1122銀行11月22日(水)高校1年生「進路探究」の時間に、北海道銀行サステナビリティ推進室主任の大西様より、「サステナビリティの世界的な動向と取り組み」についての出前講座を実施していただきました。これからの社会や世界で、一人ひとりが考えていかなければならない「持続可能な開発」に関連して、人々の価値観の変化、環境・気候変動への対応やカーボンニュートラルの考え方、サステナビリティと企業活動、北海道銀行の取り組みについて詳細なご説明をいただきました。
また、後半には「北海道のポテンシャル」と題し、北海道は再生可能エネルギー源が多様であり、導入ポテンシャルも全国トップクラスであるというお話があり、今自分たちが暮らす北海道の持続可能性について思いを巡らせ、仲間とその重要性について話し合う時間を持つことができました。
これから社会、世界の中心で活躍する北嶺生たちが、未来の世代のために持続可能な社会を構築してくれることを期待しています。

1120カルチェ 11月20日(月)、本校体育館において、雅楽師の東儀秀樹さんによる「北嶺カルチェラタン雅楽コンサート」が華やかに開催されました。東儀さんは、「越天楽幻想曲」、「ジュピター」、「星に願いを」、「炎」、「プリテンダー」、「クイーンメドレー」などの演奏を通して、雅楽の伝統楽器である笙、篳篥、竜笛を巧みに操り、多彩なジャンルの楽曲の演奏で生徒達を大いに魅了してくれました。また、東儀さんから雅楽についての大変興味深い解説があり、特に笙、篳篥、竜笛といった楽器の音色の異なりに焦点が当てられました。生徒達はこれらの楽器の独自の魅力に触れることで、従来の楽曲がどれほど異なる雰囲気に変わるのかという新しい発見をすることができました。また、ピアノの即興演奏では、東儀さんが生徒たちからリクエストされた音に基づいて即興でオリジナル曲を演奏し、その場で生まれる音楽の魔法には、会場は息をのむほどの感動が広がりました。生徒たちは音楽だけでなく、東儀さんの人生や芸術に対する独自の視点にも真剣に聴き入り、新しい視点に触れたことでしょう。アンコールでは、東儀さんがステージを降りながら「キセキ」を演奏し、生徒や保護者と一緒に音楽を共有する感動的な瞬間が生まれました。生徒達から「とても感動した。心に残る素晴らしいコンサートだった」という感想が多数寄せられ、多くの生徒たちの思い出に残る素晴らしいコンサートとなりました。

1117柔道本戦11月17日(金)に、本校伝統行事である第38回校技柔道大会の本戦が体育館にて盛大に催されました。開会式では、柔道部主将である高校2年生の永目君の迫力ある選手宣誓で大会の幕が開きました。2年生から5年生まで、前週行われた予選を制してこの本選に駒を進めた選手たちが、優勝を目指して激闘を繰り広げました。技術の高さはもちろん、北嶺柔道の真髄である「精力善用」「自他共栄」の精神が試合の随所に見受けられ、レベルの高い試合が観客を魅了しました。
保護者の皆様方にも多数ご来場いただき、熱いご声援を賜りました。また、北海道柔道連盟高体連、中体連柔道専門部の先生方にも、審判などでご尽力いただきました。そのご協力に深く感謝申し上げます。
本大会が成功裏に終わり、これからも北嶺生たちは柔道の魅力と精神をさらに高いレベルで学んでいくことでしょう。北嶺生の益々の成長が楽しみです。

