早朝のグラウンドの隅にはこの時期、夜中に吹き寄せられた落ち葉がいっぱいになっています。生徒が登校する前から用務員さんが落ち葉掃きをしてくれているのですが、大変なお仕事、感謝しています。
今日はかわいい小学生がお手伝いをしてくれていました。とても気持ちの良い光景で、思わず写真を撮ってしまいました。
(中学校副校長 堀内)
8年生(中2)は今、「探究実践」というプロジェクト型の授業に取り組んでいます。ミッションを与えられ、グループで課題解決の道筋を考え、プレゼンまでつなげていく授業です。今学期、取り組んでいるのは「SDGsプロジェクト」。最近はどこもかしこもSDGs、それさえ言っていれば先進的な取り組みをしているというイメージ、ただ最近は逆にその薄っぺらさが目立つようにもなってきています。
明星の探究の授業で大切にしているのは、ごくごく身近なことで解決しなければならないと切実に感じていることを取り上げること、そのような問題に敏感であってほしいという願いがあります。そして、そのような大きな社会問題に対して、小さな一人の自分であってもできることがあるのではないか、実際に行動してみることはできないかということをグループで話し合い、調査した上でプレゼンするわけです。
教室をのぞいてみるとグループごとにポスター発表の準備をしているところでしたが、そこにはこんなテーマが書かれていました。「誹謗中傷・ネット依存について」「子どもの人間関係の希薄化」「先進国と途上国の分断」「男性の家事・育児参加の低さ」「LGBT、性の多様性について」。どれも彼らにとって身近なテーマです。この後、クラス内での発表会が行われ、そこで選ばれたグループは、学期末に7年生対象に発表することになっています。7年生にとっては先輩から大きな刺激をもらえることでしょう。
☆8年「探究実践」の授業紹介動画は、こちらからご覧いただけます。
(中学校副校長 堀内)
今年度最後の『第2回入試対策説明会』が12月24日(土)に行われます。前回に引き続き、受験生(6年生)を対象に過去の入試問題の解説を動画配信の形で実施いたします。お申込みいただいた方には事前に視聴URLをお送りし、当日14時以降ご覧いただくことができます。都合の良い時間に何度でも繰り返しご視聴ください。
また、今回初めてお申し込みの方にも今年度の説明会の動画を後日、アーカイブで配信いたします。
気軽にお申込みいただければと思います。
お申し込みは、こちらのページよりお入りください。
12/24(土)『第2回入試対策説明会』で解説する過去問は以下のとおりです。
【国語】2020年度B日程〔3〕(『バースデーカード』)
【算数】2021年度B入試[6] 2020年度A入試[6]
【社会】2022年度B入試
【理科】2021年度B入試
明星学園中学校の入試では、小学校の学習内容を超えるような難問を出すことはありませんが、自分の頭でしっかり考え、表現しなければならない問題が多くあります。制限時間の中で解答用紙を埋めることは、しっかり準備していないと難しく、力を発揮できないということにもなってしまいます。本校の入試問題は傾向がはっきりしており、これからの時期、過去問を解きながら入試へ向けての対策をとっていただければと思います。
『入試対策説明会』では、そのような学習のサポートになるよう、4教科の出題者による過去問の解説を行います。今回は、前回とは違う問題の解説になりますので受験勉強のお役に立てればと思います。また、入試問題の解説を通して、明星学園が期待する生徒像について多少なりともお伝えできればと思っています。是非前もって解説する問題について予習しておいてください。
過去問については、『声の教育社』より発刊されております。定価は2090円(税込み)ですが、学園事務受付では1300円(税込み)で購入することができます。よろしければ、ご利用ください。
体調を崩しやすい時期です。どうか皆様、お体を大切になさってください。
(中学校副校長 堀内)
6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」、第6弾は漫画家の 高橋のぼるさん(保護者) 。
タイトルは、『魅力的なひとになる』。
『土竜の唄』で知られる高橋のぼるさん。二人のお子さんが明星学園小中高で過ごしています。
