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現在、3年西組担任の

河野 哲平(かわの てっぺい)をご紹介します。

 

 元イラストレーターという異色の才能を持つ河野先生。

その技能を生かして、授業や学級運営でも表現力に

力を注いでいます。

 

例えば、河野先生の教室には、クラスの子ども1人1人の

似顔絵イラストマグネットがあります。

 

もちろん、その似顔絵は、河野先生がクラスの1人1人のことを

思い浮かべて描いたものです。

 

このマグネットは、授業中や活動中に、自分の意見や立場を

表すときに黒板に貼り付けます。

 

文字ではなく、写真ではなく、あえてひと手間もふた手間も

加わった似顔絵イラストにすることで、やわらかさが加わり、

子どもたちも感情移入しやすくなります。

 

初めのうち、恥ずかしがっていた子どもたちも、今では、すっかり

お気に入りで、マグネットを使い、自分の意見を出しているそうです。

 

穏やかで、柔らかい印象の河野先生ですから、クラスを運営する

時にも、その穏やかさがにじみ出ます。

 

 

しかし、その穏やかさや柔らかさの奥には、固定観念にとらわれる

のではなく、子どもたち1人1人、それぞれ違う自由な発想を大切に

したい、という強い信念を持っているのです。

 

例えば、「モチモチの木」という教材があります。

この「モチモチの木」には、すでに挿絵が印刷されているのですが、

河野先生が、自分の読み取り・感じたままで、絵を描かせる授業を

したところ、子どもたちは、もともとある挿絵に影響されずに、自分なりの

豊かな発想で、色や形に独創性のある絵を描いたことがとても印象に

残っていると語ってくれました。

 

大人なら、間違えたくない、とか、おかしいと思われたくない、とか、

挿絵のマネになってしまいがちです。少なくとも、影響を受けるでしょう。

しかし、子どもには、その「固さ」がない。それを感じることが、日々、

子どもたちと関わる際の喜びにつながっているとも言います。

 

お手製マグネットには、そんな思いがたくさん詰まっていることを知り、

素敵だな、とお話をうかがっていて私は感じました。

 

そして、最後に、河野先生がイラストレーターを志した理由。

それは、「絵を描くことが、子どもの頃からたのしかったこと」

だそうです。

 

しかし、美術大学に進むほど、という覚悟を決めるほどになったのは、

小学校の頃の先生が、よくほめてくれたからだと河野先生は言います。

 

先生が自分の取り組みを認めてくれたこと、そのことは、とても強い

原動力になった、とうれしそうな表情で語ってくれた河野先生は、

もちろん、自分もほめること、みとめることを大切にしていきたい、と

言っていました。

 

私自身、河野先生とは、もう7年のお付き合いになりますが、

人のいいところを見つける才能があるなあ、と感じています。

 

「認める」ことの大切さを再認識するインタビューになりました。

 

次回は、3年東組担任・瀬川をご紹介します。

 

 

<先生紹介記事>

初回は、校長をご紹介しました。(こちら

2回目は、低学年主任・1年担任の内藤をご紹介しました。(こちら

3回目は、もう一人の1年担任、中川をご紹介しました。(こちら

4回目は、2年東組担任、矢部をご紹介しました。(こちら

 

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※イジメのない学校についての記事 第1回はこちら・第2回はこちら

 

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