1119国際 11月19日(日)に、京王プラザホテル札幌で行われた「第7回国際ユースフォーラム札幌大会」に高校2年生の東くん、佐藤くんが参加しました。
このフォーラムは北海道日米協会が主催し、在札幌米国領事館等が後援・協賛しているもので、毎年道内の高校生・大学生や北海道インターナショナルスクール(HIS)の学生、日米協会会員が、日米の親善と交流をテーマにワークショップ形式の討論会を行います。
開催7回目を数える今年は在札幌領事であるボウ・ミラー氏が、外交官としてのご自身のキャリアについて基調講演を行いました。米国出身であり、幼少期を日本で過ごすなど、国際色豊かな背景に基づいた講演ののち、参加者はグループに分かれ、講演を通して感じたことのほか、自身の経験や文化的背景などを共有しました。各グループで議論したことは、グループリーダーが全体に向けてのプレゼンテーションという形式で発表しました。
基調講演やグループワーク、プレゼンテーションは英語を用いて行われました。各国からの留学生など、様々なバックグラウンドを持つ同世代の学生との意見交流は、本校の参加生徒にとっても非常に有意義な時間になりました。

1111medeli11月11日(土)、札幌美しが丘脳神経外科病院の理事長髙橋明先生にお越しいただき、メディカルスクール講演会を開催しました。札幌美しが丘脳神経外科病院は北嶺の近くにあり、北嶺生もたくさんお世話になっています。札幌10区の中で、清田区は「入院病床のある脳神外科病院」のない唯一の区でしたが、札幌美しが丘脳神経外科病院の開院で、清田区内で脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷など脳神経外科疾患の治療が可能になりました。こちらには、MRIやCT、脳血管撮影装置などの検査機器は最新鋭の機械が導入されています。髙橋先生は「医療を通じて、地域に安心と安全を提供すること」を理念として掲げていらっしゃいます。今回の講演では、「NEURO SURGEON:脳神経外科」と題し、脳神経外科医になるプロセス、脳神経外科で診る疾患、脳に関連する病気や治療、使用する検査機器、実際の手術の動画などを、一つ一つ丁寧にご紹介頂きました。脳神経外科に関する専門的なお話をお聞きすることができ、参加した生徒達にとっては大変貴重な機会となりました。
髙橋先生には、大変お忙しい中お越しいただきました。心より感謝申し上げます。

1109柔道予選北嶺伝統の校技大会である第38回校技柔道大会の予選が 、11 月 6 日(月)から 10 日(金) に本校柔道場で開催されました。今年度の柔道大会では、中学1 年生は 1 人1試合、寝技のみでの大会でしたが、中学2年生から高校2年生は、トーナメント方式による勝ち抜き戦の大会実施となりました。
北嶺では、全校生徒が入学から高校3年生になるまで、週に1時間の授業で柔道に取り組みます。生徒の9割以上が初段(黒帯)を取得し、有段者として卒業していきます。生徒たちは授業で取り組んできた練習の成果を充分に発揮し、「精力善用」「自他共栄」の精神を実践して、熱戦を繰り広げていました。この予選で勝ち上がった生徒は、11 月 17 日(金)に本校体育館で行われる本戦大会に出場し ます。こちらもぜひ、たくさんの皆様に観戦にお越しいただけたらと思います。

1108進路11月8日(水)高校1年生の進路探究の時間に、メディカルスクール講演会として札幌医科大学医学部整形外科教授の寺本篤史先生にお越しいただき、ご講演をいただきました。「整形外科医が治療する疾患~赤ちゃんからお年寄り、そしてスポーツ選手まで~」と題し、整形外科医になるためには、そして整形外科でどのような治療を行っているのかについて、実際の症例を映像や動画を用いて紹介していただきました。また北京オリンピック等の大会に、スポーツドクターとして帯同されたご経験にも触れていただき、生徒たちは興味津々で聞き入っていました。講演会の終わりには質疑応答もあり、「血が苦手だったということだが、どのように克服したのか」「医学部を目指すにあたり、大学によって研究内容は大きく違ってくるのか」「勉強のモチベーションの上げ方」などの質問が出され、寺本先生は一つ一つ丁寧に答えてくださり、終始なごやかな雰囲気の中、講演会は進行していきました。

北嶺の高校1年生「進路探究」では、今回の寺本先生を含む、様々な分野で活躍するトップランナーからの講演を聞き、ビジネスプラングランプリや独自の探究活動を通して「アントレプレナーシップ」を学び、東京の大学見学ツアー、研究室見学、医療体験などの実地研修などを通して、北嶺にしかできない生徒の進路意識の向上、将来の目標設定の場を提供して行きます。