その間、10年近くにわたり9年生(中3)の『卒業研究』の保護者ボランティアとして、中学生と向き合い、熱い励ましをいただいています。
今回のエッセイでもその温かな言葉に惹きこまれます。
こちらからご一読ください。(これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます)
【高橋のぼるさん プロフィール】
楳図かずおのアシスタントを務めたのち
1998年ビッグコミックオリジナル増刊(小学館)掲載の『強引’マイウェィ』でデビュー
2005年8月より『土竜の唄』を連載開始
2014年 第59回小学館漫画賞一般向け部門 受賞
監督:三池崇史 脚本:宮藤官九郎 主演:生田斗真により
2014年、2016年、2021年に実写映画化される。
『土竜の唄』は現在も連載中
他にビッグコミックにて中国史劇『劉邦』とグランドジャンプで『最強の弁護士』を連載中
*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。
(中学副校長 堀内)
今朝、井の頭公園の七井橋を渡りながら見えた風景。秋の深まりを感じます。青空でとても気持のよい空気の中、思わず写真を撮ってしまいました。
春になると桜が咲き誇り、新緑の季節へ。四季の移り変わりを肌で感じます。
他の画像はこちらから⇒
(中学校副校長 堀内)
11月22日(火)の3・4校時、7年生(中1)の二クラスずつがイチョウのホールに集まり、社会科の特別授業が行われました。お話をしてくれたのは、SAORI(土田沙織)さん。映画やテレビドラマの装飾や持ち道具(小道具)の仕事をされていて、明星学園の卒業生でもあります。
『八日目の蝉』『少年H』『希望の国』『チア男子!』『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』他、たくさんの作品を担当してきたそうです。
前半では、今は使われていない矢立て、兜巾(ときん)、手水(ちょうず)などの用途を当てるクイズや、昭和30年代の東京を描いた映画『続・三丁目の夕日』の中に登場する、今は製造されていない粉末ジュースを再現するために奔走した話など聞かせてもらいました。
二部構成の後半部は質問タイム。チームごとに前もって用意した質問をSAORIさんに回答してもらう形で進行しました。「この仕事に進むきっかけは」「最も苦労したのはどんなこと」などの質問をきっかけに、色んなエピソードを聞かせてもらいました。
小休止の時間と終了後には、生徒たちは長机に並べてあった小道具の数々を見に集まり、黒電話や牛乳瓶のフタ、台本などを珍しそうに手に取っていました。
50分間の一コマでは足りなかったかな、と思われるくらい、とても密度の濃い時間でした。
(7年社会科担当 土器屋)
本校では、独自の『総合探究』の授業を全員必修とし、7年(中1)では『哲学対話』(週1)と『図書館と情報』(週1)の授業を、8年(中2)では『探究実践』(週2)、9年(中3)では『卒業研究』を時間割の中に組み込んでいます。
これまで『哲学対話』と『卒業研究』については、さまざまな場所で報告してまいりましたが、今回8年(中2)の『探究実践』の授業をご紹介する動画が完成しました。この授業では与えられたミッションについてグループで話し合い、調査・インタビュー取材などをした後、スライドを用いて自分たちの考えを提案します。
今回の授業は『学校紹介&課題解決プロジェクト』。ホワイトボードをはさんで話し合う生徒の様子やプレゼンの様子が担当教員の解説と共に紹介されています。是非、ご視聴ください。
今回はshortバージョン(5.26)を掲載させていただきます。こちらからご覧ください。
(中学校副校長 堀内)
今年度最後の『第2回入試対策説明会』が12月24日(土)に行われます。前回に引き続き、受験生(6年生)を対象に過去の入試問題の解説を動画配信の形で実施いたします。お申込みいただいた方には事前に視聴URLをお送りし、当日14時以降ご覧いただくことができます。都合の良い時間に何度でも繰り返しご視聴いただけます。
また、今回初めてお申し込みの方にも今年度の説明会の動画を後日、アーカイブで配信いたします。
