような貴重な機会を与えてくださり、心より感謝申し上げます。

shinrokouen12月9日(土)に本校体育館で、第20代日本医師会会長で新さっぽろ脳神経外科病院理事長の中川俊男先生にお越しいただき、全校生徒が参加して進路講演会を開催しました。
「郷土愛に目覚めよう」と題し、まずは北海道の魅力について触れていただき、北海道を大切にすることの意義について考えることができました。また、中川先生のこれまでのご活躍、日本医師会のしくみ、先生が始められた世界初の脳ドック、新型コロナウイルスとの闘い、日本の経済に至るまで、幅広い内容でお話しいただきました。生徒からの質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただき、日本の医療の最前線で活躍されてきた先生から大変貴重なお話をいただくことができました。中川先生にはご多忙の中、北嶺生のためにお越しいただき、心より感謝申し上げます。
北嶺では、今回の前日本医師会会長の中川先生をはじめ、前日本弁護士連合会副会長の八木宏樹先生、防衛大臣補佐官、衆議院議員の和田よしあき先生のような、各分野の最前線、トップで活躍されている方と生徒が交流する機会を今後も設けてまいります。

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