中三企業見学レポート第四弾は、近畿日本ツーリストの見学です。

267 (640x480)
近畿日本ツーリストへの企業見学を通して、私は大まかに2つの事を学べたと思う。

一つ目は、旅行業というものは私達と各旅行施設とを繋いでいるだけであるということ。一見必要がないと思えるが、これによって旅行が大変身近になっている。このことから、提供する側とされる側という二者の関係だけでは規模が大きくなるにつれて限界が生じるため、二者を繋ぐ企業は重要であり、これよって今日の生活が成立していることを非常に感じた。

二つ目は、無形商品である旅行には様々な形があり、大きな可能性があるということ。これは「人の思いの数だけ仕事がある。」という今回の企業訪問のお話と共通しており、仕事だけでなく全てのことについて人の思いには多くの可能性があるという考えは、綺麗事ではあるがとても大切であることを実感できたと思う。

今回の企業訪問では自分の想像とは異なる世界を見ることができ、再実感できた機会であったと思い、第二希望でありながら、大変充実していたと思っている。

(中学3年生)

中三企業見学レポートの第三弾は、新潮社見学です。

image-2

まず、お忙しい中、時間を割いてお話して下さり案内をして下さった新潮社の方々には感謝するのみである。

今回、新潮社を見学して勉強になったことが二つある。

一つ目は、出版社の役割についてである。私は、作家が書いた原稿の編集と校正、出版する書物のデザインやレイアウト、そして印刷と発行、販売を全て出版社が行っていると思っていた。だが実際は印刷は印刷会社に、書店等への販売は仲介業者に委ねているようだ。確かに、家で様々な出版社の書籍の最終ページを見てみると、印刷、校正を行っているのは別の会社であった。

二つ目は、出版社の仕事の風景についてである。新聞社程ではないにしろ、ある程度緊張感のある現場を勝手に想像していたが、実際は社員同士の会話も多い和やかなオフィスだった。見学できた部分だけ見ると、三割から四割が女性の社員であり、意外だった。

出版社の意外な事実を知ることができ、有意義な企業訪問だった。次からは自ら他社に見学を依頼して、自分の将来について考える機会をつくっていこうと思う。

(中学3年生)

中三企業見学レポート第二弾は、(企業ではありませんが)東京地方裁判所での裁判傍聴についてです。

私は企業訪問ということで、東京地方裁判所の見学に行った。東京地方裁判所は霞が関にあり、高等裁判所や家庭裁判所、簡易裁判所もあった。見学では、最初に裁判官の方から裁判のしくみや意義などを教わり、その後に実際の裁判を傍聴した。
建物に入るとすぐに荷物検査があった。空港に設置されているようなもので、そこには警備員の方々もたくさんいた。裁判所というだけあって、警備は厳重なのだろう。その後裁判官の方3名に案内してもらい、様々な話を聞いた。裁判官の方から直接、裁判や裁判所、裁判官についての話を聞くというのは現実的に聞こえたし、言葉に重みがあった。また、この後傍聴する裁判についての説明も受けた。今回傍聴したのは、金銭関係のトラブルなどの、日常生活で起こりうる法律上の争いを解決する、民事裁判というものであった。私が傍聴した裁判の概要は特殊な事情での遺産相続についてだった。裁判官は全く喋らず、原告代理人と被告代理人が交互に証拠を示しながら、該当の方に質問をあびせていた。億レベルでの話ということもあり、張りつめた空気であった。音ひとつしない静寂の中で淡々と、そしてときには感情的に行われる質疑応答はこちら側まで緊張してしまう程だった。最後には、裁判官が着る法服を着たり、法廷の席にすわったりもした。
今回の見学では普段なかなか体験できない空気を味わうことができた。案内してくださった裁判官の方々は、とても笑顔が多く、感じが良かった。普段張りつめた空気の中で仕事をしているからかな、とも思えた。一方で、このような深刻な裁判が常に行われているという現実も痛感できた。

東京地方裁判所
(中学3年生)

2月9日に行われた中三企業見学のレポートを、今後随時更新していきます。今日は理化学研究所の板橋分室を見学した生徒のレポートです。

最近、百十三番目の元素を発見した理化学研究所(通称理研)に注目が集まっている。理研とは様々な研究を行い、その成果を普及することを目的とする独立行政法人である。今回はその一部である板橋分室を見学し、多くの事を学ばせていただいた。
板橋分室では主に材料加工を研究し、砥石の切れ味低下を防ぐことができるELID研削法等の画期的な技術を開発している。私たちは加工時に使う機械を見た後、研究に関するお話を拝聴した。今回私達が話を伺った大森主任研究員は“無いものは自分で作り出しなさい”とおっしゃっていた。この研究室では研究に必要な機械が売っていない事が多々あり、その都度自作したそうだ。私はこの話を拝聴し、大きな驚きと感銘を受けた。

DSCF2098

今回の見学を経て学んだ事は、〝働く〟ことの厳しさ、つらさ、そして楽しさである。案内して下さった理研の方々からは、仕事に対する誇りと喜びが感じ取れた。私は、好きなことを仕事にする幸福を垣間見ることができたと思う。以上のことから、将来好きなことを仕事にしたいと思う。

(中学3年生)

2月21日(日)に、横浜市の「本牧海釣り施設」で例会を行ないました。ターゲットは
カレイです。

今回のように、釣りたい魚や行き先を生徒の希望により決めることもあります。
そのため、生徒たちはいつ・どこで・どのような魚が釣れるのかといった知識を、普段のミーティングで身につけます。
写真①

護岸から仕掛けを投げて待ちます。お互いに仕掛けの飛距離は気になります。

写真②カレイを、狙い通り釣りあげました。小型でしたが、引きも感じられたようです。
このように、釣りには「ひたすら待つ」こともあり、集中力も培われます。皆、粘り 強く頑張っていました。
今後は3月の春合宿に向けて準備をしていきます!