気軽にお申込みいただければと思います。
お申し込みは、こちらのページよりお入りください。
明星学園中学校の入試では、小学校の学習内容を超えるような難問を出すことはありませんが、自分の頭でしっかり考え、表現しなければならない問題が多くあります。制限時間の中で解答用紙を埋めることは、しっかり準備していないと難しく、力を発揮できないということにもなってしまいます。本校の入試問題は傾向がはっきりしており、これからの時期、過去問を解きながら入試へ向けての対策をとっていただければと思います。
『入試対策説明会』では、そのような学習のサポートになるよう、4教科の出題者による過去問の解説を行います。今回は、第1回とは違う問題の解説になりますので受験勉強のお役に立てればと思います。また、入試問題の解説を通して、明星学園が期待する生徒像について多少なりともお伝えできればと思っています。是非前もって解説する問題について予習しておいてください。
12/24(土)『第2回入試対策説明会』で解説する過去問は12月初旬にこのページでお知らせします。
過去問については、『声の教育社』より発刊されております。定価は2090円(税込み)ですが、学園事務受付では1300円(税込み)で購入することができます。よろしければ、ご利用ください。
体調を崩しやすい時期です。どうか皆様、お体を大切になさってください。
(中学校副校長 堀内)
10月15-16日、夢の島陸上競技場で東京都大会が行われました。この大会には各種目三鷹市トップの選手と2番手の中の数名が三鷹市代表選手として出場することができます。明星学園中学校からは9名が都大会へ出場しました。
共通男子200mに出場した小澤選手(中3)は、予選をトップで通過し決勝へ進出。決勝でも2位以下を大きく離し優勝を果たしました。夏の都大会とあわせ、3冠達成です。
また、男子棒高跳びの石田選手は自己ベストにあたる跳躍で、都大会初入賞を果たしました。
9名の詳しい記録はこちらからご覧いただけます。
10月31日(月)、8年(中2)では今年度2度目となる「この人に会いたい」企画を実施。チェルノブイリ原発事故のベラルーシにて医師として活動、のちに松本市長を4期務め、現在は松本大学の学長をされている菅谷昭さんにお越しいただいて体育館で講演をしていただきました。
子どもたちは事前に菅谷さんが出演されたNHKの『プロジェクトX チェルノブイリの傷 奇跡のメス』を視聴しており、わざわざお忙しいなか松本からおこしくださった菅谷さんを拍手で迎え入れ、和やかな雰囲気での講演となりました。
講演の内容は「放射能災害と人権」。子どもたちにとってタイトルからすると身近ではないかもしれない、そんな内容のお話を、身近なところにある「人権」からお話ししてくださいました。人なら誰もが持っているはずの人権が、原子力発電所の事故によって侵害されてしまう。何の罪もない子どもたちにまさに心身両面に「傷」を残してしまう恐ろしさを、エピソードや写真も交えて講演していただきました。残念ながら現在も世界では戦争が起こってしまっていますが、こうした状況下で人権を侵害されるのはどういった人々なのか…。子どもたちもよく考えながらジッと聴き入っていました。
講演後には質疑応答の時間。
「菅谷さんはいろいろなことを現地で見てきて、原子力発電についてどう思いますか?」「菅谷さんの経歴を見ていて、医師としての活動は菅谷さんにしかできないことなのに、どうして松本の市長をこんなに長くされたんですか?」
といった、中学生ならではの直球の質問が続き、菅谷さんが真摯に言葉を選びながら質問にお答えいただいたことも印象的でした。
「学校(勉強)のエリートではなくて、社会(社会をささえる)のエリートを目指してほしい」
「医師だったのに、市長をやったり学長をやったりしている。皆さんには自分にも気づいていない潜在能力がすごくある。それ引き出して『やればできる』という自己肯定感を持ってほしい」
と生徒たちのみならず、教員にも刺さる菅谷さんの熱いメッセ―ジ。しっかり子どもたちも受け取ることができたと思います。菅谷さん、本当にありがとうございました。
(8年 社会科担当 山田)
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