3月1日(金)、第48回卒業式が行われ、48期生112名に卒業証書が校長より手渡されました。今年度の卒業の歌「証(あかし)」では、途中に感涙に耐えられない場面もありましたが、最後まで崩れることなく、歌うことの好きな学年ならではの歌声を響かせました。代表の生徒が連日練りに練った答辞は、会衆に温かな微笑みと感動の涙を呼び起こす立派なものでした。今回卒業した48期生の合言葉は「One for all, all for one」。互いの絆を忘れず、明日からそれぞれが新たな世界で、力強く歩み出してほしいと思います。

 

【午後には、謝恩会が開かれました。】

午前中に行われた本校の48期生の卒業式に引き続き、同日の午後からは、卒業生主催による謝恩会が開かれました。立食形式での歓談では、生徒たちは、食事を楽しみながら、教員と思い出話に花を咲かせていました。その後、ラウラ・ホールに移り教職員と生徒の出し物に、笑い、泣き、最後は、卒業生全員による校歌の大合唱で幕を閉じました。寂しさや名残惜しさを心に忍ばせ、和やかにそれぞれの道へと生徒たちは巣立っていきました。彼女たちの将来に多くの恵みがあることを教職員一同、心より願っています。

4年生の英語Ⅰの授業では、調べ学習を行っています。テーマは「修学旅行で行きたい国」。最終的には、パワーポイントを使って、グループごとに英語によるプレゼンテーションを行います。生徒たちは、どうすればより分かりやすく、印象に残るような発表を行うことができるか、ということを、お互いに考え合いながら活動に励んでいます。単なる英語の知識だけでは推しはかれない、生徒たちの創造性に富んだ発表に仕上がることでしょう。

2月18日(月)より、被災地のために祈るシスターズ・リレー※に合わせて、本校でも特別な祈りの時間をもっています。「家族が離ればなれの生活、孤独のうちに生きることを余儀なくされている人々のために祈りましょう」といった日々の意向を唱え、お祈りを毎日のHRで捧げています。18日は、被災地のためのミサを、19~22日までは、昼休みにロザリオの集いを行い、また、支援のための献金を生徒がよびかけました。学園では、東日本大震災の記憶を風化させてはいけないこと、支援を必要とする人々がいることを、あらためて心に強く刻んでいます。
(※日本全国のシスターが、1週間ごとに各修道会単位で、東日本大震災のための祈りや支援の活動を行う取り組み)

明日3月1日(金)は、6年生の卒業式です。6年生は午前中に、4・5年生は6限終了後に、それぞれ予行練習を行いました。写真は在校生の予行の様子。式典がスムーズに行われるよう、送辞の言葉や歌、開会から閉会までの流れなどを一つひとつ確認しました。予行では毎年、本番の雰囲気が出ないため、なかなか歌声も出ないのですが、今年の4・5年生は校歌でも蛍の光でも、非常によく声を響かせて歌っていました。明日の厳かな式でも、若者らしい歌声を響かせて、卒業生を送ってあげてほしいと思います。

年度末が近づいていますが、中学3年生は家庭科の授業で、今年度初の調理実習を行いました。今回の調理実習では、中華に挑戦。献立は、肉まん・涼坢三絲(リャンバンサンスー)・粟米湯(スーミータン)の3品です。肉まんを「つくる」という意識があまりなかった様子の生徒たちでしたが、実習に入ると、楽しそうに生地や肉あんをつくっていました。「家でつくるときは、あんまんにも挑戦したい!」など、意欲的な声も。他の2品も大変美味しくでき、久しぶりの調理実習に大満足な様子でした。

2月16日(土)、玉川聖学院にて、私立中高第8支部英語スピーチコンテストが行われました。本校からは、1年生1名、5年生2名が参加しました。3人とも昼休みや放課後を使って、英語科の先生・ネイティブの先生たちと一生懸命に練習し、本番では素晴らしいスピーチを披露してくれました。惜しくも入賞はなりませんでしたが、生徒たちはみな力を出し切った様子で、清々しい表情でした。コンテストは、結果そのものよりも、努力の過程が重要です。来年もまた今年のように、努力を重ねて、より高みに到達しようとする生徒たちが現れることを期待しています。

旧聞に属しますが、ダンス部が1月15日(火)、駒沢体育館にて、「中体連ダンス競技会新人大会」に出場しました。今回は、2年生の選抜チームが「Winter Sun」という作品を披露。出場校全22校中、見事6位入賞を果たしました。ダンス部は毎年めざましい成績をあげていますが、冬の寒い朝も毎日裸足で朝練に取り組むなど、クラブとして部員に規律と厳しさを求め、日々の努力を着実にしています。今後とも素晴らしい成績を残してくれることを期待しています。

電磁誘導の実験の様子

3年生の理科の授業では、電磁誘導について勉強しています。磁界中で、電流が流れると力が働くことを実験を通して学びます。写真は、磁界の向きを変えると力の向きも変わることを、「フレミングの左手の法則」で確認している様子。この電磁誘導の法則を応用したのが発電機で、N極とS極、コイルを入れるときと出すときで電流の向きが変わるという電気の重要な働きを観察しました。

2月19日(火)、純花祭役員選挙が行われました。これは9月に行われる純花祭(学園祭)の責任者を決める選挙で、来年度、5年として中心となって動くことになる現4年の中から選ばれます。純花祭のトップとして全体を取り仕切る実行委員長をはじめ、プログラム、設営、装飾などの委員長を決めていきます。特に、体育館イベントなどの、生徒からのアイディアを取り決めていく前後夜祭委員は、ひとつの目玉となっています。今年も、各役員ともに個性豊かなメンバーが揃いました。自分たちのカラーが発揮される純花祭。来年度はどのようなものがつくられるのでしょうか!?期待しています。

 

3学期、3・4年生の体育の授業では「創作ダンス」を行っています。各クラスとも、5~10人のグループに分かれて音楽や振り付けなどを考え、まずクラス内で発表をして、優秀作品を1つ選びます。選ばれたグループは、期末試験明けの3月13日(水)に行われる「学内ダンス発表会」に出場する権利を得、当日、ラウラ・メモリアルホールの舞台で作品を披露をします。曲・衣装・照明など、すべて生徒たち自身で行うこの発表は、生徒たちの高い創造力・協調性・表現力が要求されます。どのグループもクラス代表の座を目ざし、早朝や昼休みには、3Fラウンジでの練習に余念がありません。

 

今、2年生の理科の授業では電流の性質の単元に入っており、今回はその実験を行いました。誘導コイルという数万ボルトの電圧を発生させることができる装置を使い、放電の様子を観察します。装置を作動させると光とともに「ビビビビッ!」という大きな音が鳴り、さながら小さな雷といった感じでした。はじめは音にビックリする生徒や怖がる生徒もいましたが、青白く光る小さな雷に徐々に興味を示し、真剣に観察をしていました。また、クロス真空計を用いた真空放電の観察も行い、光の色が変化すると「おぉー!」という歓声が沸き起こりました。

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