先日、大塚製薬主催の“ブカツ応援キャラバン”の一環として、サッカー元日本代表の福西崇史さんがいらっしゃいました。

まず、大塚製薬の方から、試合中に足がつってしまったり疲労を感じたりしないために、塩分や糖分を同時に摂取しながら水分補給をする必要があることを学びました。

次に、福西さんのご指導の下、様々なトレーニングを行いました。





ウォーミングアップとして、サッカーをする際に重要なお尻の筋肉に刺激を与えるチューブトレーニングをし、その後、基本的なパスとボールのもらい方を確認する三角パスを行いました。

続いて行われた6対3のパス回しでは、福西さんも実際にグループに入ってプレーしてくださいました。



周りを見て、どこにトラップし、どこにパスを出すかを常に考えている必要がある、ということを強調されていました。

中には、福西さんから個別指導を受ける部員もいて、より多くを学ぼうと必死でした。

最後に5対5のゲームをして練習を終えました。

練習後、福西さんは、自分が上手くなるために練習をするのだから、1つ1つの練習の意図を自分で考えて、それを意識しながら練習に取り組むべきだとおっしゃっていました。



非常に貴重な体験ができて、皆、サッカーに対する思いがより深くなりました。



大きな大会が控えているので、この日に学んだことを活かして、今後もチーム内で競争し、切磋琢磨していきます。



(高校サッカー部主将・茶谷晋伍)

今日(25日)、明日の日程でとうとう国立大前期入試が始まりました。

写真は東京大学駒場キャンパスで、東大の文系志望者は此方が受験会場となります。

25日の駒場キャンパスへは担任、そして授業担当の学年スタッフ2名の計3名で激励にやってきました。


激励に訪れた保護者の方々他校の先生方、予備校や塾の先生方などによる雑踏の中、本校現役受験生のほとんどと顔を会わせ、会話をすることができました。

地道な努力を積み重ねた生徒たちが、どうか合格の2文字を勝ち取れるように祈るばかりです。

(高3学年スタッフ)

前回に引き続き”Holidays in thre US and Japan”という授業です。

今回は生3~4人の生徒でグループを作り「日本の休日を英語でカミロ先生に伝える」ことをしました。

グループで休日を決め、何を書くか話し合いながら原稿を書く。

英語に間違いがあればお互いが指摘をする。

発表の順番を決め、プレゼンテーションの練習をする。

発表後にはカミロ先生から質問が出され、それに英語で答えました。

聞いていてすっと内容が入ってくるうまいプレゼンテーションをできているグループもあれば、

なかなか苦戦しているグループもあり、生徒たちのカラーがはっきりと出る発表会でした。

英語科では、習った英語を生徒が実際に使う場面をこれからもたくさん用意していきます!

(中1英語科スタッフ)

毎年11月に行われる理科自由研究発表会で、特に優秀と認められた発表は、2月に行われる東京都私立中高協会主催の生徒理科研究発表会で口頭発表を行っています。今年も21日に明星中学・高等学校で行われた、第55回大会で発表してきました。

今回は中学三年生が、「土砂災害が発生しやすい層序Part2」を発表しました。

DSCF2117

51校から700名近くが参加するという大規模な発表会でしたが、緊張することなく立派に発表を終えました。

本校からは、化学部も発表しました。最後は全員で記念撮影です。

DSCF2123

今年度の理科自由研究関係の行事は、これで全て終了しましたが、意欲ある生徒は来年度の自由研究に向けて準備を進めていると思います。次の力作に期待しています。

23日(月)、第40回私の主張コンクールが行われました。この行事は古くは「弁論大会」と呼ばれたもので、基礎期の生徒全員が国語の授業内で自分の主張を自由に発表し(テーマは自由です)、クラスメイトの評価をもとに代表者を1名決め、計14名が競うものです。

この行事の特徴の一つとして、司会進行を各クラスの代表委員が行うことが挙げられます。こちらも発表者に負けないくらい頑張ってくれ、前日のリハーサルでも入念にマイクで練習している様子も見られました。

1

 

 

 

 

 

 

 

審査員を紹介する中学1年生

発表については、今年は内容、表現ともに例年以上に高いレベルのものが揃っており、審査員の校長先生や高校3年生の先輩達にも好評でした。

自分自身を見つめて学校での過ごし方を考えたもの、社会問題を取り扱ったものなど内容は多岐にわたり、ジェスチャーを加えて感情豊かに発表する姿は、中学1・2年生であることを忘れるほどでした。

IMG_1729

 

 

 

 

 

 

 

堂々と発表する生徒


真剣に聞く生徒たち。

11名の審査員の方の採点結果を集計しましたが、非常に高い得点の争いになりました。

3

 

 

 

 

 

 

 

優勝、準優勝、第3位、特別賞の生徒は校長先生から表彰されました。

また、各発表者の後ろにかかっている垂れ幕は、各クラスの書き初め展優秀者によるものです。こちらも大変立派で、作品と呼べるようなものが揃いました。

99

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、発表者、垂れ幕作成者が揃いました。

自分の主張を堂々と発表した生徒、司会進行を務めた生徒、垂れ幕を作成した生徒、どの生徒も全力で今回の行事に臨んでくれました。そのおかげで、記憶に残る、良いコンクールとなりました。

 

ページ
TOP