1031NASA2023年10月29日~11月2日、北嶺8つの探究型プロジェクトの1つ「サイエンスプロジェクト」にて、サイエンスプロジェクトin U.S.A. NASA研修を行いました。今年は中学3年生~高校2年生の16名が参加し、航空宇宙の最先端を行くアメリカの地で、さまざまな研修に取り組みました。ワシントンでは、スミソニアン航空宇宙博物館別館にて航空機・戦闘機・ロケットに関する知識を深めました。また、国議会議事堂・ホワイトハウス・リンカーン記念堂にも訪問し、アメリカの政治や歴史についての理解を深めることができました。また、オーランドでは、ロケット打ち上げの役割として機能する「NASAケネディ宇宙センター」で研修を実施し、これまでのアメリカの宇宙探索の歴史、それに使われたロケット、スペースシャトルについて詳しく知ることができました。また、これから計画されているアルテミス計画についての理解も大いに深めることができました。北嶺では中学2年生時にJAXAに訪問し、HⅡ-Aロケットなどの展示物に驚かされましたが、宇宙開発を牽引するアメリカNASAのロケットやスペースシャトルなどのスケールの違う展示物に、生徒はただただ圧倒されるばかりでした。NASAの技術力の高さやチャレンジ精神の素晴らしさに、参加した生徒たちは大きな感動と勇気をもらうことができました。

1030toukyou10月30日、31日の2日間、高校1年生(35期生)が東京の大学見学ツアーに行ってきました。1日目は東京大学本郷キャンパスで、北嶺卒の大学生によるキャンパスツアー、先日北嶺にお越しいただいた工学部長の加藤泰浩教授との交流会、鉱物資源フロンティアミュージアム「ミネラフロント」見学、安田講堂での宇野健司先生特別講義という研修内容でした。夜には生徒たちが待ちに待った毎年恒例のOBとの座談会。約80名の北嶺卒の大学生、社会人が集結し、後輩のためにたくさんのアドバイスをしてくれました。参加した生徒たちは先輩と連絡先を交換し、多くの生徒から「時間が足りない。もっと先輩と話したい」という声が聞かれるほど、大変充実した時間となりました。
2日目は3つのコースに分かれて研修を行いました。一橋大学では卒業生によるキャンパスツアー、東京工業大学では工藤明名誉教授による「国際宇宙ステーションにおけるメダカの骨実験」についての特別講演&「先輩と語ろう」、東京医科歯科大学では岡本健太郎先生の特別講演&先輩との交流会をそれぞれ行い、いずれも多くの方のご協力のおかげで非常に濃密な時間を過ごすことができました。皆様のご尽力に心より感謝いたします。
さらに早稲田大学で全員集合したのち、国会議事堂へ移動。自民党本部にて、前文部科学大臣の永岡桂子先生より講和、衆議院議員中村裕之先生より北嶺生への激励の言葉をいただくことができました。
盛りだくさんの2日間で、生徒たちは多くのものを学び、吸収してくれたようです。今回の経験を糧に、35期生の今後の成長を楽しみにしています。

1025進路②10月25日(水)7時間目「進路探究」の時間に、35期高校1年生を対象に、早稲田大学理工学部機械工学・航空宇宙学科の宮川和芳教授より「熱流体科学」について講演会をしていただきました。
宮川和芳教授は、主に「流体機械」について研究されており、流体技術を核とした要素技術を、ターボ機械の研究開発を通して構築されています。 世界のリーディングラボラトリーや産官学の共同研究などを通じて、輸送、エネルギー、インフラを支えるターボ機械システムへの技術貢献を進めていらっしゃいます。
今回の講演では、日常の様々な事象について論理的に考えることの大切さや、現在研究されている内容について高校生にも分かりやすく説明していただきました。また、早稲田大学についてもお話ししていただき、生徒達は真剣な眼差しで聞いていました。
生徒の今後の進路の参考になるような素晴らしい講演会をありがとうございました